井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

あけまして おめでとうございます

2015年12月31日 | 日記

車が激減した東京の空気は澄み、青空は輝いています。

旧年中は、さして面白いとも思えぬ当ブログにお立ち寄り頂き、

まことにありがたく、感謝申し上げます。

今年も、気が向いたらどうぞいらしてください。

世界平和と国家の安泰、そして皆様のご多幸を祈ります。

 

平成28年 丙申之歳  元旦

 

井沢満 


良いお年を

2015年12月31日 | 日本語について

政治と外交、それがらみの歴史を綴るととかく刺々しくなりがちで

なるべく少なめにしようと思いつつ、今年も多かったような

気がします。

食事の席ではせめて政治の話題は避けようと、ドラマ関連の方々との

会食ではちゃんと黙り通しましたが、昨夜甥夫婦との食事では

つい喋ってしまい、身内の気楽さで皇室のことなどもかなり

忌憚なく話してしまって気がついたら4時間経過。

そう退屈もしてなかったようなので、よかったのですが

身内もいろいろで、例えば弟はこと皇室関連の話題は

批判めいて話題にすること自体嫌がり、いっさい耳を

貸しません。私などはお相手がどなたであれ、

お互い持っているデータを付きあわせて正確な情報を知りたいと

思うほうなのでが、そうでもない人も弟のみならず世の中には多いようです。

わたくしは物書きであるせいか、生来の性質なのかお相手が

大統領であれどなたであれ、立場も衣装も取り去った素っ裸の人間として

まず見るので、地位で人を測ることはありません。その地位にある人が

その地位にふさわしい誠意と努力で務めているか、という見方です。

 

ドラマ関係の方たちとの会食には、求めたばかりのイタリア製の帽子とマントで

出かけました。マントはカシミアではないので、ずしりと重いのですが

重い事自体が風情です。

美輪明宏さんに、黒ずくめにすると注意されるのですが着てみると

楽しかったです。とはいっても、帯には淡い金糸、長襦袢と革草履は緋色なんで

したが。昨夜は冷え込みましたが、このマントの上に更にカシミアのブランケット

を羽織ると寒さ知らずでした。

ブランケットはお薦めです。首から腰までをすっぽりと覆い、寒風から

身を守ってくれます。

 

下は昨年、甥夫婦と日比谷に蟹を食べに出かけた時の、こちらは

カシミアのインバネスですが、写真で見るとマントもインバネスも大して

変わらないですね。この間求めたパープルのインバネスはまだ

着用していませんが、「外科医有森冴子」のイベントではパープル系の

着物を着ようか、と思っているのでそのときおろす算段です。

 

いつもは、むさい顔はカットして載せるのですが、作業が億劫でこのまま

失礼します。せめて画像は小さく顔が目立たぬようにしました。

では皆さん、今年もありがとうございました。

どうぞ良いお年を迎えられますよう祈っています。


日本は独立国を目指すべし

2015年12月30日 | 歴史・政治

このたびの、慰安婦問題についての日本側の対処がよかったとは
全く思っていません。それどころか、不快です。

してもいないことを、米韓の双方から無理やり自白させられているような
ものなのですから。

しかし言ってしまえば、それが敗戦国の宿命です。戦後がわずか70年間で終わるわけもないでしょう。
今回のことで、国民が何らかの糧を得ようとするなら、その厳しい現実の再確認と新たな覚悟です。敗戦国の国民なのだ、そこから脱出するにはどうしたらいいのか、と。

今回のことは歴代総理と政権がなして来たことの、しょせん集大成です。

70年間ごときで、敗戦国としての恥辱を精算できると思うほうが甘いのです。
その現実に対してどんな政治家を頂点に持って来たところで、安倍さん以上の
働きは望めません。誰かいますか? 理想論ではなく、敗戦国という圧倒的現実と、GHQ体制とその残滓勢力が生み出した非国民(敢えてこの言語を使います)が蠢いている中で、誰が保守たちが望む一刀両断の解決が出来ますか?

誰も出来はしません。今回のことを、保守分断に利用する輩がいるのでご注意を。

敗戦国であるという決定的位置づけに加えて、日本国民は村山富市氏と河野洋平氏に託して(敢えて託したと言います、今まで抗議もさしてなく無抵抗に流されてきたのだから)自ら、戦争犯罪国家であることを認め続けてしまったのです。

