世界変動展望

私の日々思うことを書いたブログです。

ES細胞を混入させたのは若山照彦ではないのでは?

2016-01-30 06:35:51 | 社会

小保方晴子は手記でES細胞を混入させたのは若山照彦であるかのように言及したが、少なくとも遺伝子解析に使ったSTAP細胞にES細胞等を混入させたのは若山照彦ではないと思う。


Figure2i、Nature 505, 676–680 (30 January 2014) PDF写し

上はSTAPのレターに掲載された遺伝子解析の結果で、FI幹細胞に関してはES細胞とTS細胞を9:1の割合で混ぜて作られたと考えられる。ES細胞等の混入がなければ作れない結果だ。

両者が混合されたのはいつだろうか?共著者の丹羽氏は幹細胞の専門家だが、4月7日の会見で記者の質問に答え、ES細胞とTS細胞を一緒に培養してもSTAP細胞のような1つの塊にならず、分離してしまうと説明した。若山氏はSTAP細胞は桑実胚によく似た塊だったと話しており(「STAP細胞は存在したのか」2014年6月号)、これがES細胞とTS細胞の混合物だったとは考えにくい。資料では培養時に混ざった可能性は低く、遺伝子解析サンプルの調整時かその直前に混合された可能性があると指摘されている。 CDBの自己点検検証委員会は6月12日の記者会見で、一連の遺伝子解析は論文投稿後の2013年5月から8月に行われたと語った。若山氏は山梨大に移った後のことだ。」(日経サイエンス2014年8月号p60)

だとすると、少ないとも遺伝子解析に使ったSTAP細胞等にES細胞等を混入させたのは若山照彦ではないだろう。様々な細胞をうまく使い分けて都合のいいデータを作った様から、小保方晴子が意図的に混入させたと思うが、皆さんはどう思いますか。


コンピュータ将棋のうらやましい部分

2016-01-30 00:00:00 | 囲碁・将棋

コンピュータ将棋は実力が落ちないところがうらやましい。人間は努力しても年齢とともに実力が落ちる。一説には最も強いのは20代前半で、40代以降は一般に下り坂だ。コンピュータは限界があると思うものの、実力が上がりこそすれ落ちないのがうらやましい。ただ、こういうのは人間の間では否定的にとらえられる事もあるだろう。機械人間になって永遠の命を得るために旅をする銀河鉄道999なんかがそうでしたね。たぶん人間にしかできないような新手を創れるのは人間のよいところでしょう。時には実力以上の力を出せるところも。


江谷典子の薬の副作用の予測がほぼ100%可能という論文の信憑性について

2016-01-27 21:53:25 | 社会

江谷典子Noriko Etaniえたに のりこ)京大医学研究科特定研究員がビックデータを用いた解析で薬の副作用をほぼ100%予想できるという論文を発表した2015年8月7日にシュプリンガー社のJournal of Big Data誌に掲載京大も研究成果を宣伝した。本当だったらすごい。

しかし、現在京大は宣伝を削除論文の批判第二の小保方さんという声も。皆さんはどう思いますか。

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(2016年2月10日追記)

江谷典子の「薬の副作用の予測がほぼ100%可能」という論文の主張は過学習による誤りではないかと指摘されている。

関嶋政和氏(東京工業大学写し)によると、江谷典子は第77回情報処理学会(2015年3月17~19日)で論文と同様の成果を発表した時写し)、専門家から過学習による誤りを指摘されたのに「バイオのデータとはこういうもの」と反論し、過学習による誤りの指摘を無視し、訂正することなく2015年5月28日に論文を投稿

このような論文発表は故意に誤った解析手法を使って、故意に誤った結論を発表したと言われても仕方なく、オネストエラーではない


小保方晴子、手記出版、「混入犯に仕立て上げられた」

2016-01-27 07:17:26 | 社会

小保方晴子が手記を出版するという。タイトルは「あの日」。手記で「混入犯に仕立て上げられた」と主張しているという。

『論文について疑惑が深まる中、理研による検証実験では、24時間監視の部屋で、釘穴をセメントで固めるなど厳重な態勢の中で取り組んだことなどを明かし、理研の調査やメディアの報道が続く中で、心身に大きな負担がかかったことも吐露している。

 理研による論文の不正認定や、別の万能細胞のES細胞が混入していたことについて、「こちらの正当性を証明する手段がない」と訴え、「混入犯に仕立て上げられた」と主張している。

 出版を決めた講談社は「当事者の見解を公表することは、STAP細胞をめぐる混乱の原因究明の上で意義があると考えています」と説明している。(野中良祐)

』(朝日新聞デジタル 2016.1.27)

前書きがリンク1リンク2で公開された。関連その1その2その3その4産経その1その2その3その4

私は前から小保方晴子が説明をすべきだと思っていた。もっと早く行うべきだった。彼女には悪いが、私は彼女が「混入犯に仕立て上げられた」と言ってるのが未だに理解できない。彼女が混入犯である事は前に考察した。世間では事実上彼女が混入してSTAP細胞を捏造したと考えられている。

そういえば年度内に不合格になった博士論文やデータを公開すると述べた。彼女はどこまでも自分の正当性を貫く。本当にすごいと思う。

花子とアンでブラックバーン校長が「神様はどんな罪も御赦しになる。」と言っていた。キリスト教文学で「雪のたから」という作品があり、贖罪の重要性が描かれている。日本では「アルプス物語 私のアンネット」というアニメが放送された

私は彼女も罪を償って、赦される日が来てほしい思う。

小保方晴子の人生に幸多からんことを。


井山裕太、室田伊緒と離婚!

2016-01-25 19:15:27 | 囲碁・将棋

井山裕太が室田伊緒と離婚した写し)。なぜ離婚したのか。気になる人が多いんじゃないかな。円満離婚という報道もある井山裕太は七冠直前だというのに離婚するとは。室田伊緒と離婚するだけでも大変だと思うが、六冠を維持して十段戦の挑戦者になったのだから精神的に強いのかもしれない。がんばってほしい。


想い出がいっぱい(いろいろなバージョン)

2016-01-25 00:00:23 | 合唱・音楽


想い出がいっぱい(コーラス、作詞:阿木燿子 作曲:鈴木キサブロー


想い出がいっぱい(原曲、作詞:阿木燿子 作曲:鈴木キサブロー

前に紹介した。コーラス版も悪くないですが、はっきりいって原曲の方が私はずっと好きです。リンク先でも紹介しましたが、この曲はあだち充の人気漫画「みゆき」のエンディング曲で、H2Oの唯一のヒットソングです。みゆきは1980~1984年に少年ビックコミックに掲載された。アニメ化もされた。あだち充の人気作。主人公と血のつながらない妹、みゆきとのラブストーリー。あだち充がデビューした頃は巨人の星や明日のジョーのようなスポーツ根性ものが流行で、現在のあだち充からは想像もつかないような血なまぐさい画風の漫画を描いていた。少女漫画に転向して現在のあだち充に通じる画風や恋愛ストーリーに変わっていった。

みゆき、タッチ、ラフ、H2、クロスゲームなどの名作はあだち充が少女漫画に転向しなければ作られなかっただろう。あだち充が少女漫画を描いていてよかったと思う。