
(ぐい呑 不東作)
細川護煕さん作のこの粉引の
ぐい呑は、上手(じょうて)
の作だ。
酒を注ぐと、底の葉っぱの紋様
がゆらゆらと浮かび上がってく
るような焼きになっている。
これ不思議。
がゆらゆらと浮かび上がってく
るような焼きになっている。
これ不思議。
観賞している時には分からず、
酒を注いでみて初めて判った。
細川幽斎のようなその遊び心
に痺れる。
酒を注いでみて初めて判った。
細川幽斎のようなその遊び心
に痺れる。
かなり気に入っている。
個展での作者本人からの贖い。
これはずっと持っておく。
これはずっと持っておく。

手ずから焼いた井戸茶碗を眺める
不東庵の細川護煕氏。いい顔され
てる。元総理大臣だが、陶芸家だ。
殿様の余暇の手慰みなどではない。
本物。
