井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

総裁選

2012年08月31日 | 日記
安倍晋三さんに続いて石破茂さんが総裁選に出馬宣言なさったのですか?
今朝、朝食を摂りながらの新聞斜め読みで詳細は判りませんが。

安倍さんも石破さんもそれぞれ、2,3回ずつ個人的にではありませんが、なまでお話をうかがったことがあります。お二人ともに弁舌流麗、頭の回転早くそれなりの地位に上がられる方だなあという印象でした。

石破さん、お顔に癖があるので、一般的求心力という点ではどうなのかなあ、というのが毎度の印象ですが、こういうご時世ですから防衛のエキスパートが求められるかもしれませんね。

顔が「一般的ではない」というのは大島理森さんもそうですが、一度お会いしたことがありますがお茶目な方です。「悪代官の役があったら、ぜひ私に!」と売り込まれて大笑いしましたた。

悪相と悪代官みたいな顔、というのは基本で違いますね。悪相が誰とはいいませんが、長い名前の新党を作られた方。

安倍さんは、従軍慰安婦の捏造の元となった河野談話、村山談話(+宮澤談話)の見直しを言っていらして、大歓迎です。是非そうしていただきたい。

ただ・・・・ネットで批判されているようですが、ご自身のかつてのお話内容に関しても、この際きちんと、けじめをつけておかないと、批判が尾を引く懸念がありますね。

確か、昭恵夫人と共にCNNの取材に対して、まずい発言をしちゃったよなあ、と当時のニュースを調べてみたら・・・

【26日、安倍晋三氏が昭恵夫人と共に、首相就任後、初の訪米を行なうため、アメリ
カへと出発した。

 出発前の24日(2007年4月)、安倍首相は、昭恵夫人と共に、CNNテレビのインタビューに応じ
たのだが、その光景がテレビ朝日の「報道ステーション」で流された。
CNNの記者が昭恵夫人に「あなたのご主人は、慰安婦問題で強制の証拠
はないと言っているが」という質問をした時に、昭恵夫人が「はぁ?」というような
感じで少し驚いた顔をして、「そんなことを言ったんですか?」と安倍首相に確認。

 安倍氏は、「20世紀は数々の人権侵害が行われた時代で、日本も無関係ではなかった。
慰安婦の方々に大変申し訳ないと思っている」と述べ、昭恵夫人も「同じ女性として慰安
婦の方々には本当にお気の毒だと思う。主人はその当時の状況に対して申し訳なかったと
述べている」<朝日新聞 25日より>

 安倍首相は、26日昼、ワシントンに着くと早速、米議会議事堂でペロシ下院議長
(民主党)ら与野党の議会指導者と会談。<慰安婦問題の対日謝罪要求決議案が審議され
ている下院外交委員会のラントス委員長も出席。>
 出席議員によると、ここでも、首相は元従軍慰安婦に対する「深い同情の気持ち」
を表明。また慰安婦問題をめぐる自らの一連の発言について、「自分の真意と違う形で
伝わっている」と説明したという。<時事通信 26日より>】


昭恵夫人が咄嗟に振られて、まずいことを口走ったのに安倍さん、うっかり乗っかった印象ですが、しかし深読みすれば訪米を前に、アメリカの基督教ベースの清教徒的倫理観に向かって夫人を使ってなしたパーフォーマンスかとも取れます。

しかし、結果は強制された従軍慰安婦という談話が世界中を駆け巡って、現在アメリカでもそれが定着しつつある状況なので、一度ご自身の口で説明しないと筋が通りませんね。
第一「強制の慰安婦はいなかった」と閣議決定したのは、他ならぬ安倍内閣なのですから。

記事だけだとCNNへの回答ぶりが解らぬ点もあるのですが、記事をじっくり読み込んで最小限解るのは、昭恵夫人が従軍慰安婦をお勉強なさらぬまま、女性としての心情で咄嗟に答えたという趣。愛妻家の安倍さんがそこに、うかつにか故意にか乗った、ということでしょうか。

安倍さんがけじめをつけないといけないのは、発言の混乱ぶりに対してです。
(夫人の勘違い発言の是正も必須ですが)

