廃棄物彩生処

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エアロッカー組込みノウハウ集-⑧ エアタンク方式

2012年10月15日 | 駆動系
〔・コンプレッサを使わずエアタンクで動作させる方法について〕

最近、車にエアコンプレッサを搭載せずに、エアタンクの空気圧で動作させる方式が散見される。

この利点は、
■安価であること。 新品タンクでも6~7千円程度以下で。
■配線が極めてシンプルであること。
■コンプレッサ・トラブルの問題が無く、信頼性が高いと思われること。
■競技用などでは、コップレッサ電源の入れ忘れによる時間ロスが回避できること。

欠点としては、
■タンク容積が大きく、嵩張ること。
■別に充填用コンプレッサが必要なこと。
■エアロッカー本体にエア漏れトラブルがある場合は、エア消費が多く空気圧低下の懸念があること。

エアロッカー本体には、エアパイプ、ソレノイドエアバルブとスイッチが付属しているので、下図のように組み付ければよい。
太線部分が追加手配する配線材料。極めて簡単・シンプルである。

 配線図

 ヤンキータンクへのソレノイドバルブ取付状態

なお、上記はエアロッカー1個取付の例示であるが、2個取り付ける場合は同じものを並列追加すれば良い。

容量3.5Lタンクに空気圧7kg/㎠を充填した場合、新型エアロッカ-では2kg/㎠まで動作して、何と50回程度ロックすることができる。 (旧型は未確認)

下図のヤンキーホーン用タンクは、エア注入バルブ、圧力計付きで、ソレノイドエアバルブ取付穴PT1/8があり、また車体への取付ステーも付いているのでおすすめ品である。





■キタハラ HKT-A921型
■耐 圧 10kg/cm2以下
■容 量 3.5L
■サイズ 長さ340mmx高さ135mm
■接続部 圧力計・エアーバルブ、・高圧ナイロンチューブ用コネクターPT1/8が付属←これを外してソレノイドバルブに交換


 手持ちコンプレッサがない場合、またはタンクのみでは不安な方は、安価な12Vタンク付きコンプレッサ(1万円以下)が市販されているので、これを使う方法ある。   

おわり


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