今日もNoëlは迷子です
とりあえず上手の端まで行ってみる
そして戻ってくる
Noël「今日も猫がたくさんいるな」
で、花道の先からそれぞれの路地裏へコール&レスポンス
そして舞台まで下がって神様にお願い
Noël「手短にお願いします」
神様「ョカロゥ」
昨日とは違う低い声…
Noël「何かいつもの神と違うような…?」
神様「Θ(我)ガ猫ノ声ガ解ル様ニシテヤロゥ」
まさか冥王様!?
客席(特にわたし)大喜び
Noël「じゃあ訊いてみるか、…そこの紫の服」
「好きな色はなんですか?」「紫!」
Noël「言うと思った。ていうかさっきの神様
何か紫的な神様だったんじゃないか?」
「何も考えていなかったけど繋がったな」
次は、と上手端に行って次の人を指名「好きな色は?」
「スカーレット」
Noël「さっきの人に指名されたか?されてないな。
男の洋服には興味ないって言ってたもんな」
で下手側へ行き、端っこのところで
Noël「なんかトラップがあるな」と軽く跳び越える
ローランが拍手で褒めましたら
Noël「余裕!」とドヤ顔
で、ぬいぐるみを持った方を指名
Noël「それは作った奴か?何処かで買ったのか?」
「いや、たしか何かあったな、パシフィコ横浜とか…」
きっとあの時の景品のエリーザベト縫いぐるみだったのですね
Noël「何でお前が知ってるんだってな。
クソパイセンどもが煩いんだよ。
お前は新入りだからもっと歴史を勉強しろだとか
敬語を使えだとか。」
Noël「それで俺も勉強して、「ぴこまりじゃんけん」もギリ知ってた!」
昨日のリクエストですね
客席「「「偉い~!!」」」
で、質問コーナーに戻りまして
Noël「お前、その洋服…ダサいな。
…嘘だよ、可愛いぜ。」
客席「「「きゃ~!!!」」」
Noël「『Nein』の中で一番好きな曲は何だ?
暫定でいい、明日には変わっていても構わん」
しばし間
Noël「大丈夫か?呼吸するの忘れるな」
息できなくなる気持ちは想像できます
そして出た答えが「愛咎」
Noël「君達は「愛咎」って略してるのか。「愛咎」で好きな所はどこだ?」
「ミーシャ♪ミーシャ♡ミーシャ♪」
Noël「あのクソパイセンのシスコンな奴の所だな
今日はミーシャとお前のためにやってくれるかもしれないぜ」
そして中央に戻ってきて
Noël「なんか前の方にお母さんがいるんだよな」
花道先端の正面最前列端
グレーがかった髪のマダムがいらしたのです
Noël「お母さん大丈夫ですか?
これから跳んだり要求されるかもしれないけれど…」
「隣は娘さんですか?
この娘を産んで良かったなと思えるように
楽しんでもらえるようメンバーみんなでがんばるんで」
この時のNoëlを正面から観ていたのですが
本当に優しい眼で語りかけていて
あったかい気持ちになりました
Noël「Sound Horizonはお年寄りから子供
…ん?逆か。まぁいいか
お年寄りから子供まで。子供からお年寄りまで。
墓場から…逆だ。
墓場からゆりかごまで、ゆりかごから墓場まで。」
「そうだお母さんにも聞いてみよう。『Nein』の中で印象的なところはありますか?」
しばし娘さんと話され後、「みゃーみゃー」
Noël「何か最初の方言ってましたね。みゃーみゃー」
と、猫の手で少し踊ってくれて
客席「可愛い~!」「「可愛い~!」」
Noël「人から好意を向けられると嬉しいんだって
去年あたりから思えるようになったんだ。
可愛いでもカッコいいでも、凄いでもダサイでも」
「…ダサイは嫌だな」
ですよね
「周りの奴らはみんなクソみたいに思っていたけど、それは俺の方だった。
そんなクソみたいな世界をぶっ壊して、今ここに立ってる。
お前らもそれぞれ大変な状況にあるかもしれないが
乗り越えられたら、そんなもんクソだったって思える。
大丈夫だ。ローラン、お前らならできる!」
力強く励ましてくれました
わたしにも思うところがあったので、心に強く響きました
そして鳴り出すピコピコ音の「よだかの星」
Noël「携帯は切っとけよ。…って俺か」
と言いつつ青い二つ折り携帯を取り出すと
Noël「もしもしもし」
にのすけ「もしが1回&1回多いよ」
Noël「もしもしもしもし」
にのすけ「もしが1回&1回&1回多いよ」
Noël「もし」
にのすけ「もしが1回少ない&少ないよ」
Noël「お前なかなか対応できる奴だな(笑」
そして始まる「西洋骨董屋根裏堂」
「抗えざる≪摂理≫に身を委ねた」のところで
店主の気にあてられたのか、Noëlが膝をつくのですが
昨日は老婆で、今日は少女でした
そして、2度見して駆け寄ったサングラスに見入るNoëlに
黒猫ガールズが手で×をつくったり
猫パンチで威嚇したりしてるなぁ、と思ったら
Noëlが禁断の抽斗に手を出したそうです
今日の不穏な台詞は老婆
そして幕となりました
9th Story Concert 『Nein』 4/30 Ⅲ へ続きます