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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

レーシーマシン

2024年01月31日 | open



45PSあったマッハⅡではTON-UP
は当たり前だった。
だが、1981年に登場したこれも
軽くTON-UPどころか、メーター
を振り切って真下まで指した。
45馬力2気筒パラレル。重量が
軽いのでバカッぱや。

KH400でも、160km/hから二人乗
りで力強く加速したが、これも
二人乗りで160からの加速などは
楽勝だった。(1981年R17新大宮
バイパス)

メーター誤差はあるにせよ、そう
いう二輪だった。
後ろに乗っていた後のかみさん

は、「オートバイってこんなに
出すんだ」と思ったと後年語る。
全く速度は怖くはなかったが、
転んだら死ぬなぁと何となく
思ったらしい。
かみさん自身も自身が二輪に乗
ってからは速度を出しすぎる

ではあったが、無事故無転倒

無検挙だった。それは二輪を降
りるまでそう。

この速度に対する恐怖感の有無
はスピードスポーツには結構重
要なファクターとなる。
速度が怖い人は、たとえ20km/h
でも恐怖を感じる。二輪車とか
で。
多分だが、スキーやスケボーな
どはやれないだろう。
まして、ジェットコースター
(せいぜい100km/h前後)に
乗ったら絶叫オンリーだろう。

ジェットコースターに乗るには
恐怖感があるなら克服する方法
がある。
オートバイと同じく、コーナリ
ングの時に首を垂直にして曲が
る先のイン側を見るのだ。顎は
やや引いて。

絶叫マシンといえどもバイクより
かなり遅いので、それをやると
まったく怖くも何ともなくなる
のが良くないのではあるが。
ただ、コーナリングのGは楽しめ
る。
この方法を教えたら、子どもだっ
た娘はネズミ
陸海国でコースター
大好きになっ
てしまった。面白い
と言う。


妻がバイクに乗れたのは速度への
恐怖感は持たない人だったから
かも知れない。
二輪に乗っている人でも、怖くて
80km/h以上出せないという人は
かなり多い。
高速道路で120km/hまでOKの場所
でも80km/hまでしか出さない。
そして、一般道でも怖い怖い怖ーい
とか叫んでたりとか。
恐怖で身体がまともに動かない
から二輪走行は危ないのでやめ
といたほうがいいかと思う。
それは先天的なものなのでなか

なか克服は難しい。
例えば私などは高所だ。
飛行機も山登りも自然断崖も平気。
子どもの時、小田原城の石垣を

ある程度昇って大目玉を食った
事があった。
だが、現代人工建築物の高い所は
まる
でダメだ。ある都内のビルの
エレベーター
が故障して外にむき
出しの鉄の
非常階段で10数階を
降りた時など
は、歩きながら心臓
麻痺で死ぬかと思った。

不思議とジェットコースターの
登りの高度は平気。だが、巨大
観覧車などはからきしだ。自分
でも頭の
中の構造がよく分から
ない。
自分が空挺作戦は万一できても
高層ビルやタワーや橋脚建設の
とび職は絶対に無理というのは
分かっている。これは抗いよう
がない。
しかし、世の中上には上がいる。
私が高校時代に属したレーシング
チームのオーナーは、建物の1階
の張り出し屋根にさえ昇れない程
の高所恐怖症だった。
また、特装トラックでも、後ろの
昇り梯子を2段以上上がれない人
も何人か見て来た。
オペレーター運転手や製造や整備
現場では不採用にもなっていた。

速度への恐怖感は無くとも、危険
への予測能力と対処技術と事前
回避能力が無いと、これまた二輪
は危険だ。
速度も、直線ならば300km/hも
出せるだろうが、問題は旋回。
旋回時にマシンや自分の限界を
知らない怖いもの知らずは命取
りになる。
それらは速度への恐怖感の有無
とは別に、危険認知度が皆無と
いう事になり、とても危ない。

ただ一つ、速度については定理
ある。
それは、「速度を落としさえ
すれば安全」という事は存在
しない、という事だ。
例えば、運転に集中せず、動画
撮影でずっとくっちゃべりなが
らのながら運転などは極めて
危険。最近小銭稼ぎ目的の連中
がそれをやりまくっているけど。
あれは道交法としても危険運転
になる。条文はよく自分で調べ
てほしい。
音楽をヘルメットの中で聴きな
がら等の運転も危険だ。
インカムは情報伝達手段として
有効で、走行者同士の会話は
手短にすればむしろ情報伝達で
は安全に寄与するだろう。
だが、小銭稼ぎ動画配信者のよ
うにず~っと会話し続けながら
の二輪運転は極めて危険だ。

要するに、速度を落としても、
こうした運転をしていたら、
それは全く以て安全運転とは
いえない。
二輪運転者は注意が必要だ。





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