廃棄物彩生処

主にジムニーの廃品利用による改造、メンテ、及び4×4トライアル競技などを掲載する場として・・・・!

ジムニー塗装

2012年02月23日 | ボディ関係
 JA11Cのbody修復用としてSJ30パーツの塗装をするのだが、我がガレージは小学校脇の住宅地のため、シンナー悪臭公害となってスプレー塗装は困難である。
 このため、資機材一式をトラックへ積み込んで、河川敷へ・・・!

 大型コンプレッサーの積み込みは大変なので、小型コンプレッサーを使うこととし、つぎの対策を行った。
・エア容量アップとして予備タンクを連結した。
・コンプレッサーの上限圧力を9.5kg/c㎡にアップした。

 このエア設備で、塗装単体の面積が小さかったことから、支障なく連続塗装ができた。
 100V電源は、車載常設のエンジン発電機。
 みかん箱上部は水分除去フィルターと減圧弁

 塗料は、ロックエース079ライン(スタンダード) 二液型アクリルウレタン樹脂塗料
 シンナーは、本格的に冬用を・・・・!

 塗料、硬化剤、シンナー
 
 塗装前:表面をサンドペーパーで足付けを
 
 一応プライマーサーフェーサーを全面に

 上塗り完了。

 シンナー量は適当配合としたが、上記画像は良くないものの現物は表面ツヤがあり、また、素人特有の垂れも少なくまずまずの出来映えだった。

ジムニー窓枠板金

2012年02月23日 | ボディ関係
 間もなく競技シーズン到来なので、昨年末競技で大破したJA11Cの修復用として購入したSJ30のbodyの板金・塗装に着手!

 まずは、簡単そうな窓枠から始めたのだが、意外に腐りが進行していて簡単ではなさそう

 内側はなし状態

 破損窓枠を切り取って貼り付けようとしたら、蝶番位置が違っていた。これまで幾度となく窓枠を取り替えてきたが、蝶番位置が合わないのは初めてである。このbodyは比較的程度がいいのだが、ごうやら初期型のようである。
 

薄鋼板のアーク溶接は普通溶接機では形にならず、半自動所有の友人に手直ししていただいた。
 溶接した状態

 反対側(右側)の蝶番取付部は腐りがなかったので、蝶番ボルト穴はタップを切った。この部分は鋼板が2重になっているので、ネジタップで締め付け固定ができることを確認!

 パテ仕上げして、塗装待ち・・・!


 パテは、業務用を奮発してしまったぁ!


このパテは、”アルミカーボンファイバーパテ”というもので、容器には横文字しか書かれていないので輸入品かと思えば、そうでもなさそうで、よく解らない・・・?

 この製品の特徴等は ここを

 

ジムニー30ボディ購入

2011年12月26日 | ボディ関係
 ジムニーJA11Cは、山形DPMでの競技で2回転倒し、フロント各部を下記のように大破。
 ・ウインドウパネル変形・・・・修復不可
 ・FRPボンネット破損・・・・修復可 
 ・左右フエンダー変形
 ・ラジェターのキャップ部変形
 ・ラジェターファン破損

 そんな折り、みやま園さんが在庫処分としてSJ30ボディを売り出したことから、早速予約し、この度分解して一部引取りした。



 おまけとして、色んなものを頂いてきました。


・SJ30ミッションキヤ:2台分
・JB23B 電動パワステアッシー
・JB23W トランスファ
・パソコン・非常用電源(バッテリー不良)
・パーツ収納プラスチック箱
など。

後々、これらの一部が何かに活用されることを期待して・・・・!




ジムニーへのオーバーフェンダー取付

2009年02月23日 | ボディ関係
 我が愛車JA11Cは、タイヤホィールにスペーサーを噛ましてトレッド増をはかっているが、当然ながらフェンダーからのハミタイとなり、これが最近の4×4トライアル競技規則では、減点対象となってきている。

 ただし、オーバーフェンダーを付ければ良いとの条件から、今回、これを取り付けることとした。

 当廃棄物彩生処としては、今回も廃品の活用である。
以前(15年程前)に競技専用改造車両のベース車として、1000ccSJ40を所有したことがあり、その純正オーバーフェンダーが未だに保管されていた。
(同様に、JA51Cのものもある。・・・この彩生処は何と物持ちがいいんだろう・・・)

 取付方法について、これまでも何度か検討したのだが、簡単な取付方法が浮かばなかった。
 しかし、今回は即ひらめいた。老化急速進行中の筈なのだが、必要に迫られると脳の働きが良くなるのだろうか?

