井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

都議選と安倍自民

2017年06月27日 | 日記

今回の都議選における自民党の旗色の悪さは、安倍さんも肌身に

痛切なようで、厳しい覚悟を表明していますね。

「たかが」と言えば、お叱りをこうむるかもしれないけれど、今安倍さんが

直面させられている政治外交、皇室問題の重大さに比べれば

森友、加計問題など些細なことと指摘せざるを得ません。

以前、ミッドタウンに暮らしていたご縁で、今回港区から出馬なさっている

某現職自民党議員への応援をお願いされましたが、もはや港区民ではないし、

その方をよく存じ上げているというわけでもないので、ご辞退したのでしたが・・・

実は辞退を多少、悔いています。

と言うのは、港区の定員は2議席で、現在は自民党の現職議員おふたりが

占めているのですが、聞こえてくる下馬評によると

フジテレビKIDSをバックに出られた都民ファーストの女性が圧勝、

同じく民進党から離脱して小池さんに寝返った

形の男性が、さらに優位だとのことで、仮に港区の2議席共に

都民ファーストになったら、(港区を象徴として)安倍自民はいよいよ

逼迫状態になると思われ、

こんなことなら、居住区を超えて港区の自民党の現職を応援しておけば

よかったのかなあ、と思うも手遅れ。

選挙は水モノで、まして私ごときが結果を読めるわけもないのですが、

仮に都民ファーストが圧勝したら、国政も外交も皇室問題も危機に瀕すると

私は危ぶんでいます。

 

 

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呉善花さんの絶望

2017年06月26日 | 日記

呉善花さんとの会食についてかいたら、どんなに熱い討論が、と
思ったらカラオケ・・・・で「上手い落とし方」だと感想のコメントを
頂戴しましたが、そもそも呉善花さんの思想と立ち位置には
100%の賛同をしているので、討論はまずもってないだろうし、
また会食という私的な席で交わされた言葉を、お相手に
無断で表に出すことは、出来ません。

対談本を出すときですら、呉善花さんに限らず編集段階で
手をいれるのが常識で、言論で生きる人達はことほどさように
言葉に対して、厳密です。

気を許した食事の席での言葉など、私とて外に書かれては
困惑します。「ここだけの話」も含んでの会話です。

それでも私が呉善花さんにお会いして、ただ着物とカラオケ話題か、という
軽い失望感の如きものは、解らないでもありません。

だから、英語交じりでの会話・・・・英語しか解さない呉さんの
アシスタントがいたので・・・・の内容は記しませんが、
感想なら述べられます。

私が呉さんの、言葉のはしばしから感じ取ったのは祖国への絶望と
憤りでした。韓国の方は、感情表現がストレートなので、それは
目の表情1つからもひしひしと感じました。

最初から反韓の方ではありません。むしろ祖国愛は筋金入りで、
志願して4年間の軍隊服務経験がお有りです。性根のしっかりした
お方なのでしょう。

呉さんの韓国への絶望と憤りとは種類が違いますが、韓国人が
一見愛国心に燃えているようでいて、その実祖国に絶望し、
自虐的になっていることは、『七放世代』という最近の現象に見るとおりです。

「恋愛」「結婚」「出産」「人間関係」「マイホーム」「夢」「就職」の7つを放棄した「七放世代」

今の韓国の若者を表すのだそうです。ちょっと前までは、「恋愛」「結婚」「出産」を放棄した「三放世代」だったのに、更に4つの絶望が加わったのです。

もともと海外移住への熱望が、他国に比べ韓国では突出しています。
それほど、自国をうとましく思いながら、いざ海外に出ると自国上げの、
日本貶めを飽くことなく始めます。

劣等感の裏返しであろうと、思います。
相手をいかに下げようと、自らが上がりは致しません。

それを、いつになったら韓国の人々は思い知るでしょうか。思い知るまで
精神の向上はなく、真の意味での誇りは持てません。

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呉善花さんと会食

2017年06月25日 | 日記

昨夜、呉善花さんと会食致しました。

手にしているのは、呉善花さんの本です。その本を会食の席で読みながら
著者を待つ、という贅沢。

 

色をまとう気分ではなかったので、モノクロです。
タイ人とか、華やかな原色を好む東南アジアの人々が見たら、
きっとつまらない色調なのでしょうが、呉善花さんは鋭敏に
反応してくださいました。さすがというべきか、渋さの華やぎを
理解していらっしゃるようです。

日韓問題はじめ、談論風発。

盛り上がったろころで、カラオケ行こうよとなり・・・・

 

 

「くちなしの花」を熱唱する呉善花さん。かなりのレア画像では
あるまいか?