憤るならまずおのれを省みよ、ということでしょう。

安倍さんのみならず、現状況を一気に覆せる政治家はいません。
戦勝国米国の支配から一歩でも独立国家に近づこうと、あがいているのが
安倍さんでしょう。「戦後レジウムからの脱出」とはそういうことです。
こういうことを真っ向から看板に掲げた政治家は今までいません。
中韓、左翼が忌み嫌う安保法制案を通したのも安倍さんの腕力です。
誰も成し得なかったではないですか。
それだけでも牛歩の一歩ながら、一歩には違いないのです。
石原慎太郎氏などは明確に主張していましたが、しょせんと言っては失礼ですが日本国の政権運営にはついぞ携わらなかったお方の、外野としての意見です。
(石原氏の主張が間違いと言っているわけではありません。意見としては肯定しています。ただ現実と理想の間には乖離があります)
女帝擁立など皇室の基幹を壊す動きに対しても、歯止めをかけられたのは
安倍さんだからでしょう。それでも皇室に対してはあらゆる歴代総理と同じく
弱腰だと思います。
しかし、それでもなお今まで安倍さんほども明確な意志を皇室に対して示した総理はいないのではないでしょうか。
万世一系をくだらぬものとして排斥する人々には説得力のない言葉ではありましょうが、わたくしは男子で2700年間長期につないで来た世界の稀種は、貴種であるという意見であり天照大神を皇祖神として仰ぎ、神武天皇から始まる万世一系の神話を尊重しなくては、皇室たり得ないとする意見の持ち主です。

韓国の反日もしょせん、米国主導でその土壌が作られました。
日本国民として戦った朝鮮の人々を、日本による犠牲者として
規定、日本と朝鮮に対してそれを刷り込んだのもアメリカです。
1945年この方日韓双方ともに、アメリカの支配下にあり続けていると
いうべきでしょう。そしてそれは韓国には都合のいい「支配」ですが、
日本には不利です。

先の稿で取り上げましたが、渡部昇一氏いわく小和田恒氏の「日本ハンディキャップ論」こそが戦後一貫した外務省の対中韓外交の基礎です。そしてその姿勢は日本を土台で損ねます。

つまり、東京裁判極東国際軍事裁判)という国際法上も違法な事後法裁判であり、結論ありきの裁判を受け入れること自体が不当裁判を認めることだからです。とりあえず法的見地からではなく、日本国民としての心情論のレベルでもよいです。法的見地からは二説あります。

小和田恒氏が皇太子妃のお父上であることから、小和田氏批判を
あたかも皇室批判のごとく受け止めて感情的になる人々がいますが、
ことは外務省の敗戦以来のヘタレ体質に及ぶことであり、小和田氏が「たまたま」
皇太子妃のお父上でいらっしゃることと、全く関係のない指摘です。
小和田氏のGHQ迎合の反日姿勢は、娘さんの入内はるか以前から
始まっていることです。

現在の中韓に腰の引けた外務省体質を作ったお方、ということで名指ししているのであって、皇室批判と混同して感情的にならぬよう、お願いします。
ただもし、個人的心情を述べるなら
小和田恒氏が師と仰ぐ左翼評論家横田喜三郎氏は、その著書「天皇制」(1949年)で、「天皇制は封建的な遺制で、民主化が始まった日本とは相容れない。いずれ廃止すべきである」と主張していることに、ある微妙な感慨は抱いています。この横田氏が勲章を辞退すること無く、受章していることに対して、授けるほうも受けるほうもいかがなものか、節操がなさ過ぎぬかと思うと同時に、横田氏の思想の脈絡をもし小和田氏が継いでいるのなら、その娘さんの入内に関しても何らかの屈託、何らかの思惑があるでしょう。小和田氏の神仏軽視は外務省の職員経由で伝えられていますが、それ以上の資料は無く、その言動から推察するのみです。

東京裁判史観は左翼史観であると、あらっぽく規定してしまいますが、あながち間違いでもないでしょう。左翼というのは神仏の存在は認めない唯物史観ですから、神道の祭祀と神武天皇の神話をベースに置いた皇室は完全否定です。
そこを明確に心得ておきたいと思います。日本の独立論に基本で関わって来ることですので。

日本独立というのは皇室の存在無くしては果たせないと、わたくしは思うのですが、戦後この方の皇室の動きを冷静に観察・分析していると、残念ながらこちらもOSS発GHQ経由の施策の波は強く受けている、と言わざるを得ません。
これについては、いずれ改めて述べるかもしれませんが本稿は、今回の慰安婦問題の帰結についてが主題です。

いまだ米国の支配下にある、敗戦国。この現実を今回はお互いに噛み締めましょう。現実を直視せねば、そこからの脱却はありません。
率直に申せば、日本はやられにやられて来て、今後もやられ続けるでしょう。
どこまでその被害を食い止められるかの勝負だと、思っています。
抜本的解決はおそらく、ここまで壊されていては無理でしょう。
悲観ではないのです。現実を厳しく直視せねば、そこからの脱却目標を
具体的に持てません。

