
うちのMCの中には、何名か
が右胸にピンクドラゴン/
クリームソーダのワッペンを
着けている。
ピンドラファンだからと勝手
に着けているのではない。
ピンクドラゴンの店長の髙橋
誠一郎氏から許可を貰っての
公式装着だ。
規律ある組織の中も自由あり。
ピンクドラゴンの故山崎眞之
氏のスタンスに心寄せる者は
MCの中でもクリームソーダの
ワッペンを装着している。
「流行を着るのが一番ダサい」
「魂は不変である」
「古きを温める」
ピンドラ/クリソーのパッチを
身につけるのは個人の意思であ
り、諸個人諸君の自由だ。
だが、うちのMC看板ベストに
ピンドラパッチを着けるのは、
ピンクドラゴンの許可を直に得
ている。勝手に着けてはいない。
ただし、%erのワッペンはうち
は装着しない。
それには世界的なMCのしきたり
があるからだ。%erパッチは勝
手に装着してよい物ではないの
で、弁えが必要だ。(かなり重要)
スピリッツパッチはファッション
ではない。
そこ、MCに限ってはとても大切。
組織の看板は別にジーンズベスト
でなくとも、革ベストや革ジャン
に刺繍でもうちは構わない。
但し、MCでの共走りの時には
必ず看板を着用する。



うちのMCには絶対条件が一つ
だけある。
それは「仲間を裏切らない事」。
その一点だ。
裏切り好きが見られる質性の者
は認定で事前のプロスペクトの
段階でふるいにかけて弾く。
そうなると、その人間とは向後
(きょうこう)一切付き合わない。
決して心が交わらない勢力に
なるからだ。
そういう人間は、世の中存外
多い。地域性もかなりある。
掌返しの人裏切りの後ろ足砂
かけ大好き下衆人間大集合の
土地も国内にはある。
土地柄、お国柄だ。
同志とは一生の付き合いを成す
血盟団の人士の事を指す。
出鱈目な奴は中には入(はい)れ
ない。
一番大切なのは、魂がどこに
あるかだ。
うちの場合、全員斬鉄剣康宏を
介して結集した、というのはた
またまの偶然だ。
中身はもっと別な濃いところに
ある。
仲間は絶対に見捨てない。
仲間は絶対に裏切らない。
人として当たり前の事だが、そ
れが日本から失われて久しい。
魂の強固な連結こそが、アルカ
ディアのようにMCには残って
いる。
いつかなくした夢が
ここにだけ生きてる

