世界変動展望

私の日々思うことを書いたブログです。

今年もありがとうございました!-2008年

2008-12-31 12:16:05 | Weblog
今年も最後の日を迎えました。本年は本ブログにとって向上のある年でしたが、これも皆様のおかげです。どうもありがとうございました。

来年もさらなる向上目指して精進しますのでよろしくお願いします。

世界変動展望 著者
2008.12.31

森政権と似ている麻生政権

2008-12-30 00:49:27 | 政治・行政
 支持率低迷で喘ぐ麻生政権だが、支持率低下の要因は森政権と似ている。森元首相の時は神の国発言等相次ぐ失言やクリントン大統領(当時)との英語の会話で簡単な表現を間違えて教養の低さを批判された。

 麻生首相も相次ぐ失言や簡単な漢字の読みを間違えたことで支持率が低迷している。文教族を閣僚に加えたことで森院政と発足当初から言われた麻生政権だが、政権崩壊する原因も森元首相と同じである。

三井住友、あいおい、ニッセイ同和、損保3社合併

2008-12-30 00:41:25 | 経済
 三井住友海上グループホールディングス、あいおい損害保険、ニッセイ同和損害保険の3社は28日、2009年秋にも経営統合する方向で調整に入った[1]。最大の損害保険会社が誕生することになる。

 損害保険会社は保険料収入などが長期低迷している。今回の金融危機でさらに打撃を受けたのだろう。近年は企業同士の合併が進んでいるが、これからも経営効率を高めるため大規模な吸収合併が続くだろう。

参考
[1]損害保険会社の合併については"YOMIURI ONLINE(2008.12.29)"によった。

篤姫は空前の人気ではない

2008-12-29 00:55:37 | スポーツ・芸能・文芸
 今年の芸能ニュースで「篤姫が空前のヒット」などと新聞に書かれている。確かに、人気ドラマだったろう。平均視聴率24.5%、最高視聴率29.2%は人気作品というには十分な数値だ。しかし、"空前の"人気かと言われると否というしかない。篤姫のヒットはそれほどではない。

 視聴率という点では、篤姫は最近約10年間で最も高い。篤姫と同等又はそれを超える視聴率を獲得した大河ドラマは「秀吉」(1996年)で、平均視聴率30.5%、最高視聴率37.4%であった。

 篤姫の平均視聴率が24.5%というのは最近12年では最も高いが、1992年以前はその視聴率と同等かそれ以上のドラマは珍しくなかった。

 大河ドラマの中で最も人気があった作品は「独眼竜政宗」(1987年)で、平均視聴率39.7%、最高視聴率47.8%と破格に高い。大ヒットといわれる篤姫の平均視聴率と比して15.2%も上回っているのだから、それこそすごい人気だったのだろう。

 篤姫の人気は決して空前のものではなく、大河ドラマの中でも中ごろくらいである。ただ、ここ12年くらいは視聴率が低迷していたので平均視聴率24.5%という数値が高く見えるのだろう。

 最近の大河ドラマは女性が主演のものが人気がある。篤姫もそうだが、「功名が辻」(2006年、主演仲間由紀恵、平均視聴率20.9%)、「利家とまつ」(2002年、主演松嶋菜々子、平均視聴率22.1%)は良い視聴率を獲得していた。

 大河ドラマは主に中高年の男性が見るといわれているが、これらの作品は女性の人気を獲得したことが視聴率上昇の要因かもしれない。少なくとも篤姫はそうである。

 しかし、「篤姫、空前のヒット」などという表現は誇張表現である。

USTR、中国知的財産保護不十分と指摘

2008-12-28 01:25:38 | 知的財産
 『米通商代表部(USTR)は23日、中国の世界貿易機関(WTO)ルールの順守状況について年次報告書を議会に提出した。公正な貿易ルールの適用に向け、米中の2国間協議で一部進展はあったと評価したものの、知的財産権の保護などで一段の改善余地があると指摘。「WTOの紛争処理制度の活用を辞さない」と引き続き監視を強める姿勢を示した。[1]』

