世界変動展望

私の日々思うことを書いたブログです。

松本薫、金メダル!- ロンドン五輪柔道女子57キロ以下級

2012-07-31 00:50:32 | スポーツ・芸能・文芸

ロンドン五輪柔道女子57キロ以下級で松本薫が金メダルを獲得した。最後は延長戦でコリナ・カプリイオリウ(ルーマニア)が内側から足を払うような技で反則負けした。正直なところ反則勝ちで金メダルが決まってしまうのは少し残念だが、それでも立派な成績だ。松本薫は日本の金メダル第1号となった。戦う前から闘志をむき出しにする表情をみると本当に気合が入っていることがよくわかった。勝利は精神力、努力、実力がすべて揃ったからだろう。

おめでとう、松本薫!


捏造でクビになった川上明夫、新宿海上ビル診療所で医師として勤務

2012-07-31 00:35:00 | 社会

2月に捏造で東京医科歯科大学を懲戒解雇された川上明夫元助教が「医療法人社団 つるかめ会 新宿海上ビル診療所」で医師として勤務していることがわかった[1][2]。医学系の研究者は捏造をやってクビになっても病院で医師を続ければいいのだからいいもんだ。捏造をやっても医師免許は剥奪にならない。弁護士とか他の士業なら除名や業務停止の処分になっていただろうが、医師は捏造をやっても不利益処分はない。医師だけはなぜ許されるのだろう。病院もよく川上みたいな人物を雇ったと思う。

私はこんな人物に診察してもらうのは絶対に嫌だ。

参考
[1]東京医科歯科大学の調査概要写し) 2012.2
[2]医療法人社団 つるかめ会 新宿海上ビル診療所の医師紹介写し


時を越えて

2012-07-29 00:00:33 | 合唱・音楽

「時を越えて」(作詞・作曲 栂野知子)は2008年に音楽之友社から発表された混声三部合唱曲[2]。とてもいい曲ですね。詞もとてもよい。

君の夢が一つ 叶おうとしているね
熱い思い重ねて たどり着いた場所
ここまでの道のりが 長く厳しかったこと
たくましくなった君の背中が 教えてくれる

「君の夢が一つ 生まれようとしているね
何度も迷いながら たどり着いた道
あの日がゴールじゃなくて スタートだったんだと
真っ直ぐに輝く君の瞳が 気づかせてくれた」

「精一杯の汗と涙 流した数だけきっと
君が生きていく強さに 変わる時が来るから

時を越えて羽ばたいて」

こういう詞を聞くと感動ですね。

作詞・作曲の栂野知子は中学校教師らしい[3]。栂野知子によるとこの曲は次のような考えで作られたという。

「この曲を作ろうと思ったのは、10代という多感な時期に、迷ったり悩んだり傷ついたりしながらも少しずつ成長していく生徒たちの姿に、私自身が熱い感動を覚えたことがきっかけでした。そして、自らの意志で未来を切り拓いていこうとしている彼らへのエールを、この曲に託しました。
 

今、先の見えない時代といわれますが、そんな中でも生徒たちは、それぞれの夢や目標があると思うのです。それは決して人と比べるものではなく、大切なのは、目指すゴールに近づくための努力を積み上げていく何気ない毎日であるということ、そして、結果がどうであれ、頑張ってきた時間がいつしか人生の財産になるんだということを、生徒たちに伝えたかったのです。
 

残念ながら、現実は厳しく、全ての人の夢が叶うわけではありせん。そんな中で、一つの結果を突きつけられた時に、次にどこに向かうのか、新たなゴールをどこに定めるかをしっかりと考える強さというものは、それまでの地道な努力と、その中から得たささやかな自信から生まれたものであると思います。しかしこれは、若い彼らにはまだ実感できないかもしれません。ですから、この曲を口ずさみながら、そんなことを思い浮かべてくれればいいなあと思います。[3]」

いや~音楽って本当にいいものですね!!

音楽を映画に変えると某映画評論家の決まり文句になりますが(笑)。

参考
[1]時を越えての演奏
[2]時を越えての演奏2
[3]渡瀬昌治のホームページ 2009.11.25


加藤一二三、通算1308勝、歴代2位タイに!!

