
さて、大変良いTogetterができあがりましたよ。
杉様本。
私が言及したのをきっかけに日本評論社の「神経発達障害のすべて」というDSM5のアンチョコを図書館で取り寄せたりポチったりしている人がいるようです。一時的に私は売り上げに貢献したかもしれません。でもそれで良いのですよ。この本を読むと正しく医療に絶望することができます。
ただし、読みながら腹は立つ人は多いと思いますけどね。とくに親の立場なら。
そもそも、この本の存在自体が医療者にとっては恥。日本の医療者はアンチョコが必要、という証拠ですから。さっさと原書読めばそれで済む話なんだけどえらい先生たちがどういう判断を下しているか顔色伺わないと仕事できないんでしょ。
でもこの本が出てくれたおかげで、私たちは医療者の本音を知ることができます。でもね、これ薄いムックで1600円+税の本ですよ。別に経費が下りなくても買える本ですよ。発達障害児の保護者が目を通すことは想定してなかったのでしょうか。そうかもしれませんね。杉様(ちゅん平さんは律儀なので一応「杉良太郎 DSM」でぐぐったそうですがもちろんここの杉様は杉良太郎ではなく杉山登志郎大先生です)はこの中で発達障害児の親を下層階級呼ばわりされていますし、まさか臨床家向けに書いたはずのこんな本を保護者やよその編集者が読むとは思わなか
ったのかもしれません。計算外でしたね。
そして怒った人たちによりTogetterができあがったわけですが、この本でわかった「人情なき医師団」の本音を箇条書きにしてみましょうかね。
・神経発達障害になったけど「神経」(neuro)はただの枕詞でなんの意味も読み取っていない。
・杉様がひたすら喜んでいるのはASDとADHDが重複診断できるようになったこと。なぜならASD児に堂々と中枢神経刺激剤を出せるようになりウハウハ(みっともないほど喜んでいる)。
・神経発達障害がDSMの前の方にきたということはすべての精神疾患の基盤にあるということの証明。これからは市場が広げられるとこれもまたウハウハ。
・発達障害児の親はだいたいアタマおかしい。下層階級。ペアレントプログラム組んでやっているのに出てくることすらできない。虐待したりされたり。とにかくアタマおかしい。
・興味あるのは診断だけ。治す気ゼロ。
等々。
全体として保護者への見下しと虫取り少年ぶりがすごいです。
そしてオソロシイのは、DSM-5対応と堂々と書かれていながらDSMとはかけ離れたことが書いてあるにもかかわらず、凡医はもしかしたら原書にも助動詞のすっ飛ばしてある日本語訳にもあたらずこれだけ読んでDSM-5対応だと信じてしまっているかもしれないこと、などですな。
そもそも医学書院の正式な訳さえ助動詞すっ飛ばしているということは、私が長年吉川のツイートとそのリンク先を観察してわかったとおり、医者たちは普段から助動詞すっ飛ばして読解しているのかもしれない。我々はまず助動詞を抑えるのですが。だって文章が伝える姿勢がそこで決定されるから。でも医者たちが助動詞は抜かして読んでいるとしたらまさにその読解力の欠如が原因となり「日本でだけ発達障害が治らない」時代はまだまだ続きそうですな。
私は前から杉山大先生の悪口を書いていますが、私が書いていたことが大げさではなく本当にとんでもなくいやな人なんだとこの本を読んだ方たちはおわかりいただけると思います。最近はかつて杉様が主治医だった人とかがつぶやいてくれてたりするから診察室の中のことまで表に出てくるしね。
そしてさらにオソロシイのは杉様が足りない児童精神科医を育てる役目を担っていること。
本当に足りないの? 診断つけなくてもあれこれサービス受けられる状況にして処方最小限にすれば治さない児童精神科医なんていらなくね? と思いますがとにかく足りないことになっていて杉様がそれを育てる役目を負っている。っていうことは発達障害に関する医療の闇はあと三十年は続きそうですな。
だから治っちゃいましょうよ。
こんな人情なき医師団にとっつかまって虫のように採集されて注射打たれてピンでとめて採集箱に飾られるよりは治っちゃいましょう。
この本は本当に気分の悪い本ですが、医療に正しく絶望するにはうってつけです。
かつてね、愛甲さんが神田橋先生にきいたことがあったそうです。
どうやったらやたら薬を出す医者から子どもを守れるか。
そうしたら神田橋先生は「親の方から言えばいい」とおっしゃったそうです。
親御さんの中には「そんな強い薬のませくない」っていう気持ちを持つ人いるでしょ?
