数日前に、不慮の事故で身近にいる生徒が亡くなりました。
彼のクラスの授業担当者であり、副担人でもある私としては複雑な気持ちです。
先日クラスメートに彼の訃報を告げる重い仕事を担任と私で行いました。
病気、事故など、それぞれの事情による別れを経験していますが心の準備がない突然の訃報。
ただただ、生徒たちとともに黙想をするしかできませんでした。
ご冥福をお祈りしたいと思います。
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さて、2月の下旬には突然、全国規模の学校休校が発表されました。
せっかく作成した学年末考査も日の目を浴びないまま廃棄されました。
4月、5月は慣れないオンライン学習教材の作成に没頭。
学校行事は100%中止。
具体的には体育祭、宿泊を伴う旅行、海外での語学研修が中止されました。
ところが、11月に入ると文科省は修学旅行等の実施を学校に奨励し始めました。
それとは逆に文部科学省はオンライン教育しかしていない大学名を公表すると大学にプレッシャーをかけてもいます。
3月には新型コロナウイルスに感染した京都産業大学の学生が京都市内の飲食店でゼミの卒業祝賀会やサークルの懇親会に出席したことがメディアで大々的に報道されていました。
他の大学にとっても、京産大のようにバッシングされたくないとの思いが強いのは当然です。
安易に、対面授業に戻すことができないのも納得できるのです。
私の知人の娘さんが通う都内A大学では3週間に一回の通学義務。
たぶん、学生数を分割して自宅でのオンライン学習日と通学による対面の日に分けて出席を義務づけていると思われます。
たぶん一番の目的は、文科省に目をつけられないようにすることだとは思いますが。
教育効果の最大化ではなく小手先の対策なのがバレバレです。
最近の報道で新型コロナウイルスの感染者が急増しています。
1日に1000人台にもなるのではないかとの予測もあるようです。
高校は通学、大学はオンライン。
高校はおおかた通学しての対面授業をしているではないか?
との声が聞こえてきますが、総合的に、そして俯瞰して判断された大学の対応の方が正解なのかもしれません。
12月には再度、休校になりそうな気配も感じられます。
だから私は、年末の冬期講習はオンラインでの実施するのです。
夜間や休日の何十時間もつかっての教材準備をしているのです。
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