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治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

お花見2025

2025-04-13 10:52:28 | 日記
今年も桜を楽しみました。また来年! 皆さん、来年まで元気でいましょうね!



道はどこまで続く? しまなみ海道・ゆめしま海道・尾道のご報告 その3

2025-04-05 07:12:31 | 日記
というわけで事故&冬後のシーズン2025は、しまなみ海道とゆめしま海道を走るという荒療治で始まりました。で、この荒療治って結構有効だったりします。私にはね。発達の人たちの中には、荒療治が逆効果になる人もいるけど、実は効果がある人もまざっているかもですよ。なのに今は全員無効なことにされていてもったいない。QEEGとかがそのあたりを弁別してくれるようになるといいですね。

三日目は徒歩にて尾道観光。その前に朝ごはん。朝食会場からは日本語しか聴こえてこない。インバウンドガーとか言ったって、これが現実です。

足はもちろん疲れていましたけど、尾道は坂(っていうか階段)の街。上りはケーブルカーで。長蛇の列です。お花見シーズンですからね。しまなみ海道には外国人インバウンドたくさんいましたが、尾道観光は日本人ばかりです。とくに地元の人が多い気がします。

そうやって上って行って弘法大師にお参りし、高いところからの瀬戸内海の景色を堪能し、ゆっくりゆっくり慎重に階段を下りてきました。足が疲れていたのもあったけど、せっかく無事故で107キロ走ったのにここでケガをしてはもったいない。

途中踏切で待っていたらサイクルトレインがきました。



そして下りてきたところにあったお店で鯛漬け丼を食べました。私たちが出てくるときには、ここも長蛇の列になっていました。2000円くらいする海鮮丼を家族で食べようと、並んでいる人が沢山いるわけです。

要するに世の中はまだ平和なわけですわ。日本に絶望している人がいたら、外に出てみればいいと思います。とくに今はお花が咲いている時期ですから、楽しそうな顔がいっぱいみられると思う。

自転車を輪行袋にたたみ、駅へ。もちろん本数は多くなく、待合室には空席が一つ。夫が座ればといいます。

座っていたら杖を突いたおじいさんがきました。ので席を譲ります。もちろん自転車と観光で足はぱんぱんですが。

人に優しくするには、体力がないといけないのです。だから私は、老いには抗わないけど体力は落とさないようにしようと思っています。

新幹線に乗ります。三人がけの席で、もう一人もローディでした。私たちよりははるかに若い男性。夫と二人で、なんとか自転車三台を大型荷物置き場に押し込んでいました。それから二人で何か自転車話をしていました。

男同士の旅はよく見ました。だいたいロードバイクは男性が多いので、男同士でひゅんひゅん飛ばして楽しそうでした。

あれだけ楽しそうで、お金のかかる趣味を持っている男子たち。結婚はつまらないだろうなと思いました。

うちの夫は私に付き合ってえっちらおっちら行かなくてはならないので、つまんないかもしれないな、と思いました。

インバウンドの女子旅も見ました。欧米人はカップル文化にがちがちに縛られていて、かつては女子旅って見ませんでした。若いOLが海外旅行できるのとかって、円高と文化のおかげで日本人女子の特権でした。私も海外女子旅けっこうしましたけど、珍しがられたもんです。でも、そのあたりあっちも変わってきているんだろうなと思いました。三人連れのレンタサイクルの女子たちとカフェで一緒になりました。

色々変化はあるようですが、観光地では日本人もちゃんと楽しそうに遊んでいるし、っていうか、まだまだインバウンド足りない気がします。そもそもまだ、わかりやすい場所にしかいない。観光立国は程遠い気がします。ネット上の排外主義の皆さんは、安心して花見でもしていればいいのではないでしょうか。

小田原を過ぎたら、二人別々の出口に立ちました。自転車は大きいから一つの出口に二人いると迷惑なので、毎回こういう作戦を取っているのです。とにかく一番にさっさとホームに降りてしまう。

新横浜の駅で自転車を組み立て、乗って帰りました。夫がスシローのテイクアウトを頼んでおいてくれたので、私は鍋とサラダを用意。

楽しい旅でした。
疲れたけど。
そして、「シーズン2025」が始まりました。

お金をためるのも大事ですが、身体が動かなくなってお金を持っていても仕方ありません。
私は病気をしないので、医療費は使いません。医療費は7割よそさまに負担してもらわないといけませんが、旅費は10割自分負担だから遠慮する必要もありません。
ですから今年も、たくさん遊ぼうと思います。