わたくしは日本人が持つべき目標は独立国になるべく、否かつての日本に戻るべく営々と努力を積み重ねることだと思っています。長い長い道のりです。そういう視野で見れば、慰安婦の今回の帰結など、さして壊滅的なことでもありません。現状が形として明確に眼前に突きつけられた、というだけのこと。今更驚くほどのことでもないでしょう。これが限度なのは、他の誰が政権を担っても同じことです。担い手によっては、もっと惨状だったでしょう。

かといって、今回の一件に対してはもっとしっかりしてくれと、安倍政権に発破をかけることは必要です。それは国民の内外への意志表示にもなります。報道はおそらくされませんが、幸いネットが敏感にその辺りの動きは察知します。

玉石混交の、多くが程度の低い内容ですが中に、あられもないほどの真実が光っているのもネットです。ジャスミン革命はネット発で始まりました。

今回のことも結局は情報戦という戦争の中の、日本の敗北です。
しかし決定的敗北とは違います。なぜならこれが帰結ではなく、情報戦は
まだ続くからです。韓国と中国それ自体の自爆の可能性も含みつつ、
また中国との関係で日米の力関係も微妙に変わっています。いまだ占領下ではありますが、敗戦直後のがんじがらめよりは多少ましにはなっています。

現在、アメリカがそして韓国がいかに虚偽を主張しようと、他ならぬアメリカの国立公文書館に慰安婦についての聞き取り調査記録が歴然と残っています。敵国日本の慰安婦についての記述ですから、善意で糊塗していることはありません。
悪意もまじえず淡々と記録を残しておいてくれたことに感謝します。

その文書の序では、明確に慰安婦をキャンプフォロワーと結論づけています。
欧州では移動する軍にくっついて、売春する女達を追軍売春婦と呼んでいますが、そこからの転用です。

米国の聞き取り調査は裁判用の尋問ではなく、ただ淡々と慰安婦自身から聞いたことを、主観抜きに書き記しているだけであり信憑性はごく高いのです。
他ならぬアメリカ自身への報告書なのですから。

慰安婦と呼ばれた性ビジネス従業者の女性たちは、平均1500円稼ぎその半分をマスターと呼ばれた売春宿の主人に払うと米国の記録にはあります。つまり750円が手元に残るわけですが、日本軍の上等兵の月給が10円です。
いかに破格の報酬を彼女らが得ていたかということです。
そして報告書はさらに、慰安婦達の休日の街でのショッピング、日本兵との
ピクニック、中には日本兵との結婚などについても触れられています。

上等兵の75倍稼ぐ「性奴隷」などいはしません。
わたくしが調べた範囲では、慰安婦は個室を与えられ(最前線の激戦地近くでは解りません)嫌な客は断る権利を有していました。

わたくしが親しくさせていただいていた鈴木清順監督による映画「春婦伝」でも、ベテラン慰安婦が新米兵隊を怒鳴り、顎でこき使うシーンがあります。娯楽劇映画ですから、かえってそれはプロパガンダと遠い、実情に近い描写であったかと思われます。こんなことなら、清順先生から当時の状況を詳しく聞いておくのでした。

ちなみに当時の日本男に売春婦をことさら蔑むメンタリティはありません。
一つの文化としての許容があり、永井荷風などが小説に仕立てています。

米国立公文書館の公文書の序文 「韓国人慰安婦は売春婦、もしくはプロフェッショナル・キャンプ・フォロワー(軍隊に随行する売春婦)にすぎない」

  
このような、資料が歴然とある限り真実は覆えません。
今回の一件は情報戦という戦争の、いわば局地戦です。
まだまだ戦いは終わったわけではなく、これからです。
へしゃげることはないのです。「もう蒸し返さない」と約束した韓国が、
約束を守るわけもありませんが、とりあえず5年間ぐらいは「約束したではないか」と少なくとも言い返せます。公式文書に署名したわけでもなく・・・・・軽い約束ですが。
 
朴正熙、金泳三、金大中、盧武鉉、李明博(敬称略)と今まで大統領が変わるたびに、何度も破られてきた「紳士協定」であり、要するに韓国は紳士ではなかったから破られ続けて来たのですが、今回は「アメリカ立会のもとの約束」なので、今までよりはマシでしょう。
 
