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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

自分ではカッコよく乗れてるつもりでも実はダサい?!

2023年10月29日 | open

自分ではカッコよく乗れてるつもり
でも実はダサい?!
カッコいいフォームで乗るために
意識すること
モトブロガー必見!バイクインプレの基礎#2



女性で二輪にまともに乗れて
いるモトブロガーなるものを
見た事が無い。
というか、いない。世の中に。

また、モトブロガーでなくと
も、男女関係なくダサ載りの
人は多い。
なぜか。
それは「解ってない」から。

ダサいダサくないの問題では
なく、爪先外向け、踵内側
締め無し、背筋伸ばし硬直、
顎出し、腕突っ張りの載り方
は「危険」なのだ。
危険を避け、自由自在にモー
ターサイクルロード
モデルを
操る乗り方は、突き詰めると
必然
的に「走るため」の乗り
方に
なってくる。

ここで丸山さんが言うのは
ヴィジュアル面からの解説
となっているが、そこには
カッコいい悪いとは別にもっ
と重要な意味があるのだ。

「乗れてる」二輪の乗り方と
いうのはこれ。これが典型。


特に「乗れてない」載り人に
多いのが背筋伸ばしだ。
そういう姿勢で運動がこなせ
るスポーツなどはこの世に無
い。剣道は背筋を伸ばすよう
に見えるが実は硬直伸ばしと
は異なる。これは別な機会に。
二輪のライディングフォーム
は、野球のキャッチャーが
構えるフォームのような背骨
の使い方になる。
路面からのショックも、加速
と減速のGも、背骨の各骨の
クッションで受け止める。
そのためには背骨硬直真っす
ぐ伸ばしなどは人間の身体
構造と運動機能からはあり得
ない
のだ。
背骨は脱力させて軽く曲げる。
わざと曲げるのではなくごく
自然に弓なりに曲げる。
一般公道走行での四輪車の
運転の時の背骨の状態と同じ
ようにする。
四輪車の運転時に背筋をまっ
すぐに伸ばし切って正座の時
の上体のような姿勢にする人
はいないだろう。
二輪も同じく、ごく自然な
背骨の脱力状態にする。
肩も力を抜いて落とし、決し
て肩と肘は張らない。

日本のオートバイの歴史で、
過去最悪だったのが今から
5年ほど前で、世の中は性別
関係なく、危険な硬直乗りが
まるで集団洗脳のように蔓延
していた。

また、雑誌や教習所も大嘘の
危険姿勢を教える事を繰り返
していた。
だが、ここ1~2年ほどで、
情勢変化を俯瞰するに、心あ
るベテランたちが乗車姿勢に
ついて危険な硬直載りを回避
するようなアドバイスが多く
発信されるようになってきた。

ダサいから硬直載りがよくない
のではなく、ホントの真実を
言うと、あれは危険なのだ。
それでもまだ爪先をだらしなく
だらんと外向けにしている人
は多い。
それ、危険。
腕立て伏せのように背筋を

伸ばして腕も突っ張ってハン
ドルに体重を乗せている人も
多いが、それなども最大級に
危険。
そして、それらの多くの乗れ

てない載り人に多い特徴は
一様に顎を出している。
危険フォームの第一は顎出し
だ。それにより全てが崩れる。

それと、前に座り過ぎ。

当然物理的な位置関係から、
それではニーグリップができ
なくなる。腿付け根締めに
なってしまい膝が開く。
膝が開いてもいいのはバンク
のハングフォームの時のみだ。
そして、実はニーグリップ

よりも内踵でのマシン締め
のほうが重要だ。
足とマシンの間に隙間がある
のはステップ操作をしておら
ず、マシンホールド皆無で
あるので極めて不安定。
内踵を締め、そして爪先は
前に向ける。
これはテコの原理を使えば
ほんの僅かな力でマシンを
キュッと締めこむことがで
きる。

よくよく研究工夫されたし。
安全の為にも。


内踵で締めてマシンをホー
ルドし、爪先は前に向ける。
軽く膝でタンクを締め、背
骨は硬直伸ばしではなく脱
力させてごく自然に弓なり
にする。
肩は落とし、肘は張らず、
顎は引く。
脱力してマシンを完全制御
しているので、高速道路で
の100km/h走行時であろう
とも、このように片手運転
だろうが一切不安定要素は
無い。(1984年)




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