道はどこまで続く? しまなみ海道・ゆめしま海道・尾道のご報告 その2

2025-04-02 09:37:00 | 日記
朝、お天気がよく、朝日を見て、そして背中に浴びました。
朝日は背中に浴びるといい
って神田橋先生が本に書いてあった。
たしかに気持ちいいです。

朝ごはん後、少し休んで出発です。
大将と女将、そしてワンちゃんにさようなら。お世話になりました。お元気で。
またどこかで会うかもしれないし、永遠の別れかもしれない。
それが人と人の出会いですね。

今日はこれから、尾道にまっすぐ帰るんだと思っていました。
つまり、橋を二つ渡ればいいのだと思っていた。三時間くらい?で着くでしょう。
でもそうはいかなかったのでした。
夫の先導で着いたところは、小さな港でした。
これからフェリーで違う島に渡るのです。
そういえば朝食の席で、夫は大将から地図をもらい、「この辺が坂がきつい」とかアドバイスを受けていました。それと、フェリーの割引券みたいなのももらっていた。
どうやら今日はまっすぐ尾道に帰るのではなく、あっちこっち寄り道するようなのです。しかもそれは坂がきつい島らしいですよ。
やだ~。

結果的には、私たちはしまなみ海道のとなりの「ゆめしま海道」というのを走ることになったのでした。
そのうちの島の一個が、やたら坂が多く、ギアの練習になりましたわ(ヤケ)。
お天気もよく、桜も咲いていて、時々「ここって奄美?」と思うような海の色。
でも心臓バクバクして死にそう。
いや、心臓がバクバクするから、死にそうな気がするだけ。
心拍変動がメンタルにどう影響を与えるか、中川先生に習ったもんね。

どこをどう走っているかわからなかったけど、ともかく必死で漕ぎましたわ。
いくつかの橋を渡り、いくつかの島を見ました。




そして途中、自転車神社というところにも行きました。
大山神社です。
ここで買ったお守りを、ロードバイクにはつけていたけど事故ったクロスバイクには付けていなかった。
ということで安全を祈願し、お守りを四つ買いました。これで全部の自転車につけられますわ。

やっと着いた尾道。
ホテルで倒れ込みます。もう夕飯も要らない気がしますけど、ともかく汗を流そう。
港の夜景がきれいです。
元気が出てきて、街に繰り出しました。



お寿司屋と居酒屋の中間みたいな店でつまみを。広島に来たらやはり日本酒だよね。
そのあと尾道ラーメンで締めました。ラーメンで締めるなんてたぶん30年ぶりくらいですが、107キロ走ったから、身体が欲していました。
そしてことんと眠りました。

*トップのイラストは必死で橋への道を上っている私を夫が激写した写真をgrokに「北斎風」にしてもらったもの。桜はありましたが、富士山はAIの製作です。広島県か愛媛県のどっちかで撮った写真ですから。

つづく

道はどこまで続く? しまなみ海道・ゆめしま海道・尾道のご報告 その1

2025-04-01 09:57:54 | 日記
59歳でロードバイクを始めて二年弱という去年の秋、しまなみ海道に初挑戦。厳密に言うと二度目なんですけど。その前、まだロードを買っていなかったとき、道後温泉に入ったついでにレンタルのママチャリで一つだけ島に渡ったので。

まあ去年はフル装備して、でも若者のように一日の制覇は目指さず、途中の島で泊まってのんびりと尾道から今治まで行きました。途中の生口島では、ライダー専門宿に泊まりました。自転車に詳しく難しい大会もたくさん出ている大将とお料理上手な女将、そして看板犬のトイプードルという布陣の小さな居心地のよい宿でした。プロアドベンチャーレーサーの田中陽希氏が何度か訪れたらしく、写真が貼ってありました。お客には事前に「何で来ますか?」ときいて、自転車ならラックを用意し、車なら駐車場を確保するらしいですが、田中氏は当然「徒歩」ということでした(笑)。当たり前か(笑)。

これはいい宿を見つけた、ということで、また秋にでも行こうかと話していたのですが、なんと五月で休業。女将は私とほぼ同じ年ですが、そろそろ介護の心配が出てきたと言うこと。そして宿という職種上、何かあってその日にキャンセルは無理なので、この際休業ということに至ったそうでした。そもそも、お掃除もお料理もワンオペに近いのですから、きつい仕事だと思います。でも海の真ん前の宿は残るので、これからあの地で悠々自適は素敵だなあとも思います。

