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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

立ちゴケ ~立ちゴケと超低速転倒の原理~

2024年04月23日 | open


これが正真正銘の本物の立ち
ゴケ。
Uターン中とか停止直前とか
の転倒は、立ちゴケではなく
走りゴケだ。
この動画の転倒が本当の立ち
ゴケ。まがい物ではない本物。

単なる不注意ですね。
跨っているのに車体を倒すの
は。
走りゴケは操縦ミス。
それは判断と運転の未熟さか
ら発生するもので、技量向上
を目指して努力して実力がつ
けば
消滅させられる。要は運
転が下手くそだから転ぶだけ
というのが真実だから。
下手という自覚がないとダメ
だが。
下手ならば上手くなればよい。
その方法はいくらでもある。

それを選択すればよいだけ。
簡単な事だ。物理的な事を真
に理解すればよいのだ。そし
てクオリティーを上げて行く。
いろんな方法を試しながら。

しかし、本物の立ちゴケはう
っかりミスなので、駅員の指
さし確認と同じような何かル
ーチンな点検項目を自分自身
で持たないと無くならないと
思われる。世界トップのレー
シングライダーだろうと白バ
イ隊員だろうと、うっかりミ
スをやったならば車体を倒し
てしまうだろう。彼らにミス
は殆ど無いが。何かの拍子に、

という要素が存在するのが
本物の立ちゴケなので、それ
を防ぐには運転の巧拙は関係
なく、防護策が必要になる。
運転技術の上手下手とは別
次元の発生原因だからだ。

しかし、そもそも立ちゴケや
超低速
走りゴケをする人たち
は、
その両者の区別さえつい
いない事が多い。分別識別が。
両者は発生原因が明らかに
なる。

立ちゴケはうっかり不注意
ミス。料理で使うガスコ
ンロ
に間違って手をかざし
て火傷
をしてしまうような。

一方、超低速走りゴケは路面
を読
む判断力の著しい低さと
運転技術
の壊滅的低さにより
発生す
る。

むしろ後者の超低速走りゴケ
ほうが致命的
で、判断力の育
成と運転技術の向上
を成さな
ければ一生同
じ超低速転倒を
続けて、そ
のうちいつか車に
轢かれて死ぬ。

前者は何か方策を考えれば
生は防げる。
下車時に関しては、サ
イドス
タンドを必ず乗車時
から出し
て、さらにもうひ
と蹴りして
きちんとスタンドが出て路面
を噛む位置にある事
を確認し
てからバイクから
下りるよう
にすると
ルーチンな安全下車
対策にもなるだろう。それを
やっている人は多く見る。
(教習所とは違う実践的安全

対策方法)

そのような方策を見つけて
分に課せば、下車時における
不注意から
の車体スッ転ばし
は防げる。
問題は前者の超低速転倒のケー
スだ。

これはもう、よ~く二輪の特性
を考え抜いて、自分で腕
を磨い
てもらうしか転倒防
止策は存在
しない。

ただ、基本的に上半身ガチガチ
の石仏さんでは、どん
なに方策
を立てようとも、また
腕を磨か
んとしても無理。

進歩も上達もありません。
理由は以前にも書いたが、それ
はゴルフクラブや野球
のバット
を両手離して握っ
てホームラン
を打とうとし
ているようなもの
だから。

物理的に無理なんです。
二輪は全て物理現象。
精神論などは通用しません。
道理があって結果がある。
二輪車ってそういうもの。
まずその凝り固まった脳を柔軟

にさせて、きちんと適正判断が
できるようにならないと。
二輪とは人間力で乗る乗り物で
す。
二輪バカは二輪に乗れても、本
バカは二輪には乗れない。


なお、余談だが、私の友人で
信号待ちで「眠りゴケ」とい
う世にも珍しい事をした人が
いる。
仕事で疲れ切っていて、帰宅
時に信号待ちしていたら瞬間
眠ってしまい、真横に超大型
の車体を倒してしまったそう
だ。
ソッコーで起こして道路脇に
よせて車体チェックをしてか
らエンジン始動で帰宅したら
しい。
これは類型は「過労運転」に
あたる。居眠り運転(停車中
だが)だからだ。
おつかれさんの時には要注意
という事例として。

嘘みたいな例としては、つい
先日、横浜の家でちょい年下
の幼馴染が今はバイク乗らな
いのでなぜかと問うと、とん
でもない居眠り運転をやらか
したからと言っていた。

ある鉄道のフラットな踏切で
電車通過待ちの時、停止して
いたのに意識朦朧としたまま
低速発進して、バーの隙間か
ら踏切を越えて踏切向こうの
前方渋滞停止中の車にドカン
と低速で衝突。

衝突で目が覚めた。
その直後に踏切を電車が通過。
二重にぶったまげたらしいが、
それ以降彼は二輪には乗って
いない。以前ホンダの社員だ
ったが、好きなヤマハSR400
に乗っていて起こした事故だ
った。九死に一生のケース。

皆様も立ちゴケ、超低速走り
ゴケ、通常走行ゴケ、居眠り
過労運転にはどうかご注意く
ださい。

私自身は立ちゴケは二輪に乗り

始めてから一度も無いのだが、
踏切での列車激突事故を起こし
そうになった事がある。
これは埼玉県の北部県境付近
の知らない道、見通しのよい
踏切で。遮断機も
警報機も無
し。

今ではありえない踏切だが、
よく確認しなかった私が悪い。
左右確認したつもりが、右の
北側から来る白い特急列車に
気づかず、警笛を鳴らされた。
発進直後で数センチ動いたと
ろで。
直後に特急列車が手を伸ばせ
当たるような近距離を轟音
と共
に通過。
あれはそのまま出てたら死んで
ましたね。21才の時の出来事。
そんな警報機も遮断機もない
踏切があるなんて知らなかっ
もんね。東急線や京王には
そんなとこ無いから。

ところが広島県には県北に今
もそういう遮断機も警報機
無い踏切があるのでおった
まげ。

どんな踏切でも、必ず止まっ
て左右
厳重確認というのは絶
対に必要
だ。
ぶつかったらまず即死だから。

皆様も運転には気をつけて。

(追記)
広島県県北の鉄道の警報機も
遮断機も無
い踏切は、現在は
踏切に警報
機と遮断機が設置
された模様。



反対側から。
少し前までは、手前の赤塗り
の石碑のような路上標識と
カーブミラーしかなかった。
警報機と遮断機無しだった。

遮断機、塗装がめっちゃ新
しい(笑





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