なんだか周囲がスゴく騒いでいるのだ。
「ネタバレ食らう前に観に行け」とか。
「今度映画館に3度目を観に行く」とか。
僕のスター・ウォーズ仲間の間でも話題だし、YouTubeとかにも興奮気味の動画がたくさん上がっているので、いよいよもって「仕方ない、観に行くか」とばかりに重い腰を上げて、本日二子玉の109シネマズで観てきたわけだ。
その感想。
うん。
これは期待値を上げすぎた。
どんな映画も期待しすぎると失敗するものなのだが、その鉄則を今回も忘れて、期待しまくりで観に行ってしまった。
それがこの結果だ。
みんながあまりにワーワー騒ぐからどれだけ凄い作品になっているのかと思って目線上げまくりで観てしまったので、そこまでじゃなかった。
「なるほど、そっちね」って感じ。
星は3つ。★★★
まぁ、まぁ、こういうのも面白いじゃんって感じ。
前半は「なるほど、そっちやってきたのね」って感じ。
後半は「うーん、なんか生理的に受け付けないけど、まぁいいか」って感じ。
これ、観た人にしか分からないと思うけど、正直な感想はそうなる。
以下ネタバレするので、観てない人は注意。
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分かるよ。
分かるんだよ。
あの前半を絶賛する人たちの気持ちも分かる。
でもまぁ、言うても二次創作じゃん。
アムロが乗るはずのガンダムにシャアが乗る。
ホワイトベースはジオンに奪われ、ジオン公国が戦争に勝つ。
あのファーストガンダムを「もしも」の世界線で新しく再構築したという試みはとても面白いし、「ほほぉ、なるほどそう来ましたか」とは思った。
ただ、それ以上の感慨を別に受けない僕のようなファーストガンダム直撃世代(当時小学校5年生)も存在しているというのはご理解頂きたい。
つまり、そこまで絶賛できない。
「ははぁん、面白いことしてくるじゃん」ぐらいなのね。
ただ、これって偉大なオリジナルがあってこそ成立するものなので、それ以上のものにはならない。
パラレルワールドだし、二次創作だし、悪く言えばパロディに過ぎない。
なので、星は3つ。
後半に関しては、作劇がなんだか性に合わない。
なんかこう、都合いいなぁって感じのストーリーもアレだし。
キャラクターの造形とかも、「これガンダムか?」と思っちゃって性に合わない。
要するに、口に合わなかった。
アニメ作品としてはまぁまぁ面白かった。
ガンダムなのかと言われれば、後半はよく分からん。
でも嫌いじゃない。
「この先も頑張れ!」って思う。
応援したい。
まぁでも、僕はファーストガンダム至上主義者なので、この先がアニメシリーズとしてどこかで配信されてもたぶん観ない公算が高いとは思う。笑