でも、蒸し返すでしょう。朴槿恵大統領の後釜は、潘基文現国連事務総長である可能性がありますが、名うての反日者であり、反日カードを切らないと韓国では大統領はやっていられません。
この潘基文事務総長が首相として発の竹島不法上陸者である韓洙元韓国首相と結託して、皇太子殿下を囲み韓国への謝罪訪問を企んでいることは知っておく
ほうがいいでしょう。また皇太子殿下がその包囲網にやすやすと乗られ、内閣もお止めしていないことも。いずれは天皇皇后両陛下の韓国への謝罪訪問へも連なりかねない重大事なので、記憶しておいて頂きたいところです。
皇太子殿下は更に、内閣の頭越しに人民解放軍少将である習近平共産党中央委員会総書記、党中央軍事委員会主席の妻、彭麗媛夫人とも接触、他にはブラジルにおける某巨大宗教団体のイベントに参加などなさっています。皇室は狙われていることを承知しておいたほうがいいでしょう。
日本の日本たる最も象徴である皇室が、日本毀損の基地となりかねない危うげな状況です。OSS/GHQのシナリオ通りです。
 

日韓閣僚会議 1981年9月10日 / 園田直外務大臣の国会答弁より

「韓国のおっしゃることは とてもとても 私如き分際でですね あのう 相談に乗れる額じゃ無い、と。私の常識から言えばですねぇ、金を借りる方がビタ一銭まかりならんというのは、ことは日本の常識では なかなかこれは通用できないことでありまして(失笑・爆笑) ほとほと困っているところでございます」

社会保障各法の国籍条項を撤廃し、外国人であっても年金と児童扶養手当を受給できるようにしたお方で、この点は最悪ですが、上記の言葉はよくぞ国会で言ってくださった、と思います。

韓国内では「韓国の敗北」という論調も
大きくありますがなに、米国に日韓双方ともに負けたのです。
しょせん米国主導のシナリオに日韓が乗せられたのではないか、という
仮説もあり得るでしょう。
 
どのみち捏造韓国とは異なり、全く身に覚えのないことでそしられる無念はありますが、戦いはこれからだとそう心を引き締めようではありませんか。政府に出来ることは日本がいまだ独立国でない以上、限られています。
 
独立国を根気よく目指しつつ、戦いはむしろ政府を使役する国民側にあります。真実をおめず臆せず根気よく、執拗なまでに根気よく国民が国内外に発信して行くべきでしょう。
安倍政権を叱咤激励しながら、です。ろくでもない議員を抱え込んでいるのと同じく、ろくでもない政策を抱えてもいるので、そこは厳しく対処すべきでしょう。
3百年はかかるかもしれない戦いだと腹をくくりましょう。情報戦争での戦士を育てるためにも孫、子に真実を伝え続けましょう。長い長い戦いのまだほんの70年目です。公式文書にお互い調印したわけでなし、目先のことに一喜一憂して揺らいでどうしますか。
ただ戦うしか、戦い続けるしかないではないですか。
それはおそらく、単に国益のための戦いではなく、真実を窒息させぬための、人としての誠意と良心を懸けた戦いでもありましょう。
 
備考 歴代官房長官と総理の慰安婦談話
 
1992117 - 宮澤喜一首相
 
従軍慰安婦の問題が取り上げられていますが,私は、このようなことは実に心の痛むことであり,誠に申し訳なく思っております。

1992
76 - 加藤紘一内閣官房長官

 
従軍慰安婦として筆舌に尽くし難い辛苦をなめられた全ての方々に対し、改めて衷心よりお詫びと反省の気持ちを申し上げたい

1993
84 - 河野洋平内閣官房長官

 
従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる。

1994
831 - 村山富市首相

 
従軍慰安婦問題は、女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり、私はこの機会に、改めて、心からの深い反省とお詫びの気持ちを申し上げたいと思います

1995
7 - 村山富市首相

 
従軍慰安婦として心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対して、深くおわびを申し上げたいと思います。

1996
623 - 橋本龍太郎首相

 
従軍慰安婦の問題に触れられましたが、私はこの問題ほど女性の名誉と尊厳を傷つけた 問題はないと思います。そして、心からおわびと反省の言葉を申し上げたいと思います。

1998
715 - 橋本龍太郎首相

 
すべての元慰安婦の方々に対し心からのおわびと反省の気持ち

2001
- 小泉純一郎首相

 従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し、心からおわびと反省の気持ちを申し上げます


2015年-安倍晋三首相
 
歴代総理、官房長官の発言の累積の上に現在があります。放置していたわたくしたち国民も悪い。
捏造に対する謝罪も賠償も今、唐突に始まったわけではないのだから、焦らず騒がず。
過去の累積を覆すには時間がかかります。
 
*この文章は、以下と連動しています。
 

慰安婦問題、非のルーツは村山・河野氏である

http://blog.goo.ne.jp/mannizawa/e/358757f6ceb185229182a334113983c6 

 

韓国による被害国ベトナムは、その民族的誇りにより韓国に謝罪と倍賞を求めない

http://blog.goo.ne.jp/mannizawa/e/ab9697cc3741484d07beeadb33c439de 

 

いもしなかった「性奴隷」に謝罪と支援?

