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治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

水の島へ その5 完

2019-05-31 17:43:39 | 日記



帰る日。
ホテルの車で港まで送ってもらいます。
ところどころ稲刈りのあとが。
いいですか? 田植えではないです。稲刈りです。
西表島ではすでに稲刈りなのです。もっともこれからまた田植えするみたいですが。

船から山を見上げ、私は西表島に別れを告げました。
ありがとう。
またくるね。



それにしても今度の船はこないだのと違うな。
結構老朽化している・・・。
でも快晴だから、オープンデッキに乗りたいな。
そう思ってデッキのベンチに。
「走行中立たないでくださいね」と係員に念を押されます。
その意味があとでわかりました。

背後で西表島がどんどん小さくなっていきます。

というか
海と私を隔てるものはこのロープ一本。



やばい。
私はスーツケースが転がって海に落ちないよう、っていうか自分も海に落ちないよう、必死にベンチにすがりついて石垣までの船旅をしました。

でもきれいな青い海と空は堪能して、なんとか写真も撮りましたよ。

きれいだな。
きれいな空と海だな。




なんかに似てるな。

そうだ。
画伯が描いてくれた
「治そう! 発達障害 どっとこむ」のロゴにそっくりだ。
そもそもあのモチーフを思いついたのは、奄美から帰る空の上。
そっくりなのも当たり前かもしれない。

きっとうまくいくよ。
きっと「治そう! 発達障害 どっとこむ」は素晴らしい場になるよ。
八重山の海と空にそう励まされている気がしました。

なんとか海に落っこちず、荷物も自分も無事に石垣に着きました。
都会だ~。
びっくり。
コンビニとかあるし、ビルとかある。



港のそばの市場で買い物。
もうこの辺になると現実的。とりあえず今日の夕飯です。
おいしくて、しかも作るのがカンタンなもの。
疲れて帰るんだもの。
まず石垣牛のステーキ。これは焼けばいい。
それと海ぶどう。
を買ったらそこのおばあが「これおとくだよ」と勧めてくれたマグロのステーキが美味しそうだったので買いました。これも焼くだけでよいし「凍ってるから横浜に着く頃食べ頃さあ」と言われてちょうどいいと思って。

バスで空港へ。
時間があります。
また電子書籍書きながらなんだかおいしそうなアイスクリーム。島バナナとココナツをチョイス。
大正解でした。

そして機内へ。
ぐっすり。
羽田に着きました。
涼しい。乾いてる。

西表島には一軒もなかったコンビニが駅から自宅までは何軒もあります。
スーパーもある。
サラダ用の野菜を買いました。
サラダを作り、海ぶどうを並べ、石垣牛とマグロを焼きます。
いっちょまえのごちそうになりました。





そして郵便物をチェック~。
記名のない封筒。Y情報。
素晴らしい。ありがとう名無しさん。活用させていただきます。
まずアドバルーンを上げてみましょうかね。
本物の広南病院、片岡由夏氏から「私じゃありません」って言ってくるかもしれないしね。
とりあえず今晒しているのは個人情報ではない。いただいたお手紙を貼っただけ。
あれが個人情報だと騒ぐ人がいるのは、お手紙の主の予測は当たっているからかしら。

本物の片岡由夏氏。
誤解でしたら削除しますので、ご連絡お待ちします。
いや、削除じゃ済まないですね。
特製シウマイもって、宮城まで謝りにいきます。
だから誤解でしたらご連絡くださいね。

とにかく、とにかく楽しかったよ!
また行きたい。
いつか一緒に行こう。

今回の炎上が起きたとき、夫が言ったのはただ一言。
「おまえがきちんと仕事してるからだろ」
運動神経がいい人はとっさにそういう言葉がでるんだなあ、と感心しました。

出発前忙しくて、一日分しか作り置きできなかったけど、なんか食べて夫は数日過ごしたんだなあ。
そして今、また一緒に美味しいものが食べられる幸せ。

旅は面白い。
でもおうちが一番。
また西表島に行きたいな。
もちろん奄美大島にも行きたい。
行きたいところがたくさん。
そしてどこに行っても、ここに帰ってこられる。
私には、帰ってこられる場所がある。

楽しい島の思い出を胸に
安心して、安心して眠りにつきました。


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