治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

「この子と暮らしたくない」モデルと「この子を育てたい」モデル

2025-02-09 08:01:01 | 日記
大久保さん@てらっこ塾が、「じじばばのための発達障害講座」をYouTubeにて展開されている。
これで思い出したことがあったので、書きます。


若干ネタバレになってしまうかもしれないが、この中で大久保さんは、かつて神田橋先生がおっしゃったあの言葉を使ってくださっている、と思う。
「発達障害者は発達する」というあの言葉だ。

当時の私はあれに感激したのだが
花風社の治そう路線のアンチだった人々も「発達障害者が発達するなんて当たり前じゃん」と私をせせら笑ったものだった。
でも私が、あの言葉に涙したのには理由があるのだ。

当時、私は自閉症者の迷惑行為に悩まされていた。
彼がうちの家族に被害を与えていることは、周知の事実だった。
けれどもふだん「社会との共存」をうたっている支援者たちは、誰も手を差し伸べてくれなかった。というか、どちらかというと、面白がってみていた。彼らは障害者萌えで、障害者が障害者らしい行為をしているのは絶好の観察の機会なのである。
彼には立派な主治医がついていたが、その主治医も同様だった。
最近の読者の人は知らないかもしれないが、私の根強い医療不信、支援者不信の根っこにはあの事件があるのだ。
医療も福祉も頼りにならなかったので、司法をたのんだ。
その経緯については本にまとめてある。電子書籍版はお得だ。
共存を目指したからこそ、私たちは刑事訴訟に訴えた。そしてきっちり有罪判決を出してもらった。



この事件を抱えていた時、神田橋先生との出会いがあった。
それまで発達凡医に話をしても「治らない」と言われるだけだった。
でも神田橋先生はおっしゃったのだ。「医者なら治せんといかんわな」と。この言葉に私は救われた。

発達凡医たちが「発達障害者は二次障害を背負っているから仕方がない」と匙を投げたのに対し、神田橋先生は「医者なら治せんといかんわな」とおっしゃったわけである。

けれども田中伸明先生は考えが違う。
田中先生は「精神科の先生たちはきちんと仕事をしている」と言う。
ただ、統合失調症モデルを忠実にやっているのだと。
そして発達障害(developmental disorder)が日本に入ってきたとき、なぜか「発達障害」と訳してしまい、一生治らないことになって、統合失調症モデルが適用されたのだと。

とは言っても統合失調症も治っているんですけどね。

ま、ともかく。
ならば統合失調症モデルというものはどういうものか。
ま、一言で言うと、隔離政策だ。

統合失調症の症状が強い時には、大変な迷惑な人となる。
その迷惑をまず受けるのは家族だ。家族が疲弊する。
だから家族を遠ざけるため、隔離して施設にいれ薬漬けにする。

特別支援教育にある基本思想もこれだろう。
だけど親たちに受け入れさせるために、その子にあった教育とかいうきれいごとは使われるだろうし、現場に志と力のある先生がいたら、それも実現することもあるだろうけど。
でも元々、国に、そして医療と福祉にあったのは、統合失調症モデルのようなんである。

最近こう考えるのは、交流はしていないけどXで子どもを切り離したい親たちのポストをよく見るからだ。
わが子なのに、一緒にいるのがつらい。
なんとかして一晩でも別々に過ごしたい。じゃないと家族がもたない。きょうだい児にも悪影響。
必死にショートステイを探す。児相に相談する。
支援がない。支援がない。支援がない。

要するに「わが子を隔離したい親」がほしいのはギョーカイモデルなんである。ギョーカイは彼らの役には立っていたのだ。
治さず、隔離する。それを彼らはたしかに、見事にやってのけている。

だけど、隔離したくない親もいる。なんとか手元で育てたい。少しでも育ってほしい。
そういう人が花風社の本を読んでくださった。

なーんだ、それだけの話だったのか~。という感じである。

これは夏祭り第一部で私がしゃべったこととちょっと関係あるけど

とりあえずギョーカイのベルトコンベアーに身を任せていたら、統合失調症モデルなんだけど
そうじゃないコースもありますよ、っていうことがじじばばの皆さんにも伝わるといいですね。
昭和の時代には、ちょっと変わった子が普通に自立できる大人になるなんて当たり前のことだったので、案外伝わりやすいと思います。

あと、最終的には全員隔離したいと思う。
だってそれが自立でしょ。
皆さん親から隔離されて住んでいるでしょ。

でも家族から隔離されるためには、訓練が必要なわけで
最終の目的が隔離でも、でもやっぱり育てなきゃ、っていう決断をする人も多いと思います。
先日お祝いごとのあった味噌ぴ家でも30で外に出すと決めていらしたみたいで、それを実現していたし。
身柄的には親許にいても、扶養家族ではないというのもありだろうし。

ま、ともかく
ギョーカイに身を任せていたら「家族のためにどっかいって」モデルです。統合失調症じゃなくて認知症モデルとも言えるかもね。で、認知症の高齢者を育てようとはだれも思わないわけで。

そっちの路線をとるか
治る路線をとるか
それはそれぞれのおうちが決めることですね。

「ADHDの才能を活かす」今昔

2025-02-07 16:10:42 | 日記
かつてのADHDブームの時、「ADHDの人は発想力が豊かなのだからそれを活かせれば」みたいなことを、当事者とか、保護者とか、支援者とかのステークホルダーがまことしやかに言っていた。私はそのとき、表面上なんとなくみんなに合わせながらも、実は心のなかでは「んなこと無理だわ」と思っていた。基本的に、今もそれは変わりない。発想力が豊かだって、朝起きられない人間は使えないのである。