http://blog.goo.ne.jp/mannizawa/e/2be482283859a4a10687b0b80a82a674 


慰安婦問題、非のルーツは村山・河野氏である

2015年12月29日 | 歴史・政治

慰安婦問題への決着について、ネット民の間では憤懣が吹き出していて、それはもっともなことと思います。

コメント欄にも様々な思いを書き込んで頂いていて、私もその思いは共有する
者ではありますが、ただ激情に走らぬように、とコメント欄に書き始め、
しかし長くなりそうなので、ブログ本体にていくばくか、お答えすることにしました。

安倍さんを擁護するわけではないのですが(腹に据えかねる部分もあります)・・・・・
この戦後70年間敗戦国としてアメリカの圧政下にあり続けてきて、
しかもOSS、GHQによる日本弱体化政策の中、しっかり
作り上げられてきた反日構造、そして国民への洗脳・・・・・
そういう圧倒的負の現実の中で、誰がいったい何を現実に出来るのかを
常に考えていたいと思います。

ベストというチョイスは今時点ではありません。あの顔この顔思い浮かべてみるも、理想論としての彼らはあり得ても、現実に彼らが施政の頂点に行く時期ではまだありません。

まず、動かせない圧倒的現実があります。
それは、村山、河野談話をアメリカからの規制も加え、
ひっくり返せないことです。

つまりそれ以降の施政者は基本的に2人の
売国談話を踏まえるしかありません。

だから、慰安婦について語るとき口ごもるのです。
そのための対処も、だから当然すっきりできない。シンプルな構図です。

村山談話、河野談話を生かしておく限り、対韓国、対戦時売春婦問題に対して、決然とした対策は出来ない。それは、誰であろうと、です。
ましてお二人は存命で、いまだ自分の発言に非はないと言い張っている現状です。

それは解って頂けるでしょうか。安倍さんのみの責任ではありません。日本に罪状ありき、という前提が大きく国際社会に向けて作られてしまっているのです。

村山談話、河野談話をくつがえすごとき対処は不可能なのです。
彼らを許した当時の政治家もそうですが、国民の責任です。

延々と2人を許し続けてきた・・・・おおむね無関心という形で彼らを許容して来た国民に、最大の責任はあるでしょう。

村山・河野談話は政治家は覆せません。とりわけ、慌ただしく首がスゲ代わる首相と大臣。こんなシステムで抜本的解決はありません。
では何が動かせるかと言えば、圧倒的国民の声です。
今回の慰安婦問題に対する安倍内閣の措置に激怒しているのは、ましな
国民です。でも、残念ながらましではない国民のほうが多いのです。

だから結局、今後どうすればいいかとコメント欄で問われましたが、
抜本的戦略はない、とお応えするしかありません、残念ですが。

極めて地道に、現在日本が置かれている状況を伝え続けていくこと、
70年間かけて洗脳され尽くした日本人を、目覚めた人たちが
揺さぶって催眠術を解くしかないでしょう。

新聞などの活字メディア、放送もGHQの影響下から抜け出しきってはいません。彼らの仕組んだ体制は徹底して巧みでした。

当座、村山、河野談話の主を国会喚問するしかありません。それは、政府はやりません。やれません。
これも結局、覚醒した国民が一人でも増え、声を束に大きく発声出来るようにならないと、あり得ません。

このたびの慰安婦問題で安倍さんが叩かれていますが、しかし叩かれるべきは村山、河野氏のお二人です。

安倍さんの対処がベストだったとは思いません。しかし、村山河野談話にがんじがらめにされた状態で、ではどの党の誰が、どのような対処が出来たかを考えてみましょう。

いますか?人。ありますか? 慰安婦問題への抜本的解決策が。

言葉を尽くせませんが・・・・・まず原点に立ち返って頂きたいのです。
村山河野談話がすべての発端だと。

それに加えて、汚い人たちがいっぱいいる自民党内では人事一つが
理想では成り立ちません。なんでこの人を重用するのか、と批判するほうは簡単ですが、愛国派と中韓派との綱引きが日常のばっちい党内の人事です。

あと、コメ欄に頂戴した意見ですが、小和田恒氏の国会喚問。
必要ですが、皇太子妃のお父上とてこれも出来ないでしょうね。
皇室にまつわることは、是非を越えて感情的になる人が多いので、
ものの言い方が難しいのですが、皇太子妃の父上であるという
カセはいったん外して、外務省内で最もGHQに迎合して出世階段を
駆け上った人の代表格ではあります。
言いづらいことを申せば、戦後愛国者は公職追放され、
残されたのはざっくり言えば、反日者たちです。
反日であるほど、出世する土壌でした。

サンフランシスコ条約について、土井たか子氏との国会における質疑が残っていますが、小和田氏がtrialとjudgementを故意にか無知ゆえにか混同して,日本が受け入れたのは判決という個ではなく、東京裁判自体を肯定したと答えてしまったのです。