2012-07-27 23:22:28 | 囲碁・将棋

将棋の加藤一二三九段(72)が26日、中原誠十六世名人に並ぶ歴代2位タイの通算1308勝目を挙げた。26日に第21期銀河戦予選で高田尚平六段(50)に勝利して記録を達成した。中原の記録を抜くのは時間の問題なので、近いうちに更新のニュースが流れるだろう。

これからどれだけ記録を伸ばせるかが注目だ。歴代1位は大山康晴の1433勝で、これは残念ながら抜けないだろう。でも少しでも近づいてほしい。おめでとう加藤一二三。


日馬富士は不知火型?

2012-07-26 00:35:55 | スポーツ・芸能・文芸

名古屋場所で全勝優勝した日馬富士は来場所横綱昇進がかかる。確か伊勢ヶ濱部屋は立浪系じゃなかったかな。立浪系の横綱は不知火型だと思う。師匠の伊勢ヶ濱親方(第63代横綱旭富士)も不知火型だった。日馬富士も横綱昇進したら不知火型になるかもしれない。本人は雲龍型を希望するだろうが。

もし不知火型を選択したら、東西が不知火型の横綱だけになるのは史上初じゃないか。そもそも不知火型横綱が2人現役で存在したこともなかったんじゃないかと思う。そういうことがあっても面白いかもしれない。

15日制が定着してから大関以下で全勝優勝した人は貴乃花、武蔵丸、大乃国、輪島など多くの人が横綱になっている。それくらい全勝は難しく、全勝を達成する人は実力があるということだろう。15日制以降で全勝優勝を経験しながら横綱になれなかったのは、大関若嶋津、関脇時津山、関脇玉乃海太三郎の3人しかいない。

全勝優勝は14勝1敗での優勝とは難度がずいぶん違うため、北の湖理事長も日馬富士は高く評価しているようだ。本来なら準優勝では昇進できないが、13勝以上で準優勝すれば横綱昇進できる可能性がある。連続優勝なら文句なしだ。

しかし、これまでの日馬富士の様子をみると、残念ながらまだ綱の地力はないと思う。調子がいいときは勝てるが、安定感はなく横綱といえるほど強さを感じない。名古屋場所は調子がよく、勝てたが、来場所以降もそれを維持するのは簡単ではない。白鵬は勿論のこと把瑠都とか有力な大関が必ず壁となって立ちふさがるだろう。体の小さい日馬富士が横綱の地力を備えるにはさらなる努力が必要だ。


井山裕太、碁聖奪取で史上最年少の四冠に!

2012-07-25 23:32:58 | 囲碁・将棋

『囲碁の第37期碁聖戦五番勝負(新聞囲碁連盟主催)、羽根直樹碁聖(35)と挑戦者の井山裕太本因坊(23)の第3局が23日、新潟県長岡市で行われ、井山本因坊が161手までで先番中押し勝ちし、3連勝で碁聖位を奪取した。

 井山本因坊は19日に本因坊戦第7局を制し、4勝3敗でタイトルを奪取したばかり。天元・十段と合わせて7大タイトルのうち四つを獲得、史上最年少での四冠となった。

 四冠は加藤正夫名誉王座(故人)、趙治勲二十五世本因坊(56)、小林光一九段(59)、張栩棋聖(32)に続き、史上5人目となる。[1]』

最年少名人といいすごいもんだ。張栩を超えて第一人者になりつつある。ぜひ全冠制覇してほしい。

参考
[1]Yomiuri Online 2012.7.23


日馬富士、全勝優勝! - 平成24年名古屋場所

2012-07-24 00:19:29 | スポーツ・芸能・文芸

平成24年名古屋場所は大関日馬富士が全勝優勝を達成した。千秋楽は15日制になってからは初の横綱、大関戦での全勝対決で、他の全勝対決も含めても7回しかない珍しい対戦だったらしい。そういう意味で歴史的な対決だったと思う。

日馬富士は来場所綱とりで、全勝優勝だったこと、現在一横綱六大関でアンバランスなこと、一人横綱として白鵬の負担が大きいこと、八百長問題などで人気低迷の相撲界にとって興行上の理由があることから日馬富士は通常より横綱に昇進しやすいだろう。13勝以上での連続優勝なら文句なしだが、13勝で同点や時点、12勝で連続優勝なら可能性があるかもしれない。そのケースで横綱になれなければ再来場所の成績もよければ昇進できるのではないか。

横綱昇進者は2007年以来もう5年も出ていないのだから、そろそろ昇進者が出てほしい。その意味で日馬富士にはがんばってほしいと思う。


大規模捏造をした加藤茂明元東大教授が第30回日本骨代謝学会長に!!