最近だと中川朋先生あたりも「ADHDの人の才能を活かす」という考えの持ち主である。で、それをきいたときも私は基本「おほほ」であった。

なぜ私が「ADHDの人の才能を活かす」方面に「おほほ」であるかというと、理由はいくつかある。

まず、ADHDブームの時の当事者の主張が多かれ少なかれ「我々ADHD民は、発想力とか才能があるのだから、おまえら、定型発達の平民が、我々の、才能発揮を、支えよ」みたいな感じだったから。それでいて実状は自律神経失調症みたいで朝起きられない体力ない書類整理もできない社会人失格、みたいな人が多かった。もっとも営業方面でバリバリと才能を発揮していた人もいたが、割合としてはニートに毛が生えたような人が多かった。

それにどんなに発想が豊かでも、体力ない~不定愁訴多い人間 は社会人として評価できない。

もっとも、ニートに毛が生えたような人だからこそ、「我々の、企画力を、活かせ!」みたいなことを真顔で言える、という考え方もある。世の中でマネタイズできるほどの発想力、みたいなのの相場がわからないので、小学校のときにほめられた、とか、そのあたりの成功体験を後生大事にしていて、大海原を知らないわけである。

それで、中川先生の登場により、私は十年ぶりくらいに「ADHDの才能を活かす」方面の言論に触れたわけだが、脳波のお勉強をしているうちに「いやこれはできるかもしれない」と思うようになった。

夏祭り・秋祭りをご覧になった方はご存じだと思うが、ADHDと診断を受けた人、受けがちな人にティピカルな脳波パターンというのはどうやらあっちでは明らかになっているようである。そしてそれはたしかに多動性と発想力を両立させるものなのだ。

っていうか私の仕事も発想が必要な場面は多いが、まさにこういう状態の時に企画ってできてくるよなあ、と思った。

で、かつての、「我々の、才能を、活かせ!」方面の人たちが不快だったのは、どの程度のレベルかもわからない彼らの発想力()を活かすために周囲の民草は犠牲になって俺様達を支えよと言う言論が多かったからだ。

一人の発想力を活かすために周りがグラウンドワークをやらなきゃいけないとなると、相当な才能じゃないと他の人が犠牲になる価値がない。だから彼らの発想力()は大して活かされずに終わった。

でも考えてみれば、今やテクノロジーがある。
これをうまく使えば、他人を犠牲にすることなく、その発想力とやらを活かせるかもしれないね、というお話。

自律神経もQEEGで測れるみたいだし。
療育整体はじめ、自律神経の整え方もたくさん手に入れた花風社である。
今度こそ真顔で「ADHDの才能を活かす」とか言われても苦笑しないで済むかもしれない。

ADHDの脳波パターンを知ったことで私はこういう発想をした。
ご興味のある方は夏祭り・秋祭りをごらんください。

花風社創立29周年記念ミニセミナー「さよなら二次障害」その1

2025-02-05 08:46:23 | 日記
花風社は2025年2月23日に、創立29周年を迎えることとなりました。
それを記念して、ミニセミナーを行います。
テーマは「さよなら二次障害」。
何度かに分けて、配信いたします。
第一回(12分くらい)が配信されましたので
ご興味のある方はこちらをクリックしてみてください。



それではよろしくお願いいたします。

花風社 浅見淳子

医療の洗脳から身を守る三つのスローガン

2025-02-04 08:03:30 | 日記
医療の洗脳から身を守るスローガンを三つ考えた。

その1 リメンバー カタールW杯

解説:世界中の人々がマスクから解放されていた時期、日本は「医療崩壊を防ぐために」国民総マスクを強いていた。人々の口と鼻を塞がなければやっていけない日本の医療体制は世界最弱だと露呈した。日本の医療を信用しないため、ときどきつぶやこう。「リメンバー カタールW杯」。

医療の洗脳から身を守るスローガン その2

リメンバー マスク強制出産

解説:他国にない残虐な奇習。日本の医療は自分の身を守るためなら、患者の負担を強いて恥じない人権意識に欠けた人間の集う業界だと覚えておこう。やつらがきれいごとを言ったら唱えよう。「リメンバー マスク強制出産」

医療の洗脳から身を守るスローガン その3

リメンバー 尾身食い

解説:自分の体感に基づいた健康法を実施していると、医療側が「エビデンスガー」と突っ込んでくることがある。そのときに思い出そう。彼らのエビデンスなど科学的根拠ではなく政治力学の産物だということを。コロナ禍においては、雑品扱いの不織布マスクをどや顔で勧めていたことを。エビデンスガーと言われたらつぶやこう。「リメンバー 尾身食い」。

医療が日本を潰す。いや、現に潰した。コロナ禍で。
医療は社会の敵。



マンガ「よその国では治っている」まとめ

2025-01-31 05:04:18 | 日記
マンガ「よその国では治っている」まとめておきますね。




マンガ「よその国では治っている」その8・完 脳の過去と未来と個性がわかる時代になりました。

2025-01-30 09:19:40 | 日記
来月、面白いミーティングをする。
参加者は中川先生、こよりさん、そして私。ボリンゴさんも入ってくれる。
どういうミーティングかというと、こよりさんの受けたQEEGデータについて中川先生がこよりさんに詳しく説明してくれるのだ。
一応動画を撮っておく。
こよりさんのお気持ちを最優先に考慮するが、皆様に公表していい内容は皆様に配信するかもしれない。

なぜこういう会をやるかというと
QEEGについて情報をお伝えし、受けに行った方も増えて行っているけれど
ただ測定してもらうだけじゃなく
自分でデータを見る手段を覚えた方がいいと思ったからだ。
そして、この新たなテクノロジーで「何がどう見られる」のか、具体例があるとわかりやすいから。
実を言うと最初から、こよりさんにはむしろこちらからお願いしてQEEGを受けていただいておいた。私も現場に立ち会った。