 多くの人たちが考えているように中国の知的財産保護はまだまだ不十分だ。これでは中国に技術や製品を輸出することに障害がある。中国は国際社会の批判をきちんと受け止めて即急に改善してほしい。これほど知財保護規定を順守していないのだから、何かペナルティがあってもよいと思う。

参考
[1]中国の知的財産保護の現状については"NIKKEI NET(2008.12.24)"によった。

飲酒運転、ひき逃げ、その他運転関係の厳罰化は必要ない

2008-12-24 01:22:24 | 社会
 最近また交通被害者や遺族らが飲酒運転、ひき逃げの厳罰化を求める署名活動を開始した報道がなされた。私は飲酒運転やひき逃げの厳罰化はこの程度で十分であり、これ以上罰則を強化する必要はないと考える。

 例えばひき逃げして、被害者を死傷させた場合の罰則は現在では最高15年の懲役だ。厳罰化を求める交通被害者・遺族らは福岡の飲酒運転死亡事故を例にして、事故が起きても加害者を厳罰にできないことがあり不当だと主張し、署名活動を行っている。しかし、この主張は現在では当てはまらない。福岡の飲酒運転死亡事故の頃はひき逃げの罰則が現在よりも軽く確か最高5年の懲役だった。しかし、今やその3倍の罰則に引き上げられている。懲役15年は故意犯である傷害罪などと同じ量刑だ。他の刑罰との量刑の均衡を考えると、懲役15年は十分すぎる。

 それに、最近従来の3倍の量刑に引き上げたばかりなのにまたすぐに厳罰化をするのは、時期が早すぎる。刑罰は1,2年という短い期間でこまめに変えていくものではないだろう。懲役15年からまだ重くする必要があるのかを、ある程度時期がたった後に状況を分析し慎重に決めるべきである。

 飲酒運転やひき逃げの行政上のペナルティーも最近重くなったばかりだ。ひき逃げや飲酒運転で悪質な場合の欠格期間は最高10年と大幅に引き上げられた。

 最近の飲酒運転やひき逃げの罰則は刑事上も行政上も大変重くなっている。上に例に挙げたひき逃げの罰則のように、現在でもかなり重めの罰則となっている。それに加えて、危険運転致死傷罪や自動車運転の致死傷罪の成立など、この数年で自動車運転の罰則は十分すぎるほど引き上げられた。

 このように自動車運転違反に対する罰則は現状で十分すぎるほど重く、過剰という感さえある。もう少し軽めに設定してもいいくらいだ。もう十分重い刑罰であるので、厳罰化したからといって交通事故減少や飲酒運転撲滅に結びつかないのではないか。それなら罰則をあげる意味がない。

 交通事故被害者・遺族の厳罰化運動の目的は交通事故減少や飲酒運転撲滅にあると思っているが、一部の交通事故被害者や遺族の活動はそれらが目的でなく、飲酒運転やひき逃げの行為者、事故の加害者にできるだけ重い刑罰を与えて復讐したいだけではないかと思う。特に井上郁美氏にはそんな目的を感じる。そのような交通事故被害者・遺族は罰則の目的を履き違えないでもらいたい。遺族や被害者の復讐の手段として罰則があるのではない。

 以上、私は飲酒運転やひき逃げ、その他道路交通違反に対する罰則は現段階で十分すぎるほど重いものなので、これ以上厳罰化する必要はないと考える。また、仮に厳罰化するにしても、現在は十分な厳罰化を行った直後だから、もう少し時期をおいて状況を分析した後に、慎重に厳罰化を判断すべきだと考える。  

地方の減収

2008-12-24 01:22:06 | 社会
 経済危機のために企業業績が悪く、地方は税収が減っている。特に愛知県はトヨタの減益の影響がすごいだろう。しかし、愛知県は今まで他県よりも儲けてきた恵まれた県だったので少しくらいは耐えられるだろう。