2019年5月5日の子供の日は文句なしの快晴だった。この日筆者は、午前5時半に「松屋」で納豆朝定食と豚汁を食べた。そして午前8時10分にi8ロードスターを発進させた。都道は結構混んでいて、8時55分に伊勢丹本館の駐車場に到着した。いつものように、サブナードのドトールでアイスコーヒーを飲んで時間潰しをした後、小田急をチェック後、北新宿の路地裏を散策してみた。北新宿のとあるマンションの駐車場に旧型のi8が野ざらし駐車されているのを発見。車体がかなり汚れていた。i8を買うだけで手一杯で、屋根付き駐車場を借りる金がないのだろう。哀れとしか言いようがなかった。
小滝橋通りから一本西に入った辺りにはラーメン屋を始めとする大衆飲食店が密集している。午前11時ちょっと前に札幌新名物えびそば「一幻」さんを発見。暖簾の前には開店を待つ客が何人かいた。筆者は11時5分頃に、このお店に入ってみた。入って左手に券売機があった。醤油味の太麺そのままスープ(780円)を購入した。カウンター席には既に5人ほどが座っており、筆者が六番目だった。カウンター席には全部で12人ほどが座れた。店主らしき人の愛想が物凄くいい。愛想が悪いため、クレーマー客に付きまとわれた某飲食店主の反面教師である。どこぞの某飲食店主さんよ、君は人としてやってはいけないことをして他人の恨みをかったのだ。調子に乗りすぎたがためにクレーマーに一生付きまとわれる運命となった。自業自得としか言いようがないが、世間様は許してはくれまい。一生苦しむがいい、そして償うのだ。なまじ法律知識を齧ったがために墓穴を掘ってしまった哀れなやつ、それが君だ。天網恢恢疎にして漏らさず、悪事千里を走る、盗人猛々しい、恩を仇で返す。これらの全てを、君とクレーマーに贈ろう。
店主は「紙製の前掛けが欲しいかどうか」を客全員に尋ねていた。筆者のように洒落たかっこうの客は例外なくこの前掛けを所望する。まるで焼き肉屋の如きである。新宿駅のルミネに吉本新喜劇があるため、お笑い芸人の来店が多いらしく、店内の壁一面に、その種の芸人らのサイン入り色紙がべたべたと貼られていた。待つこと10分ほどでラーメンが出来上がった。トッピングは、海老と紅ショウガを練り込んだ赤い粒、昆布を練り込んだ黒い粒、薄いチャーシュー一枚、味付け卵、葱である。スープは味噌も醤油も塩もほとんど同じ色だが、微妙に味が異なり、いずれにも海老味が効いている。まあ~美味いことは美味いが、並ぶほどのものではない。客全員がスープを全て飲み干し、食べ終わると丼ぶりをカウンターの上に置くのが礼儀のようだった。筆者はスープを少し残した。安く上がって良かったなと思った2019年の子供の日だった。
お店の入り口
これを注文した
お笑い芸人達の色紙