井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

自虐史観の宣伝はやめてくれ、村上春樹さん

2016年10月31日 | 日記

いよいよ、10月も終わりですね。巷には早々と年賀状の印刷やら、
おせちの予約やらの広告が目につき、せきたてられるようです。

ノーベル賞の季節になると、村上春樹氏が受賞しませんように、と
つい念じてしまいます。

村上氏に遺恨があるわけでもなく、ハルキスト諸兄に異存があるわけでもないのです。

以前、シンガポールで村上氏が現地の新聞の取材に答えている内容の
余りの日本貶め(それも、私には根拠が希薄だと思える)に
驚いたことがあり、もしノーベル賞をもらったとするとそれを看板に
世界自虐史観ツアーをやられないかと、それだけのことなのですが。

というわけで、ノーベル賞受賞に至らなかったことに、どこか
ほっとしていたのです。

第二の大江健三郎氏出現はかなわないので。
人気作家でいらっしゃるだけに。

それがこのたび、海外の何かの賞を得られたそうで。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161031-00000002-mai-soci

抜粋

 一方で、全ての社会と国家も自らの「影」と向き合う必要を語った。「侵入者を防ぐためにどれだけ高い壁を築き」「排除し」「歴史を書き換えても、結局は自分を傷つけるだけだ」との言明は、名指しこそしていないものの、欧州への難民・移民の大量移入や、中東地域をはじめ世界各地で見られる民族対立の厳しさを念頭に置いたものだろう。

         ーーーー抜粋終わりーーーー

 

欧州を語りながら、歴史修正に話が及ぶなど、なんだか日本貶めの前哨戦のような気がするのは、穿ち過ぎでしょうか?

 

誤変換その他の文章の瑕疵は、後ほど推敲致します。

 


小池政経塾について

2016年10月30日 | 日記

さて何から書けばいいのか。

まず、4800人の応募者に対して、2902名の合格者がいたということに、仰天しました。

「質重視」ならあり得ないのです。私は脚本コンクールの審査員を何度か務めているのですが、それはおそらくどのジャンルを問わずほぼ共通かと思うのですが、審査対象になるのは応募者の上部1割なのです。最良でも2割には届きません。

小論文とはいえ、内容、論理構成、語彙、と兼ね備えなければならないとなると、そうそうレベルに達した文章が書けるものではありません。なかんずく、字数制限がきつい短文なら、なおさらハードルが高いのです。

それがあろうことか、4800人の応募者のうち、ほぼ3千名の合格者。

あられもなく申せば、政経塾についてはお金集めの側面があろうとは思います。
それ自体は、否定も批判もしません。しかし、いかになんでも露骨すぎる・・・・やり過ぎではないだろうか、と思うのです。

しかし、怒りの沸点はそこにあるわけでもなく審査の対象に小論文を要求したことです。こんなに、人数を取るならそうそう質の高い論文を要求してないわけで、だったら最初から論文なんか書かせるなよ、という言い分なのです。

誠意を込めてまともに文章を書いた人ほど、心証を害しているさま私の身の回りでも2人います。二人共合格なのですが、しかしいい加減にしてくれと。
人がどれほどの思いと時間をかけて、論文を書き綴ったのかと。

これが基本的にあり、あとは瑣末なことなのです、見逃そうと思えば見逃せるほどの。

以下に述べることは瑣末事です。

まず、私が受け取ったメールをそのまま公開は、塾との約束事で公開できませんが「開塾式当日は多数のマスコミ取材が予想されます。会場内やその周辺でインタビューなどに答えることは、会場となる大学及び周辺施設へのご迷惑となりますので、お控え頂きますよう宜しくお願いいたします」とあり、しばらく情報番組に出ていた私を知っているマスコミがあるかも知れぬので、取材にいっさい応じてはならぬ、と固く腹に叩き込んで家を出ようとしたら、なんと某お笑い芸人さんが合格したとかで取材記事と共にカラー写真がネットニュースに出ているではありませんか。