私は自分が作詞を手掛けた、久保田利伸くんのヒット曲
「夜に抱かれて」を歌いましたが、残念ながらこの歌を上手く
歌えた試しがありません。

「詞が深いですね」と呉善花さんからは、言って頂けましたが。

選曲中の呉善花さんのアシスタント、ポール君(フィリピン)。

英語が唯一のコミニュケーションツールだったので、日本語と英語を
混ぜた会話になりました。

細かいニュアンスを表現するほどの英語力が私にないので、その時は
ポールくんは会話の圏外に置かれ、気の毒しました。

呉善花さんからは近著を3冊頂戴し、数日間は呉善花ワールドに浸り
勉強させて頂きます。

 

 


「気」を丹田に下げる

2017年06月24日 | 日記

女議員の男秘書への暴言と、暴力が話題になっています。

中には、男の議員でも以前は秘書への罵りや暴力は珍しいことではなかった、と解説する識者もいますが、時に「血の道」とも言われる女性の感情の高ぶりと、男の暴力的激昂とは種類が違います。

血の道症(ちのみち しょう)というのは、月経、妊娠、出産、産後、更年期に伴う女性のホルモン の変動により現れる不安やいらだちなど精神神経症状症状を差し、身体症状が伴います。

問題の女性議員は、年齢からして更年期にさしかかる頃。
それにしても、あの激昂ぶりは普段は表には出さない本来の性格も
ベースにあってのことと、思われます。

男も50歳前後に更年期がありますが、私は専門家ではないので自身の
経験と周りの観察でしかない結論ですが、男の更年期に激昂はなく、
ひたすら鬱的に滅入り、悲観的になるという形で現れることが
多いように思われます。(経験者、及び周辺の人からお話を聴きたいと思っています)

男の激怒は、どこか一点の冷静さを残していて運転中の秘書を続けざまに
殴打して、自らも危険にさらすようなことは少ないと思われます。

自覚している女性の方は、感情というよりは「気」を常に丹田に沈める
訓練を日頃こつこつとなさるといいと思います。

激高している時は、呼吸が小刻みに浅くなっています。
だから、普段の鍛錬には深呼吸も有効です。

くだんの女議員は、今混乱して泣いてばかりいるといいます。

一瞬のヒステリーで、それまで積み上げてきたものを一気に喪うことも
あるのだから、激昂型の女性は普段から、「気を丹田に沈め(鎮め)深呼吸」を
心がけるとよろしいと思います。

とりわけ、見境ない感情爆発は本来なら大切にせねばならない腹心の部下や、伴侶、恋人に向かって炸裂することがあるので要注意です。

今回の一件で、学ぶべきことはもう一つ。
男はプライドが高いのです。というと、女性に誇りはないのか、と逆ねじを食らわされそうですが、女性は現実主義者なので損得が誇りに優先することが
多いのではないでしょうか。

男はたとえ、使用人であったとしても誇りを土足で踏みにじられると牙を剥きます。

今回の1件に関して、秘書が議員の恥部をあばくなんて、ということを言う人がいますが、問題のすり替えでしょう。秘書としての守秘義務は、刑事罰を伴う暴力の隠蔽までは含んでいません。

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我が裡に神はあり。外に頼らず。

2017年06月23日 | 皇室について

呉善花さんの「なぜ『日本人がブランド価値』なのか」を読んでいます。

呉さんといえば、元々の「嫌韓」日本びいきと思っていたのですが、
ことはそんな単純なものではなく、普通の韓国人と同じく日本が
大嫌いで憎悪なさっていた。

思えば当然のことです。幼稚園、小学校の頃からいかにお父さんお母さん、お祖父さんお祖母さんたちが日本人に虐げられていたか、教わるのだから子供のまっすぐな心は憤りに震えます。

呉さんは軍隊も経験していて、「筋金入り」の韓国人なのでした。

それが、縁あって日本に暮らすうち自分が教わり刷り込まれた来たことへ
疑問を抱くようになります。なぜなら、日本人と日本の文化が余りにも
素晴らしいことに気づいてしまったから。

とはいえ、それは一朝一夕になされる心の転換ではありません。
3年以上住まないと、日本と日本人の良さには目覚めないと
呉さんは言います。

現に後に政治家となったある女性は3年間日本にいて、日本嫌悪で帰国したと。

文化が違いすぎるのです。根底から違います。理解不能状態が、幼児期からの嫌日教育をベースに更に肥大します。しかし「日韓根底の違い、文化度の基本的差異」に気づいたとき、数少ない韓国人が覚醒します。