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 ちょっと横道にそれるが、18日NHKクローズアップ現代の番組のなかで、自治医科大教授の研究によれば、老化の要因は成人病や喫煙などではなく、脳の働きに深く関係する、といことが最近解ってきたとのこと。

 何となく理解できそうなことである。 というと、近年極めて低速回転化してきている自分は、脳を使っていないのでは、と。
 対策の一環として、このブログを続けようとして、今、たばこを吸いつつこのブログを書いている。

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 SJ40のフェンダーにはツバが溶接されており、オーバーフェンダーが簡単に取り付くようになっているが、JA11にはこれがなく、取付には何らかの工夫を要する。

 今回の方法は、何のことはない。通常の社外品の取付と同じようなやり方で、駒板とタッピングビスで取り付けた。



 金具は加工し易いアルミ板で。
 


このSJ40純正オーバーフェンダーは、黒色樹脂製である。今回はそのまま取り付けたが、白く塗装すべきかと迷っているところだが、暫くはこのままとする。

おわり




ジムニーJA11のフロントグリル替え

2009年02月13日 | ボディ関係
 今回、JA11Cのフロントグリルを30タイプに替え、イメージチェンジをはかってみたのだが、これに関する若干の解説を!

 当初、ポン付けかと思ったのだが甘かった。

 11と30のフェンダーは、見た目は同じようなのだが細部で少~し違いがあって、それに転結するグリル本体はポン付けできるものの、付属パーツ取付で一部加工等が必要である。

グリル交換上の相違点は、概ね以下の3点である。
①.ヘッドライト取付プレートに、ライト回り化粧板(プラ製の四角いもの)をはめ込む4個の穴が無い。また垂直面角度が微妙に異なる。また、このプレートと直角のグリルとの連結ボルト穴がない。(ボルト連結なしでもOK?)
②.フェンダーとグリルメンバーとを連結する支持材の取付で、グリルメンバー側のボルト穴位置が異なる。このため、30~71用などの短い支持材に交換する必要がある。
③.この穴へのボルトは、ヘッドライト取付プレートをはさんで締め込むが、このプレートに穴がない。

 なお、この車の現状のフェンダーは右側:JA11、左側:SJ40用である。

 ライト回り化粧板はめ込み用の穴加工:4ヶ所
 

 赤矢印の支持材をJA71前期用の短いものに交換し、青矢印箇所へM6用穴加工をする。 

 以上のフロントグリル上の違いは、SJ30、40、JA71前期までである。

これ以外の車種別フェンダーの違いは、
・SJ30、40、JA71前期、JA51の左フェンダーには、JA11、71後期用のエアークリーナ取付台がない。
・SJ40、JA51用には、オーバーフェンダー取付用のツバ有り。
 
 このSJ30用グリルの縦格子の色を変えて、面構えを引き締めることとし、そのカラー選定に悩んだ末、極普通の暗グレー色に決定。

 塗料は簡便なスプレー塗料SOFT99のトヨタ用168(メタリック)を塗布し、その上にクリアでコーティングした。


おわり


ジムニー コーナーガード取付 7 完

2009年02月10日 | ボディ関係
 今回取り組んだジムニー・ボディへのFRPコーナーガード取付には、随分と時間を費やしたが、いよいよ完成です

 完了全景/ フロントグリルをSJ30タイプに変更 

 前部左コーナー

 後部右コーナー

 後部左コーナー

 コーナーガード取付は簡単なのだが、凸凹ボディであったことから板金&塗装など下地調整にその大半の時間を費やし、どうせ付けるならもっと早期に取り付けるべきだったと反省す

 今回取り付けたFRPコーナーガードは、厚さ約3.5mmの激安価品であったが、それなりに効果があるのでは、と期待している。その効果確認はやりたくないのだが、さほど待たずに確認できるのではないか、と(笑)。
 とすると、予備品を準備して置いた方がいいのかなぁ~!
 このパーツは:ヤフオクで¥7,850+送料¥1,500

 いずれは損傷するので、コーナーガード面への塗装はしなかった。傷が付いた時点で化粧する積もりである。

 固定にはリベット止めが良いのだが、打撃後の取り外しによるメンテ性を考慮して4mmΦタッピングビス止めとした。そのためビス頭部の出っ張りが美観を損ねているが・・・!

