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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

識別力

2025年03月31日 | open



はっきり言って、最近流行り
だからと「ご安全に」という
日本語としてありえない言葉
を使ってる奴らって、馬鹿で
間抜けでグズでのろまなカメ
だと思うよ。

てめえのかかあの事を人に
「うちの
奥さんが」と言う位
のド間抜
けと同じ。
それは識別力が著しく低いか
ら。
多くが言えばそれが正しいと
思っている間抜けだ。
腹前両手合わせのお辞儀と全
く一緒。
そういうのはたわけがする事
だ。日本の礼と母国語を無視
するような。

特に「ご安全に」という日本
語ではない言葉の誤用はバイ
ク載り
に顕著に多い。
やはり現代二輪載りたちは
オツム弱いのが多いのか。
独りで呟いているならまだし

も、人に投げかける言葉で誤
用を放り投げて心配や気遣い
を見せる風なのだから始末悪
い。「悪意無き悪」という類。

二輪運転者にとって、識別能
力と
自立的判断能力は人一倍
求め
られるのに、多きに流さ
れ自
分を持たない。
二輪乗り、それではアウトな
んだよね。
解ってない奴多いけど。
母国語がまともに使えない以
前に、識別判断力がない二輪
運転者は完全にアウト。
走る凶器だ。
自覚も自省も自戒も自己検証
もない奴らほど「ご安全に」
と言う。
バカまる出し。
本当に日本人なのか?

正しい日本語は「お気をつけ

て」若しくは「安全運転で」、
「ご無事で」だ。
人の状態を気遣うから敬語

で「ご」を使う。「お健や
かに」とか「ご健康を」、
「ご安心を」等。

「安全」という物理現象に
「ご」を付けて一体それは
何なのか、と。
言語学的見地からも誤りだ。

「ご安全に」があるならば、
「ご危険無きよう」とかも
あるのか?と。
「それはご危険でしたね」

とかあるのか、と。

「安全」という基礎概念が、
言語含めて認識識別が曖昧
になっているのと、人間不
在、人間疎外の現代社会状
況に
よって「ご安全」とい
う言い回しが野放図に根を
張り
出した社会的現象だと
私は思料する。

SNSでの大衆意識の同調性
と同じ、一種の現代病だろ
う。
事を吟味せずにすぐに流さ
れる。自立的判断力の欠落。
極めて危険だ。
それは西部開拓時代の白覆
面の私刑リンチ団と同じ精
神構造にあるからだ。
関東大震災の時の東京市民
たちの朝鮮人虐殺のように。
極めて危険な精神状態、大
衆的実相の現出が「ご安全
に」を無思慮につかう人々
の実体だといえる。


 

 

 


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