塾の規則を破った者は、退塾とあるのでこの方は当然退塾処分と思いきや、現地会場での注意事項は「取材を受けるときは、心して受けてください」(大意)とあって、私が受け取ったメールの厳しさとはまるで違います。

またセキュリテイ。私が受け取ったメールには、「ペットボトルなどの液体の持ち込みは禁止と致します」と書いてありました」。
会場でも、
バッグの中身まで手を入れ、探られそして身体チェックまであり厳しくて、小池都知事が今置かれていらっしゃる状況の厳しさを肌で感じ、それは良かったのですが、私は注意書きを守って、のどが渇いていたのですがペットボトルは捨ててまで会場に臨んだのです。

そしたら、隣の席の人がペットボトルの水を飲んでいらっしゃるではありませんか。
別の方に訊いたら、「飲みさえしなければペットボトルの持ち込みもいいと言われましたよ」とのこと。

何のための規律でしょうかあちこち、伝達内容が異なる。

人により通達が異なっているのでしょうか。

それと、驚き呆れたのは日に4回も入れ替え制で開講式を行ったことで、それはよいでしょう。帰りのアナウンスで、「次の会場準備があるので、ロビーで立ち止まって挨拶などしないでください」と、これもそれ自体はいいでしょう。

しかし、ものの言い方というのがありませんか。
日に4回“入れ替え公演”は、主催者の(経済的)都合でしょうに。
上から、命令することと違うのではないですか? ご協力をお願いします、
ではないのですか? むっとしていたこともあり、まるで用が済んだらとっとと、
出て行けというふうにも聞こえたのでした。

講演の中身も薄かっただけに。

あと、男性が5万円、女性が4万円という入塾費用の格差の意味が解りません。
高い金額ではないので、額の問題ではなく単に意味不明なのです。
主婦優遇? でも旦那も小遣いは大変です。賃金格差? 時給で働いている男子もいます。

しっかり学ばせて頂こうと、新しいノートと途中でインクが切れてはいけないので、これもまた新しいボールペンに、それでも安心できなくて予備の筆記用具を筆箱で持参したのです。

ところが、メモするほどの内容もなく小池氏は、バイオグラフィー。
豊島区長はほぼ区の宣伝をかねていかに、自分が成功させたか。

それぞれ、学ぶべき箇所もないではないのですが、豊洲、五輪に突っ込んでくださいとまでは、いいませんが「政経塾」と銘打った割に羊頭狗肉の感が否めません。

1時間半の中、ノートに筆記したのは、たったこれだけです。

公称応募者数と、合格者数。
豊島区長のお名前ですね、書き止めたのは。

 

再度お断りしておきますが、以上は細部であり普通なら見逃すレベルのことでしょう。ただ許せないのが、論文に賭けた誠意をないがしろにされた・・・・知人の2人ともに「侮辱された」と表現していましたが、そこなのです。
私も同意です。

こんな粗い選考をなさるなら、最初から論文など要求しないでいただきたいのです。略歴と、抱負というレベルの「作文」で十分ではないのですか? これほどの人数を取るのなら。

前提の憤りがあるから、会場現場での細部の遺漏に対して、いちいちピキピキ神経がこめかみに浮いたのでしょう。

そこへ、帰り道テレビカメラが向けられた。本来なら「禁止されていますので、ごめんなさい」とかわすところですが、何しろ家を出際のお笑い芸人の延々たるインタビューを読んで、事務局からのお達しのずさんさに呆れていたばかりです。

とっさの判断で受けることにしました。

真っ正直に感想を述べました。性分です。ただ、「小池さんは支持しています」と二度、喋りましたが、そこはカットされるのかもしれません。
報道の現場は知っているのでそこは覚悟ですが、もしその発言を理由として
小池塾が私を切るなら、これは徹底的に戦うべきか(いっさいの批判許さずなら北朝鮮なのだし)、私の性分としては本来なら眦決して戦うに決まっているのですが、ただそれが小池氏の足を引っ張ることになるのは、本意ではありません。

