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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

壊れないオートバイ

2023年11月16日 | open
 


オートバイは壊れる乗り物、と
いう概念が私にはある。
自動二輪という乗り物は、乗っ
ていると何らかの不具合が
出る
のだ。

これは新車新型車であっても。
それはメーカー側の設計や製造
上の問題
であったりすることが
多い。
それとは別に、四輪車に比べて

耐久性の低さというのもある。
カワサキの気鋭の新型250cc
シリーズでもエンジン止まって
走れなくなる不具合が
頻発する
ようだし。

ホンダのみはそうした不具合が
総体
的に昔から少なかった。
ハンドリングは国産4社のうち

で最悪のハンドリングであって
も、ホンダの車は壊れにくい。
他メーカーは実によく壊れる。
特にカワサキは壊れて直して
ナンボみたいなところが多かっ
た。
それは今でも続いているようだ。


ところが、だ。
この1997年式ゼファーχG2、
全く壊れない。
消耗部品は適宜新品に交換して
いるが、機関含め全く壊れない。
エンジンは今でもヒュンヒュン
と2stのように軽く吹け上がる。
速度は190km/hメーターを振り
切る。(だろう)
リミッターなどはカットオフし
てある。
排気は社外マフラーに換装して
いるのでキャブも当然吸気側を
調整してセッティングを出して
いる。

また、カワサキなんとかかん
とかという
低速時のアクセル
開度自動検知
システムもカット
してある。あんなシステムは
スロットルコントロールがで

きない素人用だ。
スロットルは開いたら開いた
なりに反応するように組んで
改造し
てある。余計な電子デ
バイス
などは不要だ。要らない。
すべ
て人間が感知力によって
制御
するセッティングに変更
して
いる。ゆえに内燃心臓は
スロットルにリニアに反応する。
一度この私の西風に乗った人は

「これに乗ってたら死ぬのでは」
と言っていた。現代電子デバイ
ス二輪に慣れすぎてスロットル
開度の1/120コントロールがで
きないからかもしれない。
余計なスロットル電子デバイス
などはカットだ。ガバッと開け
もドカンと来ないように勝手
に電子部品が制御する
電子シス
テムなどは個人的に
はくそくら
えだ。トラコンはついてないが、
そんなものも、この車格では

必要だ。
クイックシフターなども不要。

すべて人間が適切に操縦操作
する。ブリッピングとシフト
アップ時のノークラッチで。
バックトルク処理さえも乗り屋
が自分で手動で操作する。
基本的にエンジンに逆負荷を

かけるエンジンブレーキ状態
は走法において使わない。
そのような「本来の二輪」にし
てある。オートマチックの自動
運転車じゃないんだから。
ゆえに、80年代2ストレーサー
のようなシンプルなシステムに
あえて電気回路カット等々で戻
して
いる。
それでも、電気系統も全くトラ
ブル無し。これが一つの完成形。
あとは、サイドスタンドセンサー

(これは絶対にそのうち壊れる)
の電通を改良してカットオフし
たい
程度だ。
なお、巷間賛否両論あるようだ
が、私はF1を燃料添加している。
オイルは1,500~2,000kmを
目途に交換している。

これまでのトラブルは劣化で電
球が切れた程度。
そんなのはトラブルには入らな

い。電球の寿命だからだ。
ゴム劣化で二次エアを吸い気味
だったので、
この秋にインシュ
レーターを新
品交換して、キャ
ブも調整。

夏にはワイヤー類も左右新品交
換した。
現在、超絶好調だ。
なんなのだろう、このカワサキ。
全く壊れる様子が無い。
エンジンは場所により私の乗り
方ではレッド
付近まで回してい
る。

適宜パワーバンドに入れてタコ
針はハイウェイダンスさせる。

なんで壊れないのだろう。
変なバイクっ。



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