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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

バンザイ、しゃがむ事ができない日本人が急増

2022年11月13日 | open
 


















カッターナイフで鉛筆を削れない
子どもたちだらけと驚いたのが
20年前。
マッチを全くすれない親と子ども
だらけと驚いたのが10年前。
そして、最近、ある武術を指導する
指導者から明かされた。
「最近の20代の若者は、手の五指
を小指や親指の側から順になめら
かに閉じたり開いたりができない。
手はグーパーしかできない」
と。
俄に措信し難かったが、それは
事実だと言う。
 
グーパーだけではなかった。
今の子たちはバンザイもしゃがむ
事もできなくなって来ているのだ。
どんどん人類として退化している。
国の調査では1985年以降国民の
身体能力は衰退の一途だという。
何かおかしいなぁというのは、90
年代末あたりから感じていた。
私が中2の時に50m走が5.8秒で、
6秒切りなどは茶飯事だった事実
を言うと、私と同世代あたりは
「まあ、かなり速いクチだね」と
反応だが、若い者程、信じ
難い
事であり私が嘘を言って
いるか
のように捉えるのだ。
この現象。
確かにタイム的には全国区タイム
だが、実走が全国区タイムなのだ
から事実は事実。
小1から高3まで、私より駆け足が
速い生徒は全校で一人しかいなか
った。しかも小3まで。以降は
より速く走る者は学校にはいな
い。
中高でも陸上部の専門選手よりも
いこの現実。
しかし、上には上がいる。
トラック競技の化け物のようなの
が関東大会以上の大きな陸上大会
ではゴロゴロいた。
(ちなみに短距離走だけでなく中長
距離も速く、ある公式駅伝競技
会では私は区間レコードタイ
ムを
出し5校ぶち抜きで8位
だった
順位を3位までげて
タスキを渡し
た。数十校参加の
大会で、ある程
は母校の戦績
残しに貢献できた。
記録は記録
なので歴史に残るから)
 
今の子どもたち、バンザイもしゃが
む事もできないというが、それらは
事実だろう。
だが、本人たちのせいではない。
そうさせている者たちのせいだ。
駆け足が速いか遅いかは視力と
同じで先天的なものが確実にある
が、通常の身体運動機能は、障が
がない限り、誰もが同じだ。
だが、現状のままでは、ラジオ
体操でさえできない日本人だらけ
になってしまう。
 
何かおかしいなぁと思ってたんだ
よね。
二輪の乗り方一つでも、ごくあた
りまえの身体操作ができない人間
たちが今の40代〜20代にごちゃ
まんといる社会現象を見ていて。
それは、「できない」のが実態
だったのか。
包括的に見るとそうなる。
別段、ハングオン走法は公道では
必要ないが、あればあったで使え
る身体操法だ。物理的に理に叶っ
ているので。軸重の置き方は
とて
も二輪走行では重要な幹だ
から。
ところが、どこを見ても、新たに
乗り始めた層は、まるで地蔵のよ
うに身体がガチガチに固まって
二輪に乗っているのである。
これは何だろうとずっと思ってい
た。
答えは、今の子どもたちにある。
段階的にどんどん、身体運動能力
退化して行ってるのだ。日本人
全体が。
若年になればなる程、身体運動
機能が
退化。
「できない」のだ。はなから。
だから、高速旋回での重心移動で
のモーメント使いの乗り方を見て、
自分には再現不能以前に「理解
不能」だから、反発して非難
する
事で自己の位置を保とう
とす
精神作用が発生してい
るのだね。
物の道理とか真実とか丸無視して
なりふり構わず。
 
なんで二輪はおっさんたちばかり
が乗るの上手いのだろうと、その
社会現象を不思議に思っていたが、
なんだか、見えた。
もしかすると、脳の働きも退化し
ているのではなかろうか。
若年に行けば行くほどネトウヨ
だらけの思考停止人間ばかりに
日本がなっているのも、そのあた
り何か関係しているのでは。
身体が正常に機能すべく機能して
いないのは、個別身体四肢の独立
運動機能状態がどうであるのかだけ
でなく、脳の指令が何かネジ外れに
なってしまっているように。
日本人の脳の力そのものが退化し
ているのではなかろうか。

加齢で身体が思うように動かない
じじいとばああ、年は若いのに
文句のぶーたればかりしている
身体が動かない若者のみという
国になったら、このニッポンは
一体どうなっだよ?

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