小池さんには解って頂きたいとは思うし、おおかた事務方の問題だとは思うのですが・・・・
遅刻するといけないと、わざわざ別日に会場までの道のりを下調べしたくらい、熱意と誠意をもって臨んだ身にはまことに残念な経過です。

テレビ局は、放送するかしないか解りませんがもしされたら、普段の読者さんではない飛び込みの人がどっと来ることも考えられなくはなく・・・・・TBS系列の(番組名は忘れましたが)しばらく念のためコメント欄を外します。

ご迷惑をおかけしますが、明日の様子見でいずれ回復はさせますので。

 

誤変換その他、文章の瑕疵は後ほど推敲致します。

 

 


小池塾の開講日です

2016年10月30日 | 日記

自民党の西田昌司さんから、「東京政経セミナー」のご案内状が届きました。
お誘いは、安倍総理とのお食事会を含めて何度となく
頂いているので、一度ぐらいは出かけようと思っているのですが、
「政経セミナー」は、わたくしの興味には遠すぎまた無知の度がすぎる分野です。

安倍総理とのお食事会はいまだに、行っておけばよかったと思っているので、
今度お誘いが来たら、万難排して出かけようと心がけているのですが、
お食事会のお誘いは絶えています。

思えば、あの当時は総理も孤独で仲間が欲しかった頃。
今は飛ぶ鳥落とす勢いで、取り巻きがうんざりするほど
いらっしゃるのでしょう。

小池百合子さんの塾も、都政の浄化がそのまま国政の浄化につながるだろうと
申し込んでみたのですが、蓋を開けたら余りの人数の多さに驚きました。
これから半年間、6回の講義だけなら千人相手の講義をただ聴いて
帰るだけ、面倒なら会員制の動画でも講義は視聴できる・・・ということなので
それだけで、終わってしまう可能性もあります。

ただ、私のように立候補する気はないと最初から明言している人には
そうかもしれませんが、政治家を目指す人々にはそれなりの少人数セミナーなどあるのかもしれません。

率直に申し上げて、これだけ倍率が低いと集合する人々の
総合平均値は決して高くはないです。
そこそこの私大でも、倍率は13倍程度はあるのではなかったでしたっけ。
私の時代だけの話なんでしょうか。
いずれにしても、倍率低いレベルの人々から、いかに有能な政治家を複数ピックアップできるかが小池さんの腕前でしょうね。

入試と塾の倍率を比べるようなことをしたので、誤解を招きそうですが
政治家としての資質と、ペーパーテストの成績はむろん、別物です。
ただ今回は、選抜対象が主に論文だったので、割にゆるい
選考基準だったかな、論文を本気で書いたプロの人々には、
ちと肩透かしであったろうと思われます。

塾で学ぶことのどれほど、公開可能なのか解りませんが、
学んだことはできるだけ、皆様とシェアしたいものだと
考えています。

 

誤変換その他、文章の瑕疵は後ほど推敲致します。

 


意地と筋と、世渡りと。ランチとディナーの格差。

2016年10月29日 | 歴史・政治

午後、テレビを見ていましたら小池都知事のお顔が映り、つい見てしまいます。
ものすごい露出度です。
ここまで突っ走って落とし所があるのか、というごとき否定的意見も出ているようですがこれだけ人の耳目をそばだてる政治家は久々です。
旋風はまだ続くでしょう。

テレビでの話題は、例の「七人の侍」が二階幹事長のランチへの誘いを
断った、ということでおおむね7人が批判されていて、わたくしなどは
ついテレビの前で肩を怒らしてしまったのですが・・・・

