
《時の記憶》の記憶〜😆
さて。
そうしてやがて《時の記憶》は完成直前まで出来上がりました。
ほぼ必要な楽器のオケが入ったテープが届きます。
SEIKAさんのボーカルはこの段階ではまだ未収録。
コレが凄かった。
本当に凄かった。
何が凄かったって、スタッフ全員が息を呑みました。
例の間奏部分ですよ。
デモテープの間奏では入っていなかった、天使の様な声が聴こえてきたからです。
例のコーラスですよ。
菅野さんのコーラスが✨
『ええええぇぇぇぇぇえええ‼️スゴーーーーイ良い〜〜〜✨✨✨』
…と全員が言ってました(^^)
『飛び立つ』の後のコーラスね、アレアレ。
この菅野さんのコーラス聴いた時に私…
まるで輪の声みたいやわ〜輪が羽根広げて飛び立つんや〜って連想してました。
。。。で暫く後のこと。
SEIKAさんのボーカルが入ったテープが届きました。
ワックワクで皆んなで聴き入りました。
SEIKAさんは問題なく素敵。
柔らかくてしっとり感の有る透明ボイス。
そして例の間奏に差し掛かりました……
当然のように皆んなあのコーラスが聞こえてくる筈と聴き耳を立てます。
しかし。
え……❓❓
Σ(´Д`)
皆んなそう言ってましたねぇ
あの時は。
なんか違う。
いつもみたいな感動がナイ❓❓
え?なんで…❓
聞き返してすぐ判りました。
例の間奏部分のコーラスの音量が抑えられて引っ込んでいたのです。
なんか遠〜くで『ah〜〜〜』って微かに歌ってる感じ。
オケの段階では割と、どの音がどんな感じの旋律で入っているのか判り易いように、全ての音がデカく平面的に入っていたのかもしれません。
なので菅野さんのコーラスもイコライズ化されてデカかった。
それが、いざボーカルが入りますと、楽器音はそれぞれ音量調整されてしまい。
コーラスは一つの楽器として認識し直され、音量がかなーり抑えられてチーーーさくなっていたのです。
私達は団体になって桜井さんに異議を申し立てました(笑)
『小さいよ‼️菅野さんのコーラスのボリュームが小さいよ‼️もっと聴こえなきゃダメだよ‼️間奏アレがイイのに‼️』
桜井さんは眼をまん丸くして応えました。
『いや…菅野さんは声も楽器として…』
私は遮りました。
『ヤダ‼️』
後日。
ボリューム調整したとされるテープが届きました。
試聴して私は直ぐにまた桜井さんに連絡を入れました。
『まだ小さい‼️ヤダ、もっと前に出して』
…こうして今の《時の記憶》は出来上がりました。
菅野さん、ゴメンなさい。
私みたいなオタクはですね
_(:3 」∠)_
音楽の完成度とかよりも。
エモさを選んでしまうのです…。
ホント…
ゴメンなさい。。。
m(*-ω-)m
けどですよ。
イイでしょ⁉️
イイですよねぇ⁉️
アレでイイですよねぇ⁉️⁉️
( ・`ω・´)キリッ
そんな訳で《時の記憶》の話はコレでお終い。
で、TYPE-B。
気になりません❓どうなったのか。
ココで登場するのが新居昭乃さんですよ。
明日に続きます。