そして許可のあったその他の方の検査結果も見せていただき、驚いた。
QEEGが測るのは脳波だけではない。というか、同じ脳波測定でも、白黒の波線だった時代と、定量的に測定できるようになった現在では、測定から得られる情報量が違う。

たとえば、ストレス。
今ストレスがどれくらいかかっているかとか、今後のストレス耐性とかも、バイオマーカーに基づいてAIが計算してくれる。
目の前の子にもうちょっと頑張ってほしいところがあったとして、どれくらい頑張らせていいのか、すでにいっぱいいっぱいなのか、まだ余地があるのか、それは永遠のテーマだったと思う。
当然なのだが免疫力()同様個人差がある。
今はそれをAIが計算してくれるようになったようだ。
日本の発達医療が足踏みをしている間、海外ではこれだけの進歩があったのだ。

ストレス耐性の数値を出してくる中川先生に対し
そもそもストレス耐性をどこで見ているのですか? と私はきいた。そうしたら十九か所ある測定位置のうち一つから得られるデータに変動率をかけているそうだ。これを瞬時にやるとなると、やはり人間よりAIだろう。

猫本こと『支援者なくとも、自閉っ子は育つ』に書いてある通り、こよりさんはある意味(浅見目線では)幼少期もご結婚後も、厳しい生活を送ってきた。その中で障害のあるお子さんを二人育て、今はお子さんからお小遣いをもらって楽隠居。その、昔のつらかった時代も、今の能力も、脳波は記録しているという。どこをどう見るのか、それを中川先生に説明していただくことになった。



こよりさんは明らかに言語能力が高い。それも検査でわかる。一方で場面緘黙の既往がある。それも検査でわかるのである。

まさに、「脳の個性をつかめる時代」がきたのである。

皆さん「個性を重んじてほしい」とかなんとか教育現場に要求したりするが、今思うとそれは無理ゲーであった。そもそも教育現場とは、個性をなくすところだから。放っておいたら野生児として飛び回る子どもを連れてきて一定の学習をさせる。それが教育の始まりだ。むしろ(いい意味でも)個性を消していくのが教育の役割だった。

ところが親は教育者に個性尊重を求めるし、教育者はきれいごとの人たちだからそれをかなえられるような夢を見させてしまう。それでたくさんの失望とすれ違いを生んできた。

一般の教育現場からはみ出たり、そこでうまくいかなかった子にも脳の個性がある。でもたとえば同じ現象(言葉が遅いとか、暴力をふるうとか)でも、脳はそれぞれ違う理由でそういう行動を起こしているんである。

違う脳が、同じような問題行動を起こしている。そのときに問題行動だけをカテゴライズして、同じような対応をして、Aさんには効くがBさんには効かない、みたいなむなしいことを繰り返してきたわけだ。

当たり前なんである。
脳は違うんだから。

その「脳の違い」が今、具体的にわかるようになった。
つまり、それぞれの脳機能をスクリーニングできるようになって初めて、「個性を活かした対応」というのができるようになるわけだ。

というわけで、私自身が「QEEGで何が測れて、データをどう見るのか」つまり「脳波に個性はどう現れるのか」を学ぶために、こよりさんにご協力いただくわけです。
役に立つ情報が得られれば、皆さんにもお伝えする。

やっとここまで来たんですよ。
発達障害の診断と治療はね。
ただしよその国では。
というわけでその8。
こよりさんご家族も右下にいます。




夏祭り・秋祭りを皆さんどれくらい真剣に見たかわからないが
私はかなり真剣に見ました。
中川先生のパートだけではなく、田中先生のパートも、かなり大事。
情報入力。
情報出力。
情報加工。
田中先生は脳神経内科医として、脳の機能をこの三つに分けている。
ではQEEGは何を見抜くのか。
「情報加工」だという。
その人がどのように情報を加工しているのか、それを診断する助けとなるのがQEEGなのだ。

これまで「情報加工」の診断手段は、ほぼ行動観察に限られていた。
癇癪。
暴れる。
学べない。
言葉がない。
こういう現象を呈す子たちを観察できた。
ただし、原因となっている脳機能はそれぞれ別なのだ。
だから行動観察だけで、個に応じた対応ができるわけがなかった。
行動観察しかできなかったから、とんちんかんな対応策をおおざっぱに当てるだけだったこれまでの療育。
けれども脳機能スクリーニングで個性の把握の精度が上がることにより、これまでより個別に有効な手を打てる時代が来るだろう。

ていうか来ている。
よその国ではね。
日本の医療はそれをやらなかった。
だからカタールのワールドカップの時、日本だけまだ総マスクだったように、日本は世界から取り残されているなう、なわけですわ。

でも今回、「よその国ではこうやっている」という情報が入ってきたから、お伝えしているわけです。
やりたくない人は、また必死になってやりたくない理由を探すでしょう。
そういうのはほうっておいて
やりたい人からやりましょう。
他人がなんといっても自分がぴんと来たらやる。
そういう人が報われていることは、四半世紀見てわかった。
それを夏祭りの第一部でしゃべりました。

夏祭り・秋祭りの情報貼っておきます。
大幅に期間を延長していますが
もうすでに見たよ、という人も、時間が許すなら、じっくり見てみてください。相当情報量多いから。
田中先生のパートも、すごく大事です。
田中先生の考えを取り入れると、二次障害と永遠におさらばできると思う。それは、花風社29周年の動画で説明しようと思っています。

御案内貼っておきますね。

=====夏祭り・秋祭り概要=====

花風社夏祭り

第一部 「治った人たちの選んだ道」浅見淳子
第二部 「世界の標準治療を学ぼう」
1 「脳機能スクリーニングについて」中川朋先生
2 発達障害の病態解明と治療法 田中伸明先生

4400円

花風社秋祭り

よその国では治ってる? 世界標準の治療を学ぼう!

