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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

『ワイルド7』のイコちゃんと横浜

2024年07月09日 | open









喫茶(スナック)ボンの女性
店主であるイコちゃん。
劇画『ワイルド7』では欠か
せないキャラクタだった。
主人公飛葉に密かに思いを寄
せていた。
それは本間ユキも一緒だった
が、
ユキの場合は同志愛のよ
うな
ものが強かった。


イコちゃんは、もしかすると
地方出身者かも知れない。
喫茶ボンは川崎か大田区に
あるのだろうに、横浜の港
に一度も行った事が無かっ
たからだ。
だが、都内育ちという可能性
もある。
東京の下町の女の子では横浜
に行った事がない子は私の
世代でさえ大勢いた。
初めて行った横浜でドラマ
『プロハンター』のエンディ
ングに俺と映り込んじゃった
りとかね。

飛葉は私の6~8才年上という
設定だ。1969年時で高校生位
の年齢という物語設定なので
私が9才の時に16~18才という
事になる。
1970年時でも「飛葉
ちゃん
だってまともに学校行って
りゃ高校だろ?」とワイルド
メンバーから言われているの
で、
最大で私より8学年上、最
小で
6学年上が飛葉の年齢とい
う事
になる。

つまり飛葉は1952~1954年生
まれだ。
そして、最大の謎でもあるが、
イコちゃんは飛葉よりも1~2才
年上なのではと思える。
それは作品のあらゆる描写から。


そういえば、私が高校生の時、

クラスのオートバイ乗りの奴
自宅そばに小さな喫茶店が
あった。
国道沿いに。

そこは齢が二つ上の女の人が
一人で店にいる喫茶店だった。
私とその友人は滅茶苦茶通っ
た(笑

そのうち、同じ高校のバイク
乗りたちもその店にやたらと
行き出した。
その店の子はキャンディーズ
蘭ちゃんにそっくりだった。

瓜二つのクリソツ。
いや~、通ったね~。高校生
のガキどもは(笑

バイクでなくとも、学校帰り
かにも通ってた。

喫茶店テレビゲームはまだ
インベーダーなどは登場して
おらず、ブロック崩しだった。
しかも、モニターはモノクロ
の(笑
サンパチ乗ってる奴がそれ天
的に上手かった。


そのお店の女の子については、
デートに誘うアタックをかけ
た(表現が昭和だな)奴らは
悉く誰もが全員惨敗だった。
私は行かなかったが、奴らに
は言ってた。「おまいら、あ
子が彼氏いないフリーだと
でも
思ってるの?」と。

私は彼女に彼氏がいるなんて
のはとうに
知っていた。

でも同級生の野郎どもはみん
な『ワイルド7』
に出てくる
喫茶店ボンのイコ
ちゃんみた
いに思って通った
んだろうなぁ。

草波さんでさえイコちゃんから
優しくしてもらったらその気
になってたもんな(笑

思えば、高校時代の二輪乗り

たちとの写真は野郎どもばか
のが残っているが、その店
そのキャンディーズ蘭ちゃん
(1977年時点の蘭ちゃん)に
似た喫茶店の女の子とみんなで
写真撮れば
よかったなぁと今で
は思う。青春グラフティとして。


1970年代の蘭ちゃん。
あー、これはまったく同じ

ですね~。
喫茶店のユミちゃんと(笑






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