2012-07-23 00:36:18 | 社会

第30回日本骨代謝学会長に大規模捏造をした加藤茂明元東大教授が就任した[1][2]。日本骨代謝学会ってどうなってるの?なんでこんな人物が大会長をやってるんだ?通常の考えでは全く理解できない。加藤もあれだけの不正をやって東大辞めたのに、よく恥ずかしくもなく大会長引き受けたと思う。

さらに[3]をみると、「核内受容体を介したエストロゲン作用の分子機序」というタイトルで加藤茂明が発表した。発表するのは自由だし、応募すれば拒否できないんだろうが、大規模捏造の犯人がよく恥ずかしくもなく研究発表できた。

日本骨代謝学会も加藤も異常だ。学術界はこれでいいのか?

参考
[1]世界変動展望 著者:"加藤茂明(Shigeaki Kato)、論文不正で東大を辞職! - 東京大学分子細胞生物学研究所論文不正問題" 世界変動展望 2012.4.6
[2]第30回日本骨代謝学会の紹介ページ
[3]第30回日本骨代謝学会プログラム


群馬大男性教授と筑波大女性講師の捏造事件

2012-07-22 00:06:16 | 社会

加藤茂明の事件が明るみになって数ヶ月経つが、いまだに共著者である群馬大学男性教授と筑波大学女性講師の事件はどうなっているかわからない。調査されているのかどうかもわからない。

この話題について話す人の中には群馬大男性教授や筑波大女性講師の件は不正でないと主張する人がいる。少なくとも筑波大女性講師は不正を否定しているようだ[3]。しかし、意図的な不正が行われたことは明白といっていいだろう。[1]が群馬大男性教授の不正疑惑の一部(論文はすでに撤回済み)、[2]が筑波大女性講師の不正疑惑の一部だ。一つの論文の中に大量に複写や画像操作まがいのことがなされている。こんなのわざとやなければ絶対にできない。

例えば[1]のFig5Bのものや[2]のFig.6B・Dは一つのデータの中にこれだけたくさんの複写や画像操作まがいの疑惑がある。一つのデータでこれだけ複写や画像操作まがいのことをするのは故意でなければ絶対できない。これだけでも不正の有力な証拠だ。しかも、彼らは他にも複写や画像操作まがいの発表をたくさんやっているのだ。不正でないという言い訳は通じない。

唯一、データを作ったのは他の共著者という可能性がないわけではないが、論文の主たる研究遂行者で最大の責任のある筆頭著者がこれだけの不正があって何の責任もなかったでは済まされない。筑波大の女性講師は「不正には関わっていない。」と主張しているが、間違いなく嘘だ。

群馬大や筑波大はきちんと調査をやらなければならない。藤井善隆の時のように告発を握りつぶして調査しなかったでは済まされない。

参考
[1]群馬大学男性教授の不正疑惑の一部
[2]筑波大女性講師の不正疑惑の一部
[3]筑波大女性講師の取材回答
[4]世界変動展望 著者:"筑波大学、藤井善隆への不正告発を握りつぶし!" 世界変動展望 2012.6.12


慶大の経歴詐称疑惑さらに拡大!慶應と産業界、官界との癒着

2012-07-22 00:05:13 | 社会

先月慶應大の金特任准教授の経歴詐称疑惑が浮上し月刊Factaが慶応に公開質問状を送った。しかし、まるで問題を隠蔽したいかのような慶應の誠意のない態度にFacta側が怒ってさらに攻撃を拡大した[1][2][3]。内部告発によると「中村伊知哉(大学院メディアデザイン研究科)教授の盟友の菊池尚人(同研究科)准教授も、DMC途絶後もずっと「KMD准教授」とし続けていた[3]」