1 脳機能スクリーニングからバイオフィードバック、ニューロフィードバックへ&智くんの事例に学ぶ(奇跡的発達) 中川朋先生

2 発達障害の病態と治療&脳機能スクリーニングは何を測定しニューロフィードバック、バイオフィードバックは何を治すか 田中伸明先生

3520円


お申込みの方は、zoom☆kafusha.com(☆を@にかえてください)あてにご連絡ください。
追って返信いたします。

=====

基本的に配信先アドレスとして、gmail不推奨です。不達が多いので。
他のメアドがある方は、他のメアドからお申込みください。

というわけで連載完了。
最後に。くどいけど言っておきます。

脳機能スクリーニング&トレーニングは今のところ自費ですが
このがちがちの医療制度の中、
日本に「よその国では治っている」手段を持ってきてくれた諸先生方には感謝です。
花風社はこれまでも、目新しいこと持ってきて叩かれてきた。
今回も色々口さがない人はいると思いますが、覚えておきましょう。

発達医療において、一番金を無駄にしているのは
保険使っておいて治しもしないで開き直っているいわゆる標準医療()です。
健康保険制度を使っておいて治さない。治らないと言い張る。
そんな発達標準医療()は、まあ率直に言って、日本の社会全般にとっては「穀つぶし」なわけです。


健康保険のおかげで自己負担三割とか
児童だから自己負担なしとか
自立支援で一割とか、色々皆さんも皆保険の恩恵を受けているでしょうが
覚えておいてください。
なんで安く医療が受けられるか?
医者がディスカウントしてくれているわけではありません。
彼らはお金をきっちり取る。たとえ治せなくても。木で鼻をくくったような三分診療でも。
払ってくれているのは、毎日満員電車で会社に通って一生懸命働き給料から健康保険を納めてくれる一般労働者。
この構図にどれだけ意識的ですか? 医療を利用している皆さんは。
感謝すべきは医療ではない。彼らは仕事として対価をもらってやっている。
自己負担が少ない分、負担してくれているのは一般社会の勤労者です。

だからこそ
国民皆保険のもとで「発達障害は治らない」と言い張る発達医療は反社会的なんです。
国民の敵なんです。


その点
自費で治ると言うことは、他人の金を使わないと言うこと
治るためにあえて自費診療を選ぶのは
清廉潔白な行為です。

今、社会保障費の負担増とともに、主として高齢者の過剰医療が問題になっています。
https://gendai.media/articles/-/145139


無駄な医療が医療従事者だけの利権となっている。そして国民の負担増につながっている。
発達障害に関しては、あまりにマイナーな問題なのでまだ騒ぎになっていないけど
「治らないと開き直る医療」が保険診療であり続けるなんて
国民の多くが知ったら許されませんよ。

だから興味ある人は、
脳機能スクリーニング&トレーニング
やってみてくださいね。

コロナ禍でみたように
日本の標準医療()は他国の医療がやらない人権侵害をします。
他国にはない面会制限等、人権制限は現在進行中。

だから、いちはやくハイテクを利用して、とっとと治って、早く医療と縁が切れますように。

医者と付き合わずに済めば
この国はなかなか、住み心地がいいですよ。
治るっていうことは、医療側が仕掛けてくる人権侵害から、自由になるっていうことです。




マンガ「よその国では治っている」その6、7 親たちの願いが叶う時代が世界では来たけどね

2025-01-27 09:21:52 | 日記
さて、マンガ「よその国では治っている」1~5まで展開してきました。

まあくどくどと医療の悪口を書きましたが、目的は一つ。

世界の最先端治療を、日本の標準医療()が持ってくることはあきらめよう。

と皆さんに納得してもらうことですね。

で、なぜかというと、日本の医療業界は、患者やその家族のQOLを重視していない。だからコロナ禍でも、よその国ではなかったような奇習を生み出し、患者、家族、ひいては社会全般への圧をかけ続けたわけです。そして世界でコロナ禍からの脱出ビリ達成!

そんな日本の標準医療()に期待してどうするの? という話。

その由来が私は、国民皆保険にあると思っている。国民皆保険があるからこそ、医療側にモラルハザードを起こしていると思っている。だからまあ、国民皆保険撤廃論者なわけです。

患者側にも責任はある。
医療へのアクセスが簡単で安いから、みんな自分の健康に、つまり人生に、責任を持たない。医者任せになっている。そして医療側がどんどんつけあがる。です。

発達医療においては「生まれつきの脳機能障害で一生治らない」という医療側に都合のいいプロパガンダをみんな信じてしまった。そしてそこに疑義をさしはさむ出版社に十数年総攻撃し続けるくらい、当事者も家族も洗脳されてしまった。

それでも根気よく発信を繰り返していると、「花風社言っている事正当性あるかも」と思う人が本を読んでくれる。そして治った治ったと喜んできたわけです。



さて、では今日はそこに風穴があいた、という明るい話題から。
その6と7を同時公開します。




今のところQEEGとそれに続くニューロモジュレーションは、日本では自費となっています。
すごく高くとるところもあるみたい。
ローン組ませたり。

でも田中先生は祭りでおっしゃっていたでしょう。
「自費は高くもできるが、安くもできる」と。

そう。安く提供してくれるところが出てきたのです。

っていうか、本当に金を無駄にしているのは、標準医療ですよ。
しかも他人の金を無駄にしている。
治らないと言い張る発達医療は、満員電車で必死に通勤し社保を納めている勤労者の敵なんです。勤労者の納めた金を無駄にしている。
私のように健康保険払っているけど病気せず事故にあっても自力でケガを治す人の納めた金を無駄にしている。それでいてこちらを罵倒してくる。

花風社も「発達障害を治したい」というとずいぶん金儲け目的だと言われましたが、治らないと言いながら保険診療する方がよほど金に汚いと思いますけど。

というわけで私はこの脳機能スクリーニング&トレーニングが出てきたとき

・社会全体の金を使って治さない発達標準医療()
      VS
・受益者の手ごろな負担で治っていく脳機能スクリーニング&トレーニング

という構図が浮かび、
脳機能スクリーニング&トレーニングの方がずっとフェアだと軍配を上げたわけであります。


そして7に出てくるお父さん。
松島さんとヘアスタイルが似ていますが、松島さんに寄せて描いて、と画伯にお願いしました。

なぜかというと、松島さんは親として、正当な疑問を持ったから。

「生まれつきの脳機能障害」というのなら、脳のどこが悪いの?

