ヒラリーさんの手法を暗に批判して、女をアピールして、投票してもらおう、という作戦では十分ではない、と。
黒人差別、女性差別がいけないのはもちろんであるが、アイデンティティーポリティックスを乗り越えて、むしろ、経済に訴えないとだめだ、と。
健康保険が支払えない、薬が買えない、大学へ通えない人たちがいるーーこういう人たちのために戦わないと駄目だ、と。
有色人が今後多数派になるとはいえ、当分は白人が人口が過半数を占めるわけですから、アイデンティティーポリティクスだけでは勝負に負けるわけです。
政治とは一面勢力争い。
アイデンティティーポリティクスから階級闘争へ、といったところでしょうか。
その際、オバマケアで保険料が高くなった中流階級の声も聞かなくちゃいけない。
生産手段云々というより、上流階級 対 中流、下流階級 とうい構図で戦っていくしかない。
サンダースらのアメリカ左派の言い方だと、1%(2%) 対 99%(98%)
ヒラリーの大企業との癒着は、彼女の弱点になってしまった。