革ジャンはいいぜえ~。
街着としてもおすすめ。
よくネットでは「革ジャンの
お洒落な着こなし」とかの記
事があるが、正味本当のとこ
を言おう。
「そんなものは無い」
だ。
ミリタリーベレーや和服など
には着用方法に厳格な決まり
事がある。
だが、軍服の礼装ではない革
ジャンにはそうしたものも無
いし、人が設えた「お洒落な
方法」などというのは本当は
存在しない。
踊らされたらダメだぜ。
アパレルやファッション界の
仕掛け人たちに。
「自分流に自分のスタイルで
着る」
これが本筋の本物の着こなし
だ。
いや、これ本当の事よ。
ざっくりでもピッタリでもいい。
自分のスタイルを持っている事
が大切で、人が言う事に踊らさ
れているのは、どんなに真似っ
こ着用をしても、それは「ダサ
い」ものにしかならない。
ただ一つ、革ジャンにはあるには
ある。
それは新品ピカピカの革ジャンは
まるで新兵のプレスした戦闘服
のようで何とも締まりがない、
というデフォルトがある。
着続けて擦れてやつれているが
馴染んでいるというのが革ジャン
の良さだ。
そこ。
パティーナ感の奥にある内実を
重んじるのは、古い良く鳴る弦
楽器選び等に似ている。
あるいは焼き物の名品とか。
井戸の茶碗とかの。