goo blog サービス終了のお知らせ 

渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

二輪の個人保有台数

2023年12月20日 | open
 

二輪界へ新規参加の人から
「皆さん普通は複数台持ってる
のですか?」と尋ねられた。
二輪に乗っている人たちを見回
すと、自宅の建物の事情に
より
1台だけの人もいるが、多
くは
駐車スペースがあるならば
複数
台を持っているみたい、と説

した。
かくいう私も高1の時からずっ
と複数持ちだ。思い返して
年代を辿ると、1台持ちだった
というのは、16才の公道デビュー
の初めのほんのいっ
ときだけだ。
あとは2台以
上を常に保有して
いた。
多くの人たちと同じく、今は排
気量とタイプ違いを用途目的
って乗り分けている。
複数台持ちの中には超マニアック
な人もいて、カワサキKR-1だけ
9台も保有している人も世の中
にはいる。
かつての私の上司だった弁護士
ハーレー883の他にNSR-SPを
2台持っていた。
先輩に「俺は1台だよ」と言う
人がいたので「あなた、原付の
スクーターも持ってるじゃな
いですか」
と言ったら「あ、
そうだった(笑)」
という事も
あった。
大抵は多くの二輪乗りの人は2台
以上のバイクを持っている。
 
特に50もだが、80、90、125
クラス
のスクーターがかなり
小回りが利いて便利だ

20kmあたりまでの圏内を移動
するにはもってこい。通勤や
通学や買い物やちょい出かけ
などでは。
私みたいにセカンドバイクの
50スクーターでも1日130kmを
ウキウキしながら乗り回しとか、
50ccスポーツを新車で買った
から慣らし運転の為にその日
のうちに800km走り抜いた、
なんていうおばかさんはあまり
いない。皆さん適度にタウンビ
ークルとして原付に親しんでい
たし、今も一部の人たちはそう
だ。町の足として適切に使用し
ている模様。
(私の経験上、横浜市鶴見から
都内虎ノ門までの片道24kmでは、
後輩がしばらく貸してくれた
「都内最強」と呼ばれていた
スズキの100ccスクーターでは、
250の二輪に比べるとやや距離感
を感じた。やはり2st桃色ナンバー
は「都市部最強」の通勤快速だ
ろう)

そして、今空前のホンダスーパー
カブブームだが、カブに乗る人
はメインマシンを持っていて、
セカンドやサード、フォースで
カブを完全に「趣味バイク」と
して複数持ちの一台として、

じりながら楽しんでいる人が
かなり多い。
カブ誕生のコンセプトも本体の
作り込みも
面白いしね。
ただ、製造何月と生産台数も世
界一なら、バージョンの多さも
世界一であるのがカブなので、
マニアのエンスーなコア度も
非常に高い。
カブの世界はとてもディープな
ので、スキモノがはまると泥沼
化のドツボになる事だろう。
うちのMCメンバーが家にあっ
た不動車の古いカブを自分で
レストアしてセカンドとして
乗っている。
そういうのは様子を見ていても
かなり
楽しそうだ。
油まみれ、汗まみれになりなが
ら自分で懸命に直してさ。
そうした「二輪とのつきあいの
本来の姿」を思い出させてくれ
るのもカブならではかと思う。
綺麗なガラス張りのショールー
ムに展示してあるのがオートバ
イかというと、それはほんとは
二輪のイメージからは程遠いん
だよね。
二輪は寒いし、暑いし、雨が降れ
ば濡れるし、走ると服も顔も汚れ
まくるし、バイクってバッチーの。
パーティードレス着てピンヒール
履いて乗る高級乗用車と同じ感覚
では付き合えないのがモーター
サイクルなんだよね。
スーパーカブは国産車だが、実用
性において、二輪の原点を示し続
けている。
だから、カブがオシャレだとか、
洗練された都会的乗り物だとか
いうのは、カブの本当の持ち味
を捨象する視点だと私は思う。
 
この可愛いスーパーカブ、誰か
買いませんか?
70cc、14万円プラスα。
問い合わせはカフェ Z-YARDで。
快調です。とても綺麗なカブ。






 
ライトも増設。めちゃくちゃ
明るい。エンジンかけなくと
もライトだけ照らせるように
改良済。ミニバスケットがワン
ポイント
 

この記事についてブログを書く
« ゼファーというカワサキ | トップ | 田谷の洞窟 »