当然持つ疑問じゃないの?

みんな持たなかった?
持たなかったならなぜ?

実はそういう疑問が浮かんだ。でも医者にはきけなかった。
きけなかったのならなぜ?

それを省みてほしいのです。

松島さんはそういう疑問を持った。そしてぶつけた。それに答えがなかったから、療育整体が生まれたのです。



そして疑問を持たなかった人、持ってもぶつけられなかった人は、医療側からの洗脳を受けていたんだと私は思います。

松島さんの幼いお嬢さんにリスパダールを出そうとした医師は、立川の町医者らしい。

ここで思い出しましょう。
なぜ日本に無痛分娩が行き渡らず妊婦さんたちは痛みに耐えているか。
それは、麻酔医を置けない町医者の売り上げのため。
それを「産みの苦しみ」みたいなきれいごとでごまかすのが日本の医療の常套手段。

同じく、立川の町医者にも発達障害バブルの恩恵が行くように、脳の中のどこにどういうバグがあるかすら知らない医者でも診療できるように、「テキトーな診断→薬漬け」というビジネスモデルを医療業界は生み出したわけです。そして治らないから一生薬飲め、と言い張る。患者の人生などどうでもいいのです。自分たちの実入りだけが大事。

どっかの町医者を栄えさせるために患者が身体を張る。痛みに耐え、人生を消化試合にする。そして医者は外車を買う。

そういうのもう、終わらせませんか?

ところで、こうやって私は画伯に田中先生と中川先生の似顔絵まで発注しましたが(また似てるね)別に広告費もらっているわけではない。

ではなぜこんなに一生懸命やっているかというと、

これまで赤本こと『自閉っ子、こういう風にできてます!』以来必死に花風社の本を読んでくださった方たちにやっとこたえられる手段ができたと思っているから。

四半世紀前から、親御さんたちの望みは「この子の脳はどうなっているんだろう?」だったのでした。頭かちわって中を見てみたい、とすらおっしゃる方もいた。

もちろん無理なわけです。だから親御さんたちはせめてものよすがとして、「同じ自閉スペクトラムで、言葉があって、実感を語ってくれる人」の本を必死で読んでくださったのです。そして自分のお子さんの脳内で起きている事をあれこれ推測していた。

でも今、よその語れる人の言葉ではなく

本当にそのお子さんの脳内で、何が起きているのか

ヘルメットかぶったらわかる時代がきたんですよ。
しかもそれをAIがたちどころに、「脳のどこに定型発達者との違いがどれくらいあるのか」を解析してくれて、図にして見せてくれる。おまけにそこへのセラピーも用意されている。

やっとここまで来たわけです。
なのに日本のギョーカイが入れるわけがない。
幸い花風社には情報が入り、夏祭り・秋祭りをやって、乗り出す人が出てきた。

いつまでも洗脳されている人はされていればいい。
それが実力だから。
でも世界標準の治療を受けられるようになっているよ
というお知らせをしているわけです。

テクノロジーの進歩を享受した脳機能スクリーニング&トレーニング。
知りたい方は花風社の夏祭り・秋祭りをみてください。
御案内貼っておきますね。

=====夏祭り・秋祭り概要=====

花風社夏祭り

第一部 「治った人たちの選んだ道」浅見淳子
第二部 「世界の標準治療を学ぼう」
1 「脳機能スクリーニングについて」中川朋先生
2 発達障害の病態解明と治療法 田中伸明先生

4400円

花風社秋祭り

よその国では治ってる? 世界標準の治療を学ぼう!

1 脳機能スクリーニングからバイオフィードバック、ニューロフィードバックへ&智くんの事例に学ぶ(奇跡的発達) 中川朋先生

2 発達障害の病態と治療&脳機能スクリーニングは何を測定しニューロフィードバック、バイオフィードバックは何を治すか 田中伸明先生

3520円


お申込みの方は、zoom☆kafusha.com(☆を@にかえてください)あてにご連絡ください。
追って返信いたします。

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マンガ「よその国では治っている」その5 科学的根拠より金・金・金

2025-01-26 09:45:00 | 日記
まだ街の人が99%くらいマスクしていた時期、私は毎日一人、ほっぺたに心地よい風を浴び、美味しい空気を吸っていた。マスクしろと掲示してある店に入るときも当然。誰かに何か言われるのを恐れてマスクしていた人は知らないだろうけど、あの時期街でマスクしなくても、実はほぼ何も言われなかった。

唯一記憶に残っている店員によるマスク警察は、ドラッグストアだ。
買い物し終わるとき、レジで言われた。「今度からマスクお願いします」みたいなこと?

