あまり知られていないのではなく、
知られているが広めない支流だっ
たのではないかな。
東京都ではそれは貴重だが、実
は広島県にも広められていな
い支流がいくつもある。
い支流がいくつもある。
当然、フライマン同士では超懇
意の間柄というごく狭い範囲で
は情報を共有している。
私が先輩の地場で河川管理にも
携わるフライマンから頼まれて
高知から来たゲストたちを
密かにガイドとして案内し
たのも、まさにそんな支流
だった。
密かにガイドとして案内し
たのも、まさにそんな支流
だった。
四国定番のアマゴではなくヤマ
メを釣りたいとの事で案内し
た。
た。
天然記念物の地場岩魚のゴギと
天然ヤマメのいる一般には知
られざる支流。
られざる支流。
私はその時はダイワでもシマノ
でもバンブーでもなく、ウエダ
を使った。案内するメソッド
は叩きだ。渓一郎流のロング
ティペットは使わない。
は叩きだ。渓一郎流のロング
ティペットは使わない。
遠方からの来客は満足して土佐
に戻って行った。
に戻って行った。
そうした場所は、情報氾濫のこの
時代にあっても広めない。
時代にあっても広めない。
勿論、私も言わない。
岩魚でなくイワナである。
組織を作ってから社会的アプロ
ーチとムーブメントを形成しな
いと広めるのはとても危険だ。
そうして多くの河川原流域が侵
されて来た。
特にエサマンに知れ渡ると、
イナゴの来襲のように食い荒ら
される。
希望的観測だけで場所を開示する
のはとても危険で、環境保全の
役には立たない。
広島県には、そうした環境保全に
狙いを定めて地道に活動を続
けているフライマン組織が存在
する。
けているフライマン組織が存在
する。