渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

富士山グラス

2024年02月07日 | open



この富士山が見えるロック
グラスは、本当によく出来
ているなぁ。
富士山を眺めながら飲める。
これ、最高。
しかも、富士山が毎日見えて
いた場所に40年近く住んでい
たのに、富士山が見えない
地に引っ越して来て、空虚な
時がこれまた長く流れていた。
造形物とはいえ、グラスに注
いだウイスキーと氷によって
複雑に屈折した光が織りなす
富士山の景色が面白い。
ここ20年で、この手の物では
最高の物を手に入れた。

そしてね、グラスが冷えて、
富士山の窪みに水滴の曇りが
できると、まるで雪が積もっ
た富士みたいになるのよ〜。


これは最高にいい。
考えた人、天才。

21年ほど前に細川護煕さんが
作った粉引のぐい呑みが氏の
個展で販売されていて、それ
を持っているのだけど、それ
また天下の逸品なのよね。
ぐい呑みの中の底に白い葉っ
ぱの模様が焼いてある。
そして、酒を注ぐと、その純
白の葉っぱがフワリと浮き上
がるように見えるのよ。
これ、見た時ぶったまげた。

器は、ただ作るだけでなく、
そうした美的サプライズが
静かに仕込まれているのは、
なかなかのセンスだと思う。
芸術的。
この富士山グラスも、オマケ
なのにただもんじゃない。
これ、はっきし言って、すご
いす。曇りと雫が富士の雪景
色になっちゃうのよ〜。
コンビニ限定のキリン「陸」
のオマケ物。
秀逸過ぎる。
グラス目的でウイスキー買っ
もの(笑
見て、唸って、即買い(笑




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