これはその後の日本にとって、大きな負の発言でした。東京裁判という国際的には不正な事後法裁判による、自虐史観が国家規模で定着した瞬間です。

trialとproceeding、judgementの解釈には異論もあり、「右翼の牽強付会」とする説もあります。然しながら、この説を含めて東京裁判肯定を前提とする論は、基本で日本を損ねると思います。

小和田恒氏は「中韓へのひざまずき外交」路線を決定したお方でもあります。
日本はあの戦争に対して100%の悪者であった、という見解です。
外務省の現在のヘタレ体質の創始者です。
村山、河野氏のように表に出ず、裏方のドンなのでその言動は知られていませんが、天皇陛下タイ国ご訪問の折に、タイ政府は謝罪は不要と言っていたのにもかかわらず、いや入れさせてくれと晩餐会における陛下のスピーチに「謝罪と反省」を無理やりねじ込んだ原稿を書かれたのは小和田恒氏です。
河野談話の時もその影に小和田氏あり、宮沢内閣の時の、決してやってはならなかった両陛下の中国訪問にも、裏には小和田恒氏がいました。
あの日本毀損の激しかった日韓ワールドカップの表舞台にいたのは高円宮殿下妃殿下でしたが、ここにも裏には小和田氏がいました。

表立っては、村山・河野両氏。
舞台裏では小和田恒氏。

それが結局は慰安婦問題をこじらせているキーパーソンですよ、ということです。
皇太子妃の父上としてのお立場は切り離しての記述なので、過剰反応なさらぬよう。

皇室にもGHQの手は及んでいます。ありとあらゆる場所に彼らの政策は入り込んでいて、皇室のみが例外ではありません。否、もっとも弱体化したいエリアの一つであったでしょう。しかし、その件はとりあえず今回の件とは別問題です。あくまでも「とりあえず」ですが。

安倍さん批判はいいのですが、意識をどこに置いての批判かということに注意深くありたいと思います。

元々、安倍総理は中韓左翼に憎まれています。彼らと軌を一にしての安倍批判は得策ではないと思われます。ただ、決然と抗議は必要ですよ、ということなのですが、ややこしいでしょうか。安倍さんを極力正しい軌道で政治をやっていただくための批判か、単に引きずり下ろしたい一派に結果的に加担しての批判なのか、ということですね。安倍さん批判が実は安倍さんが最もやりたい方向への背中押しであることもあるのだ、という言い方は解って頂けるでしょうか。

つまり党内のパワーバランス、対アメリカへの慮りから、心にもないことを安倍さんが言っているとして、それへの国民の激しい抗議はむしろ安倍さんが動きやすくなる場合もある、ということですが。

日本という国を第一の価値観にして、批判しているのか、ただ日本という国体を壊すことが目的での安倍批判か、そこを見極めたいと思います。憂国を擬態しての安倍おろしに注意のこと。

とっさのことで、「今後の戦略は」という問いには答えられていませんが、これからじっくり考えてみます。

一つはっきりしているのは、村山河野談話をひっくり返し否定しないかぎり、慰安婦問題は解決しない。小和田恒氏に代表される自虐史観談話は、原点に遡ってひっくり返さないと、日本国内にはびこった東京裁判肯定の反日史観は、一掃されぬ。しかし政府は出来ぬ。
だったら、国民個々が国内外に向けて発信して行くしかないでしょう。
海外の新聞に意見広告として出すことの他、語学の出来る人たちが海外の
サイトに投稿するとか・・・・・すでに頑張っている人たちもいます。

皆さんは、解決法として何をお考えかお聞かせください。
憤りと絶望を吐き出した後は「では今後、どうしたらいいのか」ということに
頭を切り替えましょう。


韓国による被害国ベトナムは、その民族的誇りにより韓国に謝罪と倍賞を求めない

2015年12月28日 | 歴史・政治

ありていに言えば、韓国の現在の状況は日本の足を蹴りながら、
手はお金を恵んでください、と手を差し出し、しかし物乞いの謙虚さはなく
あくまでも上からなのである。

ベトナムで韓国軍が何をなしたか、強姦など日常茶飯事。
妊婦の腹を胎児が・・・・いや、凄惨に過ぎるので記述は
止めておこう。対馬に蒙古軍が押し寄せ、その尖兵として
残虐の限りを尽くしたのは朝鮮兵たちであった。
ベトナムでの彼らの行為はそれに類する。筆にするのも
はばかられるほどの、無残さである。