奥さんが介入させられたことで混乱が生じているのですが・・・

安倍さんは「強制の」慰安婦はいない、という立場。

しかし奥さんが、CNNの唐突な? 質問に驚いて

「あなた、そんなこと言ってしまったの?」と言外に夫を責めた。つまり安倍さんが「慰安婦はいない」と言ってしまったのかと解釈。安倍さんは単に女性が売春していた、という事実に対して遺憾の意を表明したのだと思われます。しかし、それが強制の慰安婦に対する謝罪という印象で国内外に広まってしまった・・・。

こういう経緯でしょう。

いずれにせよ、安倍さんは訪米前のアメリカを意識するあまりに、曖昧な誤解を与えるメッセージを夫人の尻馬に乗って、世界に発信してしまったわけです。その事実に対しては、けじめが必要でしょうね。河野談話他の見直しを口になさるなら、なおさらです。

それにしても・・・

売春があったことに、そうそう恐縮することはないのです。
ありていに申せば、そアメリカ軍とて売春婦はつきもの。上辺と本音は違います。頭脳と下半身は違います。終戦時の日本にも米軍相手の慰安所はあって活況を呈していたのです。
ところがアメリカの清教徒的夫人団体が横槍を入れて来て、廃止。とたんに日本女性への強姦が急増しているんですね。
安倍さんが訪米前に考慮したのは、同じくアメリカの清教徒的倫理観だと思うのですが、配慮の度が過ぎた。強制の慰安婦がいたか、いなかったか、というのが問題の焦点なわけですから、売春システムそのものに対して「申し訳なかった」という必要はなかった、というより言ってはならない、余計なことでした。昭恵夫人も首相夫人として余りにも無防備で勉強不足でした。

当時、売春に対する考え方は現代のそれとは感覚が根底で異なり、また破格の高給に応募者が列を作っていた状況・・・つまり日本人慰安婦も、朝鮮人慰安婦も、インドネシア人慰安婦も自発意志での応募で、双方納得ずく。慰安所には軍医がいて衛生面は非常にきっちり管理されていました。

一方、従軍慰安婦と後に作られた言葉を用いて、最近では性奴隷などと言い換えて日本を攻撃して来る韓国ですが、ベトナム戦争時に現地女性を強姦、殺戮・・・これをこそ性奴隷と呼ぶべきかと思うのですが・・・・
そのベトナムではライタイハンと飛ばれる韓国とベトナムの望まれないハーフがたくさん誕生して、社会問題化しているわけです。
一方、慰安所が管理されていたので、日本兵と朝鮮人女性や中国人女性との間の混血児が社会問題化したことはありません。まず、いなかったのでしょう。

あと朝鮮戦争時には兵隊相手の朝鮮人慰安婦がいました。
(現在では日本に3万人の韓国人売春婦が不法就労していると言われています)

安倍さんは下手に恐縮せずに、はっきり説明すべきでした。

変に女性の人権という立場から(昭恵夫人の立場でもあるのでしょうが)半端なことを述べて「申し訳ない」などと口走るから誤解されるのです。
国益という観点から非常によろしくないですね。

それと、誤解を恐れず言えば、男の生理を女性視点で裁くのもそれは違いますね。
ことに、明日をも知れぬ戦地に赴いた時の若い兵隊・・・女性経験のない者も多数・・・
命の瀬戸際に立った若い男の生理と心理に無知な女たちが軽々しく
裁いてはなりません。

安倍さんはお坊ちゃまだし(褒めていません)、夫人の舌鋒におよよよ、と腰砕けになってしまったのでしょう。政治的手腕に関しては、評価する向きも多いようですが、この坊ちゃん的ひ弱さの克服が望まれます。
それより以前に、ご自身の慰安婦発言にこそ「見直し」、説明と撤回が必要でしょう。
奥様に遠隔操作される面が多いとお見受けしていた鳩山さん(奥様とはお付き合いがあったので、よく知っています)のお宅ほどではないでしょうが、女房の影響が強過ぎる男って、今ひとつひ弱ですよ。一国を背負うには、という意味ですが。
政治にはたくましく自立した男であって欲しいです。これは個人的感慨です。

あと、とかく指摘されがちな統一教会への祝電に関しても、回答を逃げず一度は説明と精算が必要でしょうね。とかく保守層の批判の対象である中国人歌手との夫婦揃っての親密ぶりも、いかがなものかと思われます。リーダーともなれば、とりわけ李下に冠をたださぬ慎重さが求められます。

政治家としての安倍さんの実績はかなり優秀なほうだっただけに、もし再スタートなさるならぜひ一度、禊をなさると今後のためではないかと思います。さもなくば、ずーっと指摘され続けるアキレス腱となって残るでしょう。