ついっとものたにしさんは「この薬出しますか? お勉強はかどりますよ。食欲はなくなりますけど」と言った医者の処方を断ったそうです。美味しそうに食べる息子さんが大好きだったから。二度とその医者とは会っていない。そして今、身体アプローチと栄養療法ですくすく発達している息子さんです。
そういう風に親が主体性持つって大事です。
でもね、前世代の親御さんたちはそれができなかった。
Togetterにあるとおり、支援者の言いなりでした。
なぜだったかわからない。
最近よく、あの頃の親の会って異常だったな、って思い出すんです。
この言いなり世代の親御さんたちと私は世代的に近いのだけれど
それでもなぜ彼女たちがあれほど言いなりだったのかわからない。
なぜ感覚過敏一つ治せない支援者に奴隷のようにこき使われていて平気だったのかわかりません。
でも今の若い親御さんたち、違う。
もっと実質的。
もっと対等に支援者に物を言う土台ができてきたと思います。
かつては青いお札でした。
今は黒いお札です。

そして人情なき医師団のオピニオンリーダーがこのていたらくである以上
封建的な医療の世界からは新しい動きは期待しない方がよさそうです。
というか、神田橋先生の言うとおり
親が要求すればいいと思うんですよ、もっと強く。
それが一番強いと思う。
今度の新刊は、その要求の仕方のヒントになる本です。
日本評論社は「神経発達障害のすべて」を出すとき、保護者が読むことを想定していなかったのかもしれません。
私は今度のうちの新刊、ギョーカイが読むことを想定しています。
皆さんが読んだら誰かに配りたくなるような本ですし。
そしてギョーカイが読んで怒り出すことを想定しています。
10人いたら9人怒るでしょう。
そして一人くらいは、自分の仕事の仕方を省みてみる時間を持つかもしれません。
その一人が貴重です。
そこから治る人が増えていくのです。
だから残り9人のギョーカイ人は、ぷんぷん怒ればいいと思っています。
杉様本。
私が言及したのをきっかけに日本評論社の「神経発達障害のすべて」というDSM5のアンチョコを図書館で取り寄せたりポチったりしている人がいるようです。一時的に私は売り上げに貢献したかもしれません。でもそれで良いのですよ。この本を読むと正しく医療に絶望することができます。
ただし、読みながら腹は立つ人は多いと思いますけどね。とくに親の立場なら。
そもそも、この本の存在自体が医療者にとっては恥。日本の医療者はアンチョコが必要、という証拠ですから。さっさと原書読めばそれで済む話なんだけどえらい先生たちがどういう判断を下しているか顔色伺わないと仕事できないんでしょ。
でもこの本が出てくれたおかげで、私たちは医療者の本音を知ることができます。でもね、これ薄いムックで1600円+税の本ですよ。別に経費が下りなくても買える本ですよ。発達障害児の保護者が目を通すことは想定してなかったのでしょうか。そうかもしれませんね。杉様(ちゅん平さんは律儀なので一応「杉良太郎 DSM」でぐぐったそうですがもちろんここの杉様は杉良太郎ではなく杉山登志郎大先生です)はこの中で発達障害児の親を下層階級呼ばわりされていますし、まさか臨床家向けに書いたはずのこんな本を保護者やよその編集者が読むとは思わなか
ったのかもしれません。計算外でしたね。
そして怒った人たちによりTogetterができあがったわけですが、この本でわかった「人情なき医師団」の本音を箇条書きにしてみましょうかね。
・神経発達障害になったけど「神経」(neuro)はただの枕詞でなんの意味も読み取っていない。
・杉様がひたすら喜んでいるのはASDとADHDが重複診断できるようになったこと。なぜならASD児に堂々と中枢神経刺激剤を出せるようになりウハウハ(みっともないほど喜んでいる)。
・神経発達障害がDSMの前の方にきたということはすべての精神疾患の基盤にあるということの証明。これからは市場が広げられるとこれもまたウハウハ。
・発達障害児の親はだいたいアタマおかしい。下層階級。ペアレントプログラム組んでやっているのに出てくることすらできない。虐待したりされたり。とにかくアタマおかしい。
・興味あるのは診断だけ。治す気ゼロ。
等々。
全体として保護者への見下しと虫取り少年ぶりがすごいです。
そしてオソロシイのは、DSM-5対応と堂々と書かれていながらDSMとはかけ離れたことが書いてあるにもかかわらず、凡医はもしかしたら原書にも助動詞のすっ飛ばしてある日本語訳にもあたらずこれだけ読んでDSM-5対応だと信じてしまっているかもしれないこと、などですな。
そもそも医学書院の正式な訳さえ助動詞すっ飛ばしているということは、私が長年吉川のツイートとそのリンク先を観察してわかったとおり、医者たちは普段から助動詞すっ飛ばして読解しているのかもしれない。我々はまず助動詞を抑えるのですが。だって文章が伝える姿勢がそこで決定されるから。でも医者たちが助動詞は抜かして読んでいるとしたらまさにその読解力の欠如が原因となり「日本でだけ発達障害が治らない」時代はまだまだ続きそうですな。
私は前から杉山大先生の悪口を書いていますが、私が書いていたことが大げさではなく本当にとんでもなくいやな人なんだとこの本を読んだ方たちはおわかりいただけると思います。最近はかつて杉様が主治医だった人とかがつぶやいてくれてたりするから診察室の中のことまで表に出てくるしね。
そしてさらにオソロシイのは杉様が足りない児童精神科医を育てる役目を担っていること。
本当に足りないの? 診断つけなくてもあれこれサービス受けられる状況にして処方最小限にすれば治さない児童精神科医なんていらなくね? と思いますがとにかく足りないことになっていて杉様がそれを育てる役目を負っている。っていうことは発達障害に関する医療の闇はあと三十年は続きそうですな。
だから治っちゃいましょうよ。
こんな人情なき医師団にとっつかまって虫のように採集されて注射打たれてピンでとめて採集箱に飾られるよりは治っちゃいましょう。
この本は本当に気分の悪い本ですが、医療に正しく絶望するにはうってつけです。
かつてね、愛甲さんが神田橋先生にきいたことがあったそうです。
どうやったらやたら薬を出す医者から子どもを守れるか。
そうしたら神田橋先生は「親の方から言えばいい」とおっしゃったそうです。
親御さんの中には「そんな強い薬のませくない」っていう気持ちを持つ人いるでしょ?
