1月22日(日)
「自家製半切額縁@自宅」
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昨年の夏に台北で行われた国際ワークショップの際に、書家でもある哈爾浜工科大学の陸先生から頂いた書。調べてみたら、用紙としては最大サイズのもので半切というらしい。専用の額縁も売られているけれど、高価だし、なんだか雰囲気出過ぎなデザインのものが多かったので、アクリル板にイエロートレペと一緒に挟み込んでみた。ボルトは、ポリカでできた透明のものにしてみた。粘りがあって、ボルト自体がスプリングワッシャ的になる。
1月21日(土)
「手すりとライトシェルフ@全日本海員組合本部(六本木)」
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近現代建築資料館で行われている大高正人展に関連したシンポジウム。先だって、六本木駅前に残る全日本海員組合本部の建物の見学会。独立した直後の作品だということだけれど、船のメンテに慣れている人たちが丁寧に手を入れているらしく、ほとんど元のままのようにみえる。二つのコアで生み出される広くオープンな空間、堀の深い造りがつくる明暗のコントラスト、PCの手すりとライフシェルフやダイスから起こしたアルミサッシ、焼き物が組み入れ垂れた床仕上げ、彫刻的ヴォリュームコントロールが成されたという屋上塔屋群など、縦横無尽な視野が楽しい。
「階段に続くホール空間@全日本海員組合本部(六本木)」
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最も大きなホールは地下。全体の4割が地下にあり、当時は法的協議も大変だったらしい。ステージ→客席→ホールに至る階段→ライトコート(現在は増築されて内部化されてしまっている)へと、段々と勾配をきつくしながら空間が連続する。ホールの天井には、天井スラブが破れて下がってきたようなデザインの照明。ホール入り口から見ると、両サイドのHPシェル型に捻れた壁面がステージに向かっての集中した感じを生む。
「ホール内部@全日本海員組合本部(六本木)」
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聴衆側に建築界の大御所がたくさんいて、タダでさえ気が重いプレゼンだったんだけれど、docomomo会長のアナ・トストエスさんの直後に話すことになり、何だか大変な。。。とはいえ、あらかじめ用意しておいた仮説を紹介して、みなさんの昔の話しからは当時の様子が浮かび上がってきたし、いろいろと考えるきっかけにもなった。砂浜が校庭で、サメやカブトガニがいる水族館があったという藤原徹平さんの母校(間門小学校)も興味深い。
1月20日(金)
「小野耕石さんの作品@神奈川県民ホールギャラリー(山下公園・横浜)」
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雪がちらつく中、内外での打ち合わせの間をぬって、神奈川県民ホールギャラリーで行われている「5Rooms-感覚を開く5つの個展」に。会期終了の二日前。あぶないあぶない。タイプの異なる5人の作家の仕事。小野さんの作品は写真では表現しにくいけれど、立体的に重なり合う印刷面が、不思議な奥行き感と変化のある色合いを生み出していて興味深い。
「丸山純子さんの作品@神奈川県民ホールギャラリー(山下公園・横浜)」
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最後の大きな空間では丸山さんのインスタレーション。廃材が打ち上げられた船のように立ち上がり、足元にそこからこぼれ落ちたように粉石鹸が広がる。コンビニ袋の花が広がる暗闇や、描いては消え去る石鹸で描いた大きな花など、これまでの作品では社会背景とプロセスとの関係が興味深いところだったけれど、今回はそういった活動全体を背景に持った、空間そのものにフォーカスしたインスタレーションという感じ。集大成的な存在感?。来られて良かった。
1月19日(木)
「お通し@福屋(野毛・横浜)」
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3年生の課題の提出&講評。昨年度よりも条件を緩めるなど難度をおさえてきたんだけれど、なかなかキビシイ。この次に彼らが手がけるのは卒業設計になるのだけれど、それまでにやり遂げるべきことが残っているか。非常勤のみなさんとの打ち上げは、野毛・福屋にてフグでスタート。ル・タンペルデュでのライブ付きベルギービールを挟んで、最後はサンヨーの餃子&味噌ネギトリで締め。課題のスタートはボデゴン(スペインバー)、福田フライと立ち飲みだったけれど、今回は座って。
1月18日(水)
「葉っぱ@自宅」
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歯医者とか委員会とか。家の観葉植物が、自らの歯の穴に新芽を入れてしまっていたので救出。
1月17日(火)
「大桟橋から見るみなとみらい@大桟橋(横浜)」
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某海外向け番組で神奈川のことを紹介するにあたって、横浜を担当。朝8時に大桟橋集合。風は弱まってきているものの、先週末からの寒波がキビシイ(前日よりマシだったけれど)。もろもろの準備の間、我々は車の中にいれば良いんだけれど、スタッフの方々はずっと外なので大変。みなとみらいの風景の向こうに、富士山。大桟橋、神奈川県庁庁舎、ドッグヤードガーデン、BankARTとまわって終了。週末の大高正人展シンポともシンクロ。
1月16日(月)
「アクリル模型@みかんぐみ(馬車道)」
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仙台でのミーティング。その前に、建築倉庫でのトークイベントに向けて、朝一でみかんぐみの模型を探索。ほとんど何も残っていないんだけれど、意外なものが残っている。世田谷に事務所があった頃につくった、何かのモーターショーブースの指名コンペのためにつくったもの。半透明の紙のブロックを積むようにしてつくるというもので、会期後は、紙のブロックなので、切断したり積み方を変えたりして、全国のショールームに持って行けるという提案。まったくかすらず。懐かしい。
