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アイドルタイムプリパラ 第47話感想

2018年03月02日 | アイドルタイムプリパラ
 「アイドルタイムプリパラ」第47話「パックでパニック! 大暴れ!」の感想です。


~ オープニング前 ~

 前話の続きです。新たにできた時計塔を食べて巨大化したパック。
 ガァララとファララは、パックに近付き止めようとするも、パックはパニックになっており、ガァララの声が届いていません。
「なんて悲しい目・・・。」
    

「パックはきっと寂しかったガァル・・・。」
   
「私のせい・・・? 私、つい、ファララやみんなの事に気をとられて、パックの事、頭ごなしになってた・・・。」
   
「私、パックもみんなと一緒に暮らせば、ユメ幸せでユメ楽しいプリパラになると思ってた・・・。でも、まだだったんだ・・・。まだ幸せなプリパラになってなかったんだ・・・。」
    



 オープニング映像が一部変わりました。マイ☆ドリームのライブ部分のコーデが、時のコーデに。
 
前話まではこうだったのが・・・、
 
このようになりました。


    オープニング直後の提供画像


~ Aパート ~

 パックは、プリパラTVに向かっていました。ゆい達はパックを止めようとするも、あまりの体格差から、避ける事しかできません。
 そして、パックの暴走はプリパラTVにまで及びました。TV曲にいた女の子達は避難します。
「私の想いは、これくらい大きくはち切れそうなの・・・。」
   
    
 そうっすか。まあ、いくら想いがデカかろうと、それをぶつける度胸があるとは思えないんですが。(笑)


 少しして、出口が大岩で塞がれ、閉じ込められてしまいました。
 パックはガァララを探しているようです。ガァララはパックに声をかけるも、変わらず届いていません。
 パックは噴水広場に向かっています。ゆいはパックに、これ以上壊さないでと説得を試みます。
「最初は何もなかったプリパラが、こんなにキレイで素敵になったんだよ! ここは、みんなの夢がいっぱい詰まってる場所なの!」
    

「その通りじゃ! マイドリは、夢を守るためなら!」
「どんな困難にも立ち向かうっす!」
    

 その後、ファララとガァララは、アイドルタイムハープの力でライブ会場を作りました。女の子達は、強制的に会場へとワープ。
 そして、ファララとガァララはコーデチェンジ。コーデは、ファララは「タイムガーデンブルーミングコーデ」、ガァララは「タイムガーデンファンタスティックコーデ」。
   
「私達は古代からずっと、プリパラと共にあった・・・。きっとライブすれば、パックに気持ちが届くはず!」
   
「パック! 私はここよ! 声を聞いて! みんな幸せになれるって事、知ってほしいの!」
   
   
『1万年分の想いを込めて!』
    


 曲は「リンリン♪がぁらふぁらんど」。
「どうか、この歌を聞いて! 私はここだよ!」
「パック。私だって、ずっとずっと何千年も、あなた達の事を見ていたのよ! ガァララの友達になってくれて、ありがとう!」

    
    
    
    
    
    
 ここからメイキングドラマ。
   
    
「ファララ!」
「ガァララ!」
    
    
   
「夜を朝に!」
「朝は夜に!」
    
『もう夜は怖くない! キラキラブルーサンライズ!』
    
    
   

    
    
   

 ライブが終わり、女の子達は元の場所に戻りました。パックの怒りも収まりました。
「パック、歌聞いてくれたのね!」
「パク・・・。」
「ごめんね・・・。私、パックの気持ち、ちゃんと分かってあげてなかった・・・。」
「ガァララ・・・。」
    
「自分の事ばかり夢中だった・・・。」
「ガァララ・・・。」
    
「じゃあ、これからも、パックとずっとずーっと一緒にいてくれるパク?」
「当たり前でしょ! パックと私は、今までもこれからもずーっと一緒よ!」
   
「じゃあ、また、パックと旅に出ようパク!」
「え?」
「パックとガァララ、2人ぼっちの旅パク!」
   
「2人ぼっち・・・?」
「そうパク! あの頃は、2人だけで色んなプリパラ行ったパク!」
   
    
    
    
   
    
「パック・・・。」
「だから、あの頃みたいに、またパックと一緒にいてくれるパク?」
   
   



