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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ハイスクールメモリーズ ~恋は命がけ(チェリーボーイズ)~

2024年01月24日 | open

チェリーボーイズ 恋は命がけ


1977年高2の学園祭のステージで
この曲を歌った。
作曲はワイルドワンズの加瀬邦彦

さんだ。作詞もワイルドワンズの
鳥塚しげきさん。ロックンロール
バンド、チェリーボーイ
ズの名曲。
1976年リリース。
レコードのジャケットは原宿クリ

ームソーダの店の前で撮影してい
る。明治通りからちょい入った
キャットストリート(クリソーが
命名)の狭い路地だったのに(笑

(この曲を学園祭で演った頃)


うちの高校はエレキ禁止だったの
で、アコギに
ピエゾつけて演った。
エレキが禁止なのにドラムやサッ
クスが禁止
ではないというのが
意味不明だっ
たが(笑
なぜエレキが禁止かというと、
数年前に先輩たちが学園祭の際
に校庭で大ロックフェスみたい
な事やって、あまりの大音響の
為、付近の民家から抗議が来た
かららしい。普通の抗議なら学
校側
の陳謝だけで済むのだろう
が、生ま
れたばかりの赤ちゃん
たちがあちこちの近隣住宅街で
き叫んで大変な事になったか
やむなくエレキと校庭ステージ
は禁止にした、と英語グラマー
の教師が1976年に説明していた。
以降、学園祭の音楽演奏は建物
内となった。たぶん、うちの高校
のヘルメット高校生たちが戦闘的
なジグザグデモを
やってた頃だろ
う。それは校史の出版物の掲載写
真で見た。まあいろんな方面で
「鳴り物」の時代ね。世の中が
今のように閉塞していなかった
時代。

音楽と社会運動の融合は1960年
代末期に新宿西口広場で登場し
たが、私の高校時代の2年後の
1980年5月にも、反戦集会では
白竜が革パンはいてノーギャラで
「光州シティ」を集会で歌った。
最初はふらりと来て「うたわせて
くれ」とギター一本で歌った。
原宿代々木公園の反戦集会だった。
音はトランジスタメガホンの
マイクを左右から差し出した。
別な明治公園での反戦集会では、
白竜は今度はバンドと共に音響
もセットして演った。
とんでもない大音量でビルの谷間
に響き渡った。
たぶんうちの高校が電音が禁止に
なった時もあんな感じだったのか
もしれない。
翌年1981年6月7日の日比谷野音
での反戦集会には宇崎竜童が来て
竜童組はノーギャラでロックを
やった。
集会参加者1万数千人は全員が新
左翼(笑
それが総立ち。おもろい光景だっ
た。私は300名の部隊のデモ指揮
をした。戦闘的デモ。

英国や西ドイツでもプログレはじ
めロックの尖った連中は全員新左
翼だった。日本が世界発の新左翼
誕生地だったが、既存の共産党や
社会党に与しないどころか、それ
ら既存革新勢力にも反発する第三
勢力として新左翼は全世界に普及
拡散した。
新左翼と既成左翼は非常に仲が
悪い。日本共産党などは新左翼は
アメリカのスパイであり手先であ
り反革命だとして蛇蝎のように嫌
い、新左翼や新左翼系ノンセクト
(看板持ちではない大衆)に対し
て武装襲撃を続けまくっていた。
今のコンプラ警察・良市民ぶって
いる吊し上げ大好き連中の体質が
当時の日本共産党のそれに非常に
似ている。似すぎる程に。
日共は表で良市民ぶりながら裏で
はえげつない赦し難い行為をして
いた。
彼らも一つの勢力としての「権力」
だった。

日本でも80年代にパンクが台頭し
てカウンターカルチャーの抵抗文
化として音楽シーンの一翼を担う
ようになった。
権力に迎合してその手先となる
ロックなどはこの世に無い。
あったら、それはパチだ。

なお、うちの高校のギター部
(軽音部)は
クラシックギター
やる人は一人
もいなくて、ほぼ
全員がエレキ。

アコギもいたが、純フォークは
少数で、憂歌団とかその12年後
のアンプラグドのようなのをや
っていた。BAHOみたいなやつ。
エレキはプロ並みの奴らが何人
かいたし、実際スタジオ仕事を
しているほぼプロもいた。
ちなみに学園女子高の吹奏楽部
は全国大会上位入賞で、かなり
できた。
学園は普通高校男子校、商業高
校男女共学が同じ校舎、女子高
が少し離れた所にあった。
学園祭は三校合同で開催だが、
ラスト日の夜に男子校校庭でや
る大フォークダンス(笑)は、
アメリカのプロムとまで行かなく
とも学園の男女が直に手を取る
稀有な機会で、もうナンパ大合
戦になっていた。
1976年には面白い事があった。
1978年には不思議な体験をした。
それはまたの機会「ハイスクール
メモリーズ」シリーズで(笑


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