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「上級国民」の存在の有無

2019-12-21 09:02:38 | 米屋の親父のつぶやき
「上級国民」という言葉が今年の「流行語大賞」にノミネートされたことは記憶に新しい。
大賞やトップ10にも選出されなかったが、かなりの影響力を持つ言葉として今後も使われることだろう。

で、いつも参考にさせてもらっている「Wikipedia」さんの項目を検索したところ・・・

あらっ?!

「削除」されている。
以前はあったはずだが・・・

調べてみると「永久削除」と。

現代の「百科事典」とも云えるWikipediaさんから永久追放される「言葉」になったのね(笑
ただ唯一「項目」として残っているのは、「上流階級」の中に1文がある。
『「一般の国民」の対義語として「上級国民」という語も存在し、これは一般人の理解を超えた言動をする政治家・専門家・官僚等を指す。「上級国民」という語は一般的には普及しないながらも、大正時代から複数名により造語として使われていたが、2020年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレム(ロゴ)が著作権を侵害しているという疑惑以降、急速に広まった[1]。2015年9月1日にオリンピック大会組織委員は、エンブレムの白紙撤回を表明した上で、著作権侵害ではないが一般の国民から理解を得られないと述べた。この発言を受け、報道やインターネット上の言論等では「一般の人の感覚や理解を超えたもの」として反発が広まった。『大正思想集』1巻(1978年)には、「限られた範囲の国民」について「上級国民と云うて置かう」とあり、「君主の任命に係る者」と同列に「上級国民の指定に係る者」が並べられている。

清多英羽によれば、教育学で「上級国民」の語が使われている。「貧民と上級国民」という対立構図において、ペスタロッチは貧民教育を重視した。一方でフィヒテは、国民全体への教育を提案し、「われわれに重圧を加えているすべての災禍からわれわれを救うことができるのは教育のみである」等と論究した。』*Wikipediaより

削除された理由は「不明」である。
憶測として「圧力」があったとかいわれているが・・・

「憲法上」、日本国民に「階級はない」。
しかし、どこにでも「上下の関係」は存在する。
そして拡大解釈するとそれが「ヒエラルキー」にもなる。

ドラマを観ていればよくわかる。
「階級」が存在するから成立するドラマも。

これは「日本国民」の心の、頭の中には「階級」が存在するのだ。
「階級の存在」を認めながら、それはよくないと否定している。

もっと言い方を変えれば、
「みんな本心では上級国民になりたい」のかも?(笑

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