(中には従軍慰安婦がいたかいないか、解らない方もいらっしゃるかもしれませんが、いません。従軍慰安婦という言葉も後の造語です。破格の高給での性ビジネス従事者はいましたが、違法ではありませんし、当時の感覚では道義的問題も皆無です。慰安婦に関しては個人的に随分、調べたのですが日本側に非はありません。河野談話の河野さんが最近何か言ってるようで、読んでみましたが、相変わらず筋道が通らず、こんないいかげんな論拠で、強制の慰安婦の存在を政府として認めてしまったのかと、ゾッとします。
逐一その言い分に反駁できます。機会があればやってみてもいいですが。意外に誰もやりませんのでね・・・。こういういい加減な個人談話で日本が傷つけられてきたのか、と憤りを感じます)

【付記】

当時内閣官房副長官であった石原信雄氏談話。

強制性の問題

石原 (略)強制的に慰安婦を集めろという文書がないかということで調べたわけですが、出てこなかったわけです。それで、その点は加藤談話には当然入ってないですね。

(略)各省から何人か出かけて、元慰安婦の人たち一六人にお会いしたんです。彼らとしても、もちろんお会いした人の氏名は公表できません。われわれは報告を全部聞いて、官房長官や総理大臣も報告を聞きました。

 その報告の内容から、明らかに本人の意に反して連れて行かれた人、だまされた人、普通の女子労働者として募集があって行ったところが慰安所に連れて行かれたという人、それからいやだったんだが、朝鮮総督府の巡査が来て、どうしても何人か出してくれと割り当てがあったので、そういう脅しというか、圧力があって、断れなかったというような人がいた。何人かそういう人がいたので、総合判断として、これは明らかにその意に反して慰安婦とされた人たちが一六人のなかにいることは間違いありませんという報告を調査団の諸君から受けたわけです。総理も官房長官も一緒にその話を聞いたんです。

 結局私どもは、通達とか指令とかいう文書的なもの、強制性を立証できるような物的証拠は見つけられなかったのですが、実際に慰安婦とされた人たち一六人のヒヤリングの結果は、どう考えても、これは作り話じゃない、本人がその意に反して慰安婦とされたことは間違いないということになりましたので、そういうことを念頭において、あの「河野談話」になったわけです。その調査団の報告をベースとして政府として強制性があったと認定したわけです。(略)

石原 結局状況判断なんです。彼女たちのヒヤリングは、彼女たちは決してだれかに言われて証言したんじゃなくて、自分自らの体験を、本当に真実を訴えると言って、聞いてもらおうとして話した報告なんです。それは、韓国政府だとか挺対協だとかそういう団体のプレッシャーのもとで話したことではない。明らかに彼女たちが自分の過去について真実を述べた。そのなかで明らかに本人の意思でない、だまされたとか、警察官の威圧のもとで断れなかったとかいう話がありましたので、それを踏まえて、その意に反して慰安婦とされた人たちがいたことを認めて、それで日本政府として謝罪するという河野談話にしたわけです。

・・・・引用終わり・・・・

色々仰っていますが結局煎じ詰めれば「状況判断」で客観的証拠は皆無なのです。
韓国側の虱潰しの調査でも証拠は見つかりませんでした。
証拠の隠滅論をいう人もいますが、終戦前後の超混乱期に証拠の完全隠滅は不可能であるし、第一当時は「どうということもなかった」慰安婦の存在など、証拠を消すような対象ではありませんでした。当時は日韓共にそれを取り立てて問題視しているわけでもなく、その証拠には日韓基本条約締結時に、従軍慰安婦のことなどその名称すら机上に上がって来てはいません。


急に冷たくなった・・・

2012年08月31日 | 日記
オリンピックではサッカー、男女共に熱狂したのですが終わったとたん、クールダウンしました。
なでしこは、対韓国戦で勝ったみたいですね。...と他人事みたいに。

国立競技場に旭日昇天旗が持ち込みを制止されたというニュースのほうに関心が向かいました。
持ち込み禁止の理由「旭日旗を持ち込むといやな思いをする方がいらっしゃるので」だそうでわけわからないですね・・・。

「いやな思い」で通るなら、なんでも禁止できそうです。

旭日昇天旗が禁止なら、日米韓の合同演習ができなくなっちゃいますが、いいのかな?

