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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

サタディ・ミッドナイト・シティ・コーナー・バトル(過去記事再掲)

2025年08月01日 | open



その土曜の夜は、後年国際
A級に
なった奴のRDと2台
で女の子二人
を駅まで送っ
て行った。
セブンティーンの夜。
帰り道、ある場所のS字
でバトル
となった。

長い直線フルブレーキング
から同時にコーナーに突っ
込む。
並ぶように切り返して、私
がイン
の最短ラインで先
に寝かし始め、
奴はクリ
ップ
を奥に取ってフル
ンク時にはアウトから

せて
並びかけた。
立ち上がりでラインがクロ
スし、
私はアウトにはらん
だので奴は
狙い通りと
かり一歩前にこち
らより
もフロントを
インから出
そうとした。
私ははらみを抑えるように
リヤ
をスライドぎみに回頭
させて旋
回立ち上がりを
した
が、頭は並んだまま
だ。
やや私が先行した。
だが、
奴のRDが速くてち
ぎることが
できず、コーナ
ー出口後の直線フルスロ
トルではほぼ並んで、
結局勝負
がつかなかった。
奴のほうがフルバンク時に
は寝か
せていなかった。
それだけ効率
よく駆動を
後軸にかける時間が早か
ったのだろう。
私を抜かなかっただけで、
奴の
ほうが確実に速かった。
筑波ではレーサーを走ら
せると私のほうが速いタ
イムを出す事もあったが、
安定度では奴のほうが速
かった。

このストリート勝負は表面
的にはドローだが、
実質的
マシンコントロールで
私は完全に負けていた。
体型も感じもその後のバリ
伝の
ヒデヨシのような奴
だった。
もう50年近く前の話だ。
その後、奴はマン島TTレース
走った。

その時のバトルで先行した
時のイメージ




 

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