「慶応ビジネススクール准教授の小幡績氏の学歴についても疑わしい点があります。Wikipediaによると彼は二浪して東大経済学部を首席で卒業、大学院には行かず大蔵省に入省、1999年退職、2000年IMFの夏季セミナー修了、2001年ハーバード大学でPhD修得となっており自分のブログでも PhDと名乗っています。学士が一年足らずでハーバードのPhDを修得するのは不可能であります。(中略)私はハーバードのPhDは詐称だと確信しています。調査してみて下さい。[3]」

とある。[3]をみると、研究業績のない人を産業界や官界とパイプがあるからといって教授や准教授として雇ったり、著名人がそれらのポストを実質買っている実態があると書かれている。研究業績のない彼らが「一流大学教授」の肩書きで政府系の委員になって官僚たちにとって都合のいい意見を述べるのは問題だとも指摘されている。こういう人を慶應が教授などにする理由は一言で言えば彼らを広告塔として使いたいのだろう。そのあたりの考察は[4]を見るとわかる。

月刊Factaは公開質問状を7月10日回答締め切りで慶応に送った。問題が拡大した以上前回のような誠意のない対応は通用しないと注意された[3]。慶應はどう対応するんだろう?一度不正の隠蔽に動いた以上後には引けないとしてこのまま同じ態度を続けるのか、それとも不正を認めるのか。

私から慶應に助言すれば、経歴詐称などの問題は素直に認めた方がいい。もともと経歴に関してはきちんと調査すれば客観的に正当かどうかがわかる。そういうことをごまかそうとすると損失を広げることになる。

今回の問題は慶應の大学運営の問題という慶應にとって痛いところをつかれているので、慶應としても認めたくないので、こういう対応になっているのだろう。東北大学などのように研究機関にとって都合の悪いものはとかく不正としない方向で対応しようとするのはどの研究機関でも変わらないようだ。

参考
[1]世界変動展望 著者:"慶應義塾大学金正勳准教授の経歴詐称疑惑" 世界変動展望 2012.6.27
[2]月刊Factaの公開質問状1 2012.6.21
[3]月刊Factaの公開質問状2 2012.7.6
[4]"FACTAの慶応大学、金正勳准教授経歴についての質問状(続編)" アゴラ 2012.7.10


富山県立大学のある研究について

2012-07-21 23:38:16 | 社会

富山県立大学工学部生物工学科・生物工学専攻 機能性食品工学でのある研究がネットで言及されている[1]。ネットの記事によると4回も同じ画像でデータを作成した疑いがあるらしい。仮に過失だとしてよく4回も同じ画像でデータを作成したと思う。

みなさんはこういうのを見て過失だと思いますか?

参考
[1]富山県立大学のある研究者の研究の指摘ページ 2012.7.1


東北大学医学系などで不適切研究!

2012-07-20 23:01:58 | 社会

東北大学医学系や他の研究機関の研究者が出した以下の2つの論文に不適切な点があり訂正が発表された[1][2]。

(1)Molecular and Cellular Biology Vol.31 (1): 151.

Molecular Determinants for Small Maf Protein Control of Platelet Production

    Hozumi Motohashi(責任著者),
    Rie Fujita,
    Mariko Takayama,
    Ai Inoue,
    Fumiki Katsuoka,
    Emery H. Bresnick and
    Masayuki Yamamoto

(2)Molecular and Cellular Biology Vol.25 (21): 9360.

Constitutive Expression of Aryl Hydrocarbon Receptor in Keratinocytes Causes Inflammatory Skin Lesions

    Masafumi Tauchi,
    Azumi Hida,
    Takaaki Negishi,
    Fumiki Katsuoka,
    Shuhei Noda,
    Junsei Mimura,
    Tomonori Hosoya,
    Akinori Yanaka,
    Hiroyuki Aburatani,
    Yoshiaki Fujii-Kuriyama,
    Hozumi Motohashi (責任著者) and
    Masayuki Yamamoto