ついっとものたにしさんは「この薬出しますか? お勉強はかどりますよ。食欲はなくなりますけど」と言った医者の処方を断ったそうです。美味しそうに食べる息子さんが大好きだったから。二度とその医者とは会っていない。そして今、身体アプローチと栄養療法ですくすく発達している息子さんです。
そういう風に親が主体性持つって大事です。
でもね、前世代の親御さんたちはそれができなかった。
Togetterにあるとおり、支援者の言いなりでした。
なぜだったかわからない。
最近よく、あの頃の親の会って異常だったな、って思い出すんです。
この言いなり世代の親御さんたちと私は世代的に近いのだけれど
それでもなぜ彼女たちがあれほど言いなりだったのかわからない。
なぜ感覚過敏一つ治せない支援者に奴隷のようにこき使われていて平気だったのかわかりません。
でも今の若い親御さんたち、違う。
もっと実質的。
もっと対等に支援者に物を言う土台ができてきたと思います。
かつては青いお札でした。
今は黒いお札です。

そして人情なき医師団のオピニオンリーダーがこのていたらくである以上
封建的な医療の世界からは新しい動きは期待しない方がよさそうです。
というか、神田橋先生の言うとおり
親が要求すればいいと思うんですよ、もっと強く。
それが一番強いと思う。
今度の新刊は、その要求の仕方のヒントになる本です。
日本評論社は「神経発達障害のすべて」を出すとき、保護者が読むことを想定していなかったのかもしれません。
私は今度のうちの新刊、ギョーカイが読むことを想定しています。
皆さんが読んだら誰かに配りたくなるような本ですし。
そしてギョーカイが読んで怒り出すことを想定しています。
10人いたら9人怒るでしょう。
そして一人くらいは、自分の仕事の仕方を省みてみる時間を持つかもしれません。
その一人が貴重です。
そこから治る人が増えていくのです。
だから残り9人のギョーカイ人は、ぷんぷん怒ればいいと思っています。
2018年9月に発売された、杉山先生の【子育てで一番大切なこと】という本の中にはDSM5の解釈なども出てきて、軽度発達障害は治ると明言されています。
また220ページには浅見社長のことかな?と思われる、名前を言えないから匿名で某女史、有名な自閉症研究者・・・というくだりもでてきます。
あの・・・この本、わたしにとっては良い本でした。
そういう本を読むと医療者や支援者の本音がよく分かります。
就労支援の本もそうです。
これから就労支援センターや作業所を開設しようとしている人向けの本には当事者側が見たらドン引きするであろうことがたくさん書いてありました。
一番ビックリしたのは作業所には通所者に扱わせる危険物や放射能物質に上限がないという記述です。
またB型作業所には就労支援員を置く義務がないとか、7割のA型作業所は赤字だという統計もありますと書いてある本もありました。
薄っぺらい発達障害本(神田橋先生の新作本のまえがき風にいうと当事者にとって益が少なく害が多い本)には作業所は仕事をしながら就職先を見つけることができる場所だと書いてあるのに実際にはこんな場所・・・。
でもビックリしたと同時に発達障害ギョーカイの人ってやっぱりワキが甘いなーと思いました。
当事者が当事者向けの本しか読まないと思ってるのですから。
ギョーカイ人達が当事者が支援者側の本を読むことを想定していたら支援者側の本音やギョーカイの酷さが分かるような本は出さないはずです。
これをきっかけに自閉っ子や自閉っ子の親達が支援者向けの本に目を向けて支援者の本音を知ってくれれば良いなと思います。
ただし今現在就労支援センターや作業所に通っている人が読んだら支援者をシメたくなるようなことが書いてある場合も多いのでそこが不安です。