で、私はきいてあげた。「感染予防対策を謳って薬機法違反に問われないマスク、この店に売ってます? あなたがしているそのマスク、雑品扱いですよね」
もちろんあっちは言い返せない。

ドラストとして一番言われたくない薬機法違反を持ち出してあげたわけだ。そして帰ってから、そのチェーン店の本部にメールしておいた。ドラスト店員が薬機法違反のリスクをおかすのはどうかと思います、と。もちろん実名で。なんら恥じることのないまっとうな意見を述べるのだからもちろん実名で。その後もそのチェーン店には買い物に行ったが、一度として再マスク警察はされなかった。

ところが未だに、かつて花風社に「エビデンスを出せ!」とか「薬機法違反だ!」と言いがかりをつけていた医療従事者たちが、雑品扱いのマスクをふりかざし感染予防を謳っているのである。あのね、あんたたちがやっているその辺で売ってる不織布マスクの押しつけが、薬機法違反に近いっていうの。人がいっぱい死ぬワクチンとか不織布マスクを押し付けたその口で、二度とエビデンスとか言うなよ。

それだけではない。コロナ禍を通じてはっきりわかったことは、医療は科学に基づくというより、政治に基づいて決定するということだ。決定基準は「自分たちが儲かるか」なのに、エビデンスを都合よく「参入障壁」の代わりに振り回す。しかも経済原理を振り回しながら民間企業と違うのは
・先に金取っている(国民皆保険)
・一般社会に(経済的肉体的その他あらゆる面で)負担を押し付けて恥じない
ことなんである。

民間企業は売り上げを商品を作ったあとにあげなきゃいけないので本当に役立つものしか出せないし、社会に負担を押し付けたら選ばれない。先に金巻き上げておく国民皆保険が「医療従事者俺様モデル」を誕生させたわけである。

で、みんななめられてるの。
命を盾に取られて。
なめられるなよ、みんな。

さて、そういうことで。
カタールのワールドカップでも見た通り、日本が総マスクだった時代によその国がマスクから解放されたのは



「どうやらこれ、飛沫感染じゃなくて空気感染だぜ」っていうことが明らかになったから。

私はみんなが注射を打ち始めてから、空気感染だということに気づいた。「マスクなんて息苦しいだけで逆効果だ」という自分の体感が合っていたのを知った。そして思い出したのだが、これまで風邪で発熱、みたいなことが起きる前は必ず密集した空気の悪い場所に長時間いた。だから私は観劇とか映画館とかそういうのはもう行かないでいいと思うし(もともとさほど好きでないのもあり)アウトドアの遊びを好む。

冬はついつい自転車に乗りたくないなあとは思うが、乗ってしまうと、冬の清涼な空気を肺一杯吸い込むのは実に気持ちいい。新鮮な空気っていうやつは健康をもたらしてくれると思う。というわけで61歳の冬も、生涯インフルコロナワクチン未接種感染経験なし、を継続中である。昨日も自転車でたくさん遊んできた。

ちなみに事故から二か月経った。最初の三日歩けなかったけど、先日きついライドレッスンも再開。ついに病院など一度も行かずに脚の機能を取り戻した。「治るのに医療なんか要らない。みんな医療使い過ぎ」という自分の信念を実現したわけである。

ちょっとしたことで病院に駆け込むから
だからなめられるんだよ。

ま、ともかく。
今日は「よその国では治ってる」その5の発表ですね。
では貼ります。
これです。じゃじゃ~ん。




諸外国が「どうやら空気感染だ」と舵を切っても日本はそれができなかった。理由は空気感染だと認めてしまうと、陰圧室ってやつを設けなきゃいけなかったから。

「金かかるなあ」という医療のみみっちい根性のもと、「じゃあ、飛沫感染のままにしておこう」となり、人々はマスクを外せなくなった。今に至るまで依存症になっている人、職場で押し付けられている人もいるが、元はと言えば「陰圧室を作りたくない」という医療の金勘定のせいで国民に真実が知らされなかったから。

これだけの嘘をついておいて
二度と弾圧のために「科学」とか振り回すなよ、俺様根性の医療従事者たち。


その後、日本が何度も感染世界一を達成したのも、感染対策のやり方が科学的には間違っていたからじゃないの? 
そうじゃないというのなら、完全ノーマスクノー枠のワタクシが周囲も含めて結局一度も感染していないのはなぜか説明してほしいわ。

ほら、説明しろよ。あんたたちの唱える感染対策に一個も従わなかった私が無傷な理由を。

ちなみに「免疫力」という言葉はトンデモだそうなので、そして「個人により免疫力が違う」という考え方もトンデモなそうなので、私がノー枠ノーマスク未感染という事実を説明するときに、その言葉は使えないね。ただ先日尾身爺がうっかり免疫力を鍛えろとか言ってしまい、それに医クラが沈黙していた。非医療人が免疫力という言葉を使うとトンデモ。でも尾身爺には逆らえない。

現代日本で強固に残ったカースト制度の中に生きる医療従事者にとって、根拠の決め手は金であり、ガイドラインの決め手は「誰に命じられたか」なんである。平安時代の閉塞した身分制度みたいなのを伝統芸能みたいに受け継いでいる医療業界。口枷つけてまるで奴隷。

というわけで、陰圧室作るのケチって飛沫感染路線に固執してクラスター起こしまくった日本の病院たちですが、中川先生が言っていた。「アメリカではこういう診断治療が進んでいると話した時、田中先生はすぐに器具をそろえてくれた」と。

だから田中先生はケチじゃないみたいよ。
その恩恵を無料モニターの人たちは受けたわけ。
いや、有料でみてもらった人たちも
円安の今、あれ格安料金みたいですよ。

テクノロジーの進歩を享受した脳機能スクリーニング&トレーニング。
知りたい方は花風社の夏祭り・秋祭りをみてください。
御案内貼っておきますね。

=====夏祭り・秋祭り概要=====

花風社夏祭り

第一部 「治った人たちの選んだ道」浅見淳子
第二部 「世界の標準治療を学ぼう」
1 「脳機能スクリーニングについて」中川朋先生
2 発達障害の病態解明と治療法 田中伸明先生

4400円

花風社秋祭り

よその国では治ってる? 世界標準の治療を学ぼう!

