世界変動展望

私の日々思うことを書いたブログです。

騙すことは重要か? - 徳川家康の天下取り

2014-06-30 20:33:00 | 歴史

徳川家康は天下をとったが、そのやり方は汚かったと思う。天下分け目の合戦で有名な関ヶ原の戦いは小早川秀秋の裏切りで東軍優勢となり勝利した。家康は事前に西軍の武将と通じて寝返るように戦略を立てていた。西軍の石田三成らは正攻法で軍の陣形などを有利に配置することで勝利を目指したが、家康の裏切り戦略による騙し討ちが致命傷となってしまった。

それだけでなく、豊臣家を滅ぼすために財力を落とすことを考え、捏造した名目で工事を押し付け財産を浪費させたり、方広寺の鐘の「君臣豊楽、国家安康」の文字が家康を胴切りにするものと難くせをつけ、豊臣家を滅ぼすための戦の口実を作った。それが大阪の陣で、冬の陣で1か月以上かかっても大阪城が陥落せず苦しいと思った家康は豊臣側と一旦和睦する作戦に出て、条件がなんと「大阪城の内堀は埋めないが外堀を埋めること」。無論これは大阪城を攻め落とすための家康の嘘で、豊臣側は騙されたのか仕方なく条件をのんだのかわからないが和睦が成立し、外堀を埋めるのにあわせて内堀も埋められてしまった。天下の名城大阪城も外堀、内堀を埋められたら一たまりもなかった。秀頼と淀君は自害、秀頼の息子も徳川方が処刑。唯一秀頼の娘だけが生き残ったが、子供なく死亡し豊臣家は滅亡した。家康は高齢でいつ死んでもおかしくなかったから、籠城を続けていればよかったかもしれない。大坂夏の陣は1615年、家康は翌年に亡くなった。

こうしてみると家康の天下取りは詐欺の連続だ。現在も日本の研究界では理研上層部が規則を無視してSTAP論文の疑義を不調査とし隠蔽を平気で行った。ノーベル受賞者の野依良治理事長が「調査には定義がいろいろある」と言って、筋の通らない理屈で強引に不調査を押し通そうした様は家康の難くせと似たようなものかもしれない。理研上層部に限ったことでなく大阪大学、東北大学、国立環境研究所、京都府立医科大学なども同様で規則をあからさまに無視したり、筋の通らない理屈で規則が骨抜きになっている。研究機関にとって規則は紙切れにすぎない。北朝鮮の外交約束と同じで全然信用できない。

世の中狐みたいなやつの方がうまくいくのかもしれないが、真面目にやっている人がバカを見ない社会になってほしいと私は思う。

 


来年は電王戦をやるのだろうか?

2014-06-29 00:32:55 | 囲碁・将棋

来年は電王戦をやるのだろうか?2年連続でプロ棋士が負け越し。今年は1勝4敗で昨年よりも成績が悪かった。A級、前A級棋士が2年連続で敗北。次はタイトルホルダーが出ないといけないかもしれないが、それは影響が大きすぎるだろう。今のタイトルホルダーは羽生名人、森内竜王、渡辺明二冠。どの人も将棋界を代表する棋士で、もし敗北したら事件。もう出場すべきでないという意見もあるだろう。

私は人間対コンピューターの戦いをぜひ見たいと思っているので来年以降もぜひ続けてほしいが、どうなんてでしょう?


元気になれる記事について - 2014年6月28日

2014-06-28 01:10:50 | Weblog

元気になれる記事を書きたいと思う。最近はサッカーの日本代表の戦いぶりを見ると、ひたむきさに感動する。残念ながら決勝リーグ進出はできなかったが、彼らのひたむきなプレーを見ていると感動しませんか?将棋を見ると、羽生善治さんは今年43歳なのにまだ名人を含む四冠。将棋に詳しくない人に説明すると、棋士は40代は下り坂でタイトル獲得は期待できない人が多い。それなのに四冠はすごい。米長邦雄氏は49歳で名人になった。名人位を失ったのが50歳だから、史上唯一50代で実力制名人だった。これも感動を与えた。将棋棋士は命を削って対局している様が見れることがある。そういう様子を見ていると感動しますね。2009年のサムライジャパンがWBCで2連覇を達成した時も日本のみんなが勇気をもらった。

私もこういう記事を書きたい。


名古屋の女性は美人である!