~ Bパート ~
「ガァララ、パックと一緒に行くパクよね?」
    
「ううん・・・。」
「パク・・・?」
   
「もう・・・、2人ぼっちは終わったの・・・。今は、ガァララは昼でも起きていられる! パックも一緒に! やっとみんなと友達になって、幸せになれるんだよ!」
   
「みんななんて知らないパク・・・。ガァララ、一緒に行こうパク・・・。」
「行けないの・・・。」
「ガァララ・・・。」
「行けないの・・・。」
    
「私が絶対に1人ぼっちなんかにさせない! だって、そんなの私が夢見たプリパラじゃないから!」
    
「私、今までいーっぱい夢があった・・・。その沢山の夢をみんなと一緒に1つ1つ積み上げて、気付いたらすっごく大きな1つの夢になったの!」
   
「それはね! み~んながユメ幸せなプリパラ! ユメハッピーでユメスマイルなプリパラ!」
    
『ゆい・・・。』
    
「誰も悲しくなくて・・・、みんながニコニコ笑顔で・・・、ユメ幸せなプリパラ・・・。」
    
「私の夢の中では、パックも沢山の友達に囲まれて・・・、いつもユメニコニコ笑ってて、とってもユメ幸せなの!」
    
   

 しゅうか、にの、みちるも、パックの幸せを望んでいます。
「ねー、パック! みんなと一緒に幸せになろう! パックも幸せになる事が私の夢なの!」
   
「それがお前の夢・・・。夢・・・。夢・・・。」
   

 ゆいが幼かった頃のある夜、パックは、ゆいから溢れる沢山の夢にてんてこ舞い。
    
 夢を食べてもキリがなく、パックは撤退。

 パックは、そんな夜を思い出し・・・、
「お前のせいパク・・・。お前がいるから、プリパラができて、ファララが起きて、ガァララはパックだけを見てたのにパク・・・!」
    
「パックは・・・! ずっと・・・、ずっと・・・。」
    
「あのままが良かったパク!」
    

 そして、再び暴走するパック。ゆい達はパックから逃げますが、ゆいがパックに食べられそうになります。
「ゆいの夢は、あたしが守る!」
    
   
    


 パックに飲み込まれたらぁら。目が覚めると・・・、
「あれは・・・、あたしの夢・・・?」
    
「夢・・・。そう・・・。あたしの夢・・・。」
    
「小学校を卒業して、オシャレな中学生になって・・・。新しい友達もいっぱいできて・・・。沢山の友達とプリパラにいっぱい通って・・・。」
    
   
「カッコいい高校生になって・・・。」
    
「プリパラは、もっともーっとアイドルがいっぱいになって・・・。アイドルの輪が世界中に広がって・・・、みんな笑顔で、みんな幸せで・・・。」
    
「だから・・・、だから・・・、今のあたしの夢は、ゆいの夢を守る事!」
    
「絶対食べさせない! あたしは神アイドル! パック! あたしの歌を聞いて!」
    


 そして・・・、
    
「パック、聞いて! パックは1人なんかじゃない!」
   
「パック。プリパラは、みんなの夢が本当になるすっごい素敵な場所なの! ただの小学生だったあたしが、アイドルになって、沢山の友達ができて、みんなで高め合って、神アイドルにまでなれた! そんな夢の世界なの!」
    
    
    
    
    
   
「だから、パックもおいで!」
   
   

「らぁら! 頑張って!」
「頑張るっす!」
「わらわもパワーを送るのじゃ!」
    
    
    
「パックも友達! み~んな友達! み~んなアイドル!」
   
「パック、一緒に歌おう! 一緒に笑おう! み~んな一緒に!」
   
    
   
    
   
「夢は渡さない!」
    
「絶対、絶対・・・、ぜーったい!」

    
   
    
「らぁらが!」
「パックの中で眠っちゃった!」
    
「らぁらー!」
   


 今回は、これで終了です。


次回:「らぁらに届け、カムバックライブ!
 巨大化したパックからプリパラタウンを守ろうと、パックと向き合ったものの、相討ちに終わり、時計塔で眠ってしまったらぁら。
 ゆい達も、らぁらの姿に刺激を受け、負けじとライブの力でプリパラタウンを救おうとします。他のアイドル達も次々と駆け付け、ゆい達に協力します。
 しかし、パックの悲しみは想像以上に深いようで・・・。


