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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

長距離走行の疲労軽減方法

2024年06月01日 | open
 

東関にて1982年。

東京横浜⇔広島を何度もバイク
で往復している。
一番ハードだったパターンは
50原付で下道で1日800数十km
を走破の時だった。

800kmあたりを楽に走るには
これよ、これ(笑
この画像の乗り方。
タンクバッグ積んでそれに上
体預ける。片肘ついたりもし
て。
で、画像はさらにエコ運転の
ために片手運転(笑

ぜって~一般の人にはおすすめ
しないけどね(笑
まあ、楽ちんになる方法はそれ
ぞれ各人で考えてください。

ただ一つ絶対事項としていえる
のは、300km程度乗ったくらい
で腰や体が痛くなるのは、絶対
に乗り方がおかしい。
石仏灯篭載りしてるか腕立て伏
せのように腕突っ張り体重ハン
ドル預け、上体直立載りしてる
からだ。下半身での支えもゼロ。
また、靴ベラのような物をスロ
ットルに着けたりする位ならば
オートバイなど乗らないほうが
いい。二輪の正しい適正操縦を
無視する視点だからだ。

独ヲタアッキーは700km走破の
時には上体を丸く前傾させて、
肘を曲げて脱力させていた。
いろいろ工夫している。

高速道を弾丸くれているアッキー。
上体をタンクに預け、肘を曲げ
脱力させた良好なレーシーフォー
ムだ。頭の高さも低く顎も引いて
いる。肘も張らず垂れ下げている。
これで150ccで700kmを走破した。


普段の街乗りはこれだから。
完全な腕伸ばし石像灯篭載り。
顎まで出してる。 


自分でも言っていたが、これは
ミシュラン君だ。


彼女は普段載りと高速道弾丸乗
りの時でまるでフォームを変え
ている。
普段この直立顎出し腕伸ばしの
撮影フォームで載っているのは、
実はネタの仕込みなのではと思
える程に高速弾丸の時は決まっ
ていた。
「身体いて~」とか言っていた
が、さほどそうでもない筈だ。

二輪に乗って腰が痛くなったり
腕が張ったり、手が痛くなった
りするのは、絶対に乗車姿勢が
悪いから。
中腰で屈んで作業をする時の
ように負担を腰にかけてしま
っているからだ。
そして、ステップには足を置く
だけで、きちんとマシンホール
ドをしていないと腰に負担が
来る。
ステップは掴むようにやや爪先
寄りで押さえて、踵の内側で
マシンのステッププレートを
軽く押してキュッと締める。
これにより、ニーグリップは
力任せではなく、自然とタンク
側面に腿を沿わせて軽くタンク
を締める事が可能になる。
すべてはフットのキメから始ま
る。

フットをキメると下半身が安定
するので、上半身も楽に脱力で
きる。
テストとしては、スタンドをかけ
て立てたバイクに跨り、ハンド
ルを握らずに背中を緩く丸めて
前傾させて走行フォームを取っ
てみる。
この時、両手が空中にあろうと
も走行フォームが取れるのが
本当の下半身の適切な使い方だ。
特に反り腰。これは医学的にも
整体の面からも非常に良くない。
反り腰は腰痛の原因だ。

実はアッキーは結構乗れる人
なのでは。普段の市街地乗り
は撮影用のネタ仕込みで。
よく三段腹をネタに使って
いるのと同じで。
警察広報で白バイに跨って走
行フォームを採った時のアッ
キーは異様に決まっていたの
で、妙な意味で違和感があった。
普段の撮影乗りとはあまりにも
違うからだ。
実は使い分けている策士なの
ではなかろうか。
なんだかんだいって700kmを
150ccマシンで実際に走破し
ている。
この現実は何を語るか。
普段の撮影乗りのフォームで
はまずその距離の走破は不可
能だ。

県警広報で白バイに跨るアッキー。
ここでも普段の撮影乗りとは
全く異なる乗車姿勢を採って
いる。策士と私は踏んでいる。


バイク。テクニック講座1/6
正しいライディングフォーム
の取り方

ただ座るんじゃなく、バイクと
下半身をカッチリつなぐ。
腰・尻・足で上半身を支える
ためのニーグリップである。

腕に力が入る、肩がパンパン
になるというライダーの大半
は、ニーグリップが甘く、上
体を背中や腹筋でうまく支え
られないことが原因。


宮崎敬一郎さんが適切な乗り方
を解説しているように、背中は
「丸く」するのである。
そして、尾骶骨をシートに押し
付けるようなフォームを取る。
つまり、肩は落とし、腹は引っ
込め後ろからドンと腰を前に
一発突っついたような姿勢に
なる。ドンケツゲームの逆向
きのように。
決して腰骨をのけ反らせて肛門
が後ろから見えるような角度で
二輪に跨ってはならない。
それをやると、物理的に身体構
造の背骨の緩衝機能を阻害し、
かつ運動能力も低下させるから
だ。
テニスでサーブを受けようと構
えるプレーヤーや野球で投手の
球を捕球しようとするキャッチ
ャーやゴロを捕ろうとする野手
が背筋を伸ばして剣道の蹲踞の
ような姿勢をしたり、あるいは
尻と背骨をのけ反らせて構え
る人間が一人もいないのは、そ
れはその種目に適合した人体の
構造と運動理論の繋がりを適切
に運用せんとする為だ。
だが、ことオートバイに関して
はそうした人体と運動の理屈と
物理的な原理を丸無視する人
が異様に多い。特にここ10数年
で爆発的に増えた。
換言すると「オートバイにまと
もに乗れない人たち」が異様に
増えているのが現代だ。
相撲でしゃがんで土俵の両端で
二者が同時に両手を広げるよう
な時の背骨の立て方では二輪は
運転ができないのである。
ハンドルが前に付いているの
だから。ハンドルが運転者の腰
の両側にある乗り物だとしたら
別だ。だが、オートバイはそう
ではない。
そうではないならば、それに
適合した適切な乗車姿勢でない
と二輪原理と合致した運転は
不能となるのだ。
背骨は自然に丸く力を抜いて
曲げる。腹は出さず、胸も肩
も肘も張らない。顎は軽く引く。
それが二輪の適切な乗車姿勢だ。

止まりそうな超低速走行であろ
うとも、下半身でマシンをホー
ルドし、背骨を軽く曲げて路面
振動を緩衝させ、腕をハンドル
に伸ばして腕立て伏せのように
体重荷重などさせていないから、
片手運転でも全くふらつかない。
正しい二輪の乗り方をしている
からだ。


背骨を軽く曲げて脱力させる
要領は簡単な事だ。
誰もが四輪車の運転席で運転
姿勢の時には正座の礼のよう
に背骨を直立伸ばしはしない
でしょう?
それと同じ背骨の形の使い方
を二輪でもする。四輪運転で
は誰もがごく自然に背骨を仙
骨の部分で軽く曲げてリラッ
クスさせている筈だ。尻上げ
後ろ反らしではなく、逆方向
に曲げるようにして。
そもそも、背骨をまっすぐ伸
ばして乗るタイヤ付動力乗り
物などは存在しない。潜水艦
や飛行機は不知。線路でなく
道路を走る輪っか付の乗り物
の運転操縦では背骨直立やの
け反り尻出し運転姿勢は存在
しない。
二輪だけ存在させようとする
のは明らかに間違っている。

背骨は直立させたり、のけ反
らせたりさせない。
(東名。車はGJ21J)




 

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