 使用したコーキング剤は、初めて使ったものなのでどのような硬化状態になるのかを観察していきたい。低温であることから未だ硬化が進展していない・・・。

おわり


ジムニー コーナーガード取付 6

2009年02月09日 | ボディ関係
 次は、コーキング。

今回取り付けたFRPコーナーガードは、厚みが3.5mmあることから、ボディ鉄板面とに段差ができ、また粗雑な板金面なので部分的に隙間ができている。
 これらの段差や隙間は、ボディ面を保護するという機能面にはさほど影響しないが、見た目が悪いのでコーキングすることにした。

 コーキング剤は車ボディ用が望ましいと思われるが、購入手段が厄介なので手っ取り早いホームセンターで入手した。

 ホームセンター品は殆どが安価な建築用のシリコン系であり、これは塗装がのらない。 よって、塗装できる変成シリコン系のものの中から車両ボディに向きそうなものを捜してみた。 ちっと高かったぁ~¥850/本
 そのものは画像のとおり。

 今回使用した変成シリコン系コーキング剤

 ボコボコボディで美観を云々するようなものではないのだが、一応きれいに仕上げようとして、コーキング境界線にマスキングテープを貼り付けた。

 マスキングテープ貼り付け状態

 このコーキング剤の能書きには、”冬でも押し出し容易で、硬化が早く”と書かれており、確かに柔らかであったが、流石に当地の外気温では硬化スピードが遅く難儀した。
 マスキングテープは低い方のみで、FRP側へは貼り付けなかったので、仕上げに苦労した。 結局、指先へツバをつけながら、FRP平面へ付かないように、と気遣いながらの作業に・・・。

 コーキングの仕上がり状態

 この画像箇所はコーキング面が凸凹で一番出来映えが悪いところであるが、画像がこれしかないので・・・・

つづく


ジムニー コーナーガード取付 5

2009年02月07日 | ボディ関係
 次は、で風のない天候のもと塗装を。 当然ながら塗装ブースを持たないため、屋外が作業場となるため天候が条件となる。

 塗装範囲は右側フェンダーと後部コーナーの塗装ついでに、右サイド面も。

 また、フロントグリルが損傷変形したことから、今回、SJ30用グリルに替えてみることに。そのため、これも同時に塗装した。

 板金後の塗装前工程として塗装剥がし、または足付け(方面あらし)、及び一部のマスキング等を行い、下塗りとしてプライマーサーフェサーを、→水研ぎ、→上塗りの順で。

 今回付け替えするSJ30用フロントグリル

 右サイドのマスキング状態・・おおざっぱだが

 フエンダー、グリル塗装完了 

 右サイド完了 

 後ろ左コーナー完了


使用した塗料は、ロックペイントで、

・下塗り:ミラクルプラサフHB(グレー)#202-1940
・上塗り:ロックエース079ライン 二液型 アクリルウレタン樹脂塗料で
     白、黒、黄土色の3色を調合(若干ベージュ気味の白色とした)
・硬化剤:上記に適合するHBプラフ硬化剤#202-0130、079ライン用硬化剤#079-0110
・シンナー:パナロックシンナー #016-0881 冬型

 今回使用した塗料とシンナー

 この上塗り塗料は、昭和時代に購入したものだが、プラサフと冬型シンナーは今回購入したものである。

 今回の使用量は、下塗り、上塗り各1kg程度あった。この不況時勢に当廃棄物彩生処としても大量在庫を抱えて、某カーメーカー同様、赤字転落の危機に見舞われそうである。

 なお、塗装の出来映えは自分でもビックリするような、ピッカピッカの仕上がりであった。(板金はお粗末ですが・・・)

 前回塗装は塗装面が、ゆず肌となる大失敗をしたのだが、その原因は未だふめいである。シンナーの種類、量ではないかとも・・・・?

 今回は、YSオートクラフトの社長さんに指導を賜り、シンナーは冬型を、またその配合量は10%程度としたことが成功の要因ではないかと思われる。

つづく




ジムニー コーナーガード取付 4

2009年02月06日 | ボディ関係
 次は後部左側コーナーの板金 → コーナーガード取付。

 この部分は過日、コーナーガードを取り付けるべく板金修復を済ませてあったのだが、先日のチーム編隊練習会で過激コースを無謀に責めまくった結果、またもやへコましてしまったのである

 へこみ損傷状況

 内側からたたくためにホールソーで穴明けを

 原型?に修復状況

 コーナーガード仮付けすると、こんな感じに

 取り敢えず仮付けし、後日、塗装後に本付けする予定なり。



 

ジムニー コーナーガード取付 3

2009年01月29日 | ボディ関係
 フロント右側フェンダー板金は、大方原型に戻ったが全体が外側へ湾曲・膨らんでいるため、車体から取り外して修正することにした。