五月末に閉鎖、ということであきらめかけていたのですが、宿の空きと我々のスケジュールを照らし合わせて、一日だけ泊まれる日がありました。ので急なことではありましたが、3月28日の早朝、新横浜始発ひかり号広島行きに乗り込みました。駅まで行く時間帯に降雨二ミリの予報が出ていてめんどくさいなと思ったのですが、雨の始まりがずれてくれて駅まで濡れずに行くことができました。

新幹線に乗り込み、お弁当を食べます。東海道新幹線の中から田んぼばかりの光景を眺めていると、お米は大丈夫じゃないかなと思えてきます。京都ではインバウンドの人がたくさん乗ってきて、全員姫路で下ります。寺社を見たあとはお城、という思い切りわかりやすい観光客。

姫路以降はしばらく見なかったインバウンドでしたが、尾道駅前にはたくさんいました。そして多くの観光客が、レンタル🚴を借りていました。自転車はもともとヨーロッパのスポーツですから、英語じゃない言葉の人も多かったです。もちろん台湾の人も。台湾の会社が、開発に深くかかわっていますから。

本当は秋に行くはずだったしまなみ海道。何しろ11月に事故にあったし、そのあと冬は寒くて大して走っていない。まあジムとかには行っていましたけど、それだって寒いから回数は減っている。体力は落ちていると思うのだけど、本当に走れるだろうか? と疑問でした。

ただ、尾道から宿までは30キロくらい。今治の宿が取れず(今治はお取込み中だったのだと思います。宿は満室でした)二日目も尾道に帰ってくるので二日に分けて60キロならなんとかなるだろう、と思いました。一日目は橋も二本渡ればいいだけ。

ところが夫の計画は、そんなものじゃなかったのでした。「どっちみちチェックインまだできないから」という理由で、先まで足を延ばして戻ってくるという作戦だったらしく、結局初日から橋を四本渡らされました(涙)。つまりですね、橋って上の方にあるじゃないですか。だから橋の本数だけ坂を上るわけですよ。島の数だけ橋があり、橋の数だけ坂がある。

お天気もそんなに悪くなく、桜も開花しているところもあり、楽しめるサイクリングではあったのですが、冬にさぼっていた間にすっかり忘れていたギアの切り替え(冬の間は大して走っていなかったので22段のうち3段くらいで取りまわしていた)で頭がいっぱいになりました。「あ海、あ島、あ桜」とちらちら景色を楽しみつつもギアのことばかり考えていた。

そして夕方宿に着きました。大将と女将とワンちゃんに再会。女将心づくしのお料理をいただき、楽しい談笑のうちに夜が過ぎました。メインディッシュはかさごの煮つけです。かさごって関東では揚げることが多いと思うのですが、新鮮だと煮つけもとても美味しいのです。夫は上機嫌でワインを二本とってびっくりされていました。明日も走るのに大丈夫かしら。と思いつつ、まっすぐ帰れば尾道までたったの30キロだから、とこのときは甘く考えていました。夫の計画も知らずに。

つづく


発達遅滞こそ二次障害かもしれないよ

2025-03-15 09:15:04 | 日記
花風社創立29周年記念動画として三回シリーズで「さよなら 二次障害」をお届けしました。
アメリカでの臨床経験が長い中川先生とお話したとき
アメリカでは「二次障害、きいたことない」とおっしゃっていました。
つまりこれほどの二次障害の強調は、私がしゃべったとおり、日本のギョーカイの営業トークなんですね。

それより、私は秋祭りの動画で気になっていたことがありました。
皆様ご存じのとおり、智くんは全身18か所に多発奇形をもって生まれてきました。それでもすくすく育っています。
その智くんがQEEGを受けて、その結果を公開してくれたわけですが、それを解説する中川先生がさらりと「心臓の障害の結果脳室拡大が起きた」とおっしゃっていたことです。

つまり、智くんの心臓と脳が同時に故障したわけではなく
心臓が故障した結果脳に障害が出てきた、という解釈です。

これがすごくヒントになりました。
それでAIさんにきいてみたのです。

=====

浅見 心臓と脳はどっちが先にできる?