どの国の子供とて、学校や幼稚園で「◯◯の国は残虐だ。人は残忍で、我々の祖先を虐待した」と日々教え込まれれば、そちらのほうを信じます。

こういう土壌に生い育つ韓国人と友好を説き、試みる人は甘いと思います。
韓国が嘘を国民に教え込むのを止めない限り、経済制裁でもなんでもして
止めさせない限り、彼らは日本に歯を剥き続け世界に向けて日本毀損の嘘を撒き散らします。

歴代政府が、これら虚偽に基づく韓国の反日・侮日に対して余りにも無策でした。いくら援助しようと、彼らから返って来るのは感謝ではなく友情でもなく、絶えない憎悪です。

援助より、正しい歴史を発信する努力を。

現状は言われっぱなしです。韓国の高い文化を日本は頂いてきた、などという大嘘を「朝鮮通信使」のイベントを通じて日本人に刷り込み、その協力者が総理夫人安倍昭恵さんという惨状。

文化など頂いてはいません。仏教他、インドや中国からの通り道であったことはあっても、韓国発祥の文化を日本は貰ってはいません。逆に盗まれています。
そもそも、韓国にオリジナルな文化はあったでしょうか。

呉さんの本にこんな一節を見かけました。

「いいかね。彼らみずからが花のように、自然の中に生きていくこんな日本人たちがわれわれに教えるものこそ、真の宗教とも言えるものではないだろうか」(『ゴッホの手紙・中』岩波文庫)

ありとあらゆるものの中に、石や虫の中にさえアニマ(霊魂)を見出した日本人のアニミズム(自然への畏怖と親しみ)が、古代神道の根っこでしょう。

余談ながら、ラテン語のanimaは日本語で「霊魂」と共に「気息」と訳され、わたくしは後者のほうが、より実相に近いと思います。この世の森羅万象が、「気」というvibration(振動)に満ちた霊的存在です。

一神教は、宗教上のフィクションに過ぎません。しかしながら、そのフィクションを通じて精霊や神との交わりは、おそらく可能なのです。信仰ないしは思い込みという経路が、Something Greatに通じることもありましょう。

元々、日本人は他国の人々に比べて、自然に近く自然への畏怖と親しみをその潜在意識に持っています。生まれ落ちて自ずから、随神(かんながら)なのです。

順徳天皇(1197年~1242年)は14歳で即位され、文芸に秀で性格の強いお方でしたが、その順徳天皇がいずれ即位する皇子のために書き記した宮中の有職故実が「禁秘抄」です。

「凡そ禁中の作法は、先ず神事、後に他事とす。明暮敬神の叡慮懈怠無し」

他のことはさておいても、まず神事をせよ、と皇子に言い聞かせた言葉はそのまま、現代の天皇へのお諭しであるやに思われますが、もろもろ鑑みるに果たして天皇陛下親修による祭祀が、今後つつがなく続けられるやらこころもとない状況になりつつあります。

もともと、その裡に神を内在させた日本民族ですから、もはや皇室の祭祀には頼らず、自ら随神の道を歩むことは可能ではないか、とそのように最近考え始めています。

天皇家における有職故実は、今後もよろず簡素化され省かれていくと思われます。
祭祀王として全国神道の頂点におわし、祭祀をなさるのが本来の天皇のお役目ですが、数々の伝統の消え失せと共にその有りようも、敗戦このかた変質、朽ちている部分があります。祈りを喪う皇室なら、もはや皇室に非ず。

神社の本殿に佇み、御神体を拝すればそこには円鏡のみ。映るのは我なれば、我が身の裡に神ありと観じて、神へと連なる道をひたすら歩む、そんな時代にパラダイムシフトしているのかもしれません。天皇という「祈り手のプロ」が、いなくなる道筋にあるのなら。

 

*有職故実(ゆうそくこじつ)=古来の先例に基づいた、朝廷や公家、武家の行事や法令・制度・風俗・習慣・官職・儀式・装束などのこと。また、それらを研究すること。

 

さて末尾に唐突ながら、小林麻央さんのご逝去の報に触れ、いきなり空虚を胸に感じています。海老蔵さん主演の映画の批評を昔、新聞広告用に書いた程度のご縁で、ご夫妻ともに関わり合いはさしてなかったのですが、不意打ちを食らった思いです。

奇跡が起きて、今しばしこの世におありかと、どこかで思い込んでいました。自宅で家族に囲まれてのご逝去でまだしもだったでしょうか。

お子たちが幼いだけに、心残りでいらしたでしょう。

慎みご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

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