まずわたくしは、卑近なことにせこく、こだわりました。

二階幹事長のお食事のお誘いは、「造反の」7人はランチ、同日夜の食事は
党方針に従順であった12人の区会議員招待だそうですが、2つの点で
ひっかかったのです。

ランチと言えば、どのレストランも安いのです。ランチ価格。
夜がフルコース。と、むろんどちらも居酒屋である可能性もあるので
単純には言えないのですが。
我ながら、随分せこいことにこだわるなぁ、と思いつつ。(苦笑)
しかし、わたくしが当事者なら、ばかにすんじゃねぇよ! と啖呵の一つも切りたいところ。

もともと、首を切られる覚悟で小池支援に乗り出した人たちです。
「たかがランチかよ、バカにすんな」と思うかどうか知りませんが、
わたくしの感性はそう。首切るってんなら、切ってみろと啖呵切っての
小池支援なのだから、見くびんなよ、というところ(あくまでも、わたくしですよ?)

しかも、従順であった12人のもてなしと同日に、と見え見えの懐柔策を
取られるほど、なめられたかな、と(わたくしなら、思う。離党届の締め切りまで日がないならないで、撃ち方止めのとき段取りをつければよろしかったのに)

そして、あろうことか小池百合子氏の塾「希望の塾」の開講式にぶつけますか。
開塾の講義は、6時過ぎには終わるので7名のほうを夜のお誘いに
すれば出られたわけです。そこへの慮りがない。軽んじられた、と
わたくしなら思う。なめんなよ、と。俺達の決死の覚悟を安く見積もるんじゃねぇよ、と。

コメンテーターの中には、小池塾は今後も開催されるのに、ということを
言う人もいましたが、開講式という船出の時に7人が揃っていなくて、
どうしますか。このコメントを出した方は、人間の筋と覚悟と意地を
解っておいででない。

身過ぎ世過ぎの世渡り術から言えば、食事のお誘いには出たほうがよいわけですが、しかし武士の一分が立たぬと思う男(女も)いるわけですよ。

などと。

筋やら意地など、人の3倍は持ち合わせているわたくしが、政治家には向いていないと思う点の一つです。

政治なんて妥協の連続ですもの。曖昧が嫌いで、白黒の決着をその場でつけてしまいたい、恥ずかしながらせっかち、激情家でもあるし。

政治に妥協は必要と重々わかっていても、わたくしは自分の首をかけて小池さん支援に立った、「意気に感じた」7人が好きなのです。
党に言われるまま唯々諾々と、増田氏応援に回った12人の自己保身政治家さんたちよりも。中には、本当に増田氏のほうが都政のためだと思った人もいるのかもしれないので、その人は除外しますが。

ただ、言わせていただけば、なんで都民の事を考えたら増田さん?
なんで、その選択?
党利党略で党に言われるまま、応援したに過ぎないのではないのですか?
情けない・・・と切り捨てるのもそれぞれお立ちが場あるのでしょうから、言っちゃいけないのでしょうが。

と、青臭い事書いてますがしかし、国のため都のためと本気で立つ人なら、
身過ぎ世過ぎより人としての筋の通し方を選びませんか? 小手先の世渡りで、泳ぐ小者議員を身近に見せつけられているだけに、そう思います。

それに、テレビでは「二階さんみたいな力のある人のお誘いを蹴るなんて」と言っている人がいましたが、長年政治の世界にいて感覚が鈍麻なさっているかもしれません。

本気の愛国保守がいかに、二階さんを蛇蝎のごとく嫌っているか、ご存知ないのでしょうか。あるいはご存知でいながら、長いものには巻かれろというご提言だったのでしょうか。あたかも「女性天皇」肯定など、この方は徹底的に皇室というものを、お分かりではありません。愛子様天皇がもし擁立されたら、これまでの皇統がすべて「雑」に入れ替わってしまい、「どこの馬の骨」であるか国さえ定かでない男の遺伝子に皇統を乗っ取られる危険性があること、男子一系であるがゆえに、遡れば神武天皇に行き着くという遺伝子上のメカニズム、Y遺伝子の存在にも無知なのでしょう。