AIさん ヒトの発生において、心臓と脳のどちらが先にできるかという質問に対しては、心臓の方が先に機能し始めますが、脳の形成も非常に早く始まるため、両者のタイミングは近いです。以下に詳しく説明します。

心臓の形成と機能開始
開始時期: 受精後約3週目(妊娠5週目頃)。

過程:
受精後約18~19日目に、中胚葉から心臓の元となる「心原基(cardiogenic mesoderm)」が形成されます。

受精後約21~22日目に、心臓の原始的な管状構造(心管、heart tube)ができ、拍動が始まります。これはヒトの体内で最初に機能する器官として知られています。

その後、4週目から8週目にかけて、心臓は4つの部屋(左右の心房と心室)に分かれ、より複雑な構造へと発達します。

ポイント: 心臓は「動き始める」のが非常に早く、血液循環を担うために優先的に機能を開始します。

脳の形成開始
開始時期: 受精後約3週目(妊娠5週目頃、心臓とほぼ同時期)。

過程:
受精後約18~20日目に、外胚葉から「神経板(neural plate)」が形成されます。

受精後約22~23日目に、神経板が折り畳まれて「神経管(neural tube)」になり、これが脳と脊髄の基礎となります。

4週目以降、神経管の前端が膨らんで脳の原始構造(前脳、中脳、後脳)が形成され始めますが、脳が「機能する」のはもっと後の段階です。

ポイント: 脳の構造形成は心臓とほぼ同時に始まりますが、複雑な神経回路が働き始めるのは胎児期に入ってからで、心臓の拍動開始より遅れます。

どちらが先か?
結論:
機能的な観点では、心臓が先に「動き出す」(受精後約21~22日目の拍動開始)。

構造形成の観点では、心臓と脳(神経管)はほぼ同時期(受精後3週目)に始まるため、大きな差はありません。

ただし、心臓の拍動が確認されるのが先なので、一般的に「心臓が先にできる」と表現されることが多いです。

もしさらに詳しい比較や特定のプロセスについて知りたいことがあれば、教えてください!

浅見 先に動き出した心臓は、脳の発育を助ける?

AIさん はい、先に動き出した心臓は、脳の発育を助ける非常に重要な役割を果たします。心臓が拍動を開始することで血液循環が始まり、酸素や栄養素が全身、特に脳に運ばれるようになるからです。以下にその仕組みを詳しく説明します。

心臓の拍動と血液循環の開始
時期: 受精後約21~22日目(妊娠約4週目)に心臓が拍動を始めます。

役割: この時点で心臓はまだ単純な管状構造(心管)ですが、血液を押し出すポンプとしての機能を果たします。最初は原始的な循環で、胎児自身の血液が全身を巡り始めます。

この血液循環は、胎児が成長するにつれて胎盤を介した母体からの酸素と栄養供給に依存するようになります。

脳の発育における心臓の貢献
酸素と栄養の供給:
脳(神経管やその後の脳構造)の発達には、大量の酸素とグルコース(エネルギー源)が必要です。心臓が血液を循環させることで、これらが脳に届けられます。

神経細胞(ニューロン)の増殖や分化、神経回路の形成はエネルギー依存的なプロセスであり、血液循環がなければ進行できません。

タイミングの一致:
心臓が動き始める受精後3週目頃は、ちょうど神経管が形成され、脳の原始構造が作られ始める時期(受精後22~23日目)と重なります。このタイミングで血液循環が開始することは、脳の発育にとって不可欠です。

酸素不足の影響:
もし心臓の拍動が遅れたり停止したりすると、脳に酸素が行き渡らず、神経系の異常(例: 神経管閉鎖不全など)が発生するリスクが高まります。これは先天性奇形の原因ともなります。

胎盤との連携
受精後4週目以降、胎盤が発達し始めると、心臓は母体からの酸素-richな血液を胎児全体に運ぶ役割を担います。この時期、脳は急速に成長しており、特に前脳、中脳、後脳の分化が進むため、心臓の働きがさらに重要になります。

結論
先に動き出した心臓は、血液循環を通じて脳に酸素と栄養を供給し、その発育を直接的に支えます。心臓が「ポンプ」として機能することで、脳を含むすべての器官が成長するための基盤が整うのです。心臓と脳の発達は相互に依存しており、心臓の早期稼働が脳の健全な発育を可能にするといえます。
もしこのプロセスについてさらに深掘りしたい点があれば、教えてくださいね!