1 脳機能スクリーニングからバイオフィードバック、ニューロフィードバックへ&智くんの事例に学ぶ(奇跡的発達) 中川朋先生

2 発達障害の病態と治療&脳機能スクリーニングは何を測定しニューロフィードバック、バイオフィードバックは何を治すか 田中伸明先生

3520円


お申込みの方は、zoom☆kafusha.com(☆を@にかえてください)あてにご連絡ください。
追って返信いたします。

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マンガ「よその国では治っている」その4 患者が苦しんでも、金が儲かる方がいい――「医療従事者俺様モデル」の恐ろしさ

2025-01-25 09:21:02 | 日記
さて、マンガ「よその国では治っている」その4まで来ました。

1では「よその国ではずいぶん発達障害診断治療進化しているよ」というお話をした。


そして2では、「なぜそれが日本に入ってこないかというと日本の医療どうやら世界最弱だから」という話をした。2022年のワールドカップ見てたらわかったと思います。


そして3では、「じゃあなぜ日本の医療はそれほどダメなのか」の話をした。結局、患者のQOLなど向上させようと思っていないから、っていう話。



「本当にいいものなら標準医療になっているはず」が日本では通用しないのです。

私は社保加入者として、パンデミックの初期、医療が発熱患者を拒否したのを見て腹が立ちました。普段保険証を使う機会のない身からしてみれば、それでも毎月一生懸命健康保険料を払うのは、他の誰か、もっと健康に恵まれない人の役に立っていると思っていたから。それがさ、先に強制的に金取っておいて仕事しないんだもん医療。

そして、まだコロナワクチンの脅威がはっきりしなかった時代に、皆打ちたがっていた時代に、医療従事者は関係のないリハ職まで優先的に打っておいて、それでも発熱患者は拒否。一般社会を相変わらず締め付け、一向に行動の自由も取り戻させない。それにも腹が立ちました。

私は毒親に育てられたわけではない。DV夫に苦しんだ経験もない。これまでの人生の中で、私にとって一番被虐待体験に近かったのは、あのコロナ禍のしめつけなわけです。本当にひどいもんだった。私にとっての虐待者は、医療従事者なんです。せめてもの救いは、ほぼ直接のコンタクトがないことだけど。だから事故に遭って歩けなくなっても病院行かなかったんだけど。

一方でパンデミックで謎が解けたんです。発達医療がなぜ先に金をとっておいて(これが国民皆保険)治さないどころか治す方法を探しもせず、いやいやそれどころか、治ればいいなと思う勢力を目の敵にするのか。

そして発熱患者を拒んでいた医療が、いったん発熱外来に加算がつくと今度は町中の眼医者まで殺到するのをみて、彼らの行動原理がわかりました。

とにかく金・金・金。

ヘルメットかぶって診断・治療、も日本には入ってこなかったけど、その他に入ってこないものもある。

っていうわけでその4はこれです。
じゃじゃ~ん。



たとえば妊娠中絶薬とかももめた。

妊娠中絶を薬でやってしまう、っていうのも負担があるでしょう。でも手術の方がダメージがでかいのは明らか。だけど日本の医療は、儲けの種である妊娠中絶手術を手放さないために、諸外国ではドラストで買える妊娠中絶薬を規制する。そしてそのときにきれいごとをまぶす。貞操観念がうんたらとか。不幸な経緯で妊娠する女性もいるだろうに。

そもそも諸外国では普通になっている無痛分娩がなぜ行きわたらないか。それは町中の麻酔医を置けない規模のクリニックにも客を行き渡らせるそうですよ奥様。そしてここにもきれいごとをまぶす。「母親たるもの産みの苦しみを~」みたいなアレ。

目的は金儲けなのに、金儲けのために患者の体に負担をかけているのに、それをきれいごとでごまかす。それが医療従事者俺様モデル。

だからね、「ありのままでいいんだよ。社会が理解すればいい」もそうなんです。自分たちは治さない。治す気もないし治す方法が外国にあっても持ってくる気はない。存在は知っていても言い訳してできるだけのらりくらり医療の進化を取り入れない。ツケは本人が払えばいい。人生を消化試合にすることによって。本人と、その親が。

そういうモデルで運営されているんですよ、日本の発達医療。そして四半世紀変わっていないわけ。

いいの? それで。
という提案を私はしている。

私は幸い、パンデミック前もその後も病院にあまり立ち入らないですんで、それは自分だけではなく家族も健康でいてくれたからなんだけど、まだ面会制限とか続いているのかな?

この漫画を構想したのは実は去年の10月で、それから画伯の個展とそれとほぼ同時に起きた私の怪我のせいで滞っていたんだけど、とにかく10月の時点ではまだ面会制限続いていた。最期を家族とともに過ごせなかった人がたくさん。

それにどんな科学的根拠があるの?
たんに「感染防止」のきれいごとで家族の目を入れないためじゃないの?
とにかく「自分たちが儲かる」「自分たちがラク」を優先させ、負担を一般社会に押し付け、きれいごとで糊塗する。
妊娠中絶薬の導入反対には「貞操観念」を理由にし
無痛分娩には「産みの苦しみ」で反対し
面会制限には「感染対策」。

そして発達障害には「ありのままでいいんだよ。社会が理解すればいい」。

全部自分たちが手間を省くためのきれいごとですよ。

こういう「医療従事者俺様モデル」のもとで
発達医療は四半世紀、足踏みを続けてきたのです。

日本だけで。
よその国では治っている。
日本でだけ治らない。

それでいいの? という問いかけを私はしています。

マンガ「よその国では治っている」その3 じゃあなぜ日本の医療はそんなにダメなのか?