 また、塗装の付着が良くないので剥がすこととなったが、いざ剥がそうとすると簡単ではない。  

 板金と塗装剥がしが完了したフェンダー

 フェンダー内にある車載用ジャッキホルダーが、板金作業に非常に邪魔になることから、軽量化も考慮してサンダーで切断・除去した。

 車載ジャッキホルダーを除去した状態

 なお、前部のボコボコ面は板金での修復は困難であり、通常であればパテ仕上げをするのでしょうが、今回はここへFRPコーナーガードを被せるので、この状態で良し、とした。

 次は、塗装である。

ジムニー コーナーガード取付 2

2009年01月19日 | ボディ関係
 11のコーナーガード取付に着手し、まだ1/4しか進まぬ中、15日のチーム編隊の練習会で横積み巨大タイヤに激突しちまってボディ変形が更に悪化。
 フロント右側とリヤ左側が・・・ボッコリ

 変形が大きい下の画像部分から挑戦することにしたが、画像で見るより実物の傷みはひどく、場所的にも鈑金修復は困難との判断。 画像の方向指示灯右上の黒い縦筋は、完全に紙を折ったようにタタミ込まれている状態だ。

 しかし、だめもとでやるだけやってみるかぁ~、と。
コーナーだけでなく、フロントグリル周りの損傷もひどく、全撤去しての作業段取りで・・・・!

 フエンダーは取り外すのだが、付けた状態での方が力をかけ易い面もあるので、この状態でたたきまくった。



 鈑金工具はないので、使えそうな身の周りのものを全て駆使しての大ナタ治療。
最も活躍した物は、長さ50cm程の垂木(たるき)、その他ハンマーの木製柄、山形鋼材片、厚板鋼材片、大ハンマー、鈑金用ハンマー、プライヤなどなど。

 奮闘の結果、意外にも原形に近い形に戻って、コーナーガードが修まる状態とすることができた。



 コーナーは戻ったが、ドア方向の直線部分が前からの圧力でもって外側にふくらんでいるため、取り外して修正の要あり。取り敢えずここまで・・・・!

 なお、塗装下の黒色は新品パーツ下塗り塗料で、これを付け替えしたときの塗装失敗により上塗り塗料が鈑金衝撃で剥離したものである。

 この失敗とは、新品パーツ表面の足付け(表面荒らし)をしなかったこと、および2液タイプ下塗りプラサス塗料に硬化剤を入れるのを忘れちまった、というダブルパンチであった。

つづく

ジムニー コーナーガード取付 1

2009年01月14日 | ボディ関係
 4×4トライアル大会もシーズンオフとなったことから、JA11Cのボディ化粧と強化すべく、以前にヤフオクで準備しておいたFRPコーナーガード取付けに着手。

 手始めに鉄板表面がボコボコで醜いリヤ側から。
これまで何度となく鈑金を繰り返しているため、その醜さはご覧のとおりざんす。

 

 まずは鈑金だが、この部分は裏内材があって内側からたたけず鈑金修復が難しいところだ。でも、コーナーガードを被せてしまえば隠れてしまうので、形が整う程度でよしとした。

 粗末な鈑金で形だけ整えた状態

 次に、コーナーガードの貼付けだが、留め具はリベットが見栄え的にもベストとなるが、取り外し性を考慮してタッピングビスとするにした。
 ビス仕様は 4mmΦ×12mm

 なお、このガードの曲げ角度がボディと若干異なることから、押さえつけないと密着しない。
 このため、ベルト製荷締め用具を利用して締め上げ、その上でビス止めした。 



 ガード外周にはシーリング剤で段差処理する計画であるが、適合する手持ちシーリング剤がないので、4コーナー完了後にまとめて実施することとする。

つづく

ジムニーシャックルガード製作

2008年12月28日 | ボディ関係
 競技用愛車JA11Cはこれまで永年シャックルガード無しであったが、やはりタイヤ、丸太、ヒューム管などの人口セクションでは、ガード無しでは無理のようであり今回これを製作してみることにした。

 製作に際しての配慮事項は、”軽量”を重点として!

