渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

古い鉄道と通学路線

2021年08月04日 | open



東京の北区池袋駅から赤羽駅まで結ぶ
路線に国鉄赤羽線という鉄道があった。
元々は品川まで通っていたが、赤羽線
の山の手エリアは山手線となった。
そして私が小6の時の1972年に山手線
から分離して池袋-赤羽間が赤羽線と
いう名称で分離された。
車両は以前は内装木造で中に柱がある
通勤車両が使われていた。その車両は
京浜東北線や鶴見線で使われ、鶴見線
では1980年代にもまだ現役だった1950
年代の車両だ。
赤羽線はその後、総武線のお古の黄色い
車両が使われた。これが1970年代末期。
やがて山手線が新車両になるに伴い、
山手線の黄緑の旧車両と黄色の車両が
連結されて運行された。これが1980年代
前半。
その後、赤羽線は埼京線開通に伴い、
5.5kmの短い区間に4駅あった路線は
埼京線に吸収された。

赤羽 十条 板橋 池袋 
〇-----〇-----〇-----〇

東京都最北の路線だった赤羽線は通勤
通学で朝夕は常に超満員だった。
特に埼玉県から都内に通勤通学する
乗客が多く、埼玉から都内に出る国電
中央ルートは、東の京浜東北線と高崎線・
東北線、西の赤羽線だった。
その更に東には私鉄の東武鉄道があり、
西の外れには池袋から所沢方面に延びる
私鉄の西武鉄道があった。

赤羽線の十条駅には主として三つの
高校の高校生が乗降した。

都内通学、いろんな事がある。
毎日ありきたりの固定的日常は、首都
東京には存在しない。


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