廃棄物彩生処

主にジムニーの廃品利用による改造、メンテ、及び4×4トライアル競技などを掲載する場として・・・・!

ジムニー燃料ポンプの復活

2013年06月28日 | JA11
 長期間放置して置いたジムニーの燃料タンクが錆び、その内部の回転不能となった燃料ポンプの復活に挑戦した。

下図は、全体に錆が付着し、モーターポンプが回転不能となった燃料ポンプ。 赤錆はポンプ部材の錆ではなく、タンクの鉄錆がメッキ表面に付着していものである。

 

復活作業手順は、
①ポンプアッシー(ASSY)を分解して、
②ポンプの吸入口と吐出口から、パーツクリーナーとCRC556などを吹き込む。
③ポンプ横腹をハンマー等で叩く。・・内部に付着の錆を落とすために(効果の程は不明だが)
④ポンプ電源線に、DC12Vを接触させ、次に+、-を反転を繰り返す。
 【注】接触端子に火花がでた状態で、すぐに接触を離すこと。連続通電するとモーターが焼損するので。
⑤ポンプに何らの反応がなければ、上記②、③、④を繰り返す。
⑥そのうちに、内部がカチッと音が出てくるので、更に②、③、④を繰り返し、正常回転するまで根気よく繰り返す。
⑦正常回転が得られたら、分解したものを元に戻す。

 分解し清掃したポンプパーツ

 元に戻したポンプASSY

この方法で3台のうち2台を復活させることができた。
しかし、1台についてはハンマーでたたいて分解してしまったので復活不能となってしまったぁ・・・・! これが最も新しい物だったのに・・・

こんなボロボロのポンプを復活させよう、なんて思うのは、貧乏人のわが廃棄物彩生処しかいないだろう、と思う反面、復活できたことを満足しつつ、誇らしげにこの記事を綴っているのである。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すばらしい (み)
2019-01-03 15:29:09
全く同じ症状で、参考にさせていただきます。
資源は大切に (参考になりました。)
2019-11-09 22:07:16
この方法で5年ほど放置していたスターレットGTのエンジンをかけることができました。
10回ほど繰り返したら通電時にモータが一瞬動く位までに復活したので下からポンプの羽車と思われる円盤を小さなマイナスドライーで慎重にCRCをつけながらグリグリしてたら軽く動くようになったので通電させたところ通常回転するようになりましたww

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