2014-06-07 23:25:27 | 社会

名古屋嬢の容姿、俗説に異議あり 秋田美人と比べても…

2014年6月7日18時00分 朝日新聞

(記事の末尾にプレゼントの応募要項があります)

 古くは戦国一の美女といわれた織田信長の妹・お市の方(?~1583)から、近年では華やかなファッションの「名古屋嬢」まで――。名古屋の女性は、時に日本中の注目を集めてきた。その一方で「名古屋・水戸・仙台は美人が少ない」「三大ブスの産地」といった俗説が存在する。

 水戸や仙台の代わりに和歌山や千葉が入ることもあるが、名古屋は不動。美人は江戸に連れていかれたらしい▽名古屋の人は保守的で他地域との縁組が少なく、美人が生まれにくい――などと、もっともらしい根拠も語られる。

 なぜこんな話になるのか。そもそもこの俗説は本当なのか。地元の方々の協力で、実態に迫った。

 同じ日本の中で、地域による容姿の差が本当に存在するのだろうか。

 そこで複数の顔を合成・平均化するスマートフォンアプリ「平均顔合成ツール Average Face」(200円)を使い、美人と名高い秋田の女性40人(JR秋田駅周辺で撮影)と、名古屋の女性40人(久屋大通公園周辺で撮影)の平均顔を作成。名古屋・栄周辺で100人(男性47人、女性53人)に「どっちが好きですか」と問いかけ、検証することにした。容姿に地域差が出るなら、できあがった二つの顔や人気度にも差が生じるのではないか。

 完成した顔はご覧の通り。名古屋の平均顔の方が目鼻立ちがきりっとシャープな印象で、秋田の平均顔はふんわり優しい雰囲気になった。二つの顔の人気投票は、秋田が6割超の支持を集める結果だった。

 ただ、これで「名古屋が敗北」とは言えない。というのも、アンケート協力者からは「同じ人ですか?」「背景だけ変えたの?」との声が多かったし、 「50点を普通、それ以上を美人、それ以下を不美人という判断基準だと、この顔の魅力度は何点か」との問いに対し、名古屋も秋田も60点以上で「美人」評 価だった。点差も3・11点とわずかだった。

 また、合成に使用した協力者一人ひとりの顔の個性がより強く出る20人分の平均顔では、名古屋が過半数の支持を集めて勝利した。

 この結果について、アプリを開発した心理学者の瀬山淳一郎さんは、「名古屋の女性が著しく劣るというのは明らかな間違い。名古屋の女性をブスと言うのは、ミスコンで2位以下の人たちをブスと言うのと同じくらい極端な話。名古屋に美人が少ないというのは風説に過ぎない」と断言する。

 さらに瀬山さんは、男性の評価だと、秋田と名古屋の魅力度の平均点の差が1点未満で、支持率も1割程度の差しかなかったのに対し、女性では点差が5点以上あり、支持率も3割以上違ったことに注目する。「もしかすると名古屋女性の評判を不当に下げているのは、名古屋女性自身なのかもしれない」と話す。

 ちなみに心理学の世界では、顔を平均化すると個性やネガティブな要素が消えていくため「魅力的になる」とされているという。

■無責任なレッテル貼り 井上章一さん(国際日本文化研究センター副所長)

 どこの地域に美人が多いかを数値もあげて実証することは不可能。伝説にはなんの根拠もなく、無責任なレッテル貼りだと思う。

 そもそも秋田や新潟など日本海側を中心に「○○美人」と呼ばれるようになったのは20世紀以降。産業・交通の発展著しい太平洋側に対し、取り残された日本海側が「うちへきて!」と美人を呼び物にPRしたことからこの評判は広まったのだと思う。