主な仕様は
・シャックル長さ:ジムニーノーマル同等の70mm
・シャックル巾 :ジムニーノーマル同等の60mm
・側面板厚:6mm
・ガード面板厚:4mm (ガス管)
・ガード面幅 :105mm
・ガード面形状:ガード面は円弧ではなく、上側へいくほど半径が大きくなる2次曲線(放物線)とした。
・ガード面の補強:内側に補強リブ1枚、外側は4mm板2枚重ね(溶接)
・完成重量:2kg/片側(除くボルト・ナット)

 側面で左:外側、右:内側 軽量化のため”くの字”に切り取っている。

 組み立てた状態。 後方の連結ボルトは、形状保持用と反転防止ストッパーを兼ねたもの

 下部のリーフ当たり部を切り込んでいる状態

 JA11Cに取付

 ガード曲面材はガス鋼管を半割りして使用したが、整形加工する際に硬くて整形ができなかった。このためガストーチであぶって焼き戻しした。
 あらためて焼き入れはせずに、溶接加熱時に水に浸けながら加工したが、適正な焼き入れができたかどうかは不明。

 前面が突き当たった場合の、シャックル反転防止として、後方の通しボルトの上側へプレートを溶接する計画であったがこのボルトが機能するようなので省略した。
 しかし、少々不足するようなので、取付に際しこのボルトに外径16mmのパイプカーラーを挿入した。

おわり

ジムニーへのバケットシートの取付:その2

2008年12月06日 | ボディ関係
 交換するバケットシートが決まったので、これからレールの製作です。
当然ながら、ジムニーのレールを流用するのだが、シートとの連結枠が必要なため、思いつきだがジムニーシートの枠を使えば良いのでは・・・と。

 早速、破れたシートを分解して、内部の枠を取り出した。ウレタンが巻き付いていて除去が大変でしたよぉ~!


 
 でも、枠に接着しているウレタン除去にはワイヤーブラシを使えば簡単なり。ご覧のとおりざんす(^o^) 



 このレール付き枠とシートはこのままでは取付かないので、相互の連結金具を小サイズのアングルで製作。 ご丁寧に軽量化のための穴繰りまでしたよ。



これを枠に溶接で固定。



下図がシートに取付状態であり、なかなかの出来映えですぅ~!



 これをJA11Cボディに取付けて、取付角度、高さ、スライド性などを確認した結果、特に問題は無かったのだが、枠付きのため座席高さが高い・・・・。
この枠の高さは60mm。

 高さが高い分、視認性抜群でトライアル競技用としては好都合なのだが、一方で重心だ高くなるため転倒に対して不利となる。僅か60mmなのだが・・・!

 視認性をとるべきか、それとも安定性を取るべきか、さて・・・・!
たばこに火をつけて暫し思案・・・。

 結論:トライアル競技は転倒したら勝てない。僅かに60mmだが、低重心とするべき、と決定。 よって取付方法の再検討となった。

 レールとシートとの連結用金具を、前回同様小サイズのアングルで。金具とレールの連結はM6ボルト4本止めで。

 完成品は下図のとおり。



 以上のとおり、失敗を重ねながらの作業であったが、これが楽しいんだよぉ!

 ところで、このバケットシートへの取替目的は軽量化であったので、その評価確認は・・・。

 取替前 13.7kg (インテグラ用、レール付き)
 取替後 10.9kg (コブラフルバケ、レール付き)
 差引 △ 2.8kg

 (重量内訳:シート本体7.8kg、レール2.1kg、製作金具1.0kg)

 当初予想に反して僅か2.8kgの軽量化しかできなかった。
今回のコブラシートは、鋼製フレームのため重量が大である。先に購入したものはFRP製のため軽量で6.3kgであったので、これならもとっと軽くできたのだが

 それはそうと、使えなかったバケットシートの処分はどうするの?
彩生処としては、廃品を増やすことは重大な問題だ・・・!
世界的金融危機のこの時期としては、事前検討を慎重にすべきでなかったのか。 


ジムニーへのバケットシートの取付:その1

2008年12月04日 | ボディ関係
 我が愛車JA11Cのシートは、競技用でありながらこれまでホンダインテグラのシートに交換してはあったが、これは普通の乗用シートであった。
 今回、軽量化を主目的としてフルバケットシートに交換するととし、ネットオーークションで落札・購入したのだが、これが大失敗。



 これまでのシートを外して、このバケットシートを据えてみたら、何とッ、背もたれの巾が広くてドア窓からはみ出してしまうのである。 軽自動車であることを全く認識無しの浅はかな、安物買いの銭失いであった。

 シートが窓からはみ出し、また、後方へのスライド不可
 
 はみ出しぶ部分をカットしようかとも思ったのだが、不格好となるので止めにして、別な物を求めこととし、ジムニーに適合するコブラシートを購入した。


 このシートは以前に開催した4×4トライアル競技”編隊まつり”の準優勝賞品として出したもので、友人のT橋さんが獲得したことから激安で交渉し、譲ってもらった。 T橋さん、ありがとうございましたm(_ _)m



 これの取付には、シートレールが必要であるが、当彩生処としては可能な限り廃棄物利用であり、これに取りかかることとする。

つづく