=====

つまりね、智くんの場合には心臓に奇形があって、それで十分な酸素を送れなくて脳室拡大が起きた可能性が高く、だとしたら脳室拡大→発達遅滞は継次的に起きたわけですね。同時多発奇形ではなく、継次多発奇形だったかもしれないわけです。心臓は要なので。

だからバイオフィードバックやって、心拍の調整をして、色々発達するっていうのは当たり前なんですね。

そして智くんの場合には、身体の成長に応じて定期的に手術する必要があるくらいの障害ですが

もっと軽微な心臓機能の障害、不調を抱えているお子さんもいるでしょう。中川先生は、発達キッズに血中酸素濃度明らかに低い子が多いという実感を持っていらっしゃるようで。

だとしたらその子たちがバイオフィードバックで治っていくということはアリですね。だから私は、自分でバイオフィードバック購入したんですが。

それと、「脳に歴史あり。脳に未来あり」の配信をすでに受けた方はご存じですが

自閉症由来の困った行動と言われるあれ、「こだわり」も心拍と関係あるということがあっちではとっくの昔に明らかになっているようで

だとしたら「こだわり」も治ります。環境調整の必要性もかなり緩和され家族全員ハッピー

になると思う。

というわけで、QEEGは実は心拍変動率も測っていて、これがあれこれ教えてくれていることがわかるので

今度のお勉強会も必見です。
御案内貼っておきますね。

=====

脳機能スクリーニング&トレーニングについて具体例に学ぼう!

お世話になっております。花風社です。
夏祭り・秋祭りを通じて、脳機能スクリーニング&トレーニングについてお伝えしました。多くの方が実際に測定に出向かれたり、トレーニングを始めたりしているようです。

・具体的に脳波測定で何がわかるのか
・出てきたデータにはどういう意味があるのか
・自律神経の測定について
・脳神経に関する日本の医療ではあまり語られてない知見
・心拍と神経の関わり

をさらに学ぼうと、花風社ではこのたびお勉強会を開きました。
題して

脳に歴史あり。脳に未来あり。最先端テクノロジーによる発達援助の可能性を学ぶ

です。

お勉強会を開いてみて、感じたのは「いや、痛快な時代がやってくるなあ」です。ここまでわかってしまうとは!

今回、データを提供してくださったのは、猫本こと『支援者なくとも、自閉っ子は育つ』の著者であるこよりさんです。
ご存じの方も多いと思いますが、こよりさんご自身ADHDやASDの診断があり、その他持病もあります。28年間にわたる介護生活を経験され、その間発達障害のお子様をお二人育てました。色々な負荷が取れて今に至るのですが今回、脳の状態をみたいということで測定を受けられました。そしてその結果をNFプラクティショナーである中川朋先生に直接解説していただきました。

私も立ち会わせていただき、「脳ってすごいな」と思いました。こよりさんの過去も、そして未来も、刻まれているからです。それと同時に、心拍変動など、これまで日本では発達障害と結び付けられていないバイオマーカーも測定できること、発達援助の糸口になることを確かめられました。課題の自律神経を整える手立てもわかりました。そして、このお勉強会をきっかけにさらに脳神経のつながりについて知見が得られました。

花風社では今回、このお勉強会を配信いたします。
視聴期限は五月十五日です。
中味が少しでもわかりやすくなるように、「浅見メモ」もダウンロードできるようにしております。
料金は1818円+税(2000円)です。

視聴ご希望の方は
1 お名前
2 配信先アドレス
(届かないことが多いのでgmailは不推奨とさせていただきます)
をzoom☆kafusha.comにメールください。(☆を@に変えてください)。

振込先を返信にてお知らせいたします。

どんどん新しいことがわかる会です。
ぜひ視聴をおすすめいたします。

また、花風社は令和七年二月二十三日
創立29周年を迎えることができました。
これもひとえに皆様のおかげと感謝しております。
記念のミニセミナーを三回シリーズで無料配信しております。
テーマは「さよなら 二次障害」です。

https://blog.goo.ne.jp/tabby222/e/7b7436cecc5f8f2718ba2dfee27b9b36

今後とも花風社をどうぞよろしくお願いいたします。


自律神経って測定できるんだ、ふーんというお話

2025-03-12 10:01:00 | 日記
「赤本」こと『自閉っ子、こういう風にできてます!』は今思うと、雑談の果てに生まれた本だった。
彼女らの身体感覚をとりとめないおしゃべりとしてきくうちに、「面白いけど不便そうだ」と思ったわけである。そして、私も当時はきちんとギョーカイの洗脳を受けていて「生まれつきの脳機能障害で一生治らない」と信じていたけれど、「せめて自分の身体がどこからどこまでかわかるようになると便利じゃないの?」と思ってあの本を作った。作りっぱなしだったわけではなく、こうやって問題提起しておけば誰かが治療法を考えてくれるかもと思ったわけである。

でもその実、自律神経なるものがどういうものかわかっていなかった。その言葉を知ったのは、なんだか不調がある人がよく「自律神経失調症」とかいう名前をもらって病院から帰ってきていたから。もちろん当時から私は病院には無縁だったのだが、「なんだか不調がある人が、よく原因のわからないまま、その病名をもらって帰ってきている」程度の知識を聞きかじっていただけである。それで彼女らの話を聴くうちに「これってその自律神経っていうやつ?」って思ったわけである。