必要があれば、韓国軍によるベトナムでの残虐行為など簡単に
調べられる。当の韓国でも暴露するまっとうな新聞もあったが
退役軍人たちが押しかけ、暴力を振るった。
国会では政治家は日本を撃ち続けるが、自国の過去には
口をつぐむ。事実を語り始める者に対しては、暴力で
口封じする。日本の統治時代はよかったと口にしただけで、
老人は殴り殺された。

朝鮮戦争の時、米兵相手の慰安所に関与したのは、慰安婦問題で
日本を執拗に責め続ける朴槿恵大統領の父上である、朴正煕元
韓国大統領である。私は、韓国人の・・・・・とひとくくりにすべきか、
あるいは彼女の個人的資質に負うこととすべきか、自らを棚に上げ
他者を批判する心根の図々しさに、驚かざるを得ない。
国民性であると言ってしまっては、少数例外の人たちに
申し訳ないので、持ってまわった言い方をしているのだが。

韓国の慰安所は悲惨であった。日本のそれのように管理が行き届かず、
それは当時の韓国人慰安婦からようやく告発が出始め、実態が
知られ始めている。

韓国政府が元慰安婦に対して謝罪も賠償もする気がないことは
明白である
が、日本のそれに対しては高給を約束しての募集制の
慰安婦であり、強制性など結局何の証拠もなかったにも関わらず、
被害を言い立てるのである。年端もいかぬ清純な少女が拉致され
性奴隷にさせられた、と捏造はだんだん酷くなっている。

困ったことに、日本に子供の頃からいて公正な資料と知識は
得られる在日の方々が、本国の捏造を信じこんでいらっしゃる。
「強制連行」という嘘は、自らのルーツの正当性を主張するとき
外せないアイテムなのではあろうが、慰安婦についてまで
嘘八百を信じこむのは勘弁願いたい。しかもその証拠めかして
彼らが「いたいけな少女」が性奴隷とさせられた、と提示
するのが海外でも騙しプロパガンダに使用されている
韓国産アニメなのだから、どうしようもない。

歴史もアニメで検証するお国柄であると、世界に知らせ続けないと
日本はとんでもない目に遭う。
史実偽造アニメをツイッターで拡散する在日3世の松嶋あすかさん、
三代にわたり日本に世話になっている身で、恩義というものを
弁えられたい。事実なら致し方無い。しかし強制の慰安婦など、
まして年端もいかない少女への性虐待など、日本人は
しておりません。お調べください、本国と在日社会で
刷り込まれたことを、いったん忘れて。その上でもし
事実であるなら、わたくしはあなたの前にひざまずき、
先祖たちがなした罪業を詫びる。

年齢がだんだん下がって、慰安所での「虐待」ぶりもだんだん
これでもかと悲惨な内容に脚色が年々どきつくなっている。
それが事実なら朝鮮の男たちは、少女たちが拉致され
性奴隷とやらにさせられるのを黙って見ていたというのか。
あまつさえ、日本軍が兵隊を募集すれば大変な倍率で
押しかけていたというのか。少女狩りが事実なら、おかしいではないか。

中国の南京大虐殺の犠牲者が年々増えて、その殺され方も
ドラマチックに変化して来たのと同様であり、韓国は
申し訳ないがある意味では劣化中国ではないかと、思うことがある。
国家の正直度という観点からであるが。
・・・・・韓国自らが「小中華」を自認しているので、あながち誹謗でもないか。

南京も慰安婦も、問題にすべき時にはシーンと黙っていて(だって、
そういう事実はないのだから)
後出しジャンケンでいきなり騒ぎ始め、その内容が
年々過激になっていく。背後に売国的自称日本人たちが
蠢いているのも同じ。

昨今韓国では「親が娘を売るものか」という論調があるが、
貧困故に親が娘を売ることは、韓国に限らず日本でもあったことだ。
親に売られて現地女衒に渡された、と他ならぬ元慰安婦の
一人が証言している。これら個人的なことに、当時の日本政府は
関わってはいない。それどころか、悪質な女衒に気をつけるよう注意を
喚起していた。もっとも彼女らの証言はくるくる内容が変わるのだが、虚偽の
シナリオが練られた現在より、語られ始めた初期の頃のがまだしも、
事実に近いだろう。
それとて、たとえば戦争が終わってもまだ、日本軍の慰安婦として
使役されていた、などというあり得ない嘘がつかれるのだが。
とにかく、歴史の事実を見ようとしないので話が膠着したまま、
日本が根負けして、詫びる、払う。これで終わりにしてくれと。

しかし、終わりはしない。日本が決然と突っぱねないかぎり
彼らは永遠に言い続ける。
ベトナム人に言わせれば、過去を取引の材料にするのは卑しい、
となる。

ベトナムにはライダイハン、フィリピンにはコッピーノと言われる
韓国人とのハーフの子たちがいて、困窮している。
日本軍がそういう混血の子らを無責任に韓国に遺棄した事実があるか、
言ってみよ、と韓国には言いたい。見事に一人たりとその例が
ないではないか。日本男が韓国ヘルスを利用するのは情けないが、
子供を大量に相手国に残しては来ない。最小限のモラルの持ち合わせは
ある。

