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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

アップハンドル

2023年11月22日 | open


一番好きなのはクリップオン
ハンドルだが、アップハンも
嫌いではない。低いやつね。
ただし、クリップオンと違い、

バーハンはフロントの路面状
況の伝達のダイレクト感がス
ポイルされるのは物理現象と
しては確実に存在する。
セパハンのトップブリッジ下
のクリップオンが有効性を発
揮する獲得目的は、それは前
面投影
面積の縮小狙いが一番
大きいが、それよりも前輪

接地感を具に乗り手に伝え

ことにこそセパハンの本領発
揮の点がある事実を見逃して
いるケースも多い事が世間で
は見られる。

体重はセパハンだろうとアップ
ハンだろうとハンドルには荷重
させない。

二輪の乗り方を知らないと、
ハンドルに荷重どころか加重
までさせてしまう腕立て伏せ
の腕伸ばし突っ張りフォーム
となり、「手が痺れる」「疲
れる」「きつい」だの意味不
な事を言い出しかねない。

ハンドルはたとえ低いセパハン
だろうと体重は荷重させずに、
フワリと包むように保持する。
下半身で二輪に乗らないとこれ

は一切できない。
上体が起きるポジションモデル
だからと「楽」という事は二輪
の特性からして存在しない。
勝手に変な事をやって人間側
が勝手に設えた誤った方法の
個人概念を二輪の特性として
語るのは根本から間違ってい
る。
ハンドルポジションが低い二輪
を称して、たとえ一言でも、僅
かでも「きつい」「しんどい」
を口にする者は、二輪に乗って
いても二輪の事を根本的に解っ
ていない者と断言できる。
二輪メーカーはタイヤ付き拷問
器具などは製造販売していない
からだ。人間の誤認誤解不見識
を車のせいにするのはくそダサ
い。

好みは二輪が具有する物理特性
とは別次元のファクターだ。

私はセパハンがリニアに路面状
況を伝えてくるので一番好きだ
が、アップハンも嫌いではない。
乗り味はマイルドになって多少
不満は残るが、全体像として、
車に似合っているアップハンドル
は造形として良いと感じるから
だ。白バイのような取り回しを
する場合にはアップハンドルの
ほうがセパハンよりも適しても
いる。つまり街中ではアップ
ハンドルに優位性が存する。
これは好みではなく物理的な

特性として。
ただ、スラロームのような事を
しない弾丸走行や高速度走行、
旋回比重重視の想定走行である
ならば、
能力としてはクリップ
オンが
ダントツで優れている。
どちらを選ぶかは好みの問題。

好みでいえば、私は低いアップ

ハンドルは嫌いではない。



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