そして20年が経った。

QEEGが始まり、こよりさんに「脳波取りに行きましょう」とか言って誘って、出てきた結果を見ると自律神経も測定されているのだ。へ? いつ測ったの? みたいな感じ。QEEGの19か所あるうちの一つの電極が測定していたんですってよ奥様。

そこで圧倒的な患者経験のない私としては、わからないことがある。
自律神経の測定って、みんなやるの?
何しろ病院行かないからわからないわけである。
それでAIさんにきいてみた。

日本の医療現場では、自律神経のバランス測定は一般的ですか?

=====Grok3ベータ版の答え



日本では、自律神経のバランス測定は医療現場で広く行われているわけではありませんが、特定の分野や施設では利用されています。自律神経のバランスは、心身の健康状態を評価する一つの指標として注目されており、特にストレス関連疾患や慢性疾患の管理において関心が高まっています。
一般的に、自律神経の機能を評価する方法として、心拍変動解析(HRV: Heart Rate Variability)が用いられることがあります。これは心拍の間隔を計測し、交感神経と副交感神経のバランスを推定するものです。日本では、一部のクリニックや健康診断施設、研究機関でHRVを用いた自律神経の測定が行われています。特に、ストレスチェックやメンタルヘルスケアを重視する場面で使われることが増えてきました。また、ウェアラブルデバイス(スマートウォッチなど)を使った簡易的な自律神経測定も、一般の人々の間で普及しつつあります。
ただし、日本の標準的な医療現場(例えば一般的な病院や診療所)では、自律神経のバランス測定がルーチンとして組み込まれているわけではなく、必要に応じて特定の医師や専門家が実施するケースが多いです。理由としては、測定結果の解釈に専門知識が必要であることや、診断や治療に直接結びつけるためのエビデンスがまだ十分に確立されていないことが挙げられます。
もし具体的な事例や施設について知りたい場合は、さらに詳しく質問していただければ、最新の情報をもとに調べることも可能です!

=====

だって。
少なくとも発達障害と関連付けられることは一般的ではないようですね。

でも最初から私は「自律神経が肝ではないか」と思っていたのだから、測定できるのなら、ありがたいわけである。
で、自律神経にはバイオフィードバック手っ取り早そうだ、ということで一個買いました。

お勉強会「脳に歴史あり。脳に未来あり」では自律神経の測定結果の読み方についてお勉強できます。
御案内貼っておきますね。

=====

脳機能スクリーニング&トレーニングについて具体例に学ぼう!

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・具体的に脳波測定で何がわかるのか
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題して

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脳機能スクリーニング&トレーニングについて具体例に学ぼう!

2025-03-11 09:34:56 | 日記
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花風社 浅見淳子

自閉症とワクチン

2025-03-07 08:11:12 | 日記
トランプ政権が自閉症発生率の高さにワクチンが絡んでいるかどうか、調査に乗り出すようです。1970年代には1万人に一人だったのに、今では36人に一人。もしワクチンが絡んでいるのなら、それを突き止めなければならない。

私は15年くらい前に、ワクチンをきっかけに自閉症を発症したとしか思われない子どもがデトックスによって普通の子になった、というアメリカの本を紹介したことがあります。で、そのとき荒れたんだけど、自分としてはなぜ荒れたのかわからなかった。

私はその当時から「治るといいな」と屈託なく思っていた。なぜか医療側にその思いがないのは気づいていたけれど、そして面妖なことだと思っていたけれど、そこに利権が絡んでいたのには気づいていなかった。あまりに利権と遠すぎて、わからなかったのです。

でもあのとき、なぜあんなに叩かれたのか、今になるとわかります。花風社の状況としては、赤本を出したことから「自閉っ子の味方」みたいにみられていたのに、突然治そうとか言い始め、なんとか標準医療()側に転ばそうとあれこれやられた時期でした。ところが今はあからさまに「発達医療は穀つぶしだ早く消えろバーカ」と言うようになったので、もはや転ばせる余地がないと見られ、攻撃されなくなったのです。「出すぎる杭は打たれない」ですな(どや顔)。

それと、ワクチンというものの利権構造に私は無知だった。一応今反枠のことになっている私ですが、コロ枠を打っていないだけで、子どもの頃は打てと言われたものは打ったわけです。BCGだって打ったよね。