二階さんのお誘いを断るとは、7人が図に乗っていると思われかねないという論評もありましたが、ここでへこへこ二階さんのお誘いに応じて「昼飯ごときで」手打ちしてしまう7人なら、がっかりする国民も多いと思いますよ。

今後の7人に向かって、どれだけ順風なのか逆風なのか解りませんが、応援しています。

しかしなんで自民が増田さんを立てたのか、謎です。舛添さんの時と同じく、「手の内に飼ってコントロールしやすい」と思われたのか?
もしそうなら、都民を舐めた話。それこそ、都民ファーストを第一義に願いたい。
増田さんで、ここまで都政の暗部が顕になりましたか?

内田さんの存在感が希薄になるにつれ、伏魔殿は実は都議会ではなく都庁本体であったということも、解って来ました。だからと言って、真っ向から戦わずそこまで汚染されるにまかせて来た都議会も、無実であるとはいえないでしょう。

安倍政権は、他に選びようも今のところないこともあり支持はしていますが、その人事には首をかしげています。
女性の時代だから、とか男女比率の問題で女性を安易に選んで欲しくないと思うのです。失敗続きではありませんか。

稲田さんにはほとほと、がっかりしています。
率直に私的なことを書いてしまいますね。
わたくしが第一印象で、首をかしげた人で、実はいい人だった素晴らしい人だったというケースは皆無なのです。

某所で稲田さんとはお目にかかり、ごく短く交わした会話の印象は(やな、女だなぁ)でした。

その時はまだ、稲田さんはひょっとしたらいずれ総理の芽もおありかとすら拝見していたので、(やな女)という自分の印象にさして注意を払わなかったのですが、蓋を開ければもうめちゃめちゃ。場を心得ぬ稚拙なファッション含め、驚き呆れましたね。

嘘か本当か、辻元清美議員に突っ込まれた涙目になったのは、あれは父親の逝去によるものと、擁護している人がいるとか、いないとか?
仄聞しただけなので、仮にいるとして感想を述べますが、一言「あほでしょうか」です。

わたくしの仕事のジャンルで言うなら、役者は親の死に目には会えないことは最初から覚悟です。幕が降りるその瞬間まで演者であることが要求されます。
書き手とて、臨終には駆けつけられてもその夜は喪服で執筆です。わたくしは、重度の胃潰瘍で胃に激痛が走っている最中に、脂汗を浮かべ、うめきながら爽やかな朝ドラのコミカルなシーンを書いておりました。

そんなこと、誇るべきことでもなくプロなら当たり前ではないですか!
ギリギリの締切に追われる連ドラを引き受けた時は、場合によったら葬儀にも出られないな、とそれは織り込み済みで、書いていました。
当たり前のことです。

中国からの危機がひしひしと迫る中、親に去られたことが涙の原因かどうかは
知りませんが、国会であろうことか涙ぐむ防衛大臣など即刻罷免して頂きたいのです。防衛大臣なんて、たとえ目の前で肉親が殺されていても、冷徹な判断をくだせる人でないと、国が滅びます。
それを、国会で涙とは! 腹の底より軽蔑します、プロとして。

国会の場ではないのですが、丸川珠代氏もいかがなものかと思われます。
これも現場を見たわけではなく、人から聞いたレベルなので間違っていたら
前言撤回で謝罪しますが、歌舞伎役者と女優さんとの披露宴に出て、
その女優さんのお友だちだとかで丸川さんは、その女優の名を叫びながら
●●が何とかで! と号泣したのだそうで。(相手は2度目なのに、感傷に泣き浸るか、とこれを言っちゃあいけないですね)
しかし本当に勘弁して欲しいのです。
一般なら構いません。それに、涙腺はわたくしなどゆるさを通り越して決壊している人間が批判することでもありません。

