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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

マッポの時代

2023年05月15日 | open


これはバランスを取るために
イン側の膝を開いているか
いないかの違いだけで、完全
にハングオンである。


最近ではマッポなどとは呼ばれ
なくなった。
私の少年時代にはそう呼んでい
た。
江戸弁だ。
明治新政府のポリがオイコラ
警官で偉そうなので、江戸っ子
たちは「薩摩っぽが」と揶揄し
た。
その名残りは戦後昭和まで続い
いた。
警察がオイコラをやめたのは、
平成に入って制服を一新して
からだが、基本的に組織体質
は何一つ変わっていない。
だが、警察官の表面上の人当
たりは見違える程に変化した。
かつては、車を停めた時も、
「おい、免許証。どこ行くん
だ?」だった。
今は「大変お急ぎのところ
おそれ入りますが免許証を
拝見できますか?」と言う。
雲泥の差だ。
だが、中身は変わってない。
あくまで、表面上の変化のみ
だ。
内実はマッポの時代はまだ
延々と続いている。



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