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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

タイヤの径

2023年09月14日 | open



後輪18インチ。
前輪21インチ!(笑

モーターサイクルのホイール
とタイヤの径はいろいろある。
この車は、前輪が2.75-21で
後輪が4.00-18になる。
キャラメルブロックのオフ用
タイヤ。
エアバルブではない回り止め
突起は、後ろ2ヶ所、前1ヶ所。

しかし、アルミホイールという
のがなんだか凄い。
その後に出たような本格競技
車両ではないが、かなり贅沢
な造り込みをしている。
カタログスペックでの乾燥重量
は98kg。私のはタンクがFRP
なのでさらにかなり軽い。
取り回しは自転車のよう。

このバイアルス125とその後の
イーハトーブは、アッパーフレ
ーム形状とタンク下部のライン
が美しく、まるでロードモデル
のように直線的でスタイリッ
シュだ。
これとイーハトーブ以降のトラ
イアル特化モデルは、フレーム
が横から見たら逆「ヘの字」で
タンクはあるかないか程の物。
完璧に実用性のみのデザイン
に純化されているのが世界的
な流れになっている。
しかし、バイアルス125とイー
ハトーブはロードモデルのよ
うな造形デザインになっている。
流れとしては
・1973 バイアルス(122cc)
・1975 バイアルス(124cc)
・1981 イーハトーブ(124cc)
となる。
ポイントだったバイアルスは
やがてCDIとなった。
だが、イーハトーブはさらに
軽量化されて95kgになってい
た。トライアル車ではなく、
トレッキングバイクと位置付け
られた。野山を行くお楽しみ
二輪としての発展型だった。
だが、75年のバージョンから
は、3-4速のギア比を近づけて
移動用4-5速とのつながりを
スムーズにして、バイアルス
でも充分に野山走りのツーリ
ングを楽しめるモデルになっ
ていた。
それの完成形がイーハトーブ
だが、残念ながら一代でイー
ハトーブは終了。
一方、TL125は更にトライア
ル色を濃くしたままバージョン
が変更されてかなり後まで残っ
た。
初期1973年TL125バイアルス
〜1981年イーハトーブまで
とてもよく似た車体造形だ。

バイアルス(1973年型)


バイアルス(1975年型)


イーハトーブ(1981年型)



TL125(1983年型)


タイプ83は車重89kg!

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