しかし、政治家です。いつなんどき、国家がかかる決断を迫られるかわからないのに、女友達の名を呼びながら泣き叫ばれても困るのです。
それに、いつ防衛大臣を拝命するか解らない身なのだから、腹をくくれと申し上げたいのです。女学生気分で国会議員をやられては、困ります。

丸川さんに対してはその政治的資質を問うわけではなく、ただ感情に浸らぬようにとの、希望を書いたに過ぎません。この方への国民の評価は今後でしょう。

そして肝心の安倍総理。できるだけ任期を長く務めて頂きたいと思っているほどの支持者ではあるのですが、女性に対して緩すぎないでしょうか。
それは、あろうことか自民党の党是に反対したり、ヘリパッドの現場に出かけてみたり、公認に口出ししてヤクザと関わりのあった人物を党に推薦してみたり、数々の愚かしい言動があります。単なる総理の女房に過ぎない身で勘違いなさっている安倍昭恵さん放置に対しても、お願いしたいところです。

女性だから、ではなく能力で選んで頂きたきこと、いくら女房であっても、いや伴侶だからこそ、けじめをつけられないことに対しては厳しくあって頂きたいのです。

同じ涙でも中谷前防衛大臣の悔し涙と、稲田大臣の感情的涙とは種類が違います。

・・・・・ということで、明日が小池塾開講式です。思ったより遥かに人数が多いので、わたくしみたいに最初から「立候補はしません」と宣言しているような
塾生は傍流になるかもしれないし、当初目論んでいた都政への意見が
ストレートに伝わるかもしれない、というのもこれだけ人数が多いと
どうなのか。もうちょっと少ないイメージだったので、少しでも小池さんのお手伝いが出来るなら・・・という思いもあったのですが大人数の中で
取り紛れてしまうかもしれません。

今入った個人的情報だと、千人が入る講堂に午前と午後分けての
2回とか。集金もあるだろうから(政治だから、それが悪いという意味ではありませんが)、大勢取るだろうとは予測していたのですが、
ここまでとは思ってませんでした。2次募集もあるかもしれないと仄聞していて、
講義を受ける身としては、やれやれ・・・・・です。
倍率が低いほど、人材のレベルは落ちます。
大勢の中から、一人二人でも優れた人材が出現すればいいとは思いますが。

わたくしの場合半年間6回の講義を大勢と大講堂で聴いて終わり、ということも
あるかもしれませんが、それはそれで。

誤変換他、文章の瑕疵は後ほど推敲致します。

 


三笠宮殿下の薨去

2016年10月28日 | 日記

天皇陛下の叔父上にあたられる三笠宮崇仁親王殿下の薨去に際し、殿下の正確な「前歴」を報道するところはないであろうと、思われます。

国民はこうして、きれいごとのうちにまた一つ、真相を知らぬままにされ
お花畑の住民として置かれるので、それはわたくしは、よろしくないことと
思います。

哀悼の意は無論、常識なのですが・・・・・しかし、歴史の一角を狙ったお方ですから、その「歴史」の部分は、つまびらかにせねばなりません。

まず日本弱体化を狙ったGHQが、日本人の精神の牙城である皇室の弱体化を狙わぬわけがない、というのは解りますね。

当時の皇太子殿下(今上陛下)には、GHQ工作員としてバイニング夫人が密着、ジミーと殿下の名をアメリカ少年ふうに呼びつつ、いかに日本がアジアに対して悪いことをしたか、アメリカに原爆を落とされても仕方のない邪悪な国であったのかが刷り込まれると同時に、三笠宮殿下にはカナダ外務省の共産主義者、GHQ勤務のハーバート・ノーマン(カナダ外務省)が張り付いています。
英語の教授が名目でしたが、目的は洗脳だと思われます。

