サイドエンドまでツルッパ
ゲのスリックに近かったの
でタイヤを新品に交換した。
広島市内のレーシングショ
ップにて。筑波のレースで
活躍しているチームメカニ
ックの人にお願いして。
26kmほど平坦路を走った
状態。
ミチェリン(笑
センターが硬く、サイドが
柔かいデュアル構造のタイ
ヤ。昔もその発想はあった
が、80年代あたりでは技術
が追い付かず製造できなか
ったストリートタイヤの構
造だ。
昔は乗り手の理想物をメー
カーが作り切れなかったの
でスリックに専用ルーター
で溝を切ってカットスリッ
クを自作してレインタイヤ
よりも硬くて長持ちする雨
用タイヤをメカニックが造
ったりしていた。まだタイ
ヤウォーマーなどもこの世
に存在しない時代。
26km走行後、サイド部の
柔らかいコンパウンドエリ
アも皮剥きの為に帰り道途
中でR185を左折して峠に行
くも、雪が残っていたので
ソッコーで山を下りた(笑
とはいえ、天辺まで往復1
本はゆっくりと慎重に走っ
たけど。
路面状態が良くないので面
圧が上手く効率的にかけら
れない。
タイヤのサイドまで皮剥き
もしくは実践使用するのは、
バイクを深くバンクさせる
のではなく、タイヤを「潰
す」事で達成させる。
バイクを深く傾けてタイヤ
のサイドエンドまでを使お
うとするのはとても危険。
やめといたほうが良い。
フツーに峠を面圧乗りして
いたら、フルバンクまでさ
せずとも前後ともサイドエ
ンドまでそのうちすり減る。
今回のニュータイヤの感想。
完全皮剥き以前なので完調
ではないのでレビューとし
ては正確性を欠くが、面圧
をかけて旋回して行くとリ
アが「外に出る」感じでニ
ューッと滑る。ズリッとか
スーッとかではなくニュー
ッという感じ(笑
グリップしながら滑ってい
るような妙な感覚。
ニューッの時に皮が剝けて
いるから、という訳でもあ
るまい。
結構ヒラヒラのタイプで多
少驚いた。切り返しとかは
とても楽だ。
乗り味のタッチはソフト。
やはりハイグリップ物とは
いえツーリングタイヤか。
個人的な好みとしてはもっ
とごつごつしたダイレクト
リーな感触のほうが好きだ。
ただし、前輪はビタッと貼
りつくようにグリップして、
後輪はスライドが感知し易
く滑りを自在に制御できる
タッチの組み合わせセット
が私は好きだ。
まあ、そういうセットにし
ているんだけど。
前後ミチェリンで(笑
そういう選び方は昔のレー
サーのセッティングみたい
なもん。最近はレースでも
絞り込みレギュなので選択
肢は狭まっているみたいだ
けどさ。昔はいろんなタイ
ヤが自由に選べたから良か
ったよ。
ただし、タイヤ自体の単体
性能は現代のほうが圧倒的
に良い。
本日の走行ジャスト200.0
km。