(1)の筆頭・責任著者、(2)の責任著者の本橋ほづみは東北大学医学部の女性准教授のようだ[4]。最終著者の山本雅之は東北大学医学部教授で東北メディカル・メガバンク機構機構長[5]。さて、不適切な点の詳細や訂正された理由は訂正公告や訂正前の論文のデータを見ていただくとして、この件は表向きはただの訂正だ。ジャーナルは著者が過失といえば大概過失で済ませる。最近撤回された加藤茂明の2009年Nature論文も最初は訂正だった[3]。

表向きは訂正で済んだにも関わらず、この件に関してネットでは騒がれている。現在本橋らの論文をネット住民たちが網羅的に調査している様子。最終著者の山本は東北大学教授や東北メディカル・メガバンク機構機構長というだけでなく、東北大学医学部長で副学長、Distinguished Professor、一言でいうととても偉い権力者。そんな人が共著者でその研究室の配下が筆頭・責任著者だったら、みなさんは何を予想しますか?今の里見進総長だって東北大学医学部教授・病院長から総長になった人だし、山本とは仲間同士でしょう。

本件とは全く関係ない話になるが、東北大学が唯一不正を認めた上原亜希子事件は、彼女がただの助教で、告発したのも日本細菌学会だったから不正が認定された。調査報告書によると当初は一個人らしき人が告発して内容的にも細菌学会の告発とかぶっていて正当なものだったと考えられるが東北大学は調査しなかっ(規定上はそれで正しい対応だが。)[8]。

ではとても偉い権力者の井上明久前総長の事件はどうだったでしょうか?

何度も主張してるがORIみたいな第三者機関は必要ではないか?井上事件を見れば明らかなように不正が客観的に明らかでも所属機関が握りつぶそうとすれば、クロのものがシロとして公式に扱われ続け、全く改善手段がないのが現状の制度。なんとかならないかと思っている。

最近思っているのだが、昨年2月末に発覚した三重大の不正事件は調査から約1年5ヶ月も経ってまだ調査結果が公表されないところをみると、不正を握りつぶしたんじゃないの[6][7]?筑波大の某女性講師や男性教授、加藤茂明とぐるだった群馬大の男性教授や矢吹樹と名乗っていた男性教授の調査はどうなっているんだ?

当事者もジャーナルも不適切なことは何でも過失による訂正で済ます。しかし、学術とは本当にそれでいいのか?

参考
[1]Molecular and Cellular Biology Vol.31 (1): 151. の訂正公告
[2]Molecular and Cellular Biology Vol.25 (21): 9360. の訂正公告
[3]世界変動展望 著者:"加藤茂明グループ、2009年のNature誌掲載論文を撤回!" 世界変動展望 2012.6.16
[4]本橋ほづみの紹介
[5]山本雅之の紹介
[6]三重大学の不正疑惑
[7]三重大学の不正疑惑報道
[8]上原亜希子事件の調査概要調査報告書


ステーキけんで食い逃げ発生!井戸実がブログで犯人の写真を公開!!

2012-07-20 00:53:15 | 社会

16日頃ステーキハンバーグ&サラダバー けん町田木曽町店で食い逃げが発生した[1]。株式会社エムグラントフードサービス代表取締役社長井戸実(ステーキけんの社長)が犯人の写真をブログで公開して話題をよんでいる[1]。こういうことを私人がやっていいのか?確かに被疑者の顔写真が逮捕前に報道されることはあるが。

[1]では食い逃げは犯罪だとしている。確かに通常は詐欺罪だ。しかし、

最初は代金を支払うつもりだったけど、食った後に逃げる気になったんだ。

と犯人が言い訳したら、法理論上食い逃げは無罪になり得る[2]。もっとも、実務では通じないだろうが。犯人が捕まったらこういう言い訳しないかな?本当に通じるか興味深い。ネットで写真公開が名誉毀損といっている人がいるが、警察が被疑者を指名手配するならともかく私人がこんなことをするのはやりすぎだという点だけでなく、実は無罪かもしれないのに写真公開してるから問題だといっているのかもしれない。

井戸としては制裁のつもりなんだろうが。仮に有罪だとしても私人が勝手にやるのはまずいのかな。

参考
[1]井戸実のブログ 2012.7.16
[2]世界変動展望 著者:"無銭飲食が無罪になる問題" 世界変動展望 2008.8.21