自らの戦地の体験を踏まえ、三笠宮殿下は宮中で開かれた晩餐会に現れた江沢民に、あろうことか「日本軍の残虐行為について」謝罪なさってしまったのです。南京で何事もなかったとは言いませんが、大虐殺などは中国の捏造でそんなもの現実にはなかったことが証明されているのです。

しかし、三笠宮の中国要人への謝罪は中国の歴史に刻印されることとなってしまいました。三笠宮殿下の動機は、1人の人間としての善意と誠意からであったのでしょう。
しかしながら、殿下の大いなる錯誤はご自身が昭和大帝の弟君であられるという、公人中の公人であらせられることを、弁えられなかったことです。

たとえ、1人の人間としての良心の発露であったにせよ、皇族の言葉はほぼ日本国と等身大に、相手国には受け取られてしまいます。

政府に無断で(ということは、国民に無断で)一方的に謝ってしまうと、外交バランスがそこで、一気に中国有利に傾いてしまいます。中国が清廉潔白であったならまだしも、ことは真逆でしたからなおさら、謝罪など口が裂けてもおっしゃるべきではありませんでした。

神武天皇の存在を否定なさり、しかしそれは皇室の神話的、形而上的存在基盤を否定することですから、そこに矛盾が生じるのはお気づきであらせられなかったのか、その後も皇室を舌鋒鋭くご批判なさりながら、「天皇の人権」など“左翼語”を用いながら、しかしご自身は皇族の身を離れることなく、皇族としてのお金を受け取りながら裕福な暮らしを続けられ、この点を当時の愛国者たちから著書まで出版され「出て行け」とまで痛罵されました。

クーデターを画策なさり、しかし仲間が過激過ぎるとして自ら通報、いわば仲間を「売る」ようなことをなさり、しかしながら皇族としてのご身分のゆえにことは有耶無耶のうちに収められ、「罪状逃れ」もいわばご自身の忌避なさる皇族としての超法規特権であったのですが、そこはご自覚であらせられたかどうか。
皇室批判で自己否定なさりながら、皇族としての身分から得られる庶民から見れば莫大な特権に関しては、生まれつきの高い身分であらせられるので、さほど敏感ではなかったかもしれません。

戦争は肯定さるべきものではございませんが、しかし皇族が大東亜戦争を「戦争の罪悪性」という言葉で否定なさるというのは、一般論とは意味が画然と異なり、あの戦争を誠意を込めて戦い抜き、戦地で斃れた方々への侮辱となってしまうこと、皇后陛下の「戦犯」発言と、軌を一にした迂闊でまた敢えて申せば国民に対して礼を逸した言葉かと思われます。

殿下に限らず、「戦争はよくない」という言葉に関して人はうなずきます。
しかし戦争一般論と先の戦争の評価を一緒にしてはなりません。見失うものがあります。

戦争を全肯定する必要はありませんが、あの戦争で日本は、白人に牛馬のように使役されていた植民地主義からアジア人を開放したのです。世界の様相がそれで、一変したことを日本人は余りにも教えられません。
日本に感謝する国が多いのです。捏造で日本を貶めることで、国内統一を謀っている中国と韓国、そして日本ゆえに植民地を失ったイギリス、フランス、オランダ以外は。

日本が、戦勝国の復讐裁判で理不尽な裁きを受けている間に、再びアジアに侵略の手を伸ばしたのは、イギリス、フランス、オランダでしたが日本に、有色人種でも立ち上がって白人相手に戦える、ということを教わった彼らはもはや、屈しませんでした。

先の戦争には負の要素ばかりではありません。負の要素ばかりに目を向ける人たちを自虐史観の徒と呼びますが、皇族がそうであっては、ましてそれを公言するようでは、皇族としての本分にもとります。国民が捧げるお金でお暮らしですから、国や国民への(結果的に)侮辱を表明なさるなら、皇籍はお離れになり、それによってもたらされる贅沢なお暮らしは捨ててからであるべきだ、という当時の愛国者達の言い分には、それなりの理があろうかと思われますが、これについて殿下がどうお考えであらせられたか、解りません。。

