朝方の雨が止み、
夏の太陽が顔を出した1日。
南海和歌山市駅にオープンした「キーノ和歌山」の「和歌山市民図書館」に行ってみました。
1階には蔦屋書店、スターバックスがゆったりくつろげる場所を提供、
2階は、いわゆる「図書館」ですが、
和歌山に関する資料などのコーナーや、
10代の中高生が対象の本のコーナーがありました。
奥には、多目的スペースがあり、イベント開催も可能です。
3階には、学習室。制服姿のカップルの姿もありました。
4階は、大きな本の山がある、子どもの本の階。和歌山市の子育て支援事業の「キッズステーション」やおもちゃの貸し出しもある「プレイスペース」、
自由に食事ができる「もぐもぐスペース」などがあり、
本の山を登ると、人工芝生のある屋上に出ます。
真下には、南海電車が見えます。
全体に、ゆったり感があり、
どの階もベビーカーのままOK、
飲み物も自由に持ち込めます。
椅子やソファも至るところにあり、
どれもゆったり座れ、
どこを見ても、若者や、子育て世代の家族がいっぱいでした。
指定管理者は、
「カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社」とのこと。
「『新しいライフスタイルを提供』する企画会社」だそうです。
都会的なおしゃれ感もたっぷり味わえましたが、
どこかの商業施設にあそびに来ている感じがしました。
あそびに来た感覚で本と触れ合う機会の提供にはなると思いますが、
市民との関わりがどうなのかなあと気になりました。
阪南市も、
来春から公民館、
令和4年からは図書館にも、
指定管理者制度が導入されることになっています。
どんな指定管理者であってほしいのか、
「阪南市に合う雰囲気」を大切に、
進めていってほしいと思います。