ワクチンっていうのは健康な人も医療の顧客にできるので、医療業界にとっては大きなビジネスらしいです。だからそれにネガティブな情報を出しては医療が困るらしい。そこに私が「ワクチンがきっかけで折れ線型自閉症になった子がデトックスの結果普通の子になった」というノンフィクションをご紹介したので、医療側がいきりたったわけです。

で、最近木村盛世医師の動画で知ったのだけど、BCGってもうアメリカではあんまりやっていないらしく、アメリカはアメリカなりの感染対策をやっていて、発症率は日本の4分の1とか。

ほんとかよ、と思ってAIさんにきいたら本当にそうでした。日本はBCGを全国民に打ったあげく、アメリカの四倍も結核発症していて、でもアメリカを見習うのではなくBCGを打ち続ける。私は発達医療四半世紀変わってねえなあと思っていましたが、木村医師によると結核分野では日本、60年遅れているそうです。



だからさ、日本の医療は最先端、なんて本当に嘘で、かなりダメな子みたいですよ。ま、コロナからの脱出もビリだったし。ていうか今でも人権制限続行中みたいだし。よその国の医療は人権制限なしに成り立っているのに、人権制限なしでは仕事ができない日本の医療従事者たち。やはりクオリティは世界最低なのかもしれない。国民皆保険が彼らをダメにしているのかもしれないですよ。

まあ、自閉症とワクチンの関連にアメリカがどういう結論を出すかわかりません。あっちでもワクチンが利権なことには変わりなく、過去にはワクチン原因説が潰されたこともあったらしい。ただアメリカが「やっぱり自閉症とワクチン関係あるわ」という結論に至り、アメリカで子どものワクチンが見直されたとしても、60年結核対策を変えていない日本、未だに面会制限とかやっている日本の医療はしれっとワクチンを打ち続けるだろうから、親御さんは本当に情報を自分で集めなければいけません。でも今はAIがどんどん集めてきてくれるよ。

AIは日本語できけば日本語で答えてくれるけど、日本の発達凡医と違って外国語読めるし、世界中の情報を持っているし、何より利権にも同僚への忖度にも無縁なので、凡医よりは持っている情報が確かです。
日本の医師から入ってこない情報でも、何か情報を手に入れたらその裏付けをAIでとれる。そういう時代になりました。

日本の医療に都合がいいのは、相変わらずワクチンを受け続け、自閉症の子が増え続け、自閉症は治らないと親を洗脳し、あきらめさせ、一生を医療福祉の養分となるめんどりとなるべく自閉症児を量産することです。そのために各家庭が苦労するとか、そういうことは考えないのが日本の医療。世界一残虐であることは、マスク強制出産とかの日本独自の奇習が生まれたコロナでわかったでしょう。

そこに乗っかるかどうかは、アメリカの動向を見つつ各家庭で考えましょう。情報は取れる時代ですから。

ちなみに私は、ワクチン説が当たっていたとしても、すべての自閉症がそのせいで発症するわけではないだろうと思っています。人間の神経系は色々なことで変わるから、ワクチンがそのきっかけになる個がいてもおかしくない。

一方で色々なことで変わる神経系だからこそ、治ることもあるんじゃないかと思いますけどね。


創立29周年記念ミニセミナー「さよなら 二次障害」無料配信中です!

2025-03-05 11:03:36 | 日記
お世話になっております。
読者の皆さまのおかげをもちまして、花風社は2025年2月23日に創立29周年目を迎えることができました。
それを記念してミニセミナー「さよなら 二次障害」を三回シリーズでお届けしております。
下記に動画を貼りますので、ご興味のある方はご覧ください。

まず、その1。
二次障害、二次障害と支援ギョーカイは脅しますが
実は二次障害に騒いでいるのは日本だけ。
こんなものに脅されて進路を間違えないようにしましょうよ、というお話をしましたよ。




そしてその2。
医療側は二次障害を脅し文句にいつまでも病院に通わせようとしますが、一次障害を治せない医者に二次障害が治せるわけがないです。
一方で二次障害が治る人は、一次障害も治ります。
というお話をしましたよ。



そしてその3。
二次障害は防げます。なってしまっても治ります。治るついでに一次障害も治ったりします。つまり、二次障害への恐れは無駄です。
というお話と同時に、かつての「ハッタツ大戦」について。そして医療に依存しない生き方のすすめ。



どうぞお越しくださいませ!