皇太子殿下(今上陛下)に張り付いて洗脳に勤しんだバイニング夫人と同じ船で来日したのが、聖心女子大学初代学長エリザベス・ブリッド女史でした。
敗戦当時、GHQが日本弱体化のツールとしてカトリック、プロテスタント問わずキリスト教を手段として用いたのは事実です。

その精神風土から誕生なさったのが、当時の正田美智子嬢であり現在の皇后陛下でいらっしゃいます。聖心女子大の敷地は、旧 久邇宮(くにのみや)邸の御常御殿(おつねごてん=日常のお住い)で、香淳皇后は大正13年1月御成婚の折、ここから嫁がれました。

思えば、敗戦の構図そのままに皮肉なことです。日本の神道の場を、アメリカ経由のキリスト教がのっとった形。(キリスト教自体への批判ではございません。あくまでも、日本弱体化ツールとして使われたキリスト教について、述べています)

戦後間もなく映画会社の持ち物であった敷地を、聖心女子大が表向き順当に「買った」ことにされていますがGHQによる「接収」に近いものであったのでは、とこれは、わたくしの個人的疑念に過ぎません。

すべての事象は、ないまぜになりながら日本と皇室弱体の方向へと、仕組まれたとわたくしは見ていて、その一環を担われたのが三笠宮殿下でいらしたと思います。

皇后陛下のご実家である正田家が、皇后陛下の入内の前からGHQ(つまりはアメリカ)の小麦粉利権でつながっていた事実を国民のほとんどは知りません。

大変因縁めくのですが、入内の過程にふと不自然な要素(神道の皇室に嫁がれるのに、カトリック教徒の関与が異常に多い)を感じ、当時の国会議事録をめくっていたら、平井義一氏という議員が舌鋒鋭く皇室問題に突っ込んでいらして、よく国会の場でこれほど、皇室に対して遠慮会釈ない発言が許されたと驚いたのですが・・・

その平井議員と、私が一度飲んだことのある“相撲協会のおじいちゃん”と同一人物であることに気づいたのは、うんと後のことだったのです。
飲食の席では皇室問題などいっさい語られず、芸能界、スポーツ界の訳知りな裏話に終始されたのでしたが。内館牧子も同席でした。
そうと知っていれば、おそらく国会では口をつぐんで語らなかったであろう内容を、お尋ねしておくのでした。しかし当時のわたくしは皇室に対しては関心も薄く、無知であったのでしょせん今となっては無益な後悔です。

平井氏が議員であった頃、皇后陛下が皇太子妃として入内なさった年の、激しく鋭い追求に対しては、いずれ論評を加えつつご紹介することもあるかもしれませんが、今はいささか気が重いのです。皇后陛下の思想的基盤に言及せざるを得ず、それは日本国民として決して愉快なことではございません。
ただ、正田美智子嬢の入内を日本の政府より、アメリカが先に知っていた、という驚愕の事実だけは記しておくべきでしょう。皇后入内の前に、正田家はGHQと結託していたという事実と共に。(正田醤油の記念館に、その記録が展示されています)

三笠宮殿下の薨去にあたり、本来なら慎むべきところ、むしろ明らかにしておきたい思いにかられての記述です。ご存在そのものが「歴史」でいらっしゃるので、三笠宮殿下を語ることは歴史の大切な一端を語ることに等しく、マスコミと識者の意見がご逝去後の常識でおそらく美化一辺倒であろう中、ご寛恕願いたいと思うものであります。

末筆ながら、殿下のご冥福をお祈り申し上げます。

 

誤変換他、文章の瑕疵は後ほど推敲致します。
コメント欄における皇室への言及に関して内容はご自由ですが、文章は敬意を失わぬよう、お願いします。