9th Story Concert 『Nein』 4/29 Ⅲ

「涙では消せない焔」

便宜上R.E.V.O.さんのシーンの後に登場した

軍服姿のJIMANGさんとRIKKIママン

暖かいながらも憂うような歌声

滲む悲しみ、そして戦へ

帝国軍 vs 黒猫ダンサーズ

両軍入り乱れての戦闘の中

歌いながら戦うJIMANGさんのカッコいいこと

怪我の原因は自軍の野砲のようでしたが…

一方、帰りを待つ妻の元へ

戯れる黒猫たちを従えながら歩み寄る幼い姿の店主

黒く妖しげで素敵な光景でした

腕に抱えあげられる大きさの双子人形を渡し

ゆったりと去っていきました

後にママンが作った手作り人形も可愛かったです

そうこうしている内に車椅子で帰ってきた夫

駆け寄るママンが超可愛い

そこから怒涛のRomanメロディー

此処が本っ当に大好きなのです

花道先端での「生まれておいで」がもう…

奥の階段上に置かれた双子人形にライトが当たって幕


「愛という名の咎」

便宜上R.E.V.O.さんのシーンの後

囚われたフィリスさんの場面

ミーシャが駆け出した直後に斬り殺されるフィリスさん…

あちこち逃げ惑い、ほんの少しはけた間に髪を切られ

絶体絶命のところに…

エレフ登場！！

カッコ良過ぎですよお兄さん

旅に使っていた杖で蹴散らし、再会を喜ぶ２人

この時ミーシャの髪は斜めに斬られていて

次に登場したときには幼い頃の長さになっていました

ちなみに、コーラスの黒猫四姉妹は

マントと花飾りとで女神を騙っていましたが

動きがにゃんこ

そして、ミーシャも杖を携えて旅を続けるのですが、追手が…

落ちていた石を投げただけで追手にかなりの打撃を与えるお兄さん

行先を巡って、北を指すエレフの腕を下して

南！と押し切るミーシャ

手を繋いで歩いたり、寄り添って座ったり

双り一緒にいる姿が微笑ましいような

どこか心がざわつくような…

「いいともー！！」はノリノリで参加しましたが

奴隷市場から顔を背け足早に立ち去る後ろ姿が

助けを求めるオルフの叫びが悲しい

ミーシャの独白の傍ら

エレフは随分と頭を抱えるように苦しんでいて

為すべきことがあることは解かっていたのでしょうね

しかし直後の浜辺できゃっきゃうふふ

手でハートマーク作ったり跳んだり、延々と水掛け合ったり

なんと幸せな光景でしょう

そして荘厳なコーラスと

舞台奥で展開されるオリオンvsスコルピウスの戦い

双りが歌う力強い決意

スコルピウスの宣言とその背後に映し出される冥王様

手前では見つめ合う双子

…お、お二人近すぎやしませんか？？

本当に観るべきところがあり過ぎて迷う１曲でした


「忘れな月夜」

便宜上R.E.V.O.さんのシーンの後

月光に歌う修道女姿のエリーザベト

静かで、しかし迫力のある歌声が響き渡ります

貴族でいた頃の回想では３人の男性と踊り

「この狭い鳥籠の中で」の映像が映し出され

離婚裁判へ

居並ぶ人々の古風な衣装も素敵でした

そしてエリーザベトが歌う力強い決別

駆け上がる高音が素晴らしかったです

一転して修道院

悪意に満ちた貴族の娘から

３人の天使たちを庇うエリーザベトの姿が凛として素敵

「磔刑の聖女」とは違い、大勢と共に人生を肯定する歌

最後に月光の差す窓辺の映像にはMärchenさんの姿が…


「輪∞廻」

便宜上R.E.V.O.さんの動きからするに

あらゆる方向から阻まれていたようです


「最果てのL」

便宜上R.E.V.O.さんのシーンを遮り

白い箱？台？の上に置かれた件のサングラスと

傍らに膝をつくNoël

否定を拒絶する言葉とともに、ギターを取り出す

Flying Nighthawk 超カッコいい

「『Nein』 [First Impression Ver.]」

熱い歌う姿がめちゃくちゃカッコいい

背後の映像にはバンドメンバーの姿などが映されて

にのすけさんの姿もあったらしいのですが

わたしはNoëlばかり観ていたため見逃しました…

だってカッコいいんですもの

そして

初めて舞台前面に映し出される便宜上R.E.V.O.さんの言葉

そして「星空の詩」を開場中で合唱

舞台奥の檀上では通常版ジャケットを再現するように

登場人物たちが並んでいました

ただし、エレフの位置にはフィリスさんがいたような

歌い終わったあと

舞台袖から姿を現す幼い姿の店主

「あら、今回はそういう選択をしたの」

そして中央に姿を現すNoël

「お前は一体何者なんだ」と問い詰めると

「お兄ちゃん、そんな怖い顔しないで」と泣き出した

…ように見せかけたり、終始甘えた態度でしたが

「目的は何だ」とNoëlに問われると

「私、お友達が欲しいな」とNoëlに歩み寄り

動けずにいるNoëlの首に手をかけたところで暗転

「西洋骨董屋根裏堂へようこそ」の不気味な声と共に

「終わり」の文字が表示されて

「「えぇ～！！」」とローランどよめきまくり

とりあえず終幕に対しての拍手をしましたが

Noëlヤバいことになったんじゃないのかと

ざわざわざわざわしていたところにまた文字が

「…というのはあまりにも非情でしょう」という感じで

「このままではNoëlの身が危ないのではないのでしょうか」

「歌うもよし、躍るもよし、叫ぶもよし」と

ここからどう繋がるかは

【幻想の神々】こと我々に委ねられてました

最初「え～と…」となりましたが

とりあえず口々に「Noël～！！！」と叫びまくるローラン

あ、勿論わたしも全力で叫びました

でも何も起こらなくて

何処からか「星空の詩」を歌いだして

手拍子も混ざりつつ、混沌と歌っていたのですが

だんだん揃ってきて

何度か繰り返し歌ったところ

Noëlが帰ってきました


9th Story Concert 『Nein』 4/29 Ⅳ へ続きます