自衛隊はご存知のように旭日旗を使用しています。

旭日旗を制止した警備の係員がやり玉に上がってますが、彼は単に仕事をしているだけで、おそらく旭日旗持ち込み禁止は韓国スポンサーのヒュンダイ、サムスンのFIFAへの圧力ではないでしょうか。

旭日旗に政治的意味合いはないので、禁止される根拠は皆無です。さて、この問題これで立ち消えるのか、問題として残るのか知りませんが放置しておくと韓国側の身勝手な言い分がますますエスカレートして来そうです。

右の耳ならおかまだが、左の耳なら勇者の印

2012年08月29日 | 日記
かつて松竹映画に「ハリマオ」という脚本を書いたことがあり、その映画のキャッチフレーズです。

「マレーの虎」と呼ばれた谷豊は「怪傑ハリマオ」としても知られています。その谷豊を描くにあたって、彼の活躍の地を訪ねてマレーシアに渡ったのでした。マレーシャの若者のピアスのことを訊いたら、表題の言葉が返ってきたのです。右にピアスをつけていたら「男が好きです」というサイン。左は勇者の証だと。
面白いのでセリフに使ったら、それが映画自体のキャッチフレーズで使われました。

今朝、朝食を摂りに外出したら信号待ちの西洋人の右耳にピアスがあり、ふと思い出したのです。右の耳は、男に誘ってくれという印であるというのは、昔のマレーシャの話であり、万国共通とも思えませんが。ん? そうなのか? 解りません。

マレーシャでは、ハリマオの幼馴染の老爺にも会って話を聞きましたが、もうこの世の人ではないでしょう。
映画「ハリマオ」の監督、和田勉さんも鬼籍に入られました。

映画の脚本を小説に仕立て直して「英雄伝説」として角川書店から出したのですが、原稿の一部はハリウッドの豪華なホテルの一室で書きました。ひょんなはずみで、アカデミー賞の授賞式にゲスト枠で参加することになり、その時泊まったホテルで書いてました。
平成元年度の朝のテレビ小説「青春家族」を書いている時でもありました。

私自身が最も華やかな時代でもありましたが、テレビ界が活気づいていた頃でバブリーでした。ヒット作を書くとファーストクラスで、ヨーロッパの行きたい国どこでもいらしてください、とそんな時代でした。
それやこれや、あの当時のいちおう成功した脚本家と言われるものが受けていた扱いを今、若い脚本家にしゃべっても、相当フイていると思われそうです。
華やかでもあれば作家がとても尊重されて大事にされていた時代がありました。




『付記』右と左、間違えているかも。・・・・なにしろ昔の話です。

従軍慰安婦

2012年08月29日 | 日記
いつだったか、内舘牧子と食事をした時「従軍慰安婦」の話になり、「日韓基本条約でもう片付いたはずのこと」と内館はいい、それはその通りなのだけど、それ以前に「強制された慰安婦などいなかった」と話を発展させたかったのですが、食事中ではあり他に人もいらしたので、私は口をつぐんだのでした。

この数年間、かなり真剣に従軍慰安婦については調べましたが、その存在自体がありませんね。
お金を介在した売春ビジネスはありました。そしてそれは違法ではなく、当時の倫理観では普通です。
それに、世界各国どの軍隊にも性的ビジネスに従事する女性はつきものです。良し悪し抜きにこれが現実です。

うっかり謝ってしまったばかりに、その後日本はひどい目にあい続けるわけですが、濡れ衣を着せられたまま黙っている必要はありません。そんな折、濡れ衣の元となった河野談話を発表した河野洋平氏の参考人招致に関するニュースを見かけました。



http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012082700419

河野元官房長官の招致要求


新党「国民の生活が第一」の外山斎氏は27日の参院予算委員会で、1993年に河野洋平官房長官(当時)が旧日本軍による従軍慰安婦問題をめぐって「心からのおわびと反省」を表明したことに関し、「韓国の慰安婦といわれる方々の証言だけを基に河野談話を発表した。大変問題だ」として、事実関係や経緯を確認するため河野氏と官房副長官だった石原信雄氏の参考人招致を求めた。
 柳田稔委員長はこの後の理事会で「各会派が持ち帰って協議していただければありがたい」と述べるにとどめ、結論を持ち越した。