2025-01-24 07:46:03 | 日記
さて、マンガ「よその国では治っている」。
これまで1と2をお届けしました。




四半世紀、全く進歩のない日本の発達医療。
その間に世界ではテクノロジーの進歩に伴い診断・治療が変わっていったというお話。
じゃあなぜ日本にそれが入ってこないの? って皆さん思うでしょう。
正確に言うと
「なぜそんなにいいものがあるのに日本に取り入れてくれないの?」です。

実は今回「花風社夏祭り・秋祭り」でお伝えしている「Neuromodulaion(神経の調整)」について、私が初めて聞いたのは2000年代初頭なんです。Neurofeedbackという方法があるらしい、と私は原書ベースで知った。そして2010年以降、テクノロジーの進化とともに、あちらでは薬物療法からじょじょにこちらに置き換わっていった(薬物療法が大して効かなかったのもあって)。ところがその動きが日本には入ってこない。

どうも日本の医療は、いいものを入れない。
それにはうすうす気づいていたんで、花風社が治そう路線を追求するうちにアンチ勢力から入ってきた雑音「本当に効果があるのなら標準医療になっているはず」に私は耳を傾けなかった。なんとなく、本当に効果があるものでも自分たちに都合の悪いものは入れない、という日本の医療の体質を感じ取っていたわけ。でもそれをはっきり言語化できたのはやはりコロナ禍を見てからです。

というわけで3コマ目。
日本の医療がどういう原理で動いているか。
これですよ。




どういうわけか日本の医療業界は、コロナ禍で見た通り

医療業界は、厄介事を全部「その他社会」に押し付ける。

を大原則としているわけ。
だから発達障害に関して盛んに主張するこれ

「当事者はありのままでよい。社会が理解(我慢)すればよい」
っていうのは医療従事者の生き方そのものなわけ。


自分たちがやっている生き方を、生涯養分とする発達障害者にも許せよ、と一般社会に喧嘩売ったセリフが

「社会が理解すればよい」
だったというわけですね。

なんかここにきて、物価高やなんかのあおりを受けて、医療機関が数百件倒産したらしく、これは大変だ、とまた業界団体がタカリにいっているそうです。

でもさ、コロナ禍で飲食店とかどれだけ潰れたのよ。
「不要不急だ!」とか言われてさ、街の風景も観光地の風景も変わっちゃったじゃないの。それはすべて「医療崩壊を防ぐ」というお題目のもとですよ。
潰れちゃった人たちは、自殺したり、債権者に頭下げたり、唇かみしめて再起を誓ったり、絶対返せないくらいの大借金を背負ったり、とにかく自分しか頼るものはなかった。
なのに数百件倒産するとすぐにさらに公金チューチューしようとする。なんで医療だけそんなに甘ったれなのよ。

よその国は国民にこんなに負担を強いずに乗り切った。
一億総マスク社会も作らないで乗り切った。
それだけみても、日本の医療が世界最弱だとわかるもんだ。

ていうか、私は医療に関してはただのスポンサー(社保加入者)であり、普段は接触ないんだけど

いったい一般の皆さんは、医療従事者にどういう態度で接しているの? なんかなめられるような態度取っているんじゃないの?
何が彼らをここまでつけあがらせているの?

不思議だわ。

ともかく

「発達障害は生まれつきの脳機能障害で一生治らない」

は日本独自の土着思想です。

そしてコロナ禍における

「マスク強制出産」
「陽性妊婦の強制帝王切開」
「今に至るまで続く面会制限」

も同じ。
両方とも、日本でしかやれない。通じない。
医療がやたら人権侵害をし、それを一般社会がなぜかへへ~と聞き入れてしまう日本でしか医療はこういう残酷な振舞をしない。

両方とも
「いかに一般人側に我慢をさせて医療はラクをするか」

に基づいて出された施策ですよ。

つまり、日本の医療はね

一般人の幸せなど考えていないの。
「いかに自分たちが面倒を避けるか」が最優先なの。
だからコロナ禍でも、世界一残酷な振舞をしたのは日本の医療だった。

その医療が、「生まれつきの脳機能障害で一生治らない」の洗脳に成功して、多くの親たちが子どもの将来を嘆き、二次障害に怯えて全く治るあてがないのに薬だけのんでくれる、という(医療にとっては)ラクチンな状態が出来上がったのに

今更「5分かぶれば脳のどこにバグがあるかわかるヘルメット」なんて持ってくるわけないじゃないですか。

でも持ってきてくれた人がいるのよ。
ということでご紹介しているわけです。

去年2024年は、QEEG元年でした。
たくさんの人が花風社の夏祭り・秋祭りを視聴して、脳機能スクリーニング&トレーニングに乗り出した年だった。
今もどんどん、画像診断を受けている人が増えているため
大幅に視聴期限を延長しています。

=====夏祭り・秋祭り概要=====

花風社夏祭り

第一部 「治った人たちの選んだ道」浅見淳子
第二部 「世界の標準治療を学ぼう」
1 「脳機能スクリーニングについて」中川朋先生
2 発達障害の病態解明と治療法 田中伸明先生

4400円

花風社秋祭り

よその国では治ってる? 世界標準の治療を学ぼう!

1 脳機能スクリーニングからバイオフィードバック、ニューロフィードバックへ&智くんの事例に学ぶ(奇跡的発達) 中川朋先生

2 発達障害の病態と治療&脳機能スクリーニングは何を測定しニューロフィードバック、バイオフィードバックは何を治すか 田中伸明先生

3520円


お申込みの方は、zoom☆kafusha.com(☆を@にかえてください)あてにご連絡ください。
追って返信いたします。

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その4では、いかに日本の医療がご都合主義で動いているか
いくつか例を示しますね。
どうぞお楽しみに。