拍手の中、紗幕が開かれ
袖から走り出る陛下
まずはBlu-rayの延期を謝罪
とはいえ
マスターが工場へ入ったそうで
「工場が爆発したりしなければ発売日に間に合うはずです」
ーー無事の完成、お疲れさまでした
「大阪に来るのは久しぶり」
「『Nein』のコンサートが8年前、その間にも……
アコースティックナイトで来たね、進撃の軌跡でも来たか」
「結構来てるね」
「でも15周年記念祭はできなくて、
フルはもっと広くやろうと思っていた」
で、大阪では初日なのに
イレギュラーな始まりになってしまったと
前回の大宮2日目で「せり」始まり
「ご両親や先生に言われなかった?
『自分がされて嫌なことは人にしてはいけません』って」
それかこの辛さを誰かにも味合わせたい、となったのか
大宮2日目のP様も「せり」始まりを選んだらしい、と
「せり」始まりも想定しているけれど
エンディングから始まってしまうし
2す1せりの法則から
最初に「せり」を選ぶと次に「せり」を選んでも
却下されて、実質選択ができなくなる
実際今回は2回目も「せり」が最多だったものの
却下されていたそうです
あんまり良くない始まり方だけれども、想定はされている
あえて選ぶのもいいけれど、よく考えてね
とのことでした
そして今日の反省会は
明るいブレザーの制服を着た
ハーフツインテールの可愛い女の子
ーーわたしまだ会えていない人ですね
出番がなかったので裏で振付師の先生に習って
猛特訓してきた超重力の始まりを披露するところで
ひっそりと袖に下がっていた弦一徹さんが帰ってくる
そして一徹さんも巻き込まれて一緒にやることに
右手伸ばして、左手伸ばして
左手は人差し指を立ててクロス
ヴァイオリンを弾く人だから、動きかしなやか、と
Revo陛下も感心されていました
そういえばどこかの選択で
上手側に踊りてさんがいないことがあったのですが
しばらくすると弦一徹ストリングスチームが
下手の舞をなぞるように、座りながら舞っていて
特別な光景を見られました
もう一人はスワタケさん、今日はグラサンなし
出番がなかった理由はP様たちのせい、とのことで
「覚えたからな」「後ろも見えてっぞ」と凄む
Revo陛下「君たち反s;#、言えてない
反社会的勢力に目をつけられたかもね」
でも人を見た目で判断してはいけない、ということで
Revo陛下「雨の中、子猫が捨てられていたらどうする?」
スワタケさん「連れて帰って……あったかいミルク飲ませる」
ぼそりと返した答えが超優しい
翻ってツインテさんには
Revo陛下「君は見た目通りっぽいね。いや
意外と気に入らないメンバーを追い出したり?」
否定するツインテさん
で、このツインテさんとスワタケさんは初対面
らしいのですが
「初めまして」の握手と見せかけて
複雑なタッチを行きぴったりで交わす
ーーあれ?お知り合い?
そんな謎なお二人でメンバー紹介
……に行く前にですね
紹介の仕方で「AとB交互に」と相談し
ツインテさん「私はA」
スワタケさん「俺はB」
「僕はR」←何故か入り込むRevo陛下
何気なく投げ込まれた爆弾がスワタケさん直撃
どうやら笑いのツボに入ってしまったらしく
客席に背を向けて耐えるスワタケさんというか佐藤さん
いったん振り返るもRevoさん見ちゃってぶり返す
やっぱり背を向けて
助けを求めるようにベースあっちゃんの方へ向かう
テロった張本人は「どうだこのポテンシャル」と
客席に自慢
ーー本編は楽しいことばかりでなくても
やっぱり最後は楽しい
ようやくメンバー紹介がスタート
今日も一徹アニキは演奏せず
弓を吹き矢に見立ててRevo陛下に吹く
しかし陛下は避けてあっちゃん被弾
勢揃いしたところで
他に今日出番がなかった人たちも前に出て跳ぶ曲
惜しくも出番のなかった大会ボランティアなピコさん
犬彦君ルートに行かないと出番がない須久奈先生
出番があったことのない謎の白い服の人
語り部としてのRevoさん
「主宰じゃなくてRevoとして語る時があるんだよ」
「ベルトルトもこんな気持ちだったのかな、
『誰か僕を見つけてくれ!』って」
そして「爪痕を残したい」という大会ボランティアさんが
「1オクターブ上で歌います」
するとスワタケさんが「じゃ2オクターブ下歌うわ」
Revo陛下は普通の音程で歌うけれど
2人を目立たせるため小声
澄んだ高音を響かせるピコさん
渋い重低音の佐藤さん
特別な「即ち……光をも逃がさぬ暗黒の超重力」
とっても素敵でした
歌い終わってからも
大阪在住で初めて舞台に立たれた山川達平さんを紹介
Revo陛下「いい名前だよね」
「地平線に達する」今日のことを先見したのかな
ひとしきり平の人紹介
踊り手の柴一平さん、犬彦君の廣瀬真平さん
たくさんいらっしゃるのでお名前ネタは小出しにするそうです
そうして最後に「おおきに」と一礼
客席からはも「ありがとう!」の気持ちを籠めて拍手
舞台の上と客席で手を振り合いながらお別れ
そして一人戻ってこられたRevo陛下のお話
大神再臨祭を観ることで君たちの中に何か化学反応が起こるといい
そう言う気持ちでやっています
楽しいことばかり起こるわけじゃない
楽しくなくてもいい
それってエンタメとしてどうかと思うけれど
楽しいだけなら他の誰かがやってくれる
そうじゃないほうへSound Horizonはいこう、と
バンドがついてきてくれなくて
僕一人打ち込みでやることになるかもしれない
それでも着いてきてくれると嬉しい
ローランからは大きな拍手
そして明日の公宴について妙な予告
ボイスストラップに全力で「町中華やん!」といれておいて
それからもうひとつアドバイス
『遂にこの地平線に大神がご降臨遊ばされるぞ』の時みんなどうしてる?
ちょこんって座ってる?
あの時客席もライトで照らされるじゃない?
君達が神様なんだよ
我こそは神なり、とか
こんな(片目が痛そうな中二病っぽいポーズ)ジョジョな神様がいたっていい
「どんな神様が考えてみて」
あれ?神様にこうやってって言うのはうなんだろ?
「まぁ僕にとっては国民だからね」
ーー幻想の神々を統べる国王の横顔を見せてから
「また会おう」と袖へ去って行かれました
舞台と客席とでお互い手を振り合ってお別れ
『絵馬に願ひを!』本編では
ショックを受けたり思い悩んだり
神様らしからぬ感情の乱れに揺らぎますが
メンバー紹介以降が楽しくて面白くて
やっぱり歌が素敵で
帰り道はとても浮き浮きした気分になります
弐夜連続で参加できるのは初めてで
次の公宴も楽しみです