             ーーーーーー引用、以上ーーーー


遅きに失したぐらいで、ぜひ実現したいものです。要するに強制の慰安婦に日本政府が関わっていた証拠は皆無であったにもかかわらず、自称慰安婦たちの証言だけで、「あった」と認定、謝罪をしてしまったわけです。

ところがその証言の多くが辻褄が合わないことが時とともにばれ、矛盾点が指摘され、あるいは明らかな嘘が指摘され・・・
要するに「証言」の信憑性が非常に疑わしいわけです。
詐欺師は嘘と演技が上手です。そういうこと。

個々悪い女衒に引っかかったり、借金のかたに親に売り飛ばされたりした可哀想な女性はいたかもしれませんが、それは日本政府の責任範疇のことではありません。

それに奇妙なことですが、従軍慰安婦は実は日本人が多くを占め、それに加えて外国人がいたわけですが、朝鮮の人ばかりではなく他の国の人達もいました。
それが「被害」を言い立てるのが朝鮮の人たちばかりという奇妙なことになって、現在ではあたかも従軍慰安婦=朝鮮女性となっているわけです。数は圧倒的に日本人のほうが多かったのに、です。

この一点だけでも、不自然さが解るかと思います。何か作為的なものが働いた結果です。

いくつも資料にあたりましたが、慰安婦は募集制でした。応募の列には和服とチマチョゴリが笑顔で混在しています。当時の陸軍のお偉いさん並みの大変な高給だったので、応募者も多かったのです。看板も「戦士」という文字があり、戦争遂行の一員としての募集でした、仮にそれが建前だとしても。

募集広告も、給与の支払明細も残っています。

そもそも「従軍慰安婦」という言葉自体が後の造語です。

韓国ではその造語すら飽きたらず最近では「性奴隷」と毒々しい言葉に変え、年齢も14歳とかとんでもない年齢で拉致された、要するにいたいけな少女が力ずくで連れ去れさられ日本兵に集団強姦された、ととんでもない虚偽を世界に発信しています。しかし、現在も残る新聞広告では年齢制限があり、17歳以上、あるいは18歳以上となっています。
検診の軍医もて、避妊具を備えたシステマティックな慰安所に強姦はあり得ません。
募集年齢は若いようですが、現在とは成熟度が異なり、もう嫁に行っている年齢です。現在では24歳前後というところでしょう。

李明博の竹島不法上陸に端を発して、このところ韓国側の虚偽と言いがかりの振る舞いが際立ち、無関心であった日本人も何かおかしい? と思い始めたようで、その点ではよかったです。

まず整理しますが・・・

日韓併合は彼らが声高に非難するごとく強制の「植民地化」ではなく国際法上有効な単に「併合」です。
そのことは、当時の駐米の韓国大使も認めていて、書簡が残っています。
植民地の概念からは程遠い、日本国が持ち出しの併合を「植民地化」と言うのはやめるべきです、少なくとも日本では。言葉による誤解を招きます。植民地=搾取なのですから。

「強制連行」も実体は「戦時徴用」です。当時の朝鮮は文字通り日本だったのですから、彼らも日本人で徴用は当たり前でした。それも245名に過ぎません。
日本軍の高官の中には朝鮮名の人もいて、日本人の兵隊たちを指揮していました。こういうことは、いっさい教えられませんね。教科書に書こうものなら「外国人」が押しかけ削除されてしまいます。

竹島は、史実が余りにも歴然としていて言うもくたびれるのですが、日本領土です。サンフランシスコ条約に関わったアメリカの要人たちが明言した資料があります。領土問題にはタッチせずのアメリカ側方針で放置されていますが、日本側が要請すれば資料の開示にはやぶさかではないでしょう。

当時からアメリカは韓国に「国際司法裁判所」に問題を持ち込むよう強く提案しています。竹島は、李承晩が違法に強奪したもので、韓国が不法占拠していると明言していて、公的な資料としていつでも提示可能な状況にあります。同じくラスク書簡も竹島が日本領であることを明言。「ヴァン・フリート特命報告書」もあり、アメリカ側の資料には事欠きません。
これらに加えて古地図の存在その他の史実を日本は提示できます。だからこそ、端的に負けの決まった裁判には、韓国は決して出て来ないのですが。

韓国側の言い立てる資料はその矛盾と捏造がとっくに検証済みなのですが、韓国国民は知らされません。幼稚園から「独島は我が領土」として「日帝の残虐さ」「日本は敵」ということが繰り返し教え込まれます。

