渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

燃焼具合

2024年01月06日 | open
 


うちのMCメンバーの乗り屋の
プラグ。
いい塩梅でキツネ色に焼けて
いる。
 
うちのMCは限定解除/大型免
者でも中型クラスのマシン
っている者が何人もいる。
いずれもプラグは綺麗に焼ける
乗り方をする。
ガバッと開けてツキを待つ下手
乗りではなく、リニアに合わせ
るスロットル開度を常に実行し
てレスポンシビリティの確保を
する乗り方をしているからだ。
これ、二輪の操縦操作の大基本
なのだが、意外な事にできてい
ない人は世の中多い。
有名な2スト乗りのYouTuber
でさえ、ガバ開け癖なので、
シビアな2ストマシンに全く
乗れ
なかったのを私は目の前
で目撃した事がある。
そして、その後も動画ではドン
ガバチョと開けてからツキを待
つ乗り方をしている。
エンジン内部はかなりの不完全
燃焼状態を起こしている事は確
実だし、仮に2ストレーサーだ
としたら、超シビアなので直線
さえも走らせら
れない。
二輪でスロットルを絞るのでは
なく回している人たちは、まず
適正燃焼を作り出す事はできな
い。
これは後輪ブレーキを押さえて
あてて行くのではなく、ブレー
キペダルを踏んだりする人たち
に似ている。
スロットル操作のレスポンス
確保の原理と方法は
4ストでも
2ストでも全く同じだ。2スト
のほうが倍以上シビアだが。
水に浸した茶巾を絞って1滴
水が滴るかどうか程度で2スト
は2000~3000rpmも回転
が動く。
それほど繊細でシビアだし、
2ストレーシングマシンはもっ
とシビアだ。
公道市販車でも雑なアクセル
ワークはまるで✖だ。
機動性が高いオートバイという
乗り物は、オートマ四輪感覚
で乗ってはいけない。
通常走行でも、レシプロ戦闘機
乗りになったくらいのつもりで
繊細な操作操縦に真剣に集中し
て運転するのが本筋だ。

右手に注目。コースを走って
いたレーシングライダーや公道
でも乗れてる2スト乗りは全員が
このようなスロットル操作をする。
スロットルは回さない。絞る。


4ストの場合も同じ。
スロットルは回さない。絞る。
ただ、空冷4ストではあまり
暖機はせずにゆっくり走り出
しで温めるほうがよいケース
もあるようだ。
しかし、私は自分の車はキャブ
が温まるまでは数十秒は暖機さ
せている。
真冬の厳冬期以外ではチョーク
無しで一発でかかる。
あとはスロットル操作で低回転
で短い暖機。4スト公道市販車で
は、私は2ストマシンのように
レーシング暖機はしない。


あと、エンジンかけてすぐに
切る事すると、2ストだろうと
4ストだろうとプラグ被ります
よ。
これは原理はなぜだろうと自分
で考えてみて。
そうした、考える事が二輪の場
合はとても大切。
安全に、かつ円滑に二輪に乗る
には、コツがある。
それは「知力」で乗るんです。
二輪は。
考えながら乗る。
 
 

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