「自家製半切額縁@自宅」
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昨年の夏に台北で行われた国際ワークショップの際に、書家でもある哈爾浜工科大学の陸先生から頂いた書。調べてみたら、用紙としては最大サイズのもので半切というらしい。専用の額縁も売られているけれど、高価だし、なんだか雰囲気出過ぎなデザインのものが多かったので、アクリル板にイエロートレペと一緒に挟み込んでみた。ボルトは、ポリカでできた透明のものにしてみた。粘りがあって、ボルト自体がスプリングワッシャ的になる。
1月21日(土)
「手すりとライトシェルフ@全日本海員組合本部(六本木)」
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近現代建築資料館で行われている大高正人展に関連したシンポジウム。先だって、六本木駅前に残る全日本海員組合本部の建物の見学会。独立した直後の作品だということだけれど、船のメンテに慣れている人たちが丁寧に手を入れているらしく、ほとんど元のままのようにみえる。二つのコアで生み出される広くオープンな空間、堀の深い造りがつくる明暗のコントラスト、PCの手すりとライフシェルフやダイスから起こしたアルミサッシ、焼き物が組み入れ垂れた床仕上げ、彫刻的ヴォリュームコントロールが成されたという屋上塔屋群など、縦横無尽な視野が楽しい。
「階段に続くホール空間@全日本海員組合本部(六本木)」
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最も大きなホールは地下。全体の4割が地下にあり、当時は法的協議も大変だったらしい。ステージ→客席→ホールに至る階段→ライトコート(現在は増築されて内部化されてしまっている)へと、段々と勾配をきつくしながら空間が連続する。ホールの天井には、天井スラブが破れて下がってきたようなデザインの照明。ホール入り口から見ると、両サイドのHPシェル型に捻れた壁面がステージに向かっての集中した感じを生む。
「ホール内部@全日本海員組合本部(六本木)」
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聴衆側に建築界の大御所がたくさんいて、タダでさえ気が重いプレゼンだったんだけれど、docomomo会長のアナ・トストエスさんの直後に話すことになり、何だか大変な。。。とはいえ、あらかじめ用意しておいた仮説を紹介して、みなさんの昔の話しからは当時の様子が浮かび上がってきたし、いろいろと考えるきっかけにもなった。砂浜が校庭で、サメやカブトガニがいる水族館があったという藤原徹平さんの母校(間門小学校)も興味深い。
1月20日(金)
「小野耕石さんの作品@神奈川県民ホールギャラリー(山下公園・横浜)」
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雪がちらつく中、内外での打ち合わせの間をぬって、神奈川県民ホールギャラリーで行われている「5Rooms-感覚を開く5つの個展」に。会期終了の二日前。あぶないあぶない。タイプの異なる5人の作家の仕事。小野さんの作品は写真では表現しにくいけれど、立体的に重なり合う印刷面が、不思議な奥行き感と変化のある色合いを生み出していて興味深い。
「丸山純子さんの作品@神奈川県民ホールギャラリー(山下公園・横浜)」
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最後の大きな空間では丸山さんのインスタレーション。廃材が打ち上げられた船のように立ち上がり、足元にそこからこぼれ落ちたように粉石鹸が広がる。コンビニ袋の花が広がる暗闇や、描いては消え去る石鹸で描いた大きな花など、これまでの作品では社会背景とプロセスとの関係が興味深いところだったけれど、今回はそういった活動全体を背景に持った、空間そのものにフォーカスしたインスタレーションという感じ。集大成的な存在感?。来られて良かった。
1月19日(木)
「お通し@福屋(野毛・横浜)」
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3年生の課題の提出&講評。昨年度よりも条件を緩めるなど難度をおさえてきたんだけれど、なかなかキビシイ。この次に彼らが手がけるのは卒業設計になるのだけれど、それまでにやり遂げるべきことが残っているか。非常勤のみなさんとの打ち上げは、野毛・福屋にてフグでスタート。ル・タンペルデュでのライブ付きベルギービールを挟んで、最後はサンヨーの餃子&味噌ネギトリで締め。課題のスタートはボデゴン(スペインバー)、福田フライと立ち飲みだったけれど、今回は座って。
1月18日(水)
「葉っぱ@自宅」
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歯医者とか委員会とか。家の観葉植物が、自らの歯の穴に新芽を入れてしまっていたので救出。
1月17日(火)
「大桟橋から見るみなとみらい@大桟橋(横浜)」
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某海外向け番組で神奈川のことを紹介するにあたって、横浜を担当。朝8時に大桟橋集合。風は弱まってきているものの、先週末からの寒波がキビシイ(前日よりマシだったけれど)。もろもろの準備の間、我々は車の中にいれば良いんだけれど、スタッフの方々はずっと外なので大変。みなとみらいの風景の向こうに、富士山。大桟橋、神奈川県庁庁舎、ドッグヤードガーデン、BankARTとまわって終了。週末の大高正人展シンポともシンクロ。
1月16日(月)
「アクリル模型@みかんぐみ(馬車道)」
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仙台でのミーティング。その前に、建築倉庫でのトークイベントに向けて、朝一でみかんぐみの模型を探索。ほとんど何も残っていないんだけれど、意外なものが残っている。世田谷に事務所があった頃につくった、何かのモーターショーブースの指名コンペのためにつくったもの。半透明の紙のブロックを積むようにしてつくるというもので、会期後は、紙のブロックなので、切断したり積み方を変えたりして、全国のショールームに持って行けるという提案。まったくかすらず。懐かしい。