同い歳だった立花プロ。
残念ながら早死にしちまった。
ピアノが上手かったね、彼は。
あと根っからのTAD遣いだった。
私のフォームは基本的に彼を手本に
した。キュー切れ方法もたっちゃん
から教わった。彼は小杉さんと並ぶ
キュー切れ大魔王だった。
この画像でも判るが、彼はキューを
「握ぎ」らない。親指の付け根は
新陰流手の内のタツノクチのよう
に隙間ができている。私もそうだ。
エフレン・レイエスもそう。
「隙間ができる人は駄目」とか
分かったような事を言っている
自称指導者がいるが、キューも切
れずに転がし玉をやっていながら
よく言うよと思う。
そういえば、キューさばきの全米一
の巧者コーリー・デュエルもタツ
ノクチを作ってますね。隙間空い
てます。
指の付け根のV字部分に密着させて
キューがさばける道理が無い。
玉撞きも上級者のある凄腕リペア
マンが私のフォームを観て「立花
プロに似ている」と言った事がある
が、似ていて当たり前だ。いろいろ
教わって彼をお手本にしたのだから。
キューを投げる事も彼に1987年に
教えてもらった。赤阪で。
本当に投げたらすっ飛ぶけどさ。
教わって、エフレンが来た時、よく
見たらエフレンもキューを握り締め
ずに投げていた。
そして、エフレンもタツノクチだ。
隙間は空いている。
私のフォーム。キュー切れでキュー
を利かせて手玉を平マッセのよう
なUターン軌道でクラスタを割り
に行く。Vターンではなくあえて
このように入れ玉を入れ穴の幅
の中で横に振って一般的なスク
リュードローとは異なる技法に
より手玉のU引きの軌道で割るの
は、それにはそれの意味がある。
状況がショットの種類の選択を
決定づける大きなファクターと
なる。
全てのショットで全て別な撞き方
をしている動画。7個の玉で7通り
の技法を使用している。
BREAK and RUN OUT -2005- NINE BALL