こういう事あるんだな(笑
「申し訳ない」ときちんと謝
っているのがマル。
しかし、どの時点でフロント
ドアウインドがスモークでは
ないと現認したのだろう。
車止めてからか。
だとしたら、歩いて来て運転
席横に来た瞬間に誤りに気付
いて瞬時に対応を変えた事に
なる。
ということは、それほど臨機
応変に即断対応できる警官で
も見間違えとかはあるという
事にもなる。
短い動画だが、いろいろな事
が判る。
運転者がもんもん彫り物を見
せたから警官が謝ったのでは
ないだろう。
それと、突発的な事態の瞬間
に出る言葉は地言葉。
「なに?こいつ」というのは
西日本ではない。
西では「なんや?こいつ」と
なる。
そして、「なに」のイントネ
ーションで関西人ではない事
が即判る。関東弁だ。
それと白バイ隊員も「間違え
ました」ではなく「間違いま
した」だ。
これは関東在住者で関東一円
を知る者は判別できるだろう
が、白バイ隊員の地言葉地域
も特定できる。
このアップ主と白バイのエリ
アは埼玉県川口戸田から大宮
あたりではなかろうか。
言葉については、真似しよう
とも地言葉を知らないと全く
イントネーションを正確に発
声さえできない。
以前、取引先仕事仲間と週末
に仕事がハネてから雀荘で
牌つまんでいた。
その時、方言縛りペナルール
というのをある半荘でやった。
すると、私以外の岡山県の連
中は一切東北弁のイントネー
ションができなかった。
単語等は知っているらしく、
それっぽく話そうとするのだ
が、全くできない。
実際に東北現地の人と接触し
た事が一度も無いと言ってい
た。まだネットが普及する前
の頃の話。
それと同じ事は関東における
西日本や関西の言葉について
もいえる。これは今でも。
特にアニメ等の声優で、関西
弁のうち大阪弁のつもりで出
鱈目なイントネーションで話
す声優はあまりにも多い。
コナンに出て来る声優とか。
あれ、かなり大阪人は「何や
これ」「どこの言葉やねん」
と不快になっている模様。
実際に真横でそう言ってるの
を聞いた(笑
声優の履歴を確認すると東京
人。勉強不足も甚だしい。プ
ロではない。
プロというのはミヤコ蝶々さ
んのようなのをいう。
あの人東京生まれの神戸人。
だが、見事な船場言葉の大阪
弁(大阪弁にも場所によって
いろいろある)を話す。まる
で大阪人のように。
藤田まことは東京生まれの京
都人。話す言葉は大阪に似せ
てはいるが、ところどころで
京都弁が出ている。
関東人は京都弁と大阪弁の違
いが分からないようだが、両
者は似て非なるもの。岡山弁
と広島弁が似ているようだが
実はまるで違うのと同じだ。
方言の差異を知る者には誤魔
化しは利かない。
最近東京にも進出して関東人
にも使用され始めた薄らとぼ
けギャグ定番台詞に「知らん
けど」という言葉がある。
きっぱりと断定しきった後に
言ってすっとぼける大阪人独
特の言い回しだ。
(大阪人独特の言い回しは
結構ある。「うっさいわ、ハ
ゲ」というのもそれ。髪が薄
くない相手にもそれを使う)
この「知らんけど」は関東を
越えて東北地方にまで普及し
始めた。
人気原付情報発信ユーチュー
ブ動画の仙台のげんチャんね
るのちょこみさんや社長もよ
く使っている。
私の東京の友人たちも面白が
ってよく使う。
だが、動画視聴や実際にその
人と会って話すその東日本の
人たちの「知らんけど」のイ
ントネーションはまるっきり
東日本語のイントネーション
であり、元祖本家大阪のすっ
とぼけをぶっくらこいた人を
食った「知らんけど」の抑揚
とはまるで異なる。
今では大阪のおばちゃんたち
(最近、飴ちゃんおばちゃん
が激減しているらしい)の動
画も多くあるので、もっと本
場本物を研究して知ってほし
いと思う。ネイティブの発音
とイントネーションを。
大阪人が関東・東北人の「知
らんけど」をネット動画で視
聴して「なんやこれ」とぽか
んとしてた事実これあり(笑
イントネーションがまるで別
物だからだ。
多分、外国人が話す日本語の
ように聞こえたのではなかろ
うか。
そして、「知らんけど」の
あとにお約束の「知らんのか
ーい」と突っ込みを返す事も
東日本人はやらない。
大阪人の「知らんけど」の常
套句には、おきまりの分かっ
てる上での互いのやりとりこ
そが大阪人特有の上方ギャグ
センスなのに、それを東日本
人たちは知らない。
つまり、言葉尻のみが先行し
て普及しているだけで、イン
トネーションも本物とかけ離
れているが、その言葉のやり
取りの妙が理解されていない。
外国人が話す日本語は各国で
癖があるのも特徴的だ。
中国人の慣れない日本語は即
中国人と判るし(昔の映画等
での「たいちょぷあるよ」は
ステレオ式盛りだが)、南米
各国は慣れた場合、どういう
訳か日本人に近い流暢さで日
本語を話す。
面白いのがアメリカ人だ。
全員が話す日本語は関西弁風
になる。日本語がかなり話せ
ても。
あれ、なんで?
(この「なんで」も、日本各
地でイントネーションが違う
ので、たった3文字だけなの
に地元エリアが判明する)
日本語のイントネーションで
最近は聴かなくなったが面白
いのがあった。標準語でも東
京弁でも関西弁でもない。
それは水泳競技の選手アナウ
ンスだ。
「1番のコース。高橋君」と
かアナウンスする時、必ず
水泳大会独自のイントネーシ
ョンで放送していた。
それは「1番のコース」まで
フラットに高く読み上げ、
さらに名前もどんな名前で
あろうとも抑揚をつけずに
フラットに読む。
そして、「君」のところだけ
ドンと音程を下げてこれも
フラットに発声するのだ。
この喋り方は水泳大会独特
のもので、日本語の中でも
特異だった。
かつてはよくコントなどで
モノマネのネタになったり
していた。
公安事案で、現逮で身柄を拘
束されて留置の際、組織的な
立場から活動家が完全黙秘
(氏名には黙秘権は無いが)
を貫徹する場合には、一言も
一切口を開いてはならない。
事案関連の内容を話さなくと
も、うっかり雑談に乗ってほ
んの数言葉交わしただけで、
出身地と地言葉が特定されて
しまう。公安警察はそのあた
りは薄らとぼけていてもぬか
りは無い。
特に、地方出身者ではなく東
京出身の東京弁を話す刑事に
は要注意。
標準語圏にいるだけに、言葉
については繊細なアンテナ回
路を持っている。
なんてね。
でも、ほんとの話。