コッピーノを個人の問題だと韓国では言う人もいるが、数がまとまれば
国家レベルで扱わねばならない、精神性の領域であろう。
売春がいけないいけないと言う割に、宗主国中国に美女を差し上げて
いた歴史はないことにするおつもりか。キーセンも有名である。



 以下、週刊ポスト2014年4月4・11日号より抜粋。

「ベトナムは1992年に韓国と国交正常化を果たしましたが、これまで韓国に謝罪や反省、補償を求めたことはありません。それだけではない。ベトナムは60年以上も自国を植民地支配したフランスにも謝罪や補償を要求したことがない。

 でも、これが国際関係の常識です。歴史認識に固執して、対話や交流、協力を疎かにするのは国益を損なうばかりで賢明じゃないというのが国際スタンダード。韓国よりも経済的に劣るベトナムのほうが成熟した思考や態度を備えているのは皮肉なことです」 産経新聞ソウル駐在特別記者の黒田勝弘氏。


「韓国には『恨(ハン)』という文化が根付いているが、ベトナムは違う。過去を恨むことは恥だと考えます。ベトナム人には被害を“誇り”にするような文化はないので、性的被害に遭ったことも自分からは告発したりしない。声高に賠償を求めることもありません」元朝日新聞記者の井川一久氏。

韓国も、慰安婦を材料に当たりやのようなことを、その民族的誇りにかけて
やるべきではない。誇りがあるなら。
また日本もいつまでも、ズルズル相手をしてはならない。

ピシリと断ったらあとは我関せず。
反日教育を止めず、慰安婦像を撤去しないならあらゆる
支援は断ち、必要なら国交断交。かたわら、韓国に渡す膨大なお金を
海外に向けて真実を知らしめる広報に使えば良い。

大体、一国の大使館の前に売春婦像を立てて毎週反日運動を
行っている国に、日本が何の援助だろう。
まして「友好」など、安っぽい偽善でその場しのぎをやってはならない。
竹島は不法占拠されたまま、なし崩しに乗っ取られる。

年末になって、慌ただしく蒸し返された慰安婦問題だが、安倍総理の身辺に
悪しき人物がいると同時に、思っていたとおりアメリカからの圧力であろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151228-00000020-jij-pol

妥結なら米歓迎声明=慰安婦問題、新基金数億円―日韓外相、午後に会談

  【ソウル時事】いわゆる従軍慰安婦問題での妥結を目指し、岸田文雄外相は28日午前、韓国の尹炳世外相と午後に会談するためソウル入りした。

  合意すれば、米政府が同日中にも歓迎の声明を発表する予定だ。政府関係者が明らかにした。岸田外相は、元慰安婦支援のための新基金創設や、安倍晋三首相のおわびの手紙送付などを提案する一方、「包括的かつ最終的な解決」であることを文書で明確にしたい考えだ。

 略

  米政府が出す歓迎声明は、日本側が要請していた。日韓両国による「最終的な決着」を国際的に認識してもらい、慰安婦問題を韓国側が蒸し返さないよう担保する狙いがある。

  基金の規模をめぐっても、1億円超を想定していた日本政府は、大幅な積み増しを求める韓国側に配慮し、「数億円程度」とする検討に入った。日本が求めるソウルの日本大使館前の慰安婦少女像の撤去についても外相会談で調整される。

  首相が出すおわびの手紙の内容については、1995年に設立された「アジア女性基金」事業に際し、歴代首相が送った手紙を軸に調整している。当時の手紙は「道義的責任」を認め、「心からのおわびと反省」を表明した。

           ーーー転載ここまでーーー

 

「米政府が出す歓迎声明は、日本側が要請していた」とあるが、
さあ、どうであろうか。

日本が正確な意味での軍隊持たず、核持たぬがゆえに防衛のための日米同盟は痛切に大事だが、アメリカの狡猾悪辣な部分には歴史を含め、しっかり視線を当てておく必要がある。

このたびのことにもしアメリカが噛んでいるとするならば、出来レースの
可能性も皆無ではなく、安倍総理は相応の妥協を強いられる。
それをもって、安倍政権支持の人々が離れることを憂慮する。
戦勝国アメリカの存在を、いまだ日本は無視できる状態にはない。
敗戦国としての戦後はまだ続いていること、わたくしたちは
肝に銘じるべきであろう。

それをもって米を責めろというのではない、民は常に真実を心得ておくべきだ。
報道の裏、そして行間を読む訓練を。