日本は逆で、教科書にはあれを書けないこれも書けない、となっていて、思い切ったことを書くと「外国人」の人達が束になって抗議に押しかけ、日本の教科書なのに外国人の意向を汲んだ教科書が出来上がるという極めていびつで不健全な状況にあるのが、今の日本です。

従軍慰安婦のことだけでも、さらっと書いておこうかなと思ったのに、長くなってしまいました。

韓国が要するに日本からお金や援助を得るための「外交カード」の、ほぼ全てが実は捏造である、ということはそろそろ日本人も知っておいたほうがよいですね。学校で教えられない、どころか逆を教え込まれるのでほとほと困ったことですが。
その一方韓国では教科書は国定が一種類。終始一貫「日本が悪い」という記述で反日は「国是」です。
そして日本の教科書はほぼ「日本は悪い、日本人は酷い、反省すべき」という調子です。
世界には日本が好きで褒め称える国々が圧倒的に多いのに、それらの声は注意深く遮断されます。

日韓友好という如きことが民間では言われますが、それも全く意義ないこととは言わぬけれど、そもそも虚偽をベースにした友好などまやかしで、一朝ことあらば、もろくも崩れ去るのはここ最近の一連の出来事を見ればよく解りますね。

一方、中国が外交カードとして切ってくるのに「南京大虐殺」がありますが、これに関しても随分調べましたが虚偽です。
ほぼ鎌倉市の大きさのエリアで市民全員虐殺という状況を思い浮かべてください。それが各国からの特派員が入り込んでいた南京で起こったら世界中蜂の巣をつついた如き大騒動のはずです。南京大虐殺うんぬんが言われ始めたのは従軍慰安婦と同じく後年のことです。


実は双方ともに日本の左翼の捏造工作がからんでいるのですが、説明するには長くなりすぎました。

南京大虐殺の嘘を検証する資料は有り余るほどありますが、たまたま最新のが目についたので・・・

http://mizumajyoukou.blog57.fc2.com/

退屈だったでしょうか・・・

しかしこのところの外交面が風雲急を告げていて、日本人が無関心、無防備でいるとかなり将来に禍根を残す酷いことになりかねないので、浅くですが書いてみました。



竹島。まず島根県竹島の標識に太極旗が結び付けられることから始まり、



次には杭が引きぬかれ、



実効支配が始まりました。

竹島という小さな島の問題一つと軽く考える人もいるようですが、島一つあるなしで、領海の広さが違ってくるのです。漁業権と海底資源もそこに加わりますね。島は小さくても財産としては大きいのです。
尖閣は特に、海洋資源の宝庫なので中国も目の色を変えてきたわけですが、中国が領有権を主張し始めたのは、尖閣の海底に貴重な資源があると解ってからですから解りやすい国ではありますね。
防衛の問題もからみますから、島一つとは言えないのです。

ところで韓国は独島と言ってますが、「独」ではなく幾つかの岩でなる島です。語るに落ちるとはこのことです。そもそも認識がなかったということなのですから。竹がないのに日本は竹島といっていると、あちらはあちらで難癖つけて来ていますが、ものの名称や土地人物の命名に縁起のいい松竹梅は日本の定番です。

中国にせよ韓国にせよ、よくまあ抜け抜けと大嘘をついて恥ずかしくないのかなあ、と思うのは日本人の感性で、彼らは盗んでも手に入れたが勝ちという思考です。ですので、同じレベルで考えていると相手を見誤ります。日本人ほどお人好しは世界にそうそういません。

もっとも、中国韓国共に、トップは真相は知ってますよ。韓国は言い続けて実効支配し続けていれば日本が諦めると思ってますし(実際日本人の竹島への執着は薄れつつありました)、中国は領有権を主張して最後は採掘権半々のレベルに持って良ければいい、それ以上に全部盗れれば最高という思考です。
一部トップは知っていても、国民はきれいに騙されていますから本当に我が領土だと信じこんでいます。
ですから竹島と尖閣の領有権を言い張る日本が憎くて憎くて仕方がない。日本人を殺す絵を幼稚園児が描き、それが地下鉄の構内に貼り出されるお国柄です。

日本人は教えられませんので、彼らの腹の底にわだかまる日本人憎悪と蔑視に気づきません。そして更に彼らが屈折していることには、日本に羨望があるので、ねじれるのです。
それが嵩じて「あらゆる文化は朝鮮が日本に教えてやった」ということになります。