 明治・大正期の名古屋は美人芸者の産地として名高く、東京・新橋の花柳界では名古屋出身者であることがステータスになった。それが一転してブス評価になったのは花柳界そのものの衰退に一因があるのでは。

 ブス呼ばわりは理不尽だが、名古屋は「ちょっとぐらいバカにしても許してくれる」と感じさせる何かを持っている。妙な風説は、寛容で立派な街である証しだと思ってください。

     ◇

著書に「美人論」など

■男ウケの評価、低いかも 山本陽介さん(タレント・モデル事務所の統括プロデューサー)

 街の女の子をモデルに起用するフリーペーパー「美少女図鑑」で名古屋は全国屈指の応募数を誇り、芸能界に進出する人もいてレベルが高い。化粧が華やかに決まっている人も多い。

 ただ、男視線からすると主張が強いのは嫌。ブランド好きは「金がかかりそう」。しっかりメークと素顔のギャップが大きいとがっかり。もしかすると名古屋は「男ウケ」の面から評価が低いのかもしれない。

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「名古屋美少女図鑑」の制作も担当

■上から目線、顔にも出た? 岩中祥史さん(出版プロデューサー)

 保守的で他地域との交流が薄く横並び意識が強い、冒険を好まずいまいちあか抜けない――。理由は様々考えられるが、水戸や和歌山など江戸時代の「御三家」都市がやり玉に挙がっていることに注目したい。全国の城下町の中でも格上ゆえ「他とは違う」と知らず知らずのうちに“上から目線”になりそれが顔にも出てしまう。江戸300年の積み重ねが悪い評価につながってしまったのでは。

     ◇

「名古屋の品格」など、県民性・地域性に関する著書多数

紀行文ネタ、広まったか 大塚ひかりさん(古典エッセイスト)

 1800年代ごろの日本では旅行ブームが起き、紀行文も数多く記された。その一つである滝沢馬琴の「羇旅漫録」によると熱田の女郎は「いづれも醜婦」「名古屋人これをおかめと渾名せり」といい、お伊勢参りを小説にした「東海道中膝栗毛」でもネタにされた。馬琴は「名古屋の女子顔色の美なるも、腰大に太し」とも評し、こうした一部の情報から不美人のイメージが広まったのでは。

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「ブス論」「美男の立身、ブ男の逆襲」など

■今回の筆者

原知恵子 名古屋報道センター所属。平均顔作成にあたり、約1千人の女性に声をかける。写真撮影後に「がんばって下さい」「お疲れ様」と笑顔で言われるたびに胸がキュンとなり、気遣い・優しさ・表情がいかにその人の魅力を増幅させるか痛感する。28歳。

■今号のプレゼント

 記者が秋田でみやげに購入し、職場で好評だったヤマブドウを使ったゼリー状の菓子「さなづら」を5人にプレゼントします。はがきに郵便番号、住 所、氏名、年齢、電話番号、紙面へのご意見、ご感想をお書き添えのうえ、〒460・8488(住所不要)報道センター「+C 名古屋美人伝説係」へ。6月 20日(金)必着。当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます

一部の写し

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名古屋の女性は美人です。


日本将棋連盟とLPSA和解へ- 合意書締結

2014-06-02 18:09:13 | 囲碁・将棋

日本将棋連盟LPSAが合意書を締結した。昨年のボイコット事件以降関係が悪化し、一時絶縁していた。石橋幸緒元LPSA代表理事がLPSA退会・現役引退中井広恵元LPSA代表理事もLPSA退会。責任をとった形になったのでLPSA新体制と連盟側が話し合いをしたのだろう。米長前会長が連盟執行部にいないのでLPSAにとっても障害は低かったのかもしれない。これは和解に向かったととらえていいのだろう。そのために私はいろいろ提言してきた関連)。争っているとろくなことがない。これからがんばってほしい。