なぜ私は「心理士というのは性格が悪い人たちだ」と感じるのか

2025-03-01 08:54:26 | 日記
3月1日の早朝、目覚めると米国のトランプ大統領とJDヴァンス副大統領がウクライナのゼレンスキー大統領をフルボッコしている動画が出てきてひとしきり笑った。
アメリカ人の賛否両論を読んだあと、昨日、今度配信する「脳に歴史あり。脳に未来あり。最先端テクノロジーによる発達援助の可能性を探る」を見ていたときに感じた違和感について言語化できたので、Grok3と会話をすることにした。
違和感は、データを提供してくれたこよりさんに対する違和感でもなければ、それを読み解いている中川先生に対する違和感でもない。
こよりさんは過去につらいことがあった。でもそれを乗り越えて幸せな高齢期を迎える入り口にいる。それを中川先生は読み解いている。
私が感じた違和感は、こよりさんの発達をみている心理士に対してであり、そして私が感じているほどの違和感をこよりさんは感じていないのかもしれないということだ。
トランプヴァンスチームのフルボッコだって、賛成者と反対者がいるから、人の感じ方は様々なのだ。
でも私は常々、心理士という人々を嫌っている。彼らは性格が悪いと思っているし公言している。その私の感じ方の芯がここにありそうだ。
というわけで私は自分がなぜ心理士を性格悪いと思うのか探るべくGrok3と会話をし、その結果の一部をXにアップしておいた。



若干ネタバレになってしまうが、こよりさんが受けたQEEGではこよりさんが過去のつらい体験を克服してきた様子が見られた。まさに「脳に歴史あり」である。
そして発達医療の場面でも、こよりさんは50代になってもIQが伸びていることは観察されているという。
それに対し心理士は、50代でまだ知的に伸びるとは不思議だが結晶性知能の伸び、と結論付けてこよりさんにもそう話しているらしい。配信されたら配信を受ける人は中で確かめてください。

私はこういう心理士の往生際悪さが嫌いなのだ。
なぜ素直に、50代になっても知的に伸びている事実を寿げない。
めでたいめでたいでいいではないか。
そういうところが嫌いなのだ、心理士という人種は。

でもきっと、彼ら彼女らは教科書通りに事が運ばないと、プチパニックを起こすのだろう。
目の前に起きている発達の事実より、教科書の方が正しいと思っているのだ。
そして花風社の読者の人たちは、その教科書の教えを逸脱して発達していくので、それを一生懸命に説明しようとして、結果的に私からみると

「性格悪いなあ」

というリアクションをする。あくまで上から目線。あるいは他人事。人間的じゃない。心理士がするのはこういうリアクションだ。彼らに金払ってカウンセリング受けるとか無駄すぎる。AIの方が性格悪くないだけマシ。

多くの心理士は「花風社の浅見が心理士は性格悪いと言っている」ときくと、不快に思うだろう。きっと本人たちはまじめに仕事をしているつもりだろうから。
だけど、教科書通りに事が運ばないことであれこれ教科書に引き寄せて往生際の悪い説明をこねくりまわすその姿を、私は「性格悪いなあ」と感じるわけである。

こよりさんとその心理士の付き合いがどれくらいのものか知らないが、私はつかず離れずこよりさんと20年ほどのお付き合いがある。
そして私はこよりさんの知能の中核が伸びたと思っている。経験だけがもたらしたものではない。
その理由は、20年前より様々な負荷が減って、脳みそに伸びる余裕ができたからだと思う。
安全安心がもたらされたから。
子育てが終わって余裕ができた。
介護が終わって余裕ができた。
そして持病が寛解していって健康度が増した。
これだけの条件が揃えば知的に伸びていく、というのが花風社の見てきたことだ。それを伝えたくて『知的障害は治りますか?』を作ったわけだ。

こよりさんの書いた『支援者なくとも、自閉っ子は育つ』に関するAmazonのアンチレビューに「専門家が書いたものではない」とかいうのがあったように記憶している。
専門家が書いたものじゃないと役に立たない、と思っているだけで発達援助における負け組決定である。それだけ情報への感度が悪いから治らないのである。
最先端テクノロジーの発達援助を持ってきている中川先生は、子育てをする上で大事な本だとおっしゃっていた。謙虚な専門家は、親に学ぶのである。
ところが親が親に学べなくて専門家の意見を後生大事にする。
そんな情弱だから治らないんだよ。
治らないには理由がある! と思いました。

ともかく、私は心理士が嫌いだし、彼ら彼女らに課金するなんてバカみたいと思うし、これからも心理士が嫌いだとは公言していく。私はこのギョーカイで友だちを作る気はないから。
その理由も今日明らかにしました。
では。