「教えてやった」わりには、アニメにしろマンガにしろ食にしろ、スポーツにしろ剽窃、いわゆるパクリが多い矛盾に気づかないのも韓国人のメンタリティです。
小学生が日本人をお仕置きする絵に、セーラームーンが描かれていますが、それが日本オリジナルキャラだということは知らないのです。
俳句も韓国が発祥だと聞いては言葉もありませんが、彼らの自己主張はかくも強い。
そのうち日本書紀も韓国産だと言い始めるかもね、と冗談で言ったら詳しい人に
「あ、もう言ってますよ」と軽く言われて絶句。

韓国側の説明を読んでみましたが、まあなんと申しますか。再度絶句だったのでございます。

最後に、政治にまるで関心のない人にもこれだけは記憶しておいて欲しいのですが、「人権設置委員会法」というのにご注意ください。
これは「人権擁護法」とか数回名前を変えつつ廃案になりながら、しぶとく蘇ってくる法案です。
これは、こわい法案です。
詳しくは述べている時間がありませんので、人権設置委員会法案のきわどさについては個々調べていただきたいと思うのですが、端的に言えば、この場合の「人権」とは日本人の人権ではありません。外国人の人権、もっと率直に言えば韓国北朝鮮中国の人々の人権です。それはいいことなのですが、しかしこの法案で問題なのは、適用が偏ると日本人弾圧法になるのです。相当な強制力を持った法なので、日本人は「外国」と「外国人」批判の口を塞がれる・・・・どころか、いっきなり踏み込まれてパソコン押収などということもあり得るわけです。上記のごとき文章も書けなくなりますね。どこをどう「人権侵害」だと認定されるのかその査定基準が曖昧なので、険呑でうっかりものが言えなくなります。
ものが自由に言えない状態というのは、実は今でも相当なものなのですが・・・更に進行して、もう後戻りがきかなくなります。
日本が言論不自由国だということは案外、皆さん気づいてないのかも知れませんが、たまにテレビで喋る私などからすると、喋れないことだらけです、というよりこと政治に関しては喋れないことのほうが多いのです。両手両足縛られたまま、喋っているような感じです。
私が抑えに抑えてしゃべっても、ネットでは即スレッドが立ち、動画が置かれ、ちょっとした賑わいになるくらいですから、いかに他の人達が当たり障りのないことをしゃべっているか解るでしょう?
一般の会話の中でも、たとえば某宗教教団のことをはじめ、某外国人たちのこと、某・・・・などなど、口ごもる話題があるでしょう?
それらは実は総て特定数カ国に通底している事柄なのです。

死に場所

2012年08月29日 | 日記
毎日コンスタントに、こちらと「つないで」下さる人たちがいるようなので、毎日せっせと書けばよいのでしょうが、ネタがとりたてて、ありません。政治は激動ですから、話題に事欠きませんが、立場上かなり発言は慎んでいること、いつか述べた通りです。

禁煙は続いてまして、そろそろ定着期でしょうかしらね。

そういえば・・・・長年暮らした世田谷の野沢を久々に訪ねたことは書きましたがそこで再会した旧知の人たちお二人に「若返りましたね」と異口同音に言っていただいたのは、禁煙のおかげ? 顔がふっくらしてきて、シワなくなったから? もともと、シワはあんまりないほうではあったのですが。

いずれ、野沢には帰ると思います。そこが死に場所と定めたので。

と、心に決めたところでどこで去るのは解りはしませんが、晩年を過ごしたい土地というのはあります。
皆さんはどうでしょう。どこでも死ねます? 私はどこでもいいやとは思いつつも出来れば、肌に馴染んだ土地で、とは思います。

野沢で会ったのは、亡き親友の奥様です。

人も動物もみな、去って行きます。

100年も経てば、今赤ん坊としてここに存在している人たちもいません、

つかのまの幻ですね。何も実体はありません。あの世に持って行けるのは、味わった「思い」だけです。

いずれ幕が降りる劇場での芝居を、皆で真に迫って演じている役者のようです。

そういう視線で見れば、外交問題ですらどんなに切実でも実体の希薄な煙といえば煙。カリカリしている毎日ですが、たまにはゆったりと悠久を意識した呼吸などしてみたほうがいいのかもしれませんね。