    次回予告直後の提供画像


【まとめ】
 新たにできた時計塔を食べて巨大化したパックを、らぁらが内側から歌で止める事に成功しましたが、らぁらは時計塔で眠ってしまいました。

 プリパラは「夢」と「成長」に満ちた場所。今話を見終えて、それを強く感じました。
 Bパートでらぁらが力説していた通り、プリパラは、夢を叶えられる場所といえるでしょう。
 まあ、「夢」と言うと、どこか高尚に聞こえ、大げさに感じるかもしれませんが、やりたい事がやれたり、将来なりたいものが見つかったりなどできる場所だと思いますね。

 そして、夢があれば、人は「成長」できるものです。
 夢は、誰かが叶えてくれるものではなく、自分で叶えるもの。何かしらアクションを起こさなければ、実現できません。
 夢に近付くために何をすれば良いのか考え、そして、頑張る。その頑張りに周りもフォローする。その連続で夢は実現します。
 もちろん、その過程で失敗する事だってあります。しかし、なぜ失敗したのか、次はどうすれば成功するのかなどを考えるでしょう。失敗からも、得るものや学ぶものはあります。
 夢があれば、その実現のために意欲的になり、得るものや学ぶものが増え、成長するのだと思いますね。「夢」に満ちたプリパラは、多くの女の子達の「成長」を促す場所だと感じました。

 「成長」といえば、今話では、特にガァララから感じられ、少し大人びたように思いました。
 これまでガァララの一人称は、多くの場面で「ガァララ」と言っていたのに対し、今話は「私」ばかりでした。また、色んな言葉につけていた「ガァラ」も、今回は、まったくありませんでした。
 他にも、しゅうかとの仲直りの時には言えなかった「ごめん」も今話では言ってましたし、何がパックを怒らせてしまったのかもちゃんと振り返っていました。少し前までは、相手の気持ちに立てず、自分さえ良ければいいと思っていた事を思えば、立派な成長ですよね。

 皆と友達になれた事が、この成長を促したのでしょう。
 皆ともっと仲良くなりたい。だけど、自分勝手に振舞っていては嫌われる。そうならないために、相手の事を考えて、行動する。
 その結果、これまでの幼児っぽい口調が影を潜め、少し大人びっていったのかもしれませんね。今話のガァララからも、2人よりも「みんな」の素晴らしさを改めて感じました。

 そんなガァララの成長とは対照的に、パックは、ガァララママから乳離れしたくない幼児のように感じられました。
 人は、沢山の人と出会って、自分にはない素晴らしいものに触れ、大好きの対象を広げる。それは、前話感想で述べた、人の本能ではありますが、ガァララと2人ぼっちでいた年月の長さが、それを失わせてしまったのでしょう。

 「2人ぼっち」と言っても、パックは、ガァララと比べて、圧倒的に多くの女の子達を目にしています。夢を食べるために、ガァララが行けないプリパラの外に出向いているのですから。夢の中では、女の子達に話しかけている事も多くあります。
 しかし、パックは、女の子達にはまったく興味がないのでしょう。
 夢は、ガァララが起きていられるための「食べ物」でしかなく、ガァララが長時間起きていられるためには、とにかく1つでも多くの夢を沢山食べておきたいもの。吟味する余裕なんかないでしょう。
 そのため、パックは、女の子達の価値を夢の有無でしか判定できないと思われ、どんな夢を持っているかどうかはどうでもいいと思っているでしょう。パックにとっては、女の子達は皆、無個性であり、2人ぼっちよりも「みんな」が良いと言ったところで、ピンとこないんじゃないかと思いますね。
 だから、パックにとっての「大好き」の対象は、ママのような存在であるガァララ以外には広げられないため、ガァララから乳離れせず2人ぼっちでいたいと思っているのでしょうね。

 だけど、時は未来方向にしか進みません。子供達は皆、大人になって、一人立ちしていきます。誰かから乳離れせずいつまでも2人ぼっちなんて事は絶対にありえません。
 大好きな人から離れる辛さはあるでしょうけど、「成長」すれば、離れていても絆は繋がっていて「大好き」は薄れないと感じるようになっていくものです。パックがそう感じるようになるのは時間がかかるでしょうけど、ほんの少しでも成長する勇気を持って、「大好き」の対象を広げてほしいところ。
 一体どうすれば、パックは、2人ぼっちよりも大切なものを見出せるのか? らぁらの救